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第786号 お母さんとの時間

こんばんは。パピーいしがみです。

ハロウィンも終わって、いよいよ11月ですね。そろそろインフルエンザの声も聞こえてきていますので、ご注意くださいね♪

そういえば、今年のハロウィンは、例年になく盛り上がったみたいですね(^^)10月31日の金曜日だったこともあるのでしょうが、あちらこちらで、子供達だけでなく大人も楽しんだようです。

私が若い頃は「ハロウィン」なんてなかったので、ちょっと羨ましくも思います(笑)

さて、今日のメルマガは“お母さんとの時間”としました。ご紹介させて頂くのはmikoshiさん です。mikoshiさんは、四人兄弟のお母さんです。

mikoshiさんご自身も、あるインストラクターの資格をお持ちで、忙しく働いておられました。ですがそんなmikoshiさんから、こんなご相談を頂いたのです。

ココから・・・

( 前 略 )自分では解決の仕方がわかりません。先日も、義母に○○ちゃんは放任主義だから、教育方針がよくわからないと言われてますます自身喪失です。

もっと怒鳴りちらさないといけないのか、本当にわたしは放任主義なのか?毎晩、子どもたちの寝顔を見てると、いいところを思い出して、叩いたわたしを思い出して泣けてきます。

子どもたち のいいところを思い出すと、「こんなわたしがお母さんでごめんなさい」と思います。叩いてしまうのは、5才になったばかりの二男ともうすぐ4才の三男です。

今朝も、もうすぐ保育園に行く、という直前に、「してはいけない」と言ったベランダでの水遊びをしてびちょびちょになり、片付けやらしてたら出発が遅れ、遅刻ギリギリになり、怒鳴りまくって叩いて引っ張り出してしまいました。

寝坊したわけではなくって、朝も起きて用意も済ませた後に、ベランダで飼っているザリガニを2人で見に行ってくると言いました。

わたしは、「もうすぐ行く時間だから見るだけね」と言って 荷物を運んでいました。静かなのが気になって、ベランダに戻るとびちょびちょでした。何と声かけしたらいいのかもうわかりません。

ココまで・・・

この時、mikoshiさんもかなり感情的になっていたようなので、一度、冷静になって、困っていること、悩んでいること、うまくいかないようなことを教えてくださるようにお願いしました。

特に、三男さんに手を焼いているようなので、三男さんのことについて詳しく教えて欲しいとお願いしました。お返事はこうでした。

ココから・・・

具体的に困っていることを何ひとつ書いていませんでした。

いっぱいあって、ちゃん と文章にできるかどうか、、、という感じですが、よろしくお願いします。

○言うことを聞きません。
○制止できません。
○呼んでもなかなか返事もありません。(怒っている時です。)
○ふたりで悪ふざけしだしたら、注意しても聞きません。
○どこでもおとなしくできません。
○毎日、同じことで怒るのがいやです。

今日の事件です。わたしが洗濯物を干して、リビングに戻ると、テレビの液晶が割れている。。。

ふたりに事情を聞くと、二男が投げたトミカがテレビに当たったと言いました。いつも、リビングのテレビの近くでおもちゃを投げたりするので注意していました 。

人に当たってケガをしても危ないし、テレビに当たっても画面が壊れるから、おもちゃは投げてはいけないと言っていました。

でも、心の中で、いつかこんな日が来るのではないかとヒヤヒヤもしていました。なので、やっぱりなという気持ちもありました。

こんな感じで、何かが起きるまで注意していたことは聞きません。パピーさんのおっしゃっていた通り、イライラしてすぐに叩いてしまうのやめたいです。

イライラしたらすぐに怒鳴ってしまうし、怒鳴りながら叩いてしまう、ただのヒステリーです。

おとなしくできないとわたしがまたイヤミを言われ、また怒ってしまったり 。抜け出したいです。

ココまで・・・

それから何度かmikoshiさんとやりとりを重ねてみたところ、mikoshiさんが、毎日とても忙しく、子供との過ごす時間が圧倒的に不足している、ということがわかりました。

なので私はこのようにお返事しました。

ココから・・・

mikoshiさん、おはようございます。パピーいしがみです。メール拝見しました。

私は、もしかしたら、子どもに先天的に、何が原因があるかな?と思って、今回、お子さん達のことをお聞きしたのですが、どうやら、お子さん達に問題があるのではなく、

mikoshiさん、ご自身が忙しすぎて、子ども達とのふれあ いが足りないのでは?という風に感じています。

特に三男さんについては、ちょっと心配なところもあって、さらに、良い関係を心がけていかないと、この先、発達も含めて、ちょっと不安です。

今、お子さんが4人いらっしゃるのですね。そして、お仕事もしている。としたら、当然ですが、一人ひとりに対するふれあいって、どんどん減っていきます。

実は、幼少期の母子のふれあいって、ものすごく大事で、それによって、今後のその子の人生が、大きく変わってくることもあるのです。

まず、それについて説明します。

子供は、1歳~3歳の間に、人格形成の基本ができると言われています。私はそれを鵜呑みにするわけではありませんが、子供たちには、その時にしか得られないものがあるのです。

