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第809号  物を大切にする子

こんばんは。パピーいしがみです。新しい年度が始まって1週間。まだ、落ち着かない日々をお過ごし?かもしれませんね。

私の家の近所に6年生になったばかりの子がいるのですが、今朝、私の顔を見て「おはようございます♪」と元気に挨拶してくれました。

今までとちょっと違うその雰囲気に、最上級生、という認識があるんだな~♪と感じました。

さて、今日のメルマガは「物を大切にする子」としました。子供が「物を大切にしない」という悩みについては、ご相談を頂くことが多いのですが、

今から5・6年ほど前に「物を大切にする子」に育てたいのですが、どうしたらいいでしょうか?というご相談を頂いたことがありました。

その後の様子を、ミユリンママさんがご報告くださったので、今日はそのご紹介をしたいと思います。

ココから・・・

パピーさん、とてもご無沙汰ですが、お元気でしょうか?いつもメルマガを楽しく拝見しています。

そして「すごいな~、パピーさんは、絶対ぶれないな~」って、いつもお変わりない姿勢に感心しています(^^)

実は、先日、昔の仲間達(保育専門学校時代)と会って、パピーさん談義に花が咲いて、久しぶりにメールしたくなりました。

学校時代の友達は、保育に関係ない仕事に就いた人もいますが、ほとんどが保育士になり、今も続けている、という人が半分。私のように、ママになってやめたという人も半分ぐらいでした。

でも、やっぱり皆、保育に興味があるようで、5・6割はパピーさんを知っていましたよ(^^)。すごいですね~。

「パピーさんって、こんなに有名なんだ」って、とても嬉しくなって、メールしたくなったのです♪

パピーさんの出会いは、私がまだ保育園に勤めていた頃、子供達との接し方に悩んでいたときだったので、もう6年以上前になります。

結婚してすぐに勉強を始め、その後、1年ぐらいで女の子が産まれました。私はあまり器用ではないので、自分の子と仕事は両立できない、と思って、保育士をやめました。

その時、園長先生が「いつでも戻ってきてね」と言ってくださったことがとっても嬉しかったです。前置きが長くなってすみません。

今日は、パピーさんにその時教えていただいた、「物を大切にする子」にしたかった私と娘が、今、どんな風になっているかをご報告させて頂きます。

私が保育園にいるとき、園児に共通していたのが、「物を大事にしないこと」でした。私はそれがとても嫌でした。

おもちゃを投げる、花壇を踏みつける・・・まだ、分別がつかない年齢だと言われればその通りですが、物の扱いが乱暴で、大切に使わない。

「そんな扱いすると壊れちゃうよ、大切に使おうね」と言うと「壊れたら、又、買えばいいじゃん!」と逆切れする。

その行動や言葉に、ちょっと圧倒されてしまい、まだ小さな子供なのに「怖いな」とも思いました。そして、私は“自分の子はそんな風にしたくない!”と思ってパピーさんにご相談をしたのでした。

パピーさんのお返事は、納得するばかりで、本当にその通りだな~と、何度も何度も読みました。特に「親が手本を示す」

「物を大切にする機会を作って、それを褒める」「大事につかってくれてありがとう、って言ってるよ」というこの3つを、心がけて来ました。

そうしたら娘は(今年、年長になります)、私が願っていたように、物を大事にする子になってくれたと思います。

靴下だって、底が透けて見えるまで履いてくれますし、服も親戚のお姉ちゃんにもらったお下がりを着てくれます。

おもちゃも大事に扱いますし、絵本も大好きですが、壊れて捨てたような本は一冊もありません。

私は、物を大切にさせるためには、「もっと大事にしなさい!」って叱り続けるしかないのかな?と思っていたのですが、早い段階で、効果的なやり方を教えてもらって、本当に良かったです。

又、この方法はすべてに通じるとも教えていただいたし、テキストでも、じっくり勉強してから子育てを始めたので今の段階では、ほとんど問題らしい問題はありません。

娘・パパとの関係もとてもよく「いい感じ」です(^^)

ただ・・・一昨年生まれた長男が、これが又やんちゃで・・・もしかしたら、又、ご相談させていただくかもしれないので、その時は、どうぞ、よろしくお願いします。

ココまで・・・

ミユリンママさん、ご報告ありがとうございます。

物があふれている今ですから、この「物を大切にする子」は、とても、少なくなっているように感じます。

でも、ミユリンママさんは、ずっと継続して努力されてきたんですね。すばらしいと思います(^^)

私も、このメールを頂いて、どんなお返事をしたっけな?と思って過去のメールを探してみたのですが、読み返してみると、結構良い事を書いていたので、これは皆さんに紹介したほうが良いかな?と思って今日、メルマガの題材にしました。

ミユリンママさんにどうしたら「物を大切にする子」に育てられるでしょうか?と相談を頂いて、お返事した内容はこうでした。

ココから・・・

ミユリンママさん、メール拝見しました。なるほど、まだ、お子さんは生まれたばかり、これから、育てていくにあたって「物を大切にする子」に育てたいんですね。

それって、すごく良いと思います(^^)それでは、ミユリンママさんのご希望の子供が「物を大切にする」為にどう接していったらよいか、お話しますね。

巷では「もっと物を大切にしなさい!」なんて、叱っているお母さんがいますが、子供を叱る前に、まず、ご自分を振り返ってみてほしいのですね。

子供は親の姿勢やしぐさ、行動を「正しいもの」として見て、親がやることをまねるのです。ですから、親がお手本を示す、という事が大事なんです。

ここでちょっと思い出してほしい歌があります。それは「かあさんの歌」です。ちょっと書いてみますね。

かあさんが 夜なべをして 手袋あんでくれた。木枯らし吹いちゃ 冷たかろうて せっせとあんだだよ。ふるさとの 便りはとどく いろりのにおいがした。

これを読んで、どんなイメージが湧きますか?みんなが寝静まった頃に、明かりがもれているのに気付き、子供がそっとふすまを開けてみたら、お母さんが、私の手袋を編んでくれている・・・そんなイメージが湧きますよね。

