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第176号 子供の世界にも、ダークな部分がある。

こんばんは、パピーいしがみです。今日は、小学生低学年、又は幼児のお子さんをお持ちのお母さんにはちょっとショッキングな話かもしれません。

でも、題名はなるべく刺激が無いように・・・と思って、「ダークな部分がある」としましたが、『いじめは、絶対になくならない!』のと同様に、子供の世界にも、脅し、盗み、カツアゲ、裏切りなど大人と同じようにあるんです。

まだ、小学生なのに・・・?なんて、そんな事言ってられません。今回、メールを下さったはるるさんも驚かれていましたが、大人だってそういう犯罪をする人がいるのですから、子供だって、したくなっちゃう時があるんですね。

つい、魔がさす。ってこと。非常に貴重な体験をされたはるるさんにお願いして、今回のお話をご紹介させて頂きました。

ココから・・・

パピーさん こんばんは、はるるです。なかなかメールできなくて、すいません。これがやっと2回目のメールになりますが、講座とメルマガは、かかさず、見ています!

そのたびに、お返事書こう!よかったよメール書きたい!と思うのですが、毎回行動できずに終わってました(^_^;)

しかも、ここ数ヶ月仕事のことでも悩んでいて、不器用な私は、頭の中は仕事のことと毎日の生活で、一杯になっていました。

それが、今月になって少し身の回りが落ち着いてきたし、実は先日、ある事件が我が家に起ったので報告というか、お話、聞いていただきたくて、メールさせていただきました。

事件というのは、小学1年生の長男のことなのですが、パピーさんは、今子供たちの間で、いろいろなカードゲームが流行っているのはご存知でしょうか?

我が家も、ムシキング、ドラゴンボールなどのカードを集めているのですが、お父さんもこれには一役かっていて、子供と一緒にはまっている感じです(~ヘ~;)ウーン

まだここまでは親子で楽しんでいるから良いのですが、大人がはまっている分、長男の歳にしては、レアカードというものも多く持っているようで、これが原因で、2回トラブルになりました( ̄_ ̄|||)

1回目は、カードケースごとお友達(年上)のところに忘れてきてしまい、返してもらいに行ったら返してもらえず、ひいおばあちゃんが一緒について行ったら本人がいなかったので、後から、その子とお姉ちゃんが返しに来てくれたのですが、レアカードだけ取り替えられていたのです。

カードの内容を、長男とお父さんが覚えていたので、気づいたのですが、現場を見たわけでもないし、よそのお家にカードを持って行って自慢した息子も悪かったので、その時は、そのお友達には何も言えず、息子と「カードは持ち出さない。」という約束をして終わりになりました。

それにしても、小学校になるとこんな事が多いのか?とショックを受けていたら、周りに聞いてみると、他にもこういうことがある・・・と聞いて「いやな世の中なんだな~」と実感する出来事でした。

そして、4日ほど前に2回目が起こりました。

今、息子は夏休みなのですが、私たちの住んでいるところは田舎で、地区ごとに子供たちが自由に泳げるプールがあるんです。

私たちのプールは、毎日交代で保護者が二人ずつ監視をしているので、親がついていかなくても大丈夫になっています。

その日の午後、息子はプールに遊びに行って、そこである3年生とカードの話になったようです。それで「カード見せて。」と言われて、着替えてからまたプールで待ち合わせして、カードケースごと持って行ってしまったんです。

そして、その子に見せてから、カードケースを返したもらった時には1枚なくなっていたので、すぐに「僕のカード返して」と言ったそうなのですが、「これは僕のお兄ちゃんにもらったんだ。」と言われて、息子はそれ以上何も言えずに帰ってきたようです。

私は仕事だったので、次男を保育園に迎えに行ってから家に帰ったら、長男が泣きながら「カード取られちゃった」と言うので、事情がわからずに、カードを持ち出したことで、まず長男を叱りました。

そのあと、長男に話を聞き、どうしようか考えました。長男はその子の苗字を知らなくて、家もわからなかったので、ママ友達のところで情報収集をして、大体の住所と名前を教えてもらって・・・、

