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第696号 嫁・姑?

こんばんは。パピーいしがみです。

今日のメルマガのタイトルを見て、ギョッとされたかもしれません。又、ちょっといつもと違うな?と思われたかも知れませんね。

実際、このお話をするのは初めてなのですが、実は、先日、会員さんからのご相談に答えている時、「嫁いだ事に対しての不安?」のようなご質問が有ったんですね。

嫁ぐ・・・というイメージの中には、“今まで育った家を離れて、ご主人になる方の家に入る”“ご自分が生まれるまでの家系を捨てて、新しい家系に加わる”

昔の人は「生まれ育った家を捨てる」という覚悟まで持ったようですが、いざ、結婚をし、子供ができて、同居をする・・・のようになった時、やはりさまざまな不安が生まれますよね。

そのお返事を書いていて、「そう言えば、今まで(メルマガでは)こんな話、してなかったな~」と思い、ココで一度、まとめてみようと思ったのです。

ちなみに私は、「嫁ぐ」=「家を捨てなければならない」とか「嫁ぐ」=「自分の家系よりご主人の家系を大切にしなければならない」という考え方は、まったく持っていません。

というのは、私自身、それでイヤな思いをしているからです。ご存知の方も多いと思いますが、私の父はとても厳格で、亭主関白で、自分本位で・・・、とてもわがままな人でした。

母に対しても「嫁に来たんだから・・・」と、母が実家に帰ったりする事を嫌う人でした。

母は夏に1度、その他は、非常時位にしか実家に帰らない人でしたが、父が不機嫌になるので、妻としての仕事を全部かたずけて、自分のいない間(2・3日)の食事を全部用意して、完璧にして出掛ける人でした。

でも、父は1週間ほど口もきかない・・・と(父は)自分の機嫌の悪さをアピールしたのでした。(私は、そういう器の小さいところも、大っきらいでした)その母が、常々私達、子供に言っていたのは

「お嫁さんをもらったら、実家に帰りたい時にはいつだって気持ちよく送り出してあげてね。私が辛かったから、せめてお嫁さんには辛い思いをさせないで」でした。

私も、母の辛さはとてもよく分かっていましたので、もちろんそのつもりでしたし、何より「妻の親も祖先も、娘や孫やひ孫の成長を楽しみにしている」はずだからです。

私は「自分がやってほしい事は自分からしよう♪」と考えています。私にも娘が2人います。この娘たちが嫁いでも、是非とも孫たちの成長は見続けたいし、娘たちがどんなお母さんになっているかも見てみたいです。

もし私の肉体が滅びても、時々報告に来てくれたら嬉しいし、もしそうなってしまっても、是非、時々見せに来てほしい。自分がそうしてほしいからこそ、「してほしい事を自分からやろう!」としているんですね。

だから嫁いでも「家を捨てなくちゃ」とか思わないでほしいし、「自分の家系よりご主人の家系を大切にしよう」という姿勢でいてくださったとしても、「でも本当は自分のお爺ちゃん・お婆ちゃんが大好き♪」でいてくださって良いと思うのですね(^^)

ただ・・・私はそう考えていますが、そうでない方も沢山います。たとえば、嫁ぎ先のお姑さん。ご本人も、辛かった経験があり、その中でお嫁さんを迎え、自分が辛かった経験を、お嫁さんにもさせる・・・そういうケースは今でも有るようですし、

「この家に嫁に来たんだから、この家のルールに従いなさい」と、お姑さんがお嫁さんに厳しく指示したり、命令する、という様な事も実際にあるし、関連するご相談も頂いています。

そして「嫁・姑」にまつわるトラブルがテレビや雑誌などでも面白おかしく報告されていますよね。

その渦中に巻き込まれていない方にとっては、それほど現実味がないかもしれませんが、実際に困っておられる方。悩んでおられる方はとても多いです。

ちなみに、私は、嫁ぎ先のご両親がお元気ならば、同居をお勧めする事は有りません。でも、ご主人にしっかりしたイニシアチブがある場合は違います。今日はそのお話をしたいと思ったのです。

