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第678号 子供の成長と親の関わり

こんばんは。パピーいしがみです。この頃、日が沈んでから、虫の声が聞こえませんか?

まだ8月、暑い、暑い、と思っていたけど、朝・夕はかなり過ごしやすくなって、そういえば暗くなるのも早くなっているみたいに感じます。

子供たちもそろそろ夏休みが終わり、9月に入ったら運動会!という所も多いかもしれませんね(^^)

私が住む地域は10月の体育の日に全区の運動会があるので、8月下旬から9月にかけて地区の運動会が行われます。

今年は9月の2日が予定されていて、役員を仰せつかっている私は、ここ数年、数日前から、補助員への説明会、グランド整備、準備、本番。そして片付け、慰労会・・・と、数日間を拘束されます(笑)

1年に1回だけの、何百人も集まる運動会って大人になっても大イベントで、そこまでの準備が本当に大変なんです。なので、この時期だけは一生懸命地元に貢献しています(^^)

運動会・・・多くの子供達にとって、大きな楽しみでもあるこのイベントも、楽しめない子供たちって、実は少なくないんです。トーマスママさんの長男さんも、そんな1人だったようです。

ここから・・・

パピーさん、いつもお世話になっています。

会員にして頂き、勉強を始め、パピーさんから直接アドバイスを頂けるようになって、もう2年目になりました。

細かくいろいろ聞いてくださるご配慮や、丁寧なご説明を頂くたびに、「こんなに親身になってもらって申し訳ない」「いつか良い報告をして喜んでもらいたい」とずっと思っていました。

この頃、とってもいい感じです。長男にほんの少し、積極性が見えてきました。まだ、経過報告かもしれませんが、嬉しい報告ができそうなのでメールしました(^^)

長男を見て、これは、おかしい、なんとかしなければ!と焦り始めたのは、長男が年中の運動会で固まってしまい、何もできず、立ちつくして泣いている姿を見たからでした。

園庭に集まって楽しんでいる子供達の中に入らず、いつまでも先生にしがみついて泣いている長男を見て、「なぜ、みんなと一緒にできないの?」と、心配・・・というより怒りが湧いてしまいました。

年少の時には、先生にも「初めての事ですし、緊張もありますから、こわばってしまう事もあるんですよ」と言われて、

他にもそういうお子さんがおられたので、ウチだけじゃないんだ、成長すれば解決するのかな?と楽観視していたのですが、

さすがに年中になってまで固まって泣いている子はおらず、どうしてこの子はこんなにも手がかかるのか?という思いと、母からの「あなたが甘やかしすぎたんじゃないの?」の言葉に『このままではダメだ、厳しく鍛え直さなければ!!』と強く思いました。

運動会が終わった後は、私の怒りをぶつけました。そしてその後も、何かにつけて叱りました。

悪いところを直していかないと、他の子に追いつけない、私はできるだけ甘えさせず、突き離し、人に頼らず自立できるようにさせました。

ところが(勉強をした今は痛いほどわかるのですが)私が選んだ方法は、さらに息子の積極性を奪いました。せっかくできるようになったこともできなくなりました。

やる気も失い、自分から何かしようとすることもなくなり、今思うとかなり危険な状態だったと思います。

ますますひどくなっていく長男の様子を見ながら、「おかしい、こんなはずではない」とインターネットで、ヒントを探している時、パピーさんのHPを見つけて、多くのお母さん達の改善例を目にして初めて、「私がやっていた事は間違っていたんだ」と分かりました。

もうすぐで年長・・・という時には今まで完璧にできていたおしっこやウンチまでもお漏らしするようになり、3日連続、パンツをお持ち帰りしてきました。

これはもうすぐにでも改善しなければいけない、と申し込みをさせて頂き、現状をご相談させて頂きました。

その時のパピーさんの言葉は、「大丈夫、大丈夫。まだ生まれて数年ですよ♪先はまだまだ長いんですから、これからです(^^)間違ったって、やり直せばいいんですよ♪」

と言って頂き、張り詰めていた気持ちや、焦っていて、いっぱいいっぱいだった思いが解けて、とても楽になれました。

それと・・・「叱るよりも、まず笑顔です」「今必要なのは『鍛える』ことではなく、『安心』させてあげることですよ。」とアドバイスを頂いて、意識して笑顔を心がけた結果、わずか2週間ほどで、お漏らしが治まりました。

