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第392号 違った形の満足

こんばんは。パピーいしがみです。少子化が叫ばれてしばらくになりますが、私の元には、沢山の新しい命の誕生のご報告を頂いて、お便りを拝見するたびに、とても暖かい気持ちにさせてもらっています。ありがとうございます。

私の場合もそうですし、私の住んでいる地域や、頂くメールを拝見しても思うのですが、子供が少ないと言われていても、一人っ子が多いわけではなく、お子さんがいらっしゃる家庭には、2人3人・・・と複数のお子さんに恵まれているケースが多いようです。

これって、一人、お子さんが生まれたお宅で、「子供がいるって、こんなに楽しいんだ!!」って感じてくれているのかな?って、とてもうれしくなります。

でも、兄弟が生まれてくると、お兄ちゃんやお姉ちゃんとしては複雑ですよね。今まで、自分中心に回っていたと思っていた自分の環境が、いきなり、現れた、その子中心になってしまうのですから、もう世界がでんぐり返ったように感じるのでしょうね。(^^)

今日は、つい先日、赤ちゃんが生まれた、chiiさんからメールをご紹介したいと思います。妹さんが突然現れて、お兄ちゃんにどんな変化があったのか、その気持ちがとてもリアルに感じるないようだったので、今日は、そのお話をご紹介させて頂きますね。

ココから・・・

パピーさん、おはようございます。chiiです。

先月無事第2子(女の子)を出産しました。11月で3歳になる息子も、ついにお兄ちゃんになりました。今日は、ちょっとパピーさんに聞いていただきたくメールしました。

出産後退院してからと言うもの、息子はすっかり赤ちゃん返りでした。退院後、数日は義母(遠方なので会うのは年に5回程度)が来てくれておりその間は、あまり泣かず、甘えず、しかし心ここにあらず・・・、のような、いじけたように決して目を合わせず、わざと目をそらす・・・、そんな“平気なフリ”をしているような様子でした。

義母が帰ってからは「ママ抱っこ」と、かなりのベタベタぶり。事あるごとに大泣き・・・。妊娠中から覚悟はしていたのですが、ここまでとは。。。

赤ちゃんを抱いていると、「ベッドにおいて欲しい」おっぱいをあげようとすると「おっぱいはしないで」赤ちゃんに手をかけていれば「トイレ!」と言い、抱っこしたまま一緒に行くと「ベッドにおいてきて」とにかく、私が赤ちゃんのお世話をしている事が嫌なようでした。

2人目で女の子と言う事もあってか、赤ちゃんは手が掛からず、約3時間ごとに授乳はするものの、起きていてもベッドに置いていると一人で何かを見つめ、気付くと眠っている、という感じでした。

(最近1ヶ月が過ぎ、よく泣くようになり抱っこしていないとダメですが・・・)なるべく上の子優先にと考え、少し赤ちゃんを泣かせても、上の子を抱きしめて落ち着かせてから授乳したりしていました。

授乳や沐浴が大変で、だいたい途中で『トイレ』と言われ、行って見ると出ない事もしばしば・・・

多少イライラはしましたが、パピーさんの講座のお陰か、不思議と一人目の産後よりも、私の精神状態は落ち着いていました。自分の欲求がここまで言葉に出せるようになったのはスゴイな、なんて思えるくらいでした。

しかし、すぐ泣く、甘えるは一向に変わらず・・・何度かイライラして自分のイライラをただぶつけるかのように・・・

「麦茶飲みたい」と言われて「麦茶は今無いからお水にして」と言うと「麦茶~」と言って大泣きする息子に、「無いものは無いんだからしょうがないでしょ!泣いたってどうにもならない!」

・・・どんな事を言ったかはあまり覚えてませんが、結構強めの口調で、そして私はスッキリ。もちろん、子供はさらに激しく泣いていました。

少し落ち着いてから、「さっきはイライラしててごめんね」と言うと、手を出し握手(仲直りのポーズ)。

でも、その日の夕方「ママ、もう怒らない?」と突然聞かれました。「大丈夫、悪いことしなかったらもう怒らないよ」と言ったものの、何度か私のイライラぶつけは続いていました。

パピーさんのメルマガなどを読み、気持ちが浮上し最近はしなくなりましたが・・・。本題に入る前にこんなに長くなってしまいました・・・。

昨日の出来事なんですが、お昼寝から目覚めトイレにパパと行った息子に「トイレで出来たね」「手も洗えたね」って言ったんです。

昨日は1ヶ月健診でパパに息子を預け、数時間赤ちゃんと2人で出ていたので少し私に対して機嫌が悪かったんです。

それが、その言葉をかけただけで、息子はニッコリ私の元に寄ってきました。あれ?ただ出来た行動を言葉に出しただけなのに。

その後もちょっと行動を見ては「~できたね」って言ってたんです。するとその日はなんともスムーズ。いつも泣かせながらする歯磨きも寝る前のトイレも。

一番驚いたのは「おもちゃが泣いちゃうから片付けようか」と言うと、いつもは「やだ~」と言ってほとんど私がするのですが、突然一人で全てのおもちゃを所定の位置に、引き出しも間違えず、結構な量があったのに全部一人で片付けたんです。

