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第486号 「喜び」を伝えよう♪

こんばんは。パピーいしがみです。

以前のメルマガで「学校の先生も学んでくださっているんです」とお話をしましたよね♪

今日のお話は、その学校の先生である秋桜さんからのお便りです。

秋桜さんは、教育現場で「認める」「褒める」「包む」を使って、大きな変化を感じているそうですよ。

ですが、そうなる前に秋桜さんは、ご自分の子育てで辛い思いをされていらっしゃるのです。

今日は、その辺りもじっくりお聞きする事ができました。非常に参考になりますよ♪

それではご紹介させて頂きますね(^^)

ココから・・・

パピーさん、こんばんは。秋桜です。

今日は、ご報告とともに、お礼を・・・と思ってメールしました。

パピーさんの講座を学んでいる中には、幼稚園の先生、学校の先生も沢山おられるようですが、実は私も、小学校の教諭をしています。

そして、私自身の子育ても決して「上手く行った」訳ではなく、一人娘は他県で一人暮らしをしていますが、その理由は「親から離れたいから」という希望からでした。

職業柄、私は沢山の書物を読み、いろんな先生の講演も聴き、大学で専攻した児童心理学は特に好きな教科でしたし、

子供も大好きで(今、この言葉を使うのは気が引けますが)子育てにも自信がありました。

いえ・・・

正確には、子供が私の思い通りに動いていた、“小学校低学年までは・・・”ですが・・・。

周りの「さすが○○さんの娘さんは違いますね」の言葉に、優越感を感じていました。

又、私には「あれだけ勉強したんだもの、その位はあたりまえ」という気持ちも少なからずありました。

今、考えると、子育てを経験をしていない私が、ほんの少しかじっただけで分かった気になっていて、本当に傲慢だったと反省しています。

順調に子育てが出来ていた、と思っていたのですが、パピーさんのおっしゃる通り、子供が小学校に上がり、9歳、10歳ぐらいから、急に変わってきて、問題行動が増えてきました。

ですが、私は「成長期にある反抗」だとして、自分を振り返る事もしませんでした。

最初は、私の言う事に逆らう程度でした。それが次第に「うるせーんだよ」などのような攻撃的な言葉になり、

目つきが変わり、服装が乱れ、塾や習い事もさぼったり、仲の良い友達も変わりました。

子供の「私はアンタの奴隷じゃない!」その言葉を皮切りに、娘との距離はどんどん離れていきました。

私がどんな状態だったか、パピーさんなら、すぐにお気付きになると思います。

顔を見れば指示・命令・強制・・・否定の嵐でした。

中学に入ったら、交わす言葉もほとんどなく、娘がどこで何をやっているのか、何も見えなくなりました。

これについては、パピーさんのテキストにもありましたね。

「子供が何も話さなくなった時、親が子供がどこで何をやっているか分からない時が最も怖い・・・」と・・・。

そうなる前に気が付いて、私自身を振り返り、自分自身の態度を改めればよかったのですが、私は、自分の態度が原因だとは全く気づかなかったのです。

娘は私を避け続けました。ですが、主人とは最低限の話はするのです。

不登校にもなりましたが、「私が仕事をやめて家にいるようにしようか?」と主人と話をするようになると、何もなかったように娘は学校に行きだしました。

どうやら、私と家にいるくらいなら、「学校に行った方がまし・・・。」そのぐらい、娘は私を嫌っていたようです。愕然としました。

私は甘えてもらえないほど、嫌われてしまったのか・・・。ショックでした。

大事に育ててきたつもりだった一人娘です。かわいくないわけがありません。

ですが、娘は私からどんどん離れていく。

そんな時に、もしかして・・・と思い出だしたのが、ずいぶん前に、生徒さんの親御さんに聞いた、パピーさんのお名前だったのです。

その生徒さん(A君とします)は、何しろいつも明るいのです。

勉強も運動も、決して抜群というわけではなかったのですが、積極的で、前向きで、友達に好かれる。

その子がいるとパッとそこだけ明るくなる。そんな雰囲気を持った子でした。

A君は徐々に勉強も、運動も出来るようになり、学年末では、みんなからの推薦で、学級委員もし、立派に大役も果たしました。

とても急成長したA君。

他の保護者の方々にお知らせできるような、何か参考になる話があるかもしれない?と、A君のお母さんに、軽い気持ちで聞いた時に、

「私が変わったのはこの方のおかげです」と、パピーさんの事を教えて頂いたのです。

どうやら、A君のお母さんも、以前はかなり子供を叱り、萎縮させてしまっていて、そこで自分が原因ではないか?と考えるようになった、と言われていました。

「今は毎日が楽しい」「笑いが絶えない」と言うお母さんの笑顔は、とても輝いて見えました。

せっかくA君のお母さんから教えて頂いたパピーさんのサイトを見たのに、その時にはその価値に気付かず、

「又、時間があった時に読んでみよう」そう思って閉じ、それからは一度も読み返す事がありませんでした。

ですが、実際に自分が子育てに悩み、その立場に立って、パピーさんのホームページを見た時、沢山のヒント、沢山の答えがあった事に気づいたのでした。

私は、子供を優秀に育てたいがために、大事な事を忘れていた。

私の子育てには「喜び」がなかったんです。子供が小学校に上がってからは「出来て当たり前」でした。

学校で良い点をもらっても「有頂天になっていたらいけない」書道で学校代表で選ばれても「そうなの?」という返事。

絵画コンクールで特選になっても「それより宿題は?」などと言っていのです。

良い点をもらう為には、沢山の努力をしたでしょう。書道で学校代表に選ばれるまでには、沢山練習もしたはずです。絵画コンクールで賞をもらったら、一緒に喜びたかったはずです。

でも、私はいつも「そんな事より・・・」だったのでした。

なぜ、一緒に喜ぶ事ができなかったのか・・・。これでは、子供は私に期待しなくなりますね。

どんなに頑張っても報われないのなら、頑張る事もしなくなるでしょう。

無気力・無関心で、やる気のない子になっても、何も不思議ではありません。

猛烈に反省した私はパピーさんの勉強を始めました。

それは、娘への懺悔と、これから私が教える子供達、お母さん方へ、私と同じ失敗をしないように、との気持ちからでした。

勉強をしながら、私の生徒であるクラスの子供達に、「認める」「褒める」「包む」を意識的にするようにしました。

テキストで学ぶ事を次々と試してみました。すると、やはり違うのです。

授業に向かう姿勢が違います。物事に取り組む積極性が違います。出来ない子、苦手な子に教えてあげる、一緒にやってあげる、そんな子も増えてきました。

それから、もっと嬉しい事がありました。

子供達が私の事を「好き」と言ってくれる様になったのです。中には「将来の夢は○○先生のような先生になる事です」などと言う子も現れました。

娘にさじを投げられ、嫌われ、徹底的に避けられていた私がです。

よそ様の子供に「好き」と言われるこの「喜び」。これを、自分の子供で体験したかった。

娘から一度で良い。「好き」と言って欲しかった。今、思うと本当に、あの頃の私を後悔します。

そして、よりいっそう、本当に大事な事を教えてあげなければ!という気持ちが高まるとともに、

子供さんのことで悩んでいるクラスの子供達のお母さんと、お話をする機会を増やしました。

お母さんが知らない、学校での子供さんの活躍。「学校ではこんな事をしてくれているんですよ」と、

パピーさんの「褒め日記」のヒントから、一人一人のいい所を全員分、ノートに書き、溜めておき、それを面談の時などにお話しするんです。

中には泣き出すほど、感激してくださるお母さんもいて、「みんなみんな認めて欲しいんだな。」「みんなみんな褒めて欲しいんだ!」って再確認しています。

長くなりましたが、パピーさん。とても大事な事、気づかせてくださって、ありがとうございます。

私は確かに自分の子育ては失敗しました。でも、この教訓はきっと生かせると思います。

これからも勉強を続けさせて頂きます。

いつか、娘との確執が解ける事を夢見て・・・・。長文をお読みいただきましてありがとうございました。

ココまで・・・

秋桜さん、貴重なお話、ありがとうございました。

“娘から一度で良い。「好き」と言って欲しかった。今、思うと本当に、あの頃の私を後悔します”

のくだりを読むと、グッと胸が痛くなりますが、でも、そのおかげで、秋桜さんの生徒さんに変化が起き、

又、生徒さんのお母さん達にも、お母さんが知らない子供達の良さを、伝えて上げて下さる事ができている。

秋桜さんは辛かったと思いますが、それがあったからこそ、何人ものお母さんに希望を与え、何人もの子供達に、力を与えているのかもしれません。

それに、娘さんにも必ず、考え方が変わり、お母さんに近づく時があります。その時が、今の状態を改善するチャンスですよ。

私は、今のお気持ちでいらっしゃれば、きっとその日はやってくると思いますよ(^^)

でも、ステキですね。

“お母さんが知らない、学校での子供さんの活躍。「学校ではこんな事をしてくれているんですよ」と、一人一人のいい所を全員分、ノートに書き、溜めておき、それを面談の時などにお話しするんです。

中には泣き出すほど、感激してくださるお母さんもいて・・・”

とありました。

子供のよさをしっかり見てくださる先生に恵まれた。その先生に、自分さえも気が付かない子供のよさを教えてもらった。

これは、とても嬉しいと思いますよ。

そして、お母さんが家に帰って・・・

「母さんね、今日、あなたのことで、先生に褒められたよ~♪あなたは、学校でこんな事をしたんだってね。先生、褒めてたよ~♪お母さんも嬉しかったよ・・」

なんて言ってくれたら、子供も嬉しいですよね(^^)

まさにこれは、「喜び」が伝わっている状態です。

そう。「喜び」ってそこで終わらないんですね。

誰かに与えれば、必ずそれは、間接的に又は直接的に、その人の周りに何かの形で伝わるんです。

それは、雰囲気かもしれません。笑顔かもしれません。もちろん、言葉かもしれません。

「喜び」を伝えましょう。その発信地になりましょう。

それは必ずめぐりめぐって、あなたに帰ってきますから♪。

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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