現場を見ていないのでどうしようかと悩んだのですが、1対1の状況らしかったので、それとなく返してもらえるように話をしに行こうと決めました。

たまたま、その子の近所に、ひいおばあさんのお友達が住んでいるようだったので、おばあさんに頼んで、その名前の子が近くに住んでいるか確認してもらおうと思い、電話をしてもらいました。

すると、そこのおばあさんが、たまたまその日のプール監視当番で、うちの息子が泣いていたので、その現場で話をしていてくれていました。

ですが、その時には「これは僕のお兄ちゃんにもらったんだ。」と言われたので、それ以上は言えなかったということでした。

そして、電話をしているときに、その子が近くにいたらしく電話を代わってもらいひいおばあさんがカードのことを聞いたのですが、「取っていない」と言っていたので私が直接会って話したいことを伝えてもらい、すぐにおばあさんのお友達の家に向かいました。

家につくと、その子が泣いていておばあさんにうながされて「ごめんなさい」と言われました。それから、その子はカードを取りに行ってくれて、返してくれました。

あとから、そのおばあさんに話を聞くと、おばあさんのお孫さんも、その子の家でカードがなくなったことがあったようで、注意して見ていたそうです。

そして、その子のお兄ちゃんにもカードをあげたかどうか確認していてくれました。

その子は私が帰るまで、ずっと道端にすわって泣いていてこの嫌な気持ちを忘れないでおこうと自分自身に言い聞かせました。

家に戻ってからは、長男に約束を守らないと、自分も時には相手も嫌な思いをすることを言い聞かせて終わりました。

今回のことはこれで良かったのか、自分でもよくわからないのですが、自分でもよくわからないのですが、みなさんはこんな時どのように対処しているのでしょうか。

私が子供の時にはなかったことが、低年齢のうちに次々とおこるので、この事件がきっかけで、仕事もかえて子供たちが帰ってくる時間には家にいるようにしようと、主人と決めました。

家に居るからといって何が変わるのかわかりませんが、いやでも親離れしていくので、少しでも一緒にいようと思いました。

長々と読みづらいメールになってしまい、申しわけありません。でも、どうしても報告したかったので許してくださいね。

今度は何かあったら、まめに報告(とくにいいこと)したいと思います。講座は少し復習したいので、続きはもうしばらくしてからになりそうです。これからも、よろしくお願いします。

ココまで・・・

そして私はこのようにお返事しました。

ココから・・・

こんにちは。パピーいしがみです。ムシキングの件、よく知っています。ものすごくはやっていますよね。

特に、レアカードは大変な人気のようですね。最初に結論から言いますね。

“その子は私が帰るまで、ずっと道端にすわって泣いていて、この嫌な気持ちを忘れないでおこうと自分自身に言い聞かせました。家に戻ってからは、長男に約束を守らないと、自分も時には相手も嫌な思いをすることを言い聞かせて終わりました。”

私はこの対処はすばらしいと思います。そしてもっとも素晴らしいのはココです。“この事件がきっかけで、仕事もかえて子供たちが帰ってくる時間には家にいるようにしようと、主人と決めました。
家に居るからといって何が変わるのかわかりませんが、いやでも親離れしていくので、少しでも一緒にいようと思いました。”

これは大変なご決意だと思います。それだけ真剣にお考えなんだと、感動するほど喜びを感じました。そして、「この子は幸せだなぁ」とも。

真剣に自分の事を考えてくれるお父さんとお母さんがいて。ご主人のご判断も立派だと思います。本当にありがたく思います。

私の家でもこのようなことがありました。しかし、ウチの場合は、「取った方」でした。その頃は、カードではなく、『ミニ四駆』というモーターで走らせるミニカーだったのですが、

如何に早く走らせるかで特殊なパーツ(部品)を組み込んだり、改造したりして自分自身で工夫するのですね。

私も、自動車の整備をしていた事もありまして、熱を入れて子供と一緒にやっていましたので、2人で夢中でした。

その頃は、友達どうして集まって、僕はこういうパーツ(部品)を買って組み込んだよ!とか実際に走らせて早いの遅いのとかなり熱を入れて楽しんでいました。

いつものように、ウチの子は友達の家に行って情報交換をしたり、特殊なパーツ(部品)などを見せてもらったり改造の方法などを聞いてきたりしていたのですが、どうしても欲しくなっちゃったんでしょうね。

