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第864号 子供のやる気は「悔しさ」から?

こんばんは。パピーいしがみです。

少しずつ温かくなり、新緑がまぶしい季節になりましたね。本当は、こころ晴れ晴れ、うきうきする時期でもあるのですが、九州にお住まいの方々のことが気にかかり、季節の移り変わりにも素直に喜べない自分がいます。

毎日、地震関連のニュースを見ていますが、建物の倒壊や、いつまでも続く余震、体を休める場所の確保も難しい現状。お心、お察しします。

私の住む地域も、地震が多く、幼少の頃から、「東海地震がいつ来てもおかしくない」と言われて育っているので、テレビに映される熊本・大分で頑張っておられる方々の様子が、自分や家族に起きた事のように感じています。

でも、そんな中、いち早く救援物資が届けられたり、有名人・著名人の活動、ボランティアの受け入れも始まって、「あ~、よかった。もう少しだと思うから頑張って♪」と、遠い場所からエールを送っています。

私ができる事など、わずかの義援金を寄付する事や、こうやって祈る事しかないのですが、今できることを、丁寧にしよう、

ボランティアには行けないけど、ボランティアのつもりで、もっと温かく人に接しよう、と意識しています。(まずは、認知症の母から・・・と)

一日も早く、余震が収束し、ゆっくりお休みになれる平穏な日々に戻って欲しい・・・今は、そんな風に祈っています。

さて・・・本日、お送りするメルマガですが、勉強を始めて1年たって、娘さんがすごく変わった・・・という報告をチョコさんから頂きました。

1年前、チョコさんは、当時、娘さんの事を、こんな風に言われていたのです。

“お友達と関わりを持とうとしない。 嫌なことをされても、相手に嫌といえず我慢する。助けを求めることができない。笑顔が少ない。いじめられっ子で自分の意見を出せない。

暗い、ウジウジ、瞳は真っ暗で死んだ魚の目だった。「友達がいないから、さみしい」「みんな意地悪する」と訴え、園での鬱憤を毎日ヤクザの如く、家で発散。それはそれは、ヤクザに絡まれる親は、大変でした(-“-)”

特に、チョコさんからご相談を頂いた時、娘さんの向上心のなさ、をお聞きしていました。

例えば・・・縄跳びであれば・・・
“1回出来たわ。もうヤーメタ!!となって、また0回に戻ってしまうのです。他にも自転車・水泳(園での授業)にも同じ現象がみられ、運動全般、劣等感の塊となっています。

今ワクワクしたよね♪瞳キラキラだ♪と私が手応えを感じ、やったね!この調子!今の良かった!と笑顔満開で伝えても、数回後には「今日はもう、いいや。ヤーメタ。」になってしまいます。そして、また0回に逆戻り。

この繰り返しです。年少から、この癖が直りません。たまに、自分から練習すると言う時があります。(私が促しても、絶対やりません。)そんな時、下記のように付き合うのですが本人のヤル気は失われてしまいます。。。。”

という状態でした。お話をよくよく聞いてみると、運動の習い事はいくつかされていても、原則、親がそれを参観する事は禁止されていて、普段の授業態度の様子が分からない。

そして、チョコさんとご主人の考えは、習い事の習得や向上についてあまり期待していない・・・「自らやってみたいという事を、チャレンジをさせているというだけです」というお返事だったのですね。

そしてチョコさんは、このようにも言われていました。“・・・と書いたところで、成果を聞いてあげるのが少なすぎるのかも。。。と今、感じました(*_*;”

