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第588号 一生懸命を楽しもう!

こんばんは。パピーいしがみです。

2011年、いよいよ始まりましたね♪

昨年はいかがでしたでしょう?良い年でしたか?今年はさらに良い年にしたいですね(^^)

今日のメルマガは今年の第一号となりますね。

新年1発目という事で、新年にふさわしく「一生懸命を楽しもう!」という内容でお送りしたいと思います。

でもこの「一生懸命を楽しもう!」は、私の言葉ではないんです。

今日お送りする内容は、遥さんから頂いたご報告です。遥さんとの出会いは、2007年の2月。

もうそろそろ丸4年になろうとしています。

その時に小学生だったお子さんは、今は中学2年生です。

月日の経つのは本当に早いな~、と思うのですが、特に子どもたちの成長って、とても早くて、

今、幼稚園のお子さんもすぐに小学生になり、小学生だったお子さんも、数年後には中学、高校・・・と、毎年毎年、成長していくんですね。

(あなたのお子さんもすぐに・・・大きくなるんです♪)

今日はそんな成長し、変化した子どもたちの様子を、遥さんからご報告を頂きましたので、ご紹介したいと思います。

ココから・・・

パピーいしがみ様

こんにちは、ご無沙汰しております。遥です。

双子の兄弟達が小学生の頃は本当にお世話になりました。その兄弟達も今は中学2年生です。

ここに来て、“私は本当に幸せなお母さんだ!”と思い、ぜひ、パピーさんに聞いて頂きたくて、メールさせていただきました。

恐ろしく長くなってしまいましたので、いつでも、パピーさんのお手すきの時に読んで頂けたら嬉しいです。

中学生になった子供たちは、特に大きな問題もなく、

先生方からは、「自分をしっかりと持っていて、周りに流されずに生活出来ています」と言って頂いたり、

職場体験では店長さんに、「2人の一生懸命さに感動しました。こちらが勉強になりました」と言っていただきました。

毎日、笑顔で学校に行き、まだ今だに「お母さん大好き」って言ってくれます。

成績もトップクラスとは行きませんが、毎日、コツコツ努力しています。

私は皆様のメールのように、「打てば響く」ような劇的な変化はなかったのですが、“ゆっくり、ゆっくりとレンガを積んでいたんだ!”と実感しています。

パピーさんの講座を申し込みさせて頂いたのも、すべて双子の兄弟のいじめ問題でした。

それが、「俺ら今日A君と3人で、帰ってきてん!あいつそんなイヤな奴ちゃうかったわ!」と・・・。

クラブ活動で一人、はじかれているA君に声を掛けて、一緒に帰って来たと言うのです。

実は、中学校に入ってからも、子供たちはやはり好き嫌いが激しくて・・・。

とくに、意思表示の苦手な子の事を嫌って嫌って・・・なので、A君の事も最初に「嫌い」って言い出したのは、多分、兄弟達だと思うのです。

家でもA君の悪口ばかり言ってました。

そんな風に思っているのは、兄弟達だけではなく、クラブ全員がそう思っているみたいで、A君はだんだん孤立していってしまいました。

クラブが終わって皆集まって話してても、一人先に帰ってしまうようです。

私は小学校のいじめの件があったので、「いじめるな」「いじめるな」の一点張りでした。

私自身も努力しないで、怠ける人はきらいなので、子供達の気持ちも分かる!でも、やっぱり「いじめ」はいけない!

でも、どうやって教えていいのか分からない状態でした。

そんな中、夏休みに家族旅行に行ったのですが、そこで兄弟達がクラブの仲間全員で食べるお土産と、クラブの同学年全員に1つづつお土産を買ったんです。

でもA君にだけ買わなかったんです。

2人は、「クラブには買ったやん!このお土産は友達に買うねん!たまたまAは友達でないから、買わないねん!」と、言い張りました。

私はここで折れてしまったんです。

「自分のした事はかならず、自分に帰ってくるよ。A君がどんなつらい気持ちになるか考えてみ」と言うのが精一杯でした。

2人は、「どうせAはクラブ終わったら、すぐに帰るし、帰ってから、みんなに渡すから」と言います。

私は「違う!違う!絶対にそうじゃない!」と思いながらも、折れてしまったんです。

私は悩みました。たくさん考えました。

旅行に行く前日にクラブに入部して来た子がいたら、その子には、友達じゃないけど、一緒のお土産を買うだろう。

私も職場で嫌いな人もいました。やっぱりその人には、お土産を買わなかった事もあります。

私は2人に、「旅行中にお母さんがブレたのが悪かった」「あんたらに恥ずかしい事をさせてしまった」と、まず謝りました。

そして、お母さんもお土産を買わなかった事もある話をしました。2人は口を揃えて「それ、あかんな~」って言いました。

人の事は良く分かるのです。

「な~、あかんやろ~?けど、お母さんのした事は、恥ずかしい事やけど、いじめじゃないと思うねん。

おかあさんは、その人を傷つけないように、イヤな気分にさせないように、気づかれないようにしたよ。

あんたらは、A君を傷つけらんように、努力したか?

