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第747号 節目で振り返ってみましょう

こんばんは。パピーいしがみです。新年が明けてから会員さんからのご報告を紹介していなかったので、今日は今年になっていただいたメールをご紹介させていただきます。
たくさんのご報告を頂いたのですが、今日はNさんのメールです。

ここから・・・

パピーさん、こんにちは。明けましておめでとうございます。昨年はお忙しいなか、本当にお世話になりました(^^)今年もどうぞよろしくお願いいたします。前回は、年末のお忙しいときにお返事を下さいましてありがとうございました。お正月はゆっくりお休みできましたでしょうか?

最近、パピーさんのブログを毎日読ませてもらっています。(毎日過去のメルマガを読むのを今年の目標の1つにしています。)お正月はお休みするだろうと思っていたので、休まず更新されていて驚きました。いつもとっても感謝しています。ありがとうございます。

そして、あれから長男は一度も噛んでいません。また忘れた頃に噛まれる事があるかもしれませんが、息子が自分で止めようと思うように地道に対処して行きたいと思います。

今日から三学期が始まりました。長男は昨日から「幼稚園に行く~!」と張り切っていました。最近では、弟におもちゃを貸してくれたり、ヨシヨシしてくれたり、なんだかとっても優しいお兄ちゃんです。パピーさんのおかげです。ありがとうございます。

またご報告、もしかしたら相談のメールさせてください。寒い日が続きますね。お身体に気を付けて。ありがとうございました☆

ここまで・・・

お読みになってお気づきになったでしょうか?いただいたメールには「一度も噛んでいません」とありましたね。そして“また忘れた頃に噛まれる事があるかもしれませんが、息子が自分で止めようと思うように地道に対処して行きたいと思います。”ともありました。

Nさんの長男さんは、下の子が生まれてからとても泣くようになったり、下の子を叩いたり、蹴ったり・・・ということでお悩みでした。下の子が生まれてからの環境の変化で、下の子に攻撃する、ということはよくあることなのですが、それとは別に「噛む」という行為だけは、非常に危険でもあり、早めに直したいことです。

ただ、この「噛む」は攻撃だけではないのです。「思い通りにならない」「面白くない」という明確な理由がある時にだけにするのではなく、緊張している時も有るでしょうし、何か我慢をしている時、又、思いっきり甘えたい時にもする事があります。

「癖」になっていると理由なんてないんですね。理由もなくやってしまう「噛む」。ですから、どんなにそれを口うるさく言っても治りません。親がそれを矯正しようとするのではなく、本人が「もう噛んじゃいけないな」「もう噛むのをやめよう」と感じるようにさせていくのですね。

ただ、どうやらNさんの長男さんは、まだ強い癖になってしまっているのではなく、癇癪の一つのようだったので、私はこんな風にお返事しました。

ここから・・・

( 前 略 )
それと・・・“小さい頃からあったのですが人に噛みつくことがよくあるのです。私、主人、弟、ばぁばがよく噛まれます。言って聞かせても、怒っても治りません。”とありましたね。
これって多分、長男さんにとって「思い通りにならない」という時の、長男さんのしぐさだと思います。

実は「噛みつく」事って、決して異常なことではないんです。怒りや相手に対する抵抗が「噛む」という形になってしまっているだけなんですね。私たちは、むしゃくしゃしたり、イライラすると、物に当たったり、大声を出したりしますよね。

子供だって同じなんですね。むしゃくしゃしたり、いらいらしたり、怒りを持ったりすると、そのはけ口をどこかに求めます。子供特有の行動として、身近にある玩具を投げる。癇癪を起して、泣きわめく。お母さんに当たる。ぐずったり、わがままを言う。手足をばたばたさせて暴れる。などがあります。

そして、その中にこの「噛む」もあるのです。子供は今までやってみた“はけ口”の中から、自分が一番すっきりするものを選びます。長男さんの場合はそれが「噛む」事だったという事なんです。ですが、「噛む」という癖は、正しい癇癪ではありません。

なので、まずは「正しい癇癪」を起こさせて、次にその癇癪を減らして行く・・・と言う方法を取ってほしいです。

では、どうやって正しい癇癪に変えていくか・・・ですが、まずは、できるだけ「噛む」ようなシチュエーションを作らない、と言う事です。

もし、噛もうとしたり、噛んだりしたら、さっとその場を離れてください。そして「何かにあたる」のではなく自分で自分の怒りやイライラを処理させるのです。嫌な時や面白くない時、思いっきり泣かせるのです。

泣いたり、ぐずったり、地団太を踏んだり、体をばたばたと暴れさせたり、そういう事を否定せずにやらせるんですね。癇癪を起させて、子供が自分で落ち着くのを待つのです。内側にため込まず、その場で発散させるようにするんですね。

泣くのもいい、ぐずるのもいい、暴れるのもいい。でも、一人で解決できるようにするんです。どんなに泣き叫んで暴れても、子供は必ず、落ち着きます。そして落ち着いたら褒めるのです。

「自分で落ち着けて偉かったね」というような感じです。それを繰り返して行くと、子供は「癇癪は起していいんだな」「でも自分で落ち着けると褒めてもらえる」と言う事が分かり、癇癪を起しても落ち着く時間は、どんどん減っていき、さらに続けることで、癇癪を起こす頻度も減っていきます。

そうやって、自分の感情をコントロールしていくのですが、でも癇癪が全くなくなるわけではありません。(だれだって感情がありますから、癇癪を起こすことだってある。それが当たり前なんです)