ウンチもおしっこも以前のように、ちゃんとトイレでできるようになりました。お漏らしが直ってからは、一度の失敗も有りません。これは、本当にびっくりしました。

でもこの1件で「私は変わろう!」と決意しました。もともときつい性格の私にとって、変わることは大変でしたが、私が変われば、子供だって変われる!と信じて、1年間、本当に一生懸命頑張りました。(つもりです)

特に、親が主導権を握って子供を成長させるのではなく、子供の成長のスピードに親が合わせる事。苦手なことはいきなりできるようにさせず、小さいステップを作って、段階的に成功体験を味あわせ、喜んだり、褒めたりする事。これはとても効果が有ったと思います。

年長になると、幼稚園では自転車がはやりました。「僕、駒なしで走れるよ!」という子が1人、又1人、と増えてきて、近所で時々遊ぶ同年代の友達も1人で自転車に乗れるようになりました。

最初は、じっとその子が走る姿を目で追っていた長男。今まで見向きもしなかった自転車ですが、小さな声で、「いいな~、僕も乗れるようになりたい・・・」と言ったので、

「大丈夫だよ。○○も必ず乗れるようになるよ!」「ママ、すごい方法を知っているんだ!」(もちろんパピーさんが教えてくださった方法です)と言ったら、

「ママ、教えて♪僕、乗れるようになりたい!」と今度は強い口調で言ってくれました。久しぶりに聞いた「やる気のこもった」声でした。

それだけでなんか感動してしまいましたが、家に帰って、早速プリントアウトして、何度も読み直し(パパに頼んで)補助輪とペダルを外しサドルを下げて、足で蹴ってバランスを取って走る。それだけをやってみました。

最初はまたがるだけで歩けなかったのですが、「難しかったら細分化」「難しかったら細分化」「怒らない」「叱らない」「いいところを見つける」「褒める」と念仏のように唱えながら「それでいいよ」「上手だよ」と言いながら・・・、

1日目はまたぐだけ。2日目はほんのちょっと歩く。3日目はほんの少しスピードを上げて歩く。と数日間「ほんのちょっとだけ」をプラスしてでも短い時間で切り上げて、少しでもできたら、喜び、褒める・・・を続けました。

そうしたら、1週間ぐらいでハンドルでバランスを取れるようになって、ブレーキが握れて止まれるようになり、長男も少しずつ楽しさを分かってきたようでした。

パパが「そろそろ良いんじゃない?」と言ったので、ペダルを付けて(まだこぎ出す事ができないので)ペダルに足だけをかけて、後ろから持ってあげて、バランスを取りながら、じゃあこいでごらん・・・と何度かやっているうちにスイスイスイ~っと・・・。

約10メートルぐらいでしたが、1人で漕いで乗れました。その時の長男の顔は、驚きと喜びで、とても嬉しそうでした。

「ママ、僕、今、乗れたよね!1人でできたね♪」「うん、うん・・・涙・涙・・・」私は嬉しくて嬉しくて、涙が出てしまいました。それからはあっという間でした。

駒なし自転車に乗れる、という事は、この年代では、少し早いようで「○ちゃん、すごい~♪」と言われたり、年中さんに「僕も、○ちゃんみたいになりたい♪」なんて、言ってもらったりして、みんなの前で得意顔です。

それからというもの、長男に明るさが戻ってきました。「やればできる」という気持ちが芽生えたのでしょうか?「お手伝いしたい」とか「僕、できるよ♪」という言葉が増えてきました。

テキストにもありましたね。「手伝いたい」という気持ちが芽生えたら、たとえ失敗しても「ありがとう」「助かったよ」と言って、その気持ちを大事にするように・・・って。

先にこれを読んでいたので、本当に助かりました。私は、家事の邪魔をされたりするのがとても嫌で、子供が失敗をしたり、粗相をしたりすると、かなりきつく怒っていました。

でも・・・失敗は大事・・・と知ってから、失敗を叱ればチャレンジする気持ちすら無くなってしまう。という事が分かり、失敗して当然!と思うように努めました。

「お皿を洗う♪」と言ってやってくれた時に、案の定、手を滑らせて割ってしまったのですが、いままでだったら「仕事を増やさないでよ!」「余分なことしなくていいから手を出さないで!」

ときつく言ってしまっていた所だったのですが、長男が「しまった」とひきつった顔をした時、「大丈夫♪」「お母さんだって時々あるんだよ」「手伝いたい、っていうその気持ちだけで嬉しいよ♪」と伝えることができました。

