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第246号 小学校も・・・行きたくない?

こんばんは。パピーいしがみです。前回のメルマガ第245号では、“幼稚園に行きたくない”と題してお母さんの元を離れ、違う環境におかれる子供達の気持ちについてお話しました。

その時に、『小学校も同じですよ』とお話しましたね。今日は、その小学校でのお話です。

前回の幼稚園と同じように、違う環境におかれる時の心理は3歳でも6歳でも、そして私達、大人でも同じです。やっぱり環境が変わるというのは、不安なんですね。

でも、それが案外平気な子もいれば、人よりも心配な子もいます。一人ひとりみんな違うのですから、それでいいんです。

今日、お話頂くのは、くんちゃん。(“くんちゃんさん”ではおかしいので、あえて敬称をやめ、ハンドルネームのみにさせて頂きます)くんちゃんの子供さんの幼稚園時代を教えてくださいました。

“私には、男の子が二人います。ふたりとも、初めてのことには、躊躇するタイプで、今まで、『どうしてうちの子たちは、みんなと同じようにできないの!!』

『なんで、もっとちゃんとできないの!!なんで!!』ってそんな想いばかり抱いてきました。私自身は、なんでもこなしてきてしまったので、そう思えてしまうのかもしれません。

子供たちには、厳しい母なのかも?と思うことがあります。子供達は、幼い頃から、泣き虫で、ちょっとのことで、泣いていました・・・。”

そして上の子が今年、1年生になりました。でも、やっぱり、不安らしく、一人では学校に行けなかったようなのですね。だからお母さんと一緒に登校していたのです。

そして先日、こんなメールを頂きました。

ココから・・・

先日、家庭訪問がありました。先生から学校の様子を伺うと、私と離れてからは、すぐ泣き止みなんでも、自立して課題をこなしているとのこと。

そしてこんな言葉も頂きました。『友達にも、自分から話しかけて、楽しく遊んでいるし、給食は全部食べて・・・今日は一番でしたよ。クラスには、一人自閉症のお子さんがいるのですが、よく面倒みてくれてます。手をあげ発言もよくしています。・・・・何も心配することはありませんよ。』と。

私が想像していた彼とは、違っていました。泣いていつも、一人になっているんじゃないかしら。。。泣き虫っていじめられたら。。。なんて心配してみたり。あ~疲れました。

自分の想像の世界にどっぷりつかり、疲れていただけでした。そして次の日。昇降口のところに先生がいてくださったことも手伝って、初めてひとりで、教室に入ることができました。

先生からの、連絡帳には、『とても嬉しそうに入ってきましたよ』『おうちの人からも、たくさん褒めてあげてください』とあったのです。

私、学校には、親がついていってはいけない、『はずかしい』と思っていました。でも、担任の先生は、『本人が納得して決めるまで、付き合ってあげてください。離れたくないと、泣いて助けを求めるなんて、かわいいじゃないですか。

あっという間に離れていってしまいますよ。そして、“お母さんが決めるんじゃない”んですよ。』と言われ、・・・“はっ”としました。

気づけば、私がなんでも、決めてきました。子供の意思を尊重してなかった。周りの様子ばかり気にして、どちらかといえば、それにあわせていたことも。なんとも、肝の落ち着かない母親でした。

“子供はどんどん『自ら』成長していきます。子供の自主性を尊重して、認め、褒める事で、驚くような事がこれからも起きてくると思います。”パピーさんにいただいた言葉です。

ほんとにそれが大事なんですね。うまくいっているときは、大丈夫と思えるけど、一見「だめだ~」の状況ですら、成長の過程をたどっているんだ、と堂々と思っていられる母になっていきたいです。

ココまで・・・

そしてしばらくしてメールを頂きました。

ココから・・・

パピーさん おはようございます。毎回メールのお返事ありがとうございます。今日、学校の教室まで送っていた長男が一人で学校に行きました。

今朝、玄関をでて、私の手をつかんで離さなかったのですが学校の門で待ってるから、登校班で歩いておいでと背中を押しました。

泣きながらも歩き出し、そのうち泣き止んで歩きはじめました。近所の方は、もう大丈夫といってくれましたが、私は息子と約束したので、先回りして門から離れたところで、様子を伺っていました。