その子がトイレに行った時に、パーツを歯で無理やり取ったのです。それをその子の母親が見ていて、そっと私の妻に教えてくれたそうです。(相手のお母さんは見てみないふりをしてくれました)

又、妻も直接叱ることなく私にそっと教えてくれました。会社から帰ってきた私は、子供からうまくその時の状況を聞きだし、

「誰でもそんな気になることがあるよ」「お父さんだってやったことがある」「でも、やっぱり悪い事だし、後味が悪いよね」「さっぱりする為に謝りに行くか?」と、その日の内に一緒に謝りに行って、私が頭を下げる事を子供に見せました。

そして「子供は失敗する事もあるんだよ。そして失敗はしてもいいの。親は子供の失敗の後始末をするのも仕事なんだよ。

でも、これからは、「いけないな」って思うことはしないようにしようね」と話しましたが、子供は泣いていました。それで、十分伝わったと思いました。

「子供は失敗する」いえ、「子供“も”失敗する」んですよね。子供の世界でも、盗み、裏切り、はあります。「つい、魔がさす」それもあります。でも、それは、教えるチャンスなんですね。

その教えるチャンスを見逃さない為にも、子供さんと一緒にいられる時間を増やすのはとってもいいことなんです。(もちろん、未然に防ぐ事も必要な事ですね)

はるるさん。今日のこのお話はとっても意味のある事だと思います。もし、よろしければメルマガでご紹介したいのですが、子供さんのプライバシー等ありますので、ご無理をなさらなくても結構です。

もし、ご許可を頂けるようでしたが、お返事くださいますか?よろしくお願いします。

ココまで・・・

この後、はるるさんはすぐにお返事を下さり、メルマガへの掲載をご快諾くださいました。

はるるさんは、“小学校になるとこんな事が多いのか?とショックを受けていたら、周りに聞いてみると、他にもこういうことがある・・・と聞いて「いやな世の中なんだな~」と実感する出来事でした。”と書かれていましたが、

こういう事って、今始まった事ではなくて、私達の小さな頃からありました。マンガのドラえもんに出てくる、ジャイアンとのびた君のような話ですが、マンガそのまま、同じようなことは珍しくないんです。

特にやんちゃな子供時代を過ごした私の周りには日常茶飯事でした。でも、昔はそういう事があると、親が子供の耳を引っ張って迷惑を掛けたお宅にお邪魔して、子供に謝らせたり、相手の親御さんの前でひっぱたいたりしていたんですね。(昭和40年頃の話です(笑))

世の中にはいろんな人がいます。そしていろんな親に育てられている子供がいます。それを考えると、様々な事が起って不思議ではないのです。

そう言うと、「え~!怖い」「うちの子は被害に会わない様にしなくちゃ!」そうお思いになる方が多いと思います。

・・・が、それは被害者だけでなく、加害者になる事だって十分ありえるんですね。特に、しっかりした考えができない子供の場合、悪いと知りながら、手が出てしまう。つい魔がさす。と、そういう事は十分にありうるんです。

その時に、それを「とんでもない事」と思わないんで欲しいんです。「この子は悪い子」と決め付けないで欲しいんです。もし、そんな事があったら、それを教えるチャンスとして、捕らえて欲しいのですね。

「悪い事をしたら、謝る事」を教えるチャンスです。

そして、子供が親になり、同じような事が起きた時に、その子もキチンと子供に教えてあげれるように、見本を示すチャンスなんです。

私達は、そんな事が起きないように・・・って思いますよね。そして、起きる事を想定しません。でも、起きてしまった時、「ウチの子に限って、そんな事、絶対にしません!」って口にしたりしてしまうんですね。

実は、それって、子供にとってはものすごく不幸なんです。だって、失敗を「修復するチャンス」、間違った事を「間違ったと知るチャンス」いけない事をした時に、「謝り方を体得するチャンス」を潰されちゃうんですから。

子供は失敗します。間違いを起こします。でも、その間違いをすぐに見つけて、間違った時、失敗した時の対処法を教えてあげて欲しいのです。
 
 
 

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