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■ 第509号 子供は1歩ずつ成長する
こんばんは。パピーいしがみです。
今日は、前回の「少しずつ、少しづつ」の続きです。
私たちは子供達が成長してくると、どうしても
「この位はできるでしょう?」と思っちゃいますよね。
又、他の子がそれをできたりすると、
「なぜ、あなたはできないの?」って思っちゃう。
そして、イライラッてしたり、ムカムカッてしたり・・・(^^)
でも、子供には成長のスピードがあるので、
その年齢からすると、私たちが思う「その位・・・」が、
ちょっと高いレベルだったり、
又、その子の成長段階がそこまで届いていない、
という事もあるんですね。
なので「なんでそんなことができないの!」って叱るより、
ちょっとハードルを低くした位置で見てあげる、
できるように手伝ってあげる、
って事が必要な場合がとても多いんです。
ちょっとハードルを低くして、
子供も、ちょっと頑張ればできるぐらいの高さにしてあげると、
案外と、スムースにできたり、段階を踏まえての成長ができる、
という事があるんですね。
前回のきゅーぴーさんからのご相談に、
「ちょっとハードルが高いようです」
「課題は“一つ”にされると良いですよ」
とお返事しました。
今日は、そのお返事に対して頂いたメールのご紹介です。
ここから・・・
早速のお返事ありがとうございました。
なんで、イライラしていたのか?
もう一度しっかり考えて見ました。
ずっと、こんな状態が続いていたわけではありません。
上手くいっていたときもあったし、
このイライラは数日前からだったのです。
では、なぜこんなことになってしまったか??
毎日、学校の片付け、宿題をさせるにも、
「〇〇しなさい」「次は〇〇だよ」「〇〇やった?大丈夫?」
といちいち指示したり、命令したり、
確認したりしないと出来ませんでした。
でも、これは「命令、指示」になってしまうし、
『1つ1つ言わなければ出来ないでは困るな』と思ってしまったんです。
それなら、何度も言うのではなく、
1・2回言って無理なら、どうするか様子を見てみよう。
やらないで困ることになれば、
“やらなければいけないことは先にやる”
“時間を気にしなければ、やりたいことも出来なくなってしまう”
ということをわかってくれるんじゃないかな?と思ったのです。
しかし、様子を見ても自分からやろうとする様子は見られなし。
そのうち、いくら注意してもやる気を見せない。
(今思うと、私はただ口で注意しているだけで、
「アレもやれ」「これもやれ」と沢山を要求しているだけでした)
私自身の中でも、いつも笑顔でいよう(いなければいけない)、
肯定の言葉を使おう(否定してはいけない)
と思えば思うほどそれがストレスになってしまって、
「こんなに私が頑張っているのに!!」と更にイライラ。
そんな状態で、
“それまで上手くいっていた時に、どうしていたのか”
すら、わからなくなってしまって、
悪循環にはまっていたように思います。
パピーさんのメールを拝見して、目が覚めたように感じました。
はじめっから、
“時間を見て自主的に行動する”
なんてことは、出来るとは思っていませんでした。
では、何でそんなことをさせようと思ったんだろう・・・?と。
まだ、1年生、当然無理なことだったんですよね。
子供にとっては、
「今までママが手伝ってくれた、
忙しいときも、手が空いたら一緒にやってくれたのに。」
と戸惑ってしまっていたのかもしれません。
メールをいただいて、まずは
「ハードルを低くしよう!」と決めました。
長男が学校から帰ってきて、
(といっても、学童へ言っているので夕方です)
まずしなければいけないことは、
【宿題】と【学校の片付け】【翌日の準備】です。
(それすらもイライラしているときは出来ていませんでした。)
まずは、これをしっかり出来るようにしよう。
「1人でやる」というのはとてもハードルが高かったため、
「一緒にやる」ことにしました。
ただし、長男が主導です。
ペースがゆっくりで、すぐに他のものに気をとられたり、
と時間がかかります。
それで、夕方の忙しい時間、私もすぐに済ますため、
どんどん手を出して終わらせようとしてしまいがちでしたが、
私が「次はこれ」と手出ししてしまうと、
長男がやったことにはなりません。
なので、長男に
「ママは何手伝ったらいい?」聞き、
あくまでも長男が主導になるようにしました。
長男も「やらなきゃいけない」と思っているのでしょう。
ほかの事に気をとられていても、そこで、切り替わるようです。
「ママは鉛筆削って」など指示を出し、
自分も教科書をしまったり、出したり、
宿題を広げてやるようになりました。
すると、思ってもいない言葉が!!
鉛筆削りが終わって「次何したらいい?」と聞くと、
「ママもういいよ、後は一人で出来るから」
と言ってくれたのです!!
それまでも、同じように一緒にやっていたこともあったのですが、
長男からこんな言葉が出たのは初めてです!!
