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『「くじけない子」に育てる本』
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平成18年5月、"幸せなお母さんの会"パピーいしがみの本の第一弾がPHP研究所から発売されました。


特集・紹介されました

AERA with Kids

ESSE

 


  ■ 第409号 上の子にイライラさせられる 





 こんばんは。パピーいしがみです。

 今日のメルマガは「上の子にイライラさせられる」としました。




 このお悩み、とても沢山の方がお持ちなんですね。

 それも、「怒ったり怒鳴ったりするほどの理由じゃ無いのに、

 怒りを抑えられない」そう言われる方も結構多いんです。




 今日は、しんしんさんの「あっ!これなんだ」って気付いた事について

 ご紹介させて頂こうと思っているのですが、

 しんしんさんも、上の子に対して異常にイライラしてしまうご自分に、

 お悩みを抱えておられていたんです。

 こんな感じでした。



ココから・・・



 どうしても長男のことをイライラして見てしまう自分がいます。

 わたしもこんな自分を変えたくて、いろんな育児書を読みました。

 参考にはなるのですが、そのときばかりで、

 自分の心の持ちようを、なんとか変えなければ、

 長男がかわいそうで・・・。




 あるとき長男に、あまりに怒りすぎて

 「ママ、今日は怒りすぎたね。ごめんね。」

 と謝ったことがありました。

 すると長男が



 「どうしてママは怒ってばかりなの?」

 「ぼくはママを大好きなのに嫌いになっちゃよ。」

 と・・・。



 ショックでした。

 どうして自分は怒ってばかりなんだろう?

 長男には、なぜ自分は怒られたのか伝わっていないばかりか、

 「怒ってばかりのママ」というママの姿しかイメージ出来ていない。




 自分はお母さんに好かれているのか自信がなくなってる・・・。

 ( 後 略 )



ココまで・・・


 しんしんさんのご長男さん、

 赤ちゃんの時からちょっと育てにくい感じだったそうです。

 小さい頃は、常に抱っこかおんぶでないと眠らない。

 夜などは30分おきに起きていたそうです。




 又、何でも「ママとがいい」が多くて、

 自分の思うようになるまで泣け叫んで駄々をこねたり、

 すぐ下の妹さんをいじめたり・・・、

 そのいじめも、いう事を聞かせようと暴力を振るったり、

 にらみ付けたり・・・




 そんな感じだったそうです。 



 でも、私は、このメールを拝見して、思ったんです。

 「すごくいい所、気がついてるジャン!♪」って。

 そしてこんな風にお返事しました。


 

ココから・・・



 しんしんさん、こんにちは。パピーいしがみです。

 メール、ありがとうございます。

 じっくり拝見しましたよ♪。




 > 長男には、なぜ自分は怒られたのか伝わっていないばかりか、

 > 怒ってばかりのママ、というママの姿しかイメージ出来ていない。

 って、ありましたね。

 これってすばらしい気付きです。




 私たちは、恐怖を感じた時、

 その恐怖から逃れることが第一優先となります。

 親が怒るのは、親としては、

 いけない事を「いけない!」と教えている“つもり”なのですが、




 子供には、「今、何が原因でその恐怖を感じているのか?」

 などとは考える余裕はなく、

 今の「怒られている環境」から逃れることしか頭にないのですね。




 だから、親が「怒って教えよう」としても、

 “親が感情を子供に感情をぶつけて、“親”がすっきりする”

 以外にメリットは無いんです。

 本当に、「いけない」を教えるのなら、

 ゆっくり丁寧に、話してあげるだけでいいのですからね(^^)




 ですが、私たちが子供に「怒らないようにしよう」としても、

 なかなか怒りを抑えることが出来ません。

 いえ、怒らないように!と意識すればするほどイライラして、

 より怒りやすく、爆発しやすくなります。




 なぜなら、現状のまま「怒らないようにしよう」と意識することは、

 火にかけて沸騰しているヤカンに、

 蓋をしただけの状態だからなんですね。

 沸騰しているヤカンに蓋をすれば、沸騰を早めるだけなんですね。




 沸騰を抑える為には、“蓋をする”のではなく、

 火を消すか、ヤカンを火からおろさなくてはなりません。

 ( 後 略 )



ココまで・・・



 しんしんさんは、なんとかしたい!と、

 とても熱心に、いろんな育児書をお読みになったようです。

 きっとそこには書いてあったのだと思います。

 「怒っちゃいけません」「親が変わりなさい!」って。




 でもね〜、これって酷なことなんですよ。

 なぜなら、お返事にも書いたように、

 > 現状のまま「怒らないようにしよう」と意識することは、

 > 火にかけて沸騰しているヤカンに、

 > 蓋をしただけの状態だから・・・。

 > 沸騰しているヤカンに蓋をすれば、沸騰を早めるだけ・・・

 だからなんです。



 「我慢だ」「我慢だ!」って頑張ればなんとかなるのなら、

 苦労はしませんよね(^^)