バレてもかまんわ!どうせ俺あいつ嫌いやもん。

あいつにや買ーたらんねん。って、気持ちちょっとでもなかった?ちょっとでもあったら、それはやっぱりいじめやと思うねん」って、話しました。

人間だから、好き嫌いは必ずある。

けれど、それを相手に分からせるような態度をとったり、嫌いだから、傷つけてやろう!攻撃してやろう!と言う気持ちがイジメだと思いました。

「毎日、よく観てん。A君そんな悪い子ちゃうよ」って、お願いしました。

それら2,3日して「俺ら今日A君と3人で、帰ってきてん!あいつそんなイヤな奴ちゃうかったわ」って満面の笑みで帰ってきました。

一人では勇気をだせない事でも、2人だから出来る事もあります。これが、この子達が双子で生まれて来た意味かも知れないと思いました。

この子達はこの子達なりに、私との話から、何かを感じてくれたんだ。長年一人で悩んでいた事が、3人で解決できたんだ!

本当に、スーッと霧が晴れたように思いました。

それだけでも、十分に嬉しくて、「こんな嬉しい事はない!」と思っていたのですが、

2人兄弟の弟の方が、先生から「生徒会に立候補してみないか?」と声をかけていただいたんです。

小学校の時はノリで当選した会長、副会長ですが、中学になってからは、学級委員にも手を上げないくらいだったんです。

でも、声を掛けてくれたのが、嬉しかったみたいで、兄が応援者で、弟が立候補したんです。

立候補のスローガンは「一生懸命を楽しもう」です。

演説の中に、

「ぼくは、一生懸命が格好悪い。という環境をなくしていきたいと思っています。一生懸命は恥ずかしい事ではありません。

ぼくは身体は小さいですが、それを理由にしてあきらめたりする事が嫌いです。

なぜなら、それを言い訳にして、習い事を中途半端で辞めた事があるからです。

その事がずっと心に残っています。

だから、中学生になってからは何事も最後まで、一生懸命やろうと思いました。

すると『一生懸命の楽しさ』に気が付きました。それが、ぼくのスローガンの“一生懸命を楽しもう!”です。」って、ありました。

(ここ~!!ここに繋がるんだったんだ~!)って。

「ごめん、お母さん嬉しいわ。泣いてもかまんかな?」って、泣きました。

私の一番の子育ての霧は、いじめと空手だったのです。

・・・注釈・・・

遥さんのお子さんは空手を「もういやだ」と中途でやめています。息子さんが「中途半端で辞めた」「ずっと心に残ってる」と演説の中で言ったのは、この空手の事だったようです。

・・・注釈終り・・・

すべて、今まで子供達が経験した事、パピーさんの講座を習い、一生懸命話した事、すぐには、響きませんでしたが、こんなに反響して大きく帰ってきました。

すべての伏線がつながり、大きく回転したようです。そして、本当に子供達は一生懸命に生きています。

“全校生徒の前で堂々と”一生懸命を楽しもう!と言えるほど、一生懸命を楽しんでいます。

私は今、間違いなく、しあわせなお母さんです。パピーさん、本当にありがとうございました。

これからもいろいろあると思いますが、その度に子供達と話し合い、認め合って解決していきたいと思います。

長文になってしまって、申し訳ありませんでした。うれしくて、うれしくてしかたなかったんです。

文末になりましたが、お父様のご冥福と、お母様のご健康、パピーさんご家族のご健康をお祈りしています。

ココまで・・・

遥さんから、こんな風にメールをもらって、私も本当にうれしくて・・・

何度も読み直しては遥さんと同じように涙しました。

「イジメをする子」って、それがどんな原因にしろ、自分に対する自信を失っていたり、「どうせ、俺なんて」というような自己否定感を持っていたりします。

自己否定感が強かったり、自尊心が低下していると、「頑張ってもっと自分のレベルを上げよう」とするよりも、

人の足を引っ張って相手をおとしめようとしたり、自分より弱い立場や、劣っていると感じる人や動物をいじめたりして、満足を得ようとします。

4年前、遥さんからメールを頂いた時、遥さんのお子さん達にはそんな部分を感じていました。

自己否定感が強い子、自尊心が低下している子は、積極性や「頑張ろう」という気持ちよりも、「どうせできない」「やったって無駄」という傾向に向かってしまい、

頑張れば出来る事も、最初から諦めてしまう、その癖、負けるのが嫌だから人の足を引っ張る・・・そんな傾向があるんです。

でもこれって、ものすごく「もったいない」んですね。

本当は出来る力が有るのに、やればできるチャンスを失ってしまう。自分を高めるチャンスを失ってしまう。喜びや楽しみを得るチャンスを失ってしまう。

そして結局いつまでも、うまく出来ない自分。ダメな自分ばかりが目について、そんな自分をどんどん嫌いになっていくんです。

結果、さらに自己否定感を強め、自尊心を削っていくんです。そうやって、どんどん悪循環に向かうんですね。

遥さんの子供たちにも、チャレンジする気持ち。出来ない事ができる面白さ、感動、喜び。

「一生懸命って楽しいぞ」「頑張るって面白い!」「チャレンジ・挑戦ってワクワクする♪」そんな気持ちを味わえるようになってほしい!!って思っていました。

「一生懸命って楽しいぞ」「頑張るって面白い!」という気持ちが生まれてくると、イジメをしたり、人の悪口を言ったり、いじけたりする態度などは格段に減ってくるんですね。