そして、私はこのようにお返事しました。

ここから・・・

実は、私も、読んでいて、同じ事を感じていました。親として、何をやっているか、分からない。子供がどれだけ上達したか知らない。

としたら・・・子供も、それについて親から評価されることは、無い、と言えると思います。

それが「向上心のなさ」の全ての原因とは言いませんが、でも、せっかく頑張っても評価されないとしたら、やる気はなかなか向上しないだろうな・・・とは思いました。

特に運動系は、その差がすぐに分かるので、親も違いが分かりやすく、褒めやすいし、子供本人も、分かりやすいので、自信をつけやすいのですが、

チョコさんからのメールを読むと、どうやら、その伸びしろを確認したり、できるようになったことを褒めてあげたり・・・は、ほぼ無いように感じました。

チョコさんは“私自身、今でもチビなのですが、ずっと背の順は一番まえ。運動も大きい子には負けてしまう。悔しくて、泣きながらでも沢山練習しました。

親は付き合ってくれませんでした。でも頑張ったから(自負)結果いつも運動は得意で、上位の経験しかありません。悔しいって原動力だと、私は思っているのです。あぁ、なんとかして、頑張れば出来るって感じてほしい。。。”

と書かれていましたが、子供は「悔しい」だけでは行動しません。「できるようになりたい」という気持があって初めて、その「悔しい」を練習に結び付けます。

そして「できるようになりたい」は、自分がそこに強い興味を感じたり、「これって大事なことなんだ」と感じたりするからこそ芽生えます。

ではその「強い興味」や「大事なこと」と感じるのはどういう時か?と言いますと、親がどれだけ、それに興味を持っているか?大事だと感じているか?なのです。

例えば、車好きの方のお子さんは、間違いなく車好きになります。絵を描くことの好きな方のお子さんは、絵を書くことが好きになります。運動が好きな方のお子さんは、運動が好きになります。

なぜか?というと、親が好きな物については、子供がそれに興味を持つと、親がとても喜んでくれるからです。

又、親が熱心にやっていることや、打ち込んでいることを、子供が「何がそんなに楽しいのかな?」と興味を持つからです。

子供が興味を持ったり、自分の向かいたい方向性を決めるのは、親からの影響がとても大きいのですね。

それを考えた時・・・どうでしょう?チョコさんは、どれだけ子供に興味を持たせたでしょうか?

子供が運動嫌いで困る・・・という相談を受けた時、私は、是非、お母さんが「自分が楽しむつもりで運動をしてください」とお願いします。

子供が上手になるためや、教えたり、サポートするのではなく、親が、「これって面白いぞ」という姿を子供に見せて、子供が「自分もやりたい」って思わせるためなんですね。

やる気の方向性って、このようにして出来上がります。私は、チョコさんが、まずすべきなのは、子供が自分からやりたがるのを待つのではなく、親が「これって楽しいぞ」という姿を見せることなのでは?と思いますが、いかがでしょうか?

ここまで・・・

チョコさんにとって、私のこの返事は、かなり厳しく、又、強い反発もお感じになったようです。

でも、そんな葛藤の中、ご自分の中で覚悟を決めて“逃げないで娘をちゃんと見る!できる範囲で付き合う! ”という決意をお持ちくださいました。その時、頂いたメールの抜粋です。

ここから・・・

なので、今日、縄跳びを買いました。大人の(笑)。娘には、「あなたの練習を見てたら、ママもやりたくなった」と言いました。

早速、二人で飛びました。もちろん、娘は飛べませんが、いつもよりも長く練習しました。

出来ないのが悔しくて泣いた場面もありましたが、「やめない!もう少しやる!」って自分で言いました。今まで無かった事です。。。

う~ん。。。。パピーさんは神なの?!と思った瞬間でした(笑)

同時に、「縄跳び、つまんない!!好きじゃない!!大事じゃないし!!」と私が思った本日でした(笑)。娘には内緒ですけど(笑)。でも、娘がちょっとだけヤル気になったみたいなので二人で頑張ってみます。

ここまで・・・

チョコさんは、縄跳びを買って、ご自分も練習を始めた。でも、ご本人としては「縄跳び、つまんない!好きじゃない!」って思われたようです(とても正直ですね)

でも、その後、頂いたメールには、“ご相談させていただいてから毎日、朝夕、娘は縄跳びを頑張ったんです!!!もう、その持続性に感動です!!

