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第874号 「嬉しい」がスイッチを押す

こんばんは。パピーいしがみです。

先週、今読んで頂いている、このメルマガができるまでのことを、お話させて頂いたのですが、特に今、お読みくださる方がどんどん増えてPC・スマホ用、携帯用、あわせて23500人位の方がお読みくださっています。

本当にありがとうございます。とても嬉しいです♪私のことやメルマガのことを、ご姉妹やママ友にも、ご紹介してくださっている方も多い・・・とお聞きしています。

ありがとうございます。心から感謝申し上げます。

今、メルマガをお読み下さる新しい方がとても増えたこともあり、又、原点に戻ってお話をさせて頂こうと思いました。

私がお伝えする「認める」「褒める」「包む」ですが、それは、“人”が持っている、ある特性にアプローチしています。

だから変化や結果が現れやすいのだと私も思っています。

では、すべての人が持っている特性とは何だと思いますか?それを、小林正観さんは、とても分かりやすい言葉で、端的に説明されています。

それは“「喜ばれると嬉しい」という本能だ”と。動物には「自己保存=自分の命を失わない事」と「種の保存=子孫を残す事」の2つが与えられた本能だそうです。

でも人間にだけ、もう一つ「喜ばれると嬉しい」と感じる本能を与えられた、と小林正観さんはおっしゃるのですね。

そう。私達には他の動物とは違う、「喜ばれると嬉しい」と感じる特性があるのです。

大きな地震や、台風などで被害を被られた場所に、ボランティアで駆けつけたことがある方ならお分かりになるかもしれませんが、

佐藤伝さんの書かれた「感謝の習慣で人生はすべてうまくいく」の中に、こんな一文がありました。(抜粋)

ある男性が、友達に誘われ、軽い気持ちでボランティア活動に参加されたそうです。現場に行くと、強烈な匂い、その被害の大きさ、今まで見たことの無い光景を目の当たりにしました。

目に見える景色は一面の泥、家も畑も森もどすぐろく覆われて、その泥にはあふれた下水や汚水が交じり合って、強烈な匂いを発していました。

被害を受けた方々が大切に使ってきた家具や、思い出が詰まっている品々もその泥に埋まっています。

彼は「これはなんとしても他人の俺達がやらなくちゃ・・・」と、腹を据え、朝から晩まで復興作業に没頭します。

汚れた家具や服も洗って乾かしていきます。もう使える状態ではなくなってしまったランドセルが出てきても、できる限りきれいにして家の人に返します。

すると、それを見た家の人は号泣します。そのランドセルは、おじいちゃんが孫の為に買ってあげて、孫も大事に使っていたものだったそうです。

「ありがとう、本当にありがとう」ボランティア活動をしている間、彼は何度この言葉を受けたか分からない、と言います。

しかし、彼はこう言いました。「いや、こっちこそ、ありがとうと言いたいです。みなさんが感謝してくれるだけで、疲れも知らずに働けましたから」

ここまで・・・

その青年は、掃除や片付けが得意だったのではありません。家に帰ればお母さんに「部屋を片付けなさい」と、いつも小言を言われている方だったのです。

でも「喜んでもらう」ことで、人は、スイッチが入るんですね。なぜなら、それを「嬉しい」と感じるからです。

そんな「喜ばれると嬉しい」は、特定の人にあるのではありません。

私達、一人ひとりにもあるんです。赤ちゃんからお爺ちゃん、お婆ちゃんまで、みんなが持っているんですね♪(きっとあなたにも、スイッチが入った経験があるかもしれません)