(どちらかというと、長男があれこれ指示して、
私がやるもののほうが多かったのです)
そして、もう一つ嬉しいことがありました。
時々、学童とは別の「放課後児童クラブ」へ行っています。
そこでは、勉強したり、好きな遊びをしたりするのですが、
そこで、長男を見てくださっている先生から
こんな嬉しい言葉をいただきました。
「この子は集中力があるね。
宿題をやらせてもすごい集中してすぐに済ませてしまうし。
私が見ていなくても大丈夫。この子は大丈夫!!」
この言葉を聴いて、
「そうか、何事にもすぐに集中してしまうから、
私が言っていることが届かなかったり、覚えられないんだ!」
と思いました。
しかし、生活の中では、その時やらなければいけないことがあります。
もし、ほかのことに集中して出来そうにないときは、
ただ叫ぶのではなく、長男のところへ行き、
『私の声が届くように』そして、
『それが「必要なことだよ」ということがわかるように』
声かけをしていかなければいけないな、と思いました。
他にも、長男と長女の喧嘩が減ったことや、
私の仕事もスムーズに行ったりと良いことが続いています。
それに、上手くいきはじめると、
笑顔も肯定の言葉も、自然に出てくるんですね。
パピーさんからメールをいただいて、
ほんの数日ですが、あんなに悩んでいたのがウソのようです。
私のやり方が間違っていたことを長男が教えてくれたんですね。
子供にとっては、まだ一人で歩かせようとすると
道に迷っちゃうんですね。
どこへ行ってよいかわからないから、寄り道をしてしまったり、
不安を抱いたりしていたんですね。
だから、私は子供が道に迷わないよう一緒に歩いてあげる。
寄り道をしたり、道から外れそうになったときは、
時々「こっちだよ」と教えてあげる。
そうすることによって、子供も安心して歩くことが出来るんですね。
今回は、本当に沢山のこととを学ばさせていただきました。
次、上手くいかなかったときも、今回のことを思い出して、
自分のやり方を修正することが出来ると思います。
本当にありがとうございました。
最後に、お調子者で楽天的な長男ですが、
今は、とっても誇りに思っています。
ここまで・・・
きゅーぴーさん、メール、ありがとうございました。
又、2週にわたってのメルマガの掲載、ありがとうございます。
> 長男が学校から帰ってきて、
>(といっても、学童へ言っているので夕方です)
> まずしなければいけないことは、
> 【宿題】と【学校の片付け】【翌日の準備】です。
> (それすらもイライラしているときは出来ていませんでした。)
> まずは、これをしっかり出来るようにしよう。
> 「1人でやる」というのはとてもハードルが高かったため、
> 「一緒にやる」ことにしました。
> ただし、長男が主導です。
> それで、夕方の忙しい時間、私もすぐに済ますため、
> どんどん手を出して終わらせようとしてしまいがちでしたが、
> 私が「次はこれ」と手出ししてしまうと、
> 長男がやったことにはなりません。
> なので、長男に「ママは何手伝ったらいい?」聞き、
> あくまでも長男が主導になるようにしました。
とあったのをお読みになって、あなたはもしかして・・・
「そこまでやらなきゃいけないの?これって甘すぎじゃない?」
と思われたかもしれません。
これは、その子・その子、によって違うでしょうが、
きゅーぴーさんの長男さんの場合は、すぐ下に妹さんがいて、
一緒に遊ぶ方が楽しくて、そっちに引っ張られちゃう、
どうしても、長男さんが集中するだけの時間が取れない・・・。
という傾向があったので、
すべてを任せて親が手を引く、よりも、
“ちょっと手を貸してあげて・・・でも長男さんに考えさせる”
という、きゅーぴーさんが実行された方法がベスト!
だと私は思うのです。(みんなそれぞれ違うと思います)
それが証拠に、ちょっと手伝うだけで、自分から・・・
「ママもういいよ、後は一人で出来るから」
と言い出したんですね。
これは「呼び水」と同じで、もうそこにはできる下地はあるんです。
それをどうやって引き出してあげるか?なんですね。
引き出してあげる為には怒ったってダメなんです。
その子がせっかく持っているもの。
どうやったら引き出せるのか?って考えると、
「怒る」ではない、違ったやり方があるんです。
又、ハードルを下げてあげると「できる」が増えてきます。
笑う事も増えるでしょう。すると当然、お母さんもイライラが減り、
子供達も怒られる事が減ります。
家の中に柔らかい空気が流れれば、
どんどん良い雰囲気になってきます。
> 他にも、長男と長女の喧嘩が減ったことや、
> 私の仕事もスムーズに行ったりと良いことが続いています。
> それに、上手くいきはじめると、
> 笑顔も肯定の言葉も、自然に出てくるんですね。
> ほんの数日ですが、あんなに悩んでいたのがウソのようです。
とありました。
たった数日なのに、大きな変化があって、本当に驚きました。
早く気付けてよかったですね♪
そして今回の事、沢山の方の参考になったと思いますよ。
きゅーぴーさん、貴重なご報告。
そしてメルマガ掲載のご許可をありがとうございました。
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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