 そう、だからね。そんな時は、まず・・・。

 > 沸騰を抑える為には、蓋をするのではなく、

 > 火を消すか、ヤカンを火からおろさなくては・・・

 なのです。




 そしてしんしんさんには、加えて、こうお願いしておきました。

 「まずは焦りをすてましょう。

  そして、息子さんの今を、じっくり見てみてください。」って。




 しんしんさん、「怒らないようにしよう」ではなく、

 「じっくり見てみよう」という目標を持って、

 早速実行してくださいました。



ココから・・・



 先週から週末はイライラして大声を上げてしまうこともありましたが、

 なんだか長男のいいところを色々見ることの出来た1週間でした。  




 雪が降った朝、長男はうれしくて外に出て行こうとしました。

 その日、パパがいない日で、

 「遊びに付き合えない」と話したのですが、

 「嫌だ!」と、一人で出て行こうとしました。




 すると長女も「行きたい!」とダダをこね・・・、

 でも、長女一人で準備が出来ないのを見て、

 長男が手伝ってあげていました。




 また別の日のことです。

 実は長女は3歳1ヶ月になるのですが、まだオムツが外れていません。

 その日珍しく自分からパンツをはいていました。

 そんな時、お菓子を買いに買い物に行きたいといっていたのですが、

 うんちをしたくなったようで、トイレに促したのですが嫌だと拒否。




 (本当はいけないんでしょうが)

 「トイレでうんちしなかったら買い物いかないよ〜」

 って言ったところ、自分からトイレに座ったんです。

 すると、長男もお菓子を買いたかったから?(笑)かもしれませんが、

 「〇〇ちゃん、がんばれ〜!」って、

 怒らずに、応援をし始めたのです。




 そのかいあってか、なんと「トイレでウンチ」が成功!!

 3人で手を取り合って喜びました。



 

 そんなことがあってからも、

 長男の行動を見ていると・・・

 外出先でトイレのスリッパをそろえて出てきたり、

 妹が上手くシートベルトが出来ずにいると手伝ってあげたり・・・・。




 そんなとき、すぐに「ありがとう」って言うようにしたのです。

 すると、長男はより、進んで何かをしてくれたり、

 私自身の心も、穏やかになるのを感じました。




 「あっ!これなんだ」って思いました。




 実はパピーさんに、

 どうしても長男に対してイライラしてしまうことを相談したことがあり、

 その時、長男をよく観察してみることをアドバイスしていただきました。




 先週から「長男はどんな風に感じているんだろう?」って、

 少し観察してみたんです。

 すると、いいところが見えてきて・・・。

 意識しているからでしょうか?すぐに褒めることも出来たのです。




 以前の私だったらよほどでないと

 褒めたりしていなかったかもしれません・・・。

 目標をもって意識するって大切なんですね。



ココまで・・・



 子供の様子を「じっくり見てみる」っていう事は、

 実はとてもいいんです。

 即断即決で「やめさせよう!」とするのではなく、

 冷静に見ていると、気がつくことがあったりします。




 又、冷静に見ることで、

 ちょっとした優しさや気遣い、協力など、今まで気がつかなかった、

 見過ごしていた良さを発見することもあります。




 しんしんさんは、

 「なんで長男はこんなに自分をイライラさせるんだろう?」

 という見方から離れて(ヤカンをコンロからおろして)

 息子さんの悪い所も、いい所も、ちゃんと

 “じっくり見ることができた”のですね。




 そして、そんなキッカケから、

 今、少しずつ、変化があるようですよ(^^)

 最後に、その後、頂いたしんしんさんのお便りです。



ココから・・・



 今まで、メルマガに出てくる人は、

 ほんの一握りの成功者のように感じていました。

 でも、コミュニティで出会ったみなさんや、

 パピーさんに認めていただき、

 「ちょっとした見方の変化が気持ちを左右するんだな〜」

 と、身をもって実感できました。




 なぜイライラするのか?考えた事はありますか?

 とパピーさんに質問をされ、

 理由なんて考えず感情に任せてイライラし怒っていたので、

 すぐには思いつきませんでした。




 そのことも含めて、冷静にお互いのことを考えながら、

 観察してみること、・・・意識しないと出来ないことです。

 目標を立てて意識する・・・本当に大切ですね。




 今まで、「なんで長男はこんなに自分をイライラさせるんだろう?」

 って否定的な感情で見ることが多かったように思います。

 きっとそれって直接話さなくても伝わっているんでしょうね。

 よく観察することを始めてから、「今までありがとう」なんて、

 思わずに通りすぎていたことが多かったな〜、と感じています。




 同じ一言を話すことでも、

 褒められるのと怒られるのとでは、違いますよね。

 褒められた方がきっと、

 「ママは自分をよくみてくれているな」と感じるのでしょうね。




 だったら、やって欲しいってくどくど怒るより、

 やってくれたときにすかさず褒めることが大切なんだって、

 分かったこと・・・なんかうれしく感じました。



ココまで・・・



 しんしんさん、メルマガへの紹介のご許可、ありがとうございました。

 しんしんさんの、

 >「あっ!これなんだ」

 や、

 > やって欲しいってくどくど怒るより、

 > やってくれたときにすかさず褒めることが大切なんだって、

 > “分かった”・・・




 こういう、ご自分で体験する事が、ものすごく重要なんですね。 




 そして一度体験すると、二度、三度と体験できるようになるんです。

 こうやって体験を重ねていくことで、善循環に移行していくんですね。

 (「変わろう!」とか、「我慢!我慢!」なんて

   体に鞭打つような無理をする必要ないんです ^^)




 なんかこれから、いい事が起こりそうです。とっても楽しみですね。

 ステキなご報告、ありがとうございました♪







 ご興味のある方はこちらをお読みください。

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