だから子育てだけでなく、ご主人にも、義父母さんにも、ご近所の方にも、効果があるのです。

その中でも特に子供達はリアクションが早いので、私達が「喜びを現わす」練習ができるのですね。

そんな練習をご自分の子供達にすることで、あなた自身が「喜びを現わす」ことが上手になると、いろんなことがうまく行き出します。

家庭、ご近所、ママとも、仕事場。もちろん子供達との関係も。そう。だからこのタイトル。「幸せなお母さんになる為の子育て」なんですね。

「楽しい子育てをしましょう♪」ではなく、子育てを通じて練習をして、「幸せなお母さんになりましょう」なのです。

もし、今、子育てにうまく行かない・・・と感じたら、是非、それを思い出して欲しいのです。

子供を変えようとか、○○させようとするのではなく、お母さんが「喜ぶ姿」を見せてあげて欲しいのです。

その為に私は「認める」「褒める」「包む」をお願いしていますが、それをする時、だれも仏頂面ではいないはずです。

必ずお顔は優しくなり、喜びを表しているはずですよね♪

実はそれこそが、子供に「うれしい」を感じさせるのです。特に子供にとってお母さんは“世界一好きな人”です。

その人から喜んでもらう事は、子供にとってはとても大きな「うれしい」なんですね。「うれしい」を感じたら、子供はさらにやりたくなります。

それが「認める」「褒める」「包む」の原点なんです。「うれしい」を感じたとき、人はスイッチが入り、子供は、自分から喜びとやる気をもって行動しだすのです。

それをお話しするのに、とても良いご報告をご紹介します。umiさんは、私に目標をメールしてくださいました。そこには、こうありました。

“私は、娘のことを心から見るようにします。お姉ちゃんパンツにウンチをしても責めない。がみがみ言わない。”

umiさんのお子さんは、4歳になりました。でも、まだウンチが上手に出来なかったそうです。その頃の事を、こんな風に教えてくださいました。

ここから・・・

トイレでのウンチは、これまで散々あの手この手をしました。3歳になる直前にトイレでおしっこができるようになり、その時にシール作戦をしていたので

「ウンチはシール2枚」とか「うんちは特別キラキラシール」とかしましたが、シール作戦に娘が飽きて終了。

3歳半になり、ウンチが出る時にダッシュで隠れるようになったので、「お姉ちゃんパンツに出ちゃっても仕方ないけど、トイレに行くようにしよう。ウンチはトイレでするんだよ。」と声かけをして、トイレでお姉ちゃんパンツにするようになりました。

さらに「4歳になったらトイレでウンチする」と娘が約束したのに出来ず。「父ちゃんが居ないから」とか、カレンダーを見ながら「ここ(5月中旬)になったら」とか言うけど、出来ませんでした。

でも、今思えば、私が「いつになったらトイレでウンチするん!?(かなりプンプンしながら)」とか「あ~ぁ」とか「○○ちゃんはトイレでウンチするんやって」とか凄くプレッシャーをかけていました。

パピーさんのメルマガを読んで気持ちをリセットしても、実際にパンツにウンチされたらイライラしまくってました。

娘は、身体も大きく、周りのお母さんから「やっぱり4月生まれだし、しっかりしてる」とか言われてきました。今も言われます。

でもトイレでウンチができないことが、私の中で最大の悩みでした。私の母からは「しつけがなってないからだ!ちゃんとしつけなさい!トイレでウンチ出来るまで里帰りするな」と言われとても凹みました。

ここまで・・・

ですがumiさんが目標を立て、お母さんの「喜ぶ姿」を見せた時、娘さんが変化します。このときの様子をお話しますね。

ここから・・・

一昨日から、娘の右目が腫れて「めばちこ」だろうなと眼科を受診しました。待ち合いでは絵本を読み、なかなか呼ばれなかったのですが、静かに待つことが出来ました。

検査室に入り、看護師さんに「お母さんはこちらで」と検査室の壁側の椅子で待つように言われました。

娘1人で、検査の椅子に座り「赤い風船見てね~」と言われて、1人で出来ました。

それから視力検査。まだ右・左がよく分からない娘ですが看護師さんが「おばちゃんの出すカードと同じように、これで教えてくれる?」と、「C」の形を娘に渡して検査しました。

これも1人で出来ました。検査が終わったら、すぐに検査室の中で「すごいね!1人でできたね!」と褒めました。すぐに診察室に呼ばれ、今度は1人で診察椅子に座ります。

看護師さんに頭を押さえてもらいましたが1人で診察を受けられました。そして診察室を出る時には「ありがとうございました」と言えました。これも、診察室を出てすぐに褒めました。

帰りの車の中、帰りに寄ったおばちゃん家、帰宅してきた主人にも話しました。そして寝る前に「ウンチ」と言ってトイレへ行きました。

いつもは「ウンチ」と言わず、黙ってトイレに隠れてお姉ちