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第745号 「認める」って具体的にどうすればいいの?

こんばんは。パピーいしがみです。

3連休の中日ですが、いかがお過ごしですか?今、大寒波が押し寄せているようですね。雪が降っているところも多いようですが、車の運転や体調にお気を付け下さいね♪

さて、今年、第1回目のメルマガで「認める」について、お話しさせて頂きました。とてもご好評を頂いたのですが、こんなご質問がありました。

こんばんは☆いつも楽しくメルマガ読ませてもらってます♪

勉強になる事がたくさんあって、為になる事ばかりなので実践してみようと思うのですが、
いざ行動にうつそうと思うと具体的に「認める」って、どんな事を言ってあげればいいのか分かりません。。

認められない事でも無理に認めた方が良いのでしょうか?あれこれグチグチガミガミ言ってしまうので4才の娘との関係もいい感じとは言えません。。

子どもにはもっと自由になって欲しいのに、がんじがらめにしている自分がいて辛いです。。講座を受けていないのに相談メールをして良かったでしょうか?お忙しい中読んで下さってありがとうございました☆

どうやら会員さんでは無い様だったので、(個別の相談は会員さんの特典なので)メールの内容に関する直接のお返事はできなかったのですが、メルマガを読み始めたばかりの方など、多分、多くの方に同じお悩みがあるのだろうな~と、今回、もう少し詳しくお話しさせて頂く事にしました。

まず、今回のご質問に“具体的に「認める」って、どんな事を言ってあげればいいのか分かりません。。”とありましたが、何か学び、それを活かそうとした時、多くの方は、「何かをする事」「加える」ことだと思われるかも知れません。

ですが、「何かをする」や「加える」ではなく、すでに多すぎる何かを「減らす」という事もあるのです。

例えば、私も仕事で営業を長くやっていましたが、営業の世界では「自分の話を15%以上したら失敗する」と言われています。

話を加え過ぎたら失敗するんですね。売れるものも売れなくなってしまうのです。

これは、どういう意味かと言いますと、営業職と聞くとほとんどの方が、「上手に納得させて商品を売り込む」と想像されると思いますが、そんな事をしたら、その商品ってまず売れる事は無いのです。

ではどういう営業マンだと商品が売れるのか?と言うと、お客様から『信頼される人』『好かれる人』なんですね。

そんな人になる為には、まずは『良い関係を築く』事ができなければなりません。

ではどうしたら良い関係が築けるか?というと、自分の話をせず、相手の方の言葉に耳を傾ける事なんです。人は誰でも認めてほしい、と前回のメルマガでお話ししましたね。

老若男女、誰でもみんな、自分の事に関心があります。人の話を聞くより、自分の話を聞いて欲しいと思っています。人が話したがっている時、それをしっかり聞いてくれると、「あ、この人、私に興味を持ってくれたんだ」と思います。

誰もが自分の話をしたがり、相手に聞いてもらいたいと思っていますから、現実は、自分の話を親身になって聞いてくれる人ってあまりいません。

だから、自分の話を親身になって聞いてくれる人に巡り合うと、とても嬉しくなるんですね。その人に好感を持つのです。

その上、その聞いてくれる人が、「うんうん、そうだよね。その気持ちわかるな~」なんて言ってくれたら「共感してもらえた♪」とも思うのです。

「自分の話を聞いてもらえた」「自分の考え方に共感してもらえた」この時、私たちは「認めてもらえた♪」と感じるんですね。

優秀な営業マンの場合は、自分の事を殆ど話さず、お客様の聞き役に徹しただけなのに、「あなた、話し上手ね♪」なんて言われるのです。(話をしていないのに!です^^)

親身になって聞くをしているだけなのに、相手に良い印象を与え、「価格が折り合い、同じ商品を買うのなら、この人から買おう」という気持ちが生まれるのです。

これとは全く正反対に、親身になってほしい人にないがしろにされると、強い怒りを感じたり、不信感をもったり、嫌悪感を感じます。

例えば、私たちも、「大事な話なんだから、もっと親身になって聞いてよ!」って思ったりしたことは無かったでしょうか?

特に忙しいご主人様が、何を言ってもめんどくさそうだったり、適当な生返事で、いやいや聞くだけだったり、「もういいだろ、疲れてるんだ。いい加減にしてくれ」なんて言われると、怒りやむなしさが湧いてくると思います。

「聞こうともしない」というその姿勢や、「あからさまにめんどくさそうな態度」を見た時に、“私の存在って何なの?!”というやりきれない気持ちを感じた経験をお持ちの方も少なくないのでは?と思います。

それは「認めてもらえない」という感覚なんですね。

でも、話しかけた時、話そうとしているあなたに向き合い、しっかり話を聞いてくれて「うんうん、そうか、大変だったな」などと、時には相槌を打ち、時には、うなづきながら、

口もはさまず、否定もせず、あなたが話したい事を全部聞いて、「うん、分かるよ、その気持ち」と共感までしてくれたら、もやもやしていた思いや不安は解消しませんか?

頂いたご質問には、“あれこれグチグチガミガミ言ってしまうので4才の娘との関係もいい感じとは言えません。。子どもにはもっと自由になって欲しいのに、がんじがらめにしている自分がいて辛いです。。”とも書かれていたので、

もしかしたら、お母さんは、いろいろ教えたくて、伝えたくて、子供の言葉を聞くよりも「こうしなさい」「ああしなさい」や「何度言ったら分かるの?」のように言ってしまっているかもしれません。

それを毎日言われている娘さんは、前述の私たちのように、「ママは怒ってばっかり」「私の事は全然認めてもらえない」と感じているのかもしれませんね。

「こうしなさい」「ああしなさい」「何度言ったら分かるの?」などの強制・命令・批判・指摘・小言・・・などは、「否定の言葉」と言いまして、「認める(肯定)」の反対方向にあるものです。

多くの人が認めて(肯定して)もらいたいのに、否定をされ続けていれば、当然、関係も悪化しますし、成長期であれば、それが性格の形成に影響する事も有るでしょう。

だから、そのような「否定」を減らし「肯定」を増やす為に、そのとっかかりとして、誰も(子供も含め)が持っている、「認めてほしい」という気持ちを分かってあげてほしいんですね。

そして、具体的にすることは、あなたがされて嬉しい事。子どもの目を見て(にこやかな表情で)「うんうん、そうなの。分かるよその気持ち」とまっすぐに話を聞いて上げること、なんです。(口を開くことではなく、閉じる事です)

時には相槌を打ち、うなづきながら、口もはさまず、否定もせず、子供が話したい事を全部聞いて、共感してあげることです。

もちろん、最初から完璧にはできません。ですからできることからで結構です。まずは、膝を曲げ、子供と同じ目線になって、子供の話しに耳を傾けてあげたらいかがでしょうか?

「あなたの話をちゃんと聞いてるよ~♪」という姿勢を子供に見せるのです。

少なくともそれをしてもらえた子供は、「あ、お母さん、私の事をちゃんと見てくれた」と感じるはずです(^^)

人は誰でも「認めてほしい」と思っています。だから、私たちがやってほしい事を、子供たちにもしてあげることで、子供たちは満たされ、安心し、関係も改善しますし、能力やいろんな力が開花しやすくもなるんです。

どうぞお試しくださいね♪きっと、変化が生まれると思います(^^)
  
 
 

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