だって“そんな事するよりも自分を高めた方がいい”って分かるんですから。

遥さんからは、時々「子供たちに変化が起きています」「どうせ俺なんて・・・などの言葉を使わなくなってきています。」とご報告を頂いていました。

私も「いい方向に向かっているみたいだな」と安心はしていたのですが、まさか

「一生懸命は恥ずかしい事ではありません。中学生になってからは何事も最後まで、一生懸命やろうと思いました。

すると、一生懸命の楽しさに気が付きました。それが、ぼくのスローガンの“一生懸命を楽しもう!”です。」

などと全校生徒の前で言えるようになるまでになるとは、全く、予想もしていませんでした。(^^)

今でこそ、私は「一生懸命やる楽しさを知ってほしい」「自分の能力を高め、そこにある喜びを知ってほしい」と思い、それを伝えたいと思っていますが、

実は私自身も中学時代はそうだったんです。頑張るってかっこ悪い。一生懸命ってダサい。

私が昔、そんな風に思っていたように、小学校の高学年。中学生、高校生の子どもたちもその傾向が強いようです。

又、子供たちの周りにそういう風潮が有るからこそ、

「自分だけが一生懸命やるって・・・恥ずかしい」「自分が一生懸命やっているのを見られたら笑われないだろうか?」

って、本当は「熱中して取り組みたい」「頑張りたい」と思っている子たちも、「一生懸命が楽しい」なんて、言えない環境でもあるんですね。

だから、遥さんの息子さんが、皆の前で、「一生懸命って楽しいよ」「一生懸命やってみようよ」って声をかけた事。

私はすごく感動したんです。「良く言ったぞ!!かっこいいぞ!!」って。

この話には後日談があって、生徒会に立候補した弟さん。

双子のお兄さんの応援演説の甲斐もあり、見事、当選を果たしました。

これって・・・私は、演説を聞いた他の生徒たちの心も動かしたのでは?と思うのですね。(^^)

遥さんからはこんなメールも頂きました。

ココから・・・

ちなみに、双子の兄の応援演説は、

「僕は、時々サボりたい時があります。でも、双子の弟が一生懸命にやるので、イヤイヤながらつられて、やり始めます。

やっているうちに気分が乗ってきて、つい一生懸命になってしまいます。一生懸命やっていると、楽しくなってきます。

これが弟のスローガンの『一生懸命を楽しもう!』だな。と思いました。皆さん、一生懸命を楽しむOO中学にしませんか?」

でした。

兄は兄で本当にいい子なんです。

パピーさんのお返事を頂いてから、また昔の私のメールを観てみたのですが、「えーー!本当?」「こんな状態だったの?」「今では信じられない!!」って、思います。

今では2人とも自信満々です。本当にゆっくり、ゆっくりだったのですね。

義母は「弟、会長さんなんて、兄、ちょっと心配やな。」と言いますが、私は何の心配もしてません。

自分も会長になりたかったら、兄も立候補していたでしょうから・・・

第5章の宿題に提出した・・・

『私は何があっても動じない自信を持った母になり、子供達が安心して育ってゆく家庭をつくりたいと思います。』

これが、私の目標と決意でした。その目標に少しは近づけたと思っています。

気がつけば、兄の事も、弟の事も何も心配もしていない自分がいました。

それは、これから子供達に何があっても、この子達はそれを乗り越えて成長してくれるだろう。と信じているからです。

まさしくこれが、『何があっても動じないという自信』だと思います。

今日は試合で、朝の6時からお弁当持って学校に行きました。

「こんな寒いのに、試合やてイヤしよ~」って、兄が言いながら用意していたので、

「でも、一生懸命にやってたら、楽しくなってくるんやろ~?」って、ちゃかしたら、

「そやな~」って笑顔で出て行きました。

毎日、本当に満面の笑顔で手を振って2人共学校に行きます。そして、満面の笑顔で「ただいま~」って帰ってきます。

わたしはいつも「今日も無事に帰って来てくれて、ありがとう~」って、玄関まで走って出迎えます。

「本当に幸せだな~」って、思います。

私はこの子達が大好きなんです。これからも、日々幸せを実感しながら、子供達が安心して成長し、立派にこの家から卒業してくれるようにがんばります。

ココまで・・・

遥さん、素敵なご報告、ありがとうございました♪

子供達・・・本当にたくましく成長してくれていますね。これからがさらに・・・楽しみです(^^)

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