ですから、これからも「噛む」はあります。だから「金輪際してはいけない」と考えてはいけません。それはありえないからです。ですが、「噛む」をするとどうなるのか(みんながいなくなる)を教え、その代わりの方法(癇癪を起こせばいい)を教える事で、噛むことは減って行き、最終的に自分の感情をコントロールする術を身につける、という事です。ご参考になればうれしいです。

ここまで・・・

このお返事をしたあと、徐々に「噛む」は減っていき、“あれから長男は一度も噛んでいません。”のお返事をいただくまでになりました。

でも、長男さんの事は「噛む」だけでなく、いろんな面が改善されてみたいですよ(^^)その後のご報告です。

ここから・・・

今年の目標をパピーさんに宣言したくメールをしてしまいました。お忙しい事と思いますので、お時間のある時に読んで頂けると嬉しいです。返信も不要です。

思い返すと、こうしてきちんと目標をパピーさんにメールするのは初めてです。宿題を出してくださってるのにすみません。(汗)1年ほど前に長男のことで相談をさせていただいて報告もせずに、またまたすみません(^^;

その後の事も少し報告させてください。お兄ちゃんは1年前、赤ちゃん返りや、幼稚園入園などで、毎日よく泣いていました。私も毎日、イライラして暗かったです!!あのとき、パピーさんにお返事をいただいて、それだけでとても嬉しかった!(笑)

そういえば・・・お兄ちゃんはあの頃から比べるととても『お兄ちゃん』になってます。最近のお兄ちゃんは、お手伝いをよくしてくれます。弟と一緒に遊んでくれます。弟を守ってくれます。ご飯をもりもり食べて、おいしいと言ってくれます。

苦手な野菜もチャレンジしてくれます。「ママ大好き」と言ってくれます。買い物の荷物を自分から持ってくれます。「オレ、すごいんだよ!」って言ってます。ついさっきまでは、最近ぐずったりすることが多いし私も怒ることが多いし、『こんなに良くなってます』って報告できないな・・・って思っていたんです。

でも、1年前から比べるとしっかり成長していました。こんなにいいところがたくさんありました!日々の変化に一喜一憂して、子どもや自分のダメなところばかりに目を向けてしまっていました。

『私、全然成長できてない・・・』って思っていたんですけど、こんな私でも螺旋階段を一歩づつ登ってこれてるのかも・・・なんて(^-^)メールを書きながら気がついてちょっと嬉しくなりました。

そういえば昨年、幼稚園のママ友に「いつも楽しそうだね。」って言ってもらえたんです。
私が!?楽しそう!?人生で初めて言われました。楽しそうだなんて。(笑)素直に嬉しかったです♪幸せなお母さんに近づいているのかも(^-^)

次男の事も少し。今1歳7ヶ月。とってもかわいいです(^^)すごく主張が強いんです。まだ話せませんので、身振り手振りで自分の気持ちを伝えてきます。それが一生懸命でかわいいのですが、自分の意思が通らないと寝転がってだだっ子になります(笑)

お外が大好きです。お散歩をしていても手を繋ぐのを嫌がり振り払います。兄とはかなり異なる性格でびっくりしていますが、やっぱり似ているところもあって、人が多いところ、初めての場所は苦手です。

次男はかなりほったらかしにしてしまっているので、これからは出来るだけたくさん関わっていきたいなと思います。まだまだ、イライラしたり怒ったり、悩んだりもしますが、『ゆっくりゆっくり一歩づつ』続けていきたいと思います。

長くなってしまいましたが、今年の目標は1、甘えを受け入れる。2、肯定の言葉を使う。にしたいと思います。最後になってしまいましたが、パピーさんに出会えてほんとうに良かった!いつも感謝しております♪どうぞお身体にお気をつけください。では乱文にて失礼いたします。

ここまで・・・

Nさんにもお返事しましたが、いつも子供を見ている私たちには、成長や変化は分かりにくいです。ですから、こういう(年の変わり目)など、節目節目に、どれだけ成長したのかな?と過去の状態と比べてみることがとても大事なんですね。

そうすると・・・かなり変化がありますよね♪“最近のお兄ちゃんは、お手伝いをよくしてくれます。弟と一緒に遊んでくれます。弟を守ってくれます。ご飯をもりもり食べて、おいしいと言ってくれます。苦手な野菜もチャレンジしてくれます。「ママ大好き」と言ってくれます。買い物の荷物を自分から持ってくれます。「オレ、すごいんだよ!」って言ってます。”

一年前、とても不安定で泣いてばかりいた子、とは思えないほど、たくましくなってくれていますね。そしてなにより・・・“幼稚園のママ友に「いつも楽しそうだね。」って言ってもらえたんです。”私は、この言葉が本当に嬉しかったです。

周りの人が見て感じる、わかる、というのは、そこに「楽しそう」という雰囲気が現れていると感じるからです。それも1度や2度ではなく、会うたびそう思う・・・とか、いつもそんな雰囲気を感じる・・・からなんですね。

Nさんもご自分のことを「私も毎日、イライラして暗かった」と言われていたくらいですから、その変化は、きっと周りの人にもわかるほどだったんだな~って感じました。

誰でも初めての子育て。それは難しいし悩むこともあります。でも、難しいからこそ面白いし、悩むからこそ楽しい。私はそんな風に考えています。そして、一人でも多くの方に、この「面白さ」「楽しさ」を感じて欲しいな~って思っています。

Nさん、メルマガへの掲載ご許可、ありがとうございます。
これからも、今の「いい感じ」お続けくださいね♪

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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