長男のガラッと変わった表情が、ホッと安心した雰囲気になって・・・きっと私に又きつく叱られると思ったんでしょうね。今までだったらそうでした。そして、すべてを台無しにしてきたのでした。

テキストには1章を1週間読みなさい、と書かれていて、どうしてそんなに非効率なことをしなければいけないのかな?と最初は思っていたのですが、

「行動に移せる」為には、一度や二度、読むだけだったり、「理解できた」(と思う)だけではダメなんだ。

同じ内容を何度も読む、という事は、その場面に遭遇した時、ふと思い出せる為だったんだ、と今は、心から納得しています。

勉強をはじめて、私自身も少し変われているように思います。有森裕子さんではありませんが、「頑張った自分を褒めてあげたい」(ちょっと古い?)と思うほどです♪

そんな風に1年間が過ぎ、今年、幼稚園を卒業しました。心配した卒園式では、緊張しながらも自分のパートは大きな声で喋る事ができて、卒園する時のアーチの下ではにこにこしながら、隣の子と手をつないで歩けました。

一昨年の子供の様子からすると、嘘のように成長しています。パピーさんには、心から感謝しています。ありがとうございます。

そして、今年入学した小学校の運動会は、秋ではなく、夏前に行われるそうです。今まであまり良い思い出の無い運動会。ちゃんとリベンジできるでしょうか?

少しわくわく、ちょっとドキドキですが、又、結果をご報告させて頂きますね♪

ここまで・・・

ここで、冒頭にお話しした「運動会が楽しめない子供もいる」という事についてですが、

私たちは初めての事や、初めての人、初めての出来事に対して、躊躇したり、驚いたり、緊張する・・・という事は、きっと誰でも経験があると思います。

子供たちも全く同じで、日常とは違う事、大勢の人に見られている時、いつもとは違う雰囲気に、不安や恐怖を抱く場合があります。

ただ、この度合いというのは子供によって違います。

生まれながらにして、それを敏感に感じ取る子もいれば、全く感じない子もいます。又、不安の中で生活している子や、叱られてばかりいる子は、神経質になっていたり、萎縮してしまっていたり、不安になりやすい傾向が強い場合があります。

トーマスママさんからご相談を頂いた時に、私が感じたのは、「あ、相当厳しく躾をされているようだな・・・」でした。

私が「躾は大嫌い」と言っていることは、ご存じの方も多いと思うのですが、幼少期って実は、躾をするよりも「安心」の方がずっと大事なんですね。

なので、しっかり安心をさせてあげることで、

“意識して笑顔を心がけた結果、わずか2週間ほどで、お漏らしが治まりました。ウンチもおしっこも以前のように、ちゃんとトイレでできるようになりました。お漏らしが直ってからは、一度の失敗も有りません。”

とあったような事も起きるんですね。本当は「できる子」なんですが、萎縮したり、緊張したり、不安から、いつもできている事ができなくなってしまう、という事は本当によくあるんです。

ですから「安心」して自分らしさを取り戻せば、できなくなってしまったことだって元通りになります。

叱る必要もなく、厳しくする事も、落胆する事もいらないんです。「失敗する時だってあるさ」なんですね(^^)

それはそうと・・・自転車はすぐに乗れるようになっちゃったみたいですね。大体1週間でしょうか?これはすごいです(^^)

そして、嬉しい事に、「僕って良いんじゃない?」という気持ちが、少しずつ高まってきたみたいです。お手伝いの所ではとても対応が上手でしたよ。

“長男が「しまった」とひきつった顔をした時、「大丈夫♪」「お母さんだって時々あるんだよ」「手伝いたい、っていうその気持ちだけで嬉しいよ♪」と伝えることができました。”

メールにも書かれていましたが、ここで「仕事を増やさないでよ!」「余分なことしなくていいから手を出さないで!」と言っていたら、せっかくのやる気も、萎えてしまって

「言わなきゃよかった」「やらなきゃ良かった」「もう絶対にお手伝いなんかするもんか!」と、殻に閉じこもってしまったかもしれません。

「大丈夫だよ」「お母さんだって失敗することがあるんだから」そう言ってもらった長男さんは、「そうなんだ~よかった~♪」とホッと胸をなでおろし、安心したと思います。

さて、そうやって初めての運動会を迎えた長男さん。どんな結果になったでしょうか?その後、こんなご報告を頂いたのでした。

ここから・・・

パピーさん、こんにちは。トーマスママです。前回は、名前も書かず失礼しました。運動会のご報告が遅くなってすみません。大丈夫かな~?って心配していた運動会。

親の心配をよそに、長男はとっても楽しんでいましたよ~(^^)。

長男は午前中の、玉入れと、だるま運び。午後の全員リレーに参加しました。玉入れでは、先生が「ひと~つ」「ふた~つ」と数を数えるのに、みんなで一緒になって大声で叫び、たった1つの差で勝てたので、みんなと一緒に大喜びでした。