そのときの息子の様子で対応したらいい・・・と。息子が学校に到着し、門にきたところで、私をちらっと見るなり、そのまま中に入り、走っていってしまいました。

もう、一人で大丈夫・・・元気に走っていく姿は、泣き虫だった幼稚園時代からだいぶ成長し、たくましくなったように見えました。

そして、心配・不安の母も、もうここらでさよならだ・・・と終わりをつげる時が来たようでした。

“でも、一度はそう思う事も必要です。最悪を考えて、最善を尽くす。その為には、不安は不安として持っておきながら、今、真実はどうだろう?ってしっかり見る事なんですね。”

パピーさんのおっしゃるとおりですね。不安や心配でいる自分がいけない!と思っていました。でも、そう思う自分をもう一人の自分が見るつもりでいまここにいて、真実を観ることが大事だと気づきました。

子供の生きる力、子供の成長力を信じ、見守っていくこと。時にはしんどいですけど、ほんとに大事なことですね。善循環の幕開けとなるよう、気持ちを新たにしたいと思います。パピーさん、ありがとうございます。

こうしてメールさせていただいて、気持ちの整理もつきます。もっともっと、幸せなお母さんになるよう勉強していきます。よろしくお願いします。

ココまで・・・

くんちゃん、メルマガへの掲載のご許可、ありがとうございます。

今回、私のお返事はあえて載せませんでしたが、だからこそ、子供さんの成長振りが良く分かりますよね。実は、一番最初のメールで私はくんちゃんを「すごいね。りっぱだね」ってとても褒めたのです。

幼稚園の時には送り迎えをしても、小学校になったら、「もういい加減にしてよ、自分で行きなさい。周りの皆もひとりで行ってるよ!」って言いたくなっちゃいますよね。

もちろん、そう言って一人で行ける子は良いんです。でも、そうでない子もいる。その時には、突っ放すだけではいけない、と思うのですね。

でもくんちゃんは、「はずかしい」と思いながらも子供が「一人で行ける」までと、一緒に行動された。

これって、人の目を気にしていたり、対面をつくろっている人では出来ないはずなんです。きっと恥ずかしかったと思います。

皆はちゃんと一人で行けるのに、“『甘やかしてるんじゃない?』って思われたら嫌だな?”なんて考えた事もあったと思うのです。でも、くんちゃんは、ちゃんと行動された。

私はそれを、とても高く評価したのです。

ピンチの時にはいつもお母さんがいてくれる。そう思えば、この子の不安も軽くなりますものね。これは、『包む』ですね。担任の先生もよくご覧になっていますね。

『友達にも、自分から話しかけて、楽しく遊んでいるし、給食は全部食べて・・・今日は一番でしたよ。クラスには、一人自閉症のお子さんがいるのですが、よく面倒みてくれてます。手をあげ発言もよくしています。・・・何も心配することはありませんよ。』

“昇降口のところに先生がいてくださったことも手伝って、初めてひとりで、教室に入ることができました。

先生からの、連絡帳には、『とても嬉しそうに入ってきましたよ』『おうちの人からも、たくさん褒めてあげてください』とあったのです。

『本人が納得して決めるまで、付き合ってあげてください。離れたくないと、泣いて助けを求めるなんて、かわいいじゃないですか。あっという間に離れていってしまいますよ。そして、“お母さんがきめるんじゃない”んですよ。』”

先生、かっこいい!単に他の子と比べたり、「普通はこうだから・・・」と型にはめるのではなく、(そういう先生が多いけど)一人ひとりを細かく見て、その子にとっての最善を考えておられる。

そして、ご自分の考えをビシッと言える。すばらしい先生だと思います。最後ですが、くんちゃんの言葉にこうありましたね。

“でも、一度はそう思う事も必要です。最悪を考えて、最善を尽くす。その為には、不安は不安として持っておきながら、今、真実はどうだろう?ってしっかり見る事なんですね。”

これは、くんちゃんが心配している事を「心配しすぎなのかな?」と悩まれている時にお返事した言葉です。

心配は心配を呼びます。不安は不安を増長します。そして大きくなった“親の心配や不安”は子供に伝染します。でも、本当はどんなかな?って現実を冷静に見ること。

それが最も早く、余計な不安や心配を拭い去る事ができるんですね。一番怖いのは、「あー、うちの子は大丈夫だから」って、現実を見ようともせず変化に気がつかない事なんです。

子供達は気分が高揚していて何でも出来る時もありますが、何かの拍子で突然、何も出来なくなっちゃう事もあります。そんな変化に気づくためには、いつも見ていることなんです。これも『包む』ですよね。

あ、こんな言葉を思い出しました。「穴が開くほど見つめなさい」って。
顔についている目だけでなく、心の目でも常に見ていてあげてくださいね。

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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