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第128号 I can NEVER do anything!

こんばんは。パピーいしがみです。

今日のタイトルは・・・何?と思われたかもしれませんね。(そのうち分かります(^^))

さて、今日は、すでに自信を持っている勝気な娘さんのお母さんからのご相談です。

「自分でやりたい」というモチベーションとやる気が強くて

思うようにできないと、かんしゃくを起こすし、お母さんのアドバイスも聞こうとしない。

「これじゃあ。将来不安だわ」というお悩みでした。

お母さんは対処の仕方が分からなくて手を焼いていたようでした。

ココから・・・

パピーさん、おおらかママです。

パピーさん、今日はうちのもうすぐ6歳になる娘の事で相談させて下さい。

娘は親の私が言うのも何ですが、かなり賢いほうです。

考えている事が年よりしっかりしていたり、驚く様な事をしたりするので素直に「すごいね!」と褒める事は今までにも多々あり、

本人も「自分はできる人間だ」、という自信が基本的にはあるようです。

でも、娘はものすごい完ぺき主義なんです。しかも、練習もせずにいっぺんに物事ができないとかんしゃくをおこすのです。

ピアノなんか大変です。

(ある教え方を知らない先生についてしまい、基礎もないまま、いきなり高いレベルの課題曲を出されてしまった時の事です。)

もちろん誰だって最初から完璧に弾けるはずはありません。でも途中でつっかえるとそれが許せないのです。

私が「ここはこの指だよ」とかアドバイスしようとすると「分かってる!」と怒ったり、私が例を示して弾こうとすると、手を押し返したり、耳を塞いだり。

(最初は途方に暮れましたが、これは教えている人間に対して失礼だと、最近はばしっと怒るようにしました。)

とにかく、本当は自分ひとりでやりたいのです。でもママがいないとできない。

そのジレンマ、ものすごいストレスの中での練習なのです。

もちろん最後にそれができた時の喜びといったらすごいものですが、最後に出来るまでの全てのプロセスが苦痛とストレスです。

もう少し何とかプロセスを楽しんだり、「ま、この位でもいいか」くらいの余裕がないと、これからの長い人生大丈夫だろうか?と先を案じてしまいます。

そして、本人もつらいのはわかるのに、私もついいらいらしてしまい、本当は包んであげるべきなのに、

「人間はみんな完璧じゃないのよ!そんなにプロセスが楽しめないならもう止めなさい!」などと怒ってしまう事もあるのです。

失敗が続くと「I can NEVER do anything! 」というのが口癖です。

こんな事をいっている彼女は、自信のある自分とない自分との間でゆれているのでしょうか?

自信を持ってプロセスも楽しめるようになる、余裕をもって人のアドバイスを聞けるならいいのですが、

こんなでは私もパピーさんのおっしゃるような「段階を追って何かを教える」という様な事もできないのです。

お忙しいところ申し訳ありませんが、どうかお時間があります時にご指導いただけましたら幸いです。

ココまで・・・

そして私はこのようにお返事をしました。

ココから・・・

こんにちは。パピーいしがみです。

お返事が遅くなってしまって申し訳ありません。その後、娘さんはいかがですか?

メールを拝見すると、かなり賢い子ですね。

自分でも「自分って結構やる」「頑張ればきっとできる」そういう気持ちがあると思うのです。

たくましいじゃないですか!立派ですよ。

もう「何とか自分でやってみよう」という気持ちもあるようですね。

そういう子は、人に指図されるのがとってもイヤなんですね。「自分ひとりでできた!」という達成感が欲しいんです。

高いハードルを越えることに喜びを感じるのですね。かなり高度なんですよ。

だから、お母さんが手を出すと「うるさい」というリアクションが起きるのです。

だからと言って、ただ見ているだけでは、お母さん自身がいらいらするでしょうし、

子供さんがかんしゃくを起こしてとばっちりを受けるのもたまりませんね(笑)。

私の真ん中の子もそうでした。もう何でも一人でやりたいのです。

親が横から手を出そうものなら「いいの。だまってて!」という子でした。

できなきゃできないでヒステリーを起こすし、なかなか手が掛かる・・・って同じでしょ(笑)

