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第328号 「一緒に」やってみる

こんばんは。パピーいしがみです。

今日ご紹介させていただくのは、ラッテさん。

ラッテさんも、ラッテさんのご主人も、私よりも年上。でも、娘さんはまだ、6歳。

そう。ラッテさんご夫婦は、人生のベテランになってから、お子さんが授かったのですね。

ラッテさんにはいろんなご心配があったのです。

他のお母さん達はみんな若いのに・・・、私がお母さんで大丈夫かしら・・・?

子供さんは甘えんぼで癇癪もち。みんなと比べてできない事も沢山ある。今からでも間に合うのかしら・・・?

さまざまなご心配、ご不安をお持ちのようでした。

そんなご不安に私はこのようにお返事をしていました。

ココから・・・・

ラッテさん、おはようございます。パピーいしがみです。

メール、拝見しました。

お父さんもお母さんも人生のベテランになってからお子さんが授かったとありましたね。

お子さんがとっても可愛いと同時に、ご不安もあるようです。

でもね。親の不安は、子供に分かるんです。子供を包むその雰囲気によって子供は不安になったり、元気になったりするんですね。

今は、『○○ができない』できない事を克服するのではなく、自信を付ける事のできる何か?を見つけてあげることが先決だと思います。

それから、「これからでも間に合うか?」と有りましたが時期的にも全然問題ありません!

ただ、『難しい』とか『もう年だから』とか『私にはできない』とか思うことは、『自分から可能性に蓋をする』という事です。

自分で限界を作ってはダメですよ。

子供と一緒になって楽しんで、一緒に苦しみを乗り越えていくんです。『一緒に...』ですよ(^^)。

ココまで・・・・

そして数日後、お返事を頂きました。

ココから・・・・

最近娘の良いところを探していると、ひらがなを読むこと、計算をする事が、割りと得意な事に気が付きました。

図書館で紙芝居を借りてきて、私やぬいぐるみ相手に紙芝居を読んでくれます。

最初は2枚位で「ママやって~」と言っていたのに、「そんなに読める人いないよね。すごいね~」とほめまくると、次は

「3枚も読めたよ~」「4枚~」とあっという間に12枚全部、読めるようになってしまいました。

計算も「いちごいくつ食べる?」「3個!」「いくつに切る?」「4個!」

「じゃあ全部でいちごいくつになる?」というと頭の中で「4+4は8だから・・・」「8+4は12 だから12!」

もちろん掛け算はわからないけど、自分で計算するようになりました。

そのたびに「指使わないで計算できるなんてすごいね。天才だね~」とほめまくって(褒めすぎ?)いたら、自分でも「もしかして○○って天才?」なんて言っています。(^^)

間違っても「おしい!」と言うと、もう一度考え直すようになりました。

以前なら間違ったことを指摘すると「もういい!ママが間違ってるの!」なんて怒っていたのに・・・。

褒める比重の大切さがわかったような気がしました。

こうやって得意なことから徐々に自信をつけて行く事で、本人が苦手だと思っている事にも、チャレンジしていく気持ちがわいてくるのでしょうか?

今はあまり、苦手な事は、無理にやらせないようにした方がいいのでしょうか?

ココまで・・・・

ラッテさんには、新しい疑問が芽生えたようです。

苦手な事は無理にやらせないようにした方がいいのかな?という疑問です。

「無理にやらせる」もちろん、これは避けたいですが、でも、『苦手』という意識って、私は、“親が持っているだけ”だと思うのです。

この子はこれこれが『苦手なんだ』って。

そして、親はその『苦手』だと思っている事柄からどんどん子供を遠ざけてしまうんですね。

そう。これって、「親が子供のチャンスに蓋をしている」って事なんです。

上手にできない事から子供を遠ざければ、子供は、より練習する機会を失います。

上手くできない事なのに、練習する機会を失えば、どんなに才能があったって、上手にはなりえません。

この様に『この子はこれが苦手だから』と思っている方はほとんど、知らず知らずのうちに、この傾向にはまってしまっているんですね。

でも、幼稚園レベルの苦手って、ちょっとがんばれば、簡単にできるようになっちゃうって事、決して珍しくないんです。だから親も一緒にやってみるんです。

そしたらきっと子供さんの方が上手です。

そのときに、「すごいな~」とか「お母さんにも教えて~」という形に持っていくと、より子供達もやる気になって、熱中してくれるようになりますよ。

「がんばる」のは辛い作業でもあります。だから子供だけに辛い思いをさせてはいけません。

お母さんも一緒に、その「辛い思い」を乗り越えるのです。

なるべく早くその『苦手意識』を克服できるように『一緒に』乗り越えてくださいね。

そのようにお返事したら、こんなメールを頂きました。

ココから・・・・

娘のいいところ探しをやってると「これって自分も楽になって楽しいな♪」と思いました。

「あれもだめ」「これもだめ」と思うと、焦ってしまいますが、「これもできる」「あれはすごい」っと認めていくと心の中に余裕ができる気がします。

先々週の日曜日に公園にでかけました。

ここのところ寒いからと行くのを避けていたんですが、一刻も早く運動苦手を克服させようと決意して行きました。

縄跳び・逆上がり・跳び箱・水泳のバタ足・・・できない事を上げるときりがありません。

でもまずは小さいハードルから・・・と公園の大きなコンクリートの山から前向きにすべり降りるという課題に挑戦することに・・・。

友達と遊んでても怖い気持ちが先に来て、いつも腹ばいですべっていた娘。

いつも怖くなってしまって、すぐに違う遊びに行ってしまっていました。私もいつも見ているだけでした。

今回は「一緒に」をテーマに私も一緒に上って、最初は腹ばいで、次は抱っこして、次は前向きに抱っこして・・・。と少しずつ段階を経て、

そのたびに「楽しいね~」と気持ちを共有するようにしてみました。

次の週、また、「公園に行く?」と聞くと「うん」とすぐに返事。

「この前と違う公園に行こうか?」というと「ううん、この前の公園がいい」との事。

私はもしかして一人でコンクリートの山をすべってみたいのかな?と思い、「じゃそこにしよう」と公園へ。

案の定、コンクリートの山に駆けていきました。

そして2回ぐらい一緒にすべると「一人でやってみる。ママは来ないで!」の言葉。

最初はびっくりしましたが、「わかった!見てるね」と下で待ってると、一番高いところまで上って、

「よしっ」と心で掛け声をかけて、さっと手すりから手をはなしてすべってきました。

「できた!」とそのうれしそうな顔といったら、もう今まで見た事のないような笑顔でした。

私も一緒になって喜ぶと「もう1回!行く」と何度もすべっていました。

「ちょっと怖かったけど、思い切ってやったらできた!」と本人満足そうでした。

小さい事ですが、「一緒に」というのはこういう事なんだ!と私も少しだけ自信が持てました。

これからも徐々に一つ一つ課題に挑戦してみようと思います。

ココまで・・・・

ラッテさん、メルマガ掲載のご許可、ありがとうございます。

娘さん、とても大きな喜びを感じてくれたようです。

その喜びは、「できるようになりたい」その願望が大きかったからこそ、なんですね。

きっとみんなと同じように滑れない事に、「なんとかしてできるようになりたいんだ」という気持ちが大きかったのだと思います。

そして、怖さを克服してやってみる事ができた。きっとそのためには大きな勇気が必要だったと思います。

でも、一歩、踏み出すことのできた娘さん。これは今後、大きな自信になっていくはずです。

その後のご報告でも、娘さんは苦手意識をどんどん克服しているようですね。

「認める」「褒める」「包む」地道にゆっくり、続けてくださいね。

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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