それが「自己肯定感を養う」という事です。

自己肯定感とは、自分は望まれて生まれてきた、自分は大切な存在なんだ、自分には愛してくれる人(お母さん)がいる、と知ることなんですね。

世界一好きなお母さん、唯一無二の存在のお母さんに愛されることで、自己肯定感が育つのです。それは、特別何かをすることではないのです。

お母さんが傍にいて、お母さんを見ると、いつも自分の事を見てくれている。それだけで安心するんですね。お母さんと一緒に遊ぶ。笑ってもらう。お母さんの胸で泣かせてもらう。一緒に眠る。それでいいんです。

ところが、その時期に、なかなか触れ合いの時間を作れなかったり、躾けをしようと怒ってばかりいると、一生の基礎となる「自己肯定感」が育たずに年齢だけが増えて行く形になるんですね。

そうなると・・・当然ですが、次から次から問題が現れるようになるのです。

小さなお子さんを抱えながら、働かなくてはならない、という方もおられます。

ですが、mikoshiさんの場合は、経済的に「働かなければならない」という状況ではないようです。

でしたら、もうすこし、子ども達とふれあい、楽しい時間を過ごしていただけたら・・・と思いますがいかがでしょうか?

花を見て「きれいね」と言ったり、さわやかな風を感じたり、小さな虫や動物と触れ合ったり、驚いたり、感動したり、笑ったり、チャレンジしたり・・・

そんな経験をお母さんと一緒に味わってほしいんです。

それが、この子の中の「自己肯定感」を作り上げ、その基礎さえできれば、それ以降に学ぶさまざまな知識や気持ち、思いやり、優しさ、負けず嫌い、頑張ろうと言う気持ち・・・がその上に積み重なっていくんですね。

今回、

○言うことを聞きません。
○制止できません。
○呼んでもなかなか返事もありません。
○ふたりで悪ふざけしだしたら、注意しても聞きません。
○どこでもおとなしくできません。
○毎日、同じことで怒るのがいやです。

というご相談だったのですが、こういう基本的なことが「できない」のは、「それをすると喜んでもらえる」や「こうした方が良い」が、分かっていないからなのではないかな?と感じます。

分かっていない子にいくら怒ったって理解できません。

当然ですが、理解できない子に何度、怒っても変わりませんし、さらに、何度も同じことで怒ることになってしまいます。

今、mikoshiさんに必要なのは 、子供たちとのふれあいの時間を増やすことですよ。特に、四男さんが生まれて、三男さんは、かなり寂しいはずです。

ですから、三男さんには、下の子と同じ様に「赤ちゃん」だと思って、接してあげてください。赤ちゃんだと思うと、いろんなことができますよね。

ですから、沢山褒めてあげてください。こんなことができるんだね。すごいね。大好きよ。かわいいね・・・の様にです。

もし、上の子たちも「僕達も甘えさせて」と来たら、尚チャンスです。その甘えも受け入れてください。

そして、子ども達がどんな事をしたら、お母さんが喜んでくれるか、を教えてください。

簡単です。うれしいことがあったら、それを褒めるのです。やってほしい事をしてくれたら、それを褒めるのです。

やってほしくない事をしたら叱るのではなく、やってほしい事をしてくれたときに褒めるからこそ、子どもは「あ、これをするとお母さん、喜んでくれるんだ」って教えることが出来るのですね。

子どもはお母さんが大好きです。だから、お母さんが何をすれば褒めてくれるか、喜んでくれるか、を教えるだけで、子どもは、それをし始めますし、

もっと喜んでもらうためには、どうしたらいいか、を考えるようになるのです。

三男さんは、その時期があま りにも短かったはずです。今、取り返さないと・・・危険です。緊急事態だと思って取り組んでください。

ココまで・・・

ちょっと厳しい言い方でしたが、こんな風にお返事して、mikoshiさんは、すぐに行動に移してくださいました。

結果は・・・もちろん、かなり良い方向に向かってくれて、4ヶ月経過した、今の状態をご報告くださいました。

それがまた、とても感動的なのですが、ちょっと長くなってしまうので、それは次回、ご紹介させて頂きたいと思います。
 
 

つづき > 第786号 お母さんとの時間
 

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