体操クラブの先生にも、急に伸びましたね!と褒められました。(またまた参観日ではない時にお願いして参観しちゃいました。)

相変わらず、縄跳び後ろ飛びは2回程度できるくらいですが、前飛びは60回くらいできちゃいました(@_@;)

もうすぐ誕生日なので、祖父母からのプレゼントという名目で、狭いマンションながら、室内鉄棒まで買ってしまいました(T_T)。甘やかしすぎ?!(普段は、鉄棒のある公園も近くになく、 連れて行っても不貞腐れ三昧)

そしたらですね。。。。毎日やるんですわ。。。。。出来なかった逆上がり。。できちゃったんです。。。進化しまくりなんです。

親が見ているって、どんだけ?!と驚愕です。その様子を見ていると、どれだけ放任してきたか、愕然としています。。。

最初にパピーさんに辿りつくまでの経緯のいじめ?!問題を機に、学童保育にいかせたくなく退職の決意をしましたが、今は、退職したら、娘がどれだけ伸びるだろうって考えが変わってきました。

一番じゃなくても、全然いい!!共有できる時間の効果を目の当たりにしてしまいました。共働きのママさん達が、幸せなお母さんになっているのをメルマガで拝見もしています。皆さんみたいになりたい。。。

私のキャパから考えると、彼女に付き合える時間が欲しい。親の経済力が娘の今後を左右することになるかもしれない。それでも、「今」を大切にしたいという気持ちがムクムクしています。”とありました。

娘さんの変化はこのあたりから始まったと感じます。そして、先日、このようなメールを頂いたのです。

ここから・・・

パピーさん、本当にお忙しい中、私達を励ましつづけてくださり、ありがとうございます。おかげ様でメルマガ、フォローメールが届くたびに、子供への対応について立ち止り考える事ができます。

フォローメール最終章を配信いただき、思いだします。1年前まで子育てが闇の中でした。藁にもすがる思いで、パピーさんに辿りついたこと。最初にご相談したのが昨年の5月でした。

最後が8月。すごく真剣に悩んでたんです。でも、本日、自分の相談したメール内容を読み返して「そんな事で!」という内容に、絶望感を抱いてる私に、ブハッと笑ってしまいました。

パピーさん、その節は。。。お付き合いいただきありがとうございました(T_T)。今、当時のメールを読み返して笑えるという事は乗り越えたんですね。あの頃の自分を。

毎日強烈に子育てを頑張っていた訳でないのですがちゃんとパピーさんのアドバイスを実践できていたのかもしれません。

この1年、私達親子に変化がありまくりでした。何度ご報告しようと思った事かわかりません。パピーさんにアドバイスいただいた小さな成果を見逃さないよう、褒めるようにしていたら。

約3カ月後の秋。いじめられっ子で自分の意見を出せない娘が。夏まで下を向いていた、あの暗い娘が!絶対挙手なんてしなかった、あのウジウジ娘が!

お遊戯会で、劇の自分のやりたい役に立候補!これには驚愕でした。「立候補したこと」を、褒めて褒めて褒めまくりました!大きなホールで堂々と演じました!

練習中も、先生から褒めまくられ、友達からも真似されて「自分、すごいかも」って思いが強くなった気がします。

転機は秋でした。まわりから褒められる事が増えてきて、イベントで「参加したい!」と挙手したら、舞台にあげてもらったりご近所に住む、おばあさんに挨拶をしつづけていたら、お手紙交換をするようになったり・・・。

他にも小さな出来事が積み重なり、真っ暗だった、死んだ魚の目だった瞳に喜びや輝きが見えるようになったんです。

冬頃には、幼稚園の担任の先生から「お友達と言い合いになる事も見られます」と嬉しい報告もありました。言い合いになるなんて!!素晴らしいです!!