結婚は家とするのではありません。結婚は「人」とするのであり、たまたま“結婚をしてもいい”と思った人に、その人の育った家庭があり、家系があったんですね。

「この家に嫁に来たんだから、この家のルールに従いなさい」と言うのは、まずそれを言うお姑さんに“勘違い”があるのです。

お姑さんは“この家に嫁に来た”と言いますが、お嫁さんは“この家”に来たのではなく、“たまたま、あなたの息子だった”というだけなんですね。

それを、ご主人となる方がしっかり認識してくださって、「かあさん、それは違うよ」と言ってくれれば良いんです。お嫁さんは、完全アウェーなんですから「違うものは違う」としっかりご主人となる方が、守ってあげなくてはなりません。

それができる方ならば、ご同居が始まっても問題は起きにくいんですね。

そんな風に考えている私でしたが、有る時、テレビを見ていましたら、ある芸人さんが、このように言われていました。

俺は結婚した時、おかんにこう言ったんや「おかん、今まで俺にとっておかんが一番やった。でも今日からは、嫁が一番、おかんは二番や。」この言葉、実は島田紳助さんの言葉なんです。

私は島田紳助という芸人さんは、あまり好きではないのですが、彼のこういう潔さというか、考え方には共感する部分が多く、この時も「そうだよ、これなんだよ!」「こうやって家長がビシッと言えるから秩序を作るんだよ!」と、思わず口から言葉が漏れました(^^)

紳助さんは、兄弟がおらず、一人っ子なんですね。その一人息子に「嫁が一番、おかんは二番や。」と言われたら、きっとお母さんはショックだったとは思います。

でも、はっきり言われたことで自分の位置が明確になったはずです。自分の位置が明確になれば、秩序ができます。

もし、お嫁さんに何らかの落ち度があったとしても、それを、頭ごなしに非難したり命令するのではなく「それはこうした方がいいと思うけど、どう?」などのように、相手を気遣いながら進言ができるんですね。

お嫁さんも、お姑さんが、そんな風に言ってくれたら、「あ、気が付きませんでした」なんて素直に言えるかもしれません(^^)

でも、それもこれも、“お姑さんが自分の位置がしっかり分かっている事”これがものすごく大事なんですね。

でも、ご両親ともにお元気だったり、まだ働いていて立派に生計が成り立っていたりすれば、お舅さんも「この家の家長は息子ではなく俺だ!」と思うでしょうし、

お姑さんも「私は家長の妻なんだ」「息子は私が産んだ子なんだから、当然、息子より私の方が上」「あなたは、その息子の嫁なんだから、当然、私より下」と思うんですね。

そうなると、自分が上にいると思いこんでいるお姑さんは、“教えてあげなくちゃ”と「ああしなさい」「こうしなさい」「ああした方が良い」「こうした方が良い」と、いちいち口を挟んでくるんです。そして、その言い方も上から目線にならざるを得ないでしょう。

お嫁さんとしては「いちいちうるさいな!」と思いながらも、あえて事を荒げたくないから、我慢・我慢で何とかこらえているのですが、その我慢は発散する場所が無いのですから、

ストレスに押しつぶされそうになってしまったり、イライラがご主人に向いたり子供に向いたり・・・という事になってしまうんですね。

だから、もしご両親がまだお元気で有るのなら、あえて、そんな環境を作らないように、同居をせずに、ご自分たちの家庭を1から作る事をしてほしいし、自分達の考えで「自分たちの」子育てをしてほしいのです。(失敗をしながら家庭を創り上げていってほしいんですね♪)

そして、もし同居をされたり、お姑さんの指示命令がきつければ、ご主人様がしっかり、その位置関係をお姑さんに伝え、ビシッとイニシアチブを取ってほしい!と思うのです。それができれば、ほとんどの「嫁・姑」問題は無くなると思います。

ちなみに、先ほどの話にはオチがあって、子供が生まれた時に、紳助さんはさらにこう言ったそうです。

「おかん、ゴメン。前に“嫁が一番、おかんは二番”ゆうたけど、子供ができて変わったわ。子供が一番、嫁が二番、おかんは三番や。」

このメルマガを、ご覧の男性の皆さん。是非、ご参考になさってくださいね(^^)

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