でも、モチベーションも高いし、努力は惜しまないし、その子はもう17歳ですが、

運動・勉強・友達・遊び・・・すごいですよ。いろいろと・・・。楽しみですね。

もう6歳ならば、こんなお話をしてもいいかもしれません。それは、難しかったら、細分化・・・という話です。

これはテキストにも書かれていますが、

例えば、3メートルもの壁を乗り越えるとき、ジャンプしても届きませんね。

何度も何度も来る日も来る日もチャレンジしても、その願いは叶いません。

たぶん、一生かかっても無理でしょう。

でも、毎日30センチの階段を作ると、たった10日。いえ、身長などを考えると、もっと短い日数でその壁を乗り越える事ができます。

これは、何でもそうです。

大きな目標があったら、小さな目標に分けて少しずつやってみる。

その小さな目標ができるようになると、最終的には小さな目標の積み重ねで大きな目標が達成できるのですね。

ピアノであれば、1小節に分けたり、片手だけで引いてみたり・・・というようにするのです。

(ちなみに私は22歳からジャズピアノを習いました。でもあれから弾いてないなぁ・・・(笑)

この方法は多くの人がやりません。

6歳の今、この方法を理解して応用することが出来れば、将来、楽しみですね~(^^)

でも、お話をする時は、子供さんが落ち着いているときだけです。

イライラしている時などは全く聞く耳を持ちません。

そして、楽しく物語的にお話してあげるのがミソです。そのあたりはお母さんがアレンジしてくださいね。

ココまで・・・

そしてこんな御返事を頂きました。

ココから・・・

パピーさん、

お忙しいところ、お返事頂きまして本当にありがとうございました。

テキストの細分化のところはちょうど読んでいましたが、ピアノの練習の時に

「この小節だけ繰り返して」とか「この小節から弾いてみて」みたいに私が言っても

娘は「イヤ!最初からやる!」という感じで受け付けませんでした。

「ああ、この性格ではパピーさんの細分化の方法はこの子には通用しない」と思い込んでしまいましたが、

私こそ、深いところの理解がまだまだできていませんでした。

プロセスを楽しむ様になって欲しい、と願っていましたが、細分化して小さな目標を達成する度に楽しむ、

それこそ後で振り返った時にプロセスを楽しんでいる事になりますよね。

私が理解できないまま、説明もなしに子供に押し付けていたとわかりました。

もう一度テキストを読み直して、きちんと説明できるようにならなければなりませんね。

また、おっしゃる通りイライラしている時に「少しづつやればいいの!」なんていっても納得する訳がないですね。

楽しく物語り的に話してあげる、これは私もイライラしていてはできる訳がないです。

二人とも余裕のある時に、楽しくお話してあげられる様、考えてみます。

娘はおっしゃる通り「何とか自分でやってみよう!」という気持ちが強いです。

「ピアノの時は5分だけ私の言う通りにしなさい」と5分だけ我慢させて弾かせる、という事を最近はやっていたのですが、

やる気なさげに弾いていて「じゃあ、ピアノ止める?!」「いや!」の繰り返しでした。

これじゃ、嫌いになってしまいますよね。

理解させないままの親の押し付け、これは全然教育ではないですよね。

親はある程度威厳をもって、やるべきものはやる、だめなものはだめ、とはっきりさせなければいけない、と思っていましたが、

それも、子供がちゃんと理解をしなければ、只の押し付けになり、結果、ネガティブな気持ちを育ててしまうのだとわかりました。

パピーさん、子育ては本当に奥が深いですね。

つい、表面だけの理解や今までの習慣でやってしまっている事が、意味がなかったり、逆効果だったりする事もあるのですね。

きちんと気を引き締めて取り組まなければ、これからもずっと、勉強し続けなければ、と感じます。

本当はテキストをちゃんと理解していればご相談しなくても良かったかもしれない内容、

ご親切にヒントと共に内容を分かり易く噛み砕いて頂いてありがとうございました。

これからはもっと理解力の強い生徒になりたいと思いますが(笑)また、何か迷ってしまった時には、ご指導どうぞ宜しくお願いもうしあげます。

おおらかママ

ココまで・・・

おおらかママさん。メールのご紹介。ご許可を頂きましてありがとうございました。

さて『“幸せなお母さん”になる為の子育て』を通信講座の形にしてすでに1年が過ぎました。

もしかしたら「もう1年過ぎちゃったから、質問も相談もできないなぁ」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、そんな遠慮はいりませんよ。子供さんは成長しています。

子供さんが3歳の時は、お母さんとしても3歳。

子供さんが幼稚園に上がる時、小学校に入る時、中学生になった時、

子供だけでなく、お母さんも「お母さん」として始めての体験があり、迷いがあり、心配があり、相談したくなる事もあるはずです。

もちろん、自分で何とかしよう!とやってみることはとっても大切で、そこを乗り切ることで新たな学びがあるのですが、

「うわー!困った」とか「ちょっとヘルプ~!」という時は遠慮なくメールしてくださいね。

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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