そこには以前の不安そうな長男の様子はありませんでした。お昼に家族で食べたお弁当は本当に楽しく、長男は「運動会ってこんなに楽しかったんだね♪」ですって。

大笑いしながら、幸せをかみしめました。

午後のリレーは、バトンを受けて早々に転んでしまったのですが、諦めずに立ち上がった姿をみて思わず「○○がんばれ~!」と大声を出してしまいした。

その後、1人抜き返した事で、「ママ、見た?僕1人抜いたよ(^^)」と大喜びでした。(転んで3人に抜かれたのですが、抜き返せたことが相当嬉しかったようです)

それと・・・夏休み前に家庭訪問がありまして、その時に先生にこう言われました。「○○さんは、とても友達思いの優しい子ですね」

「同じクラスに生まれつき足の悪いAさんがいるのですが、とても仲良くしてくれているんです。幼稚園の時も登園しぶりがあったようなのですが、○○さんが話し相手になってくれたり、仲良くしてくれるので学校に来るのが楽しいらしいですよ。Aさんのお母さんが是非、感謝の気持ちを伝えたい、って言われていました」

それを聞いて感激しました。Aさんとは生まれながらにして片足だけ少し短く不自由な、歩いたり走ったりが苦手な子で、そういう子が1人おられる。と言う事だけは聞いていました。

一度だけ「親切にしてあげてね」と言った事はありますが、ずっとそれをしてくれていたとは、先生に教えてもらうまで、知りませんでした。

長男も幼稚園の頃はいっぱいいっぱいだった子です。人の事を思いやるような余裕などない子だと思っていました。

でも、こんな風に、先生に教えて頂くことで、私が知らないこんなに良い一面があるんだな・・・と、本当に嬉しくなりました。

これもパピーさんに教えて頂いた「安心」のおかげだと思います。これからも長男の良いところを沢山みつけて、伝えていきたい、と思います。

日に日に暑くなる今日この頃ですが、お体にお気を付けてお過ごしください。いつもありがとうございます。感謝しています。

ここまで・・・

トーマスママさんの長男さん、運動会の楽しさを体験してくれたようで良かったです(^^)。

“午後のリレーは、バトンを受けて早々に転んでしまったのですが、諦めずに立ち上がった姿をみて思わず「○○がんばれ~!」と大声を出してしまいした。

その後、1人抜き返した事で、「ママ、見た?僕1人抜いたよ(^^)」と大喜びでした。(転んで3人に抜かれたのですが、抜き返せたことが相当嬉しかったようです)”

この部分は、私もちょっとウルッとして、読みながら「かっこいいぞ、ガンバレ~!」って、応援していました。

「ママ、見た?僕1人抜いたよ(^^)」この言葉、本当に運動会を楽しんでる♪って感じですね。良かったです。

それと・・・先生からの言葉、嬉しいですね~

“「同じクラスに生まれつき足の悪いAさんがいるのですが、とても仲良くしてくれているんです。幼稚園の時も登園しぶりがあったようなのですが、○○さんが話し相手になってくれたり、仲良くしてくれるので学校に来るのが楽しいらしいですよ」”

これって素晴らしいと思います。「学校に行くのが楽しい」とまで思ってくれるってことは、きっと長男さんが足の事なんて全く意に関せず、楽しく遊び、話しをし、笑ったり、はしゃいだり・・・しているんでしょうね。

こういう事ができるって・・・すごい事なんですよ(^^)これも・・・トーマスママさんの頑張りの成果だと思います。

“勉強をはじめて、私自身も少し変われているように思います。有森裕子さんではありませんが、「頑張った自分を褒めてあげたい」と思うほどです♪”

はい、是非、自分を褒めてあげてくださいね。時々、自分にもご褒美をあげましょう。だって、こんなに頑張っているんですから(^^)ステキなご報告、そしてメルマガ掲載のご許可をありがとうございました。

 

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