そして、一番の悩みだったトラブルのあった友達との関係は・・・今では一番の仲良しになっています。

娘の話によると「前は私が自分の気持ちを言っても、駄目だった。」「でも今は、わかってくれるようになった。私達、大人になったんだよ」らしいです(笑)

自信をつけると、こんなにも成長するんだ!ということを短期間の間に見せつけられ、私自身の態度が、いかに彼女の成長の芽に水を与えていなかったのかを実感させられました。

その事に気が付いたら1年前に、彼女を大嫌いと思っていた私が一緒に喜んだり、泣いたりしながらの毎日が楽しくなりました。「怒る」事が少なくなりました。

もちろん、小さな事件は、いろいろあります。でも、私にはパピーさんが居ました。配信を受け取るたび、立ち止る時間をくれました。

そんな半年を経て。立派な姿で卒園し、彼女は4月に小学1年生になりました。まだ、始まったばかりですが期待を纏った、まさにピカピカの1年生です。眩しいですよ(*^_^*)

そして、私は。娘の就学を期に仕事を退職しました。以前、パピーさんにご相談した際に「退職を考えるのは急がなくてよいのでは?」と言われていたのですが辞めちゃいました(*^_^*)

彼女を暗闇から救いたくて、学童保育に行かせる事が不安で不安で退職を決意した、

あの頃の理由ではなく、もっともっと、彼女と一緒に居たくて(笑)だって楽しいんです。好きになってしまって(笑)

生活は苦しくなってから、バイト掛け持ちでもすればイイや♪と呑気な私まで産まれてしまう始末。

私の能力では、正社員の働き方と子育ての両立が限界だったのだと思います。自分の余裕の有無で、感情も対応も、全く違う事に驚いている最近です。

これからも、沢山の課題に悩むと思います。これからも、何度もパピーさんを頼ると思います。でも、また、時間が経ったときに当時の自分を笑えるようになるって自信がつきました。

1年間、ありがとうございました。引き続き、宜しくお願い申し上げます。パピーさんも、お元気で過ごす事ができますように。どうぞご自愛ください。

ここまで・・・

チョコさんから頂いた、その後のメールには、娘さんが、これだけ成長できたのは、幼稚園はじめ、回りの方々の多大なる協力があった、ご主人もとても力になってくれた・・・私はとても恵まれていた・・・と言われていました。

でも、私は、今回の転機は、親が“逃げないで娘をちゃんと見る!できる範囲で付き合う! ”と覚悟を決めた、その瞬間にあったのだと思っています。

メールにもありましたが、チョコさんは、自分が楽しいとは思わない縄跳びを、あえて子供のやる気を高めるために選び、ご自分も一緒になってチャレンジをする、その姿を見せたのですね。

私はこの「楽しいとは思わないけどやる!」「好きじゃないけどやる!」と行動され、子供にその姿を見せたこと。

そして、子供の頑張りや行動を実際に見て、応援し、賞賛して下さった事。それが、子供のスイッチを押したのだと思っています。

それからの娘さんの変化は目を見張るものがあります。ですが・・・私が一番嬉しかったのは、そこではありません。メールでは、さらっと書かれていましたが、チョコさんの言葉には

“1年前に、彼女を大嫌いと思っていた・・・”とありましたね。

でも今は・・・“もっともっと、彼女と一緒に居たくて。だって楽しいんです。好きになってしまって。”と書かれていました。

お母さんが、お子さんの事が好き♪になる。そうなってくれれば、親子の関係は常に良好で、少々の問題があっても簡単に乗り越えられますし、大きな問題も、手を取り合って一緒に解決できます。

一緒に居いたい。楽しい。大好き・・・。チョコさんのその言葉が、私の耳の中で何度もこだまします。

「あ~よかった~♪」「これからも良い関係でいてね♪」心がじんわり温かくなりました(^^)きっと、もっともっと娘さんは輝いていくはずです(^^)

チョコさん、貴重なご報告、そしてメルマガ掲載のご許可、ありがとうございました。
 
 
 

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