もし、お母さんが、そんな風に、手袋を作ってくれた、と知ったら、きっとその手袋は特別なものになると思うのです。

もちろん、現代では、手袋を編む、とか、服を作る、とか、なかなか時間がなくてできません。

でも、靴下に穴が開いたら、ふさぐとか、服が破けたり、擦り切れたらアップリケで補修する・・・という事はできると思うのです。

もしかしたら、それを子供が恥ずかしがるかもしれません。でも、私は、そういう事をやってほしいと思うのですね。

ちょっと汚れたらすぐに捨てて新しいものを買う、それでは、物への愛着も、大事にしようという気持ちも起きません。

ですから、親自らが、物を大事に扱い長持ちさせることと、壊れたら直す、という事を意識してほしいのです。

私は、若い頃、自動車の修理を仕事としていたことがあって、すごく感じたのですが、多くの人は車を乗りっぱなし、使いっぱなしでした。

ですから、壊れるのがとても早いのですね。でも、必要なときに油を差し、古くなった部品を変えていくと、驚くほど長持ちします。

これはおもちゃも、電化製品も同じで、扱いを大切にするだけでなく、不具合があったら修理する、その意識だけでかなり変わってきます。

おもちゃの話が出たので、一緒にお伝えしておきたいのですが、今、生まれて来る子供が少ないので、いろんな方面から、頂き物をしたり、おもちゃなどを沢山もらう子が多いようです。

それら、沢山のおもちゃに囲まれていると、当然ですが、子供は、おもちゃを大切にしよう、という気持ちはなくなります。(それはそうなのです。次から次へと与えられるのですから)

でも、せっかく頂いたものを捨ててしまう、という事は、相手の気持ちもありますからできませんよね。

そんな時、新しいおもちゃを頂いたら、古いおもちゃをしまう様にしてほしいのですね。(ビニール袋に入れて、押入れにしまっても良いです)

子供の周りに、物をあふれさせないようにする為です。

又、子供が「おもちゃがほしい」と要求したときなども、買い与えるのは、誕生日や、クリスマスなど、プレゼントをもらえる日を作って、それまでは我慢させる、という事もして欲しいと思います。

いつでも要求すれば手に入る、という状態をなくすのですね。もちろん、自分で作るのはかまいません。

ダンボールや、糸巻きや、ペットボトルなどを使って、(廃材を使ったおもちゃの作り方はネットで検索できます)お父さんやお母さんが作ってあげる。

もしくは、一緒に作るのもとても良いと思います。いつもは自作のおもちゃ、でも、年に2回だけは、かっこいい、もしくはきれいなおもちゃを買ってもらえる、

となれば、そのおもちゃはやはり特別で、子供にとっては「大切にしたい」という対象になるんですね。服なども同じです。

子供がだんだんに大きくなってくると、服が小さくなっていきます。

もし、小さくなったから買い替える・・・という時も、季節が変わるまで待ってから替えるようにしてほしいのです。これも「何でも買えばいい」という状況をつくらないことなんですね。

もし、兄弟ができたら、是非、お下がりを着させてほしいです。

そして“「沢山、着てくれてありがとう」って服は言ってるよ”のように、お下がりの服でも使うことを、褒めてあげてほしいのですね。

そのように、「物を大事にする子」にしたければ、物を大事にする機会を作って、それを褒めるようにしてほしいのです。

これは、勉強も運動も、何でも同じなのですが、子供が「勉強って面白い」って感じる機会を増やせば、子供は、勉強をするようになるし、

「運動ってたのしいな~」って感じる機会を増やせば、子供は、運動をするようになります。又、「物を大切にしたいな」と思う機会が増えれば、物を大切にするのです。

でも、そこにあるのは、親の姿勢なんですね。親が、勉強する姿を見せずに、子供にばかり「勉強をしろ」と言っても、勉強の面白さを子供が感じることはありません。

勉強をする子にしたければ、親がその姿を見せるのです。同じように、物を大切にしない親なら、どんなに「物を大切にしなさい」と言ったって、そうはならない、という事なんですね。

「物を大切にする子」にしたい、という、ミユリンママさんのお考え、私も大賛成です。是非、いろいろ試してみて、又、ご報告いただけたら嬉しいです。頑張ってくださいね♪

ココまで・・・

最後に「ご報告いただけたら嬉しいです」とあったので、今回、ミユリンママさんはご報告くださったのですね。ありがとうございました。

でも、この「物を大切にする」という姿勢。とても貴重なものを子供に与えられたと思いますよ。

どんどん新しいものが生み出され、新しいものが最良だと思われがちですが、こういう「あるものを大切にする気持ち」って、やはり親から子へ、伝えていってほしいです(^^)

今、世界的に注目されている「MOTTAINAI」は、もともと日本の文化ですからね♪貴重なご報告、ありがとうございました(^^)

ご興味がありましたら、ご覧ください。

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