ほんとにビックリして、嬉しくて抱きしめて「すごいね~、よく出来たね~、すっかりきれいになって気持ちいね~」って。息子も誇らしげな顔をしていました。

なんだか、あまりに嬉しくてパピーさんに聞いてもらいたくなってしまいました。まだまだ、赤ちゃん返りは続くと思いますが少しづつ成長している様子を褒めながら楽しんで行きたいと思います。

あっ、初めの頃は全然、赤ちゃんのお世話を出来ない状況でしたが、最近は泣けば「おむつじゃない?」「おっぱい欲しいんだよ」「抱っこしてほしいって言ってるのかなぁ」など言うようになり、

授乳してても隣に来て「飲んでる飲んでる、かわいいね~」なんて言ってくれるようになりました。

幼稚園問題などまだまだ問題はたくさんあるでしょうが、ほんとに愛しい2人の子供とパパと楽しく暮らしていきたいです。

ココまで・・・

chiiさん、新しい家族ができたばかりのお兄ちゃんの様子、教えてくださってありがとうございます。

ここで、メルマガをお読みの皆さんに、ちょっとお願いなのですが、「赤ちゃん返りさせたくない」と思っては欲しくないのです。

赤ちゃん返り、していいんですよ。いえ、してあたりまえなんです。環境が変わるんですから不安になっていいんです。

ただ、いつまでも不安にさせておいたり、その不安をより大きくしてしまうのは避けて欲しいし、駄々をこねたり、甘えたがったりした時には、まず、それを受け入れて欲しいのですね。

お兄ちゃん、お姉ちゃんがまだ一人だった時、みんなが自分ひとりに愛情をたっぷり掛けてくれたはずです。

でも、小さな弟、妹が出来ると、みんなの視線は自分ではなく、その弟や妹に注がれます。特にお母さんは、どうしても、小さな弟や妹に時間が取られます。

お母さんの目には、弟や妹しか映っていないように見えるのですから、お兄ちゃん、お姉ちゃんとしては猛烈に不安なんです。“お母さんの視界に自分がいない”と感じれば、当然、「僕を見て!」って思いますよね。

だから、お母さんが見てくれるために、いろんな事をするんです。

chiiさんのメールにこうありましたね。“赤ちゃんを抱いていると、「ベッドにおいて欲しい」おっぱいをあげようとすると「おっぱいはしないで」赤ちゃんに手をかけていれば「トイレ!」と言い、抱っこしたまま一緒に行くと「ベッドにおいてきて」「麦茶は今無いからお水にして」と言うと「麦茶~」と言って大泣きする・・・。”

理由なんか無いんです。不安で不安でしょうがないから、『以前のお母さんのように僕を見てほしい』ただそれだけなんですね。

先ほど、私は、駄々をこねたり、甘えたがったりした時には、まず、それを受け入れて欲しい、と言いました。

赤ちゃん返りをして、甘えたがったら甘えさせてあげて欲しい。要求があったら、その要求を受け入れて欲しい・・・。でも、それだけでは、不安は解消しないんです。

なぜなら、兄弟が増えたのですから、お兄ちゃんが一人の時のようには戻らないからなんです。

「だったら、我慢させるしかないじゃない?!」そう思いますか?いいえ、違うんです。

お兄ちゃんに『お兄ちゃんとしての存在価値』を認識させてあげれば、違った形で満足を与えることができるんです。

不足している部分を補う事はできませんが、違う部分で、自尊心を満たしてあげることができるんですね。これもchiiさんのメールにありました。

“お昼寝から目覚めトイレにパパと行った息子に「トイレで出来たね」「手も洗えたね」って言ったんです。その言葉をかけただけで、息子はニッコリ私の元に寄ってきました。あれ?ただ出来た行動を言葉に出しただけなのに。

その後もちょっと行動を見ては「~できたね」って言ってたんです。するとその日はなんともスムーズ。いつも泣かせながらする歯磨きも寝る前のトイレも。

一番驚いたのは「おもちゃが泣いちゃうから片付けようか」と言うと、いつもは「やだ~」と言ってほとんど私がするのですが、突然一人で全てのおもちゃを所定の位置に、引き出しも間違えず、結構な量があったのに全部一人で片付けたんです。“

赤ちゃん返りや、わがまま、ぐずりなどは、足りないから要求しているんですね。でも、その足りない、という思いは十分に満たされることはありません。

だから、違う形で自尊心を満たしてあげる。それには、「認める事」「褒める事」なんです。「ちゃ~んとあなたの事を見ているよ~!」って事、「あなたはこんなに頑張ってるんだね」って伝えてあげるんです。

もちろん、甘えたい!という時もあるでしょう。そういう時には、甘えさせてあげて。そうやって「いつでも甘えることができる」と思えば、いつまでもそこに執着する事はありません。

自分から、新しい満足を求めて、行動をするようになりますよ。“最近は泣けば「おむつじゃない?」「おっぱい欲しいんだよ」「抱っこしてほしいって言ってるのかなぁ」など言うようになり、授乳してても隣に来て「飲んでる飲んでる、かわいいね~」なんて言ってくれるようになりました。”

お兄ちゃんも、新しい小さな妹を受け入れてくれたようです。みんなで赤ちゃんを可愛がってくれたら、こんなにうれしいことはありませんよね。chiiさん、ステキなお便り、ありがとうございます。又、楽しいご報告、教えて下さいね。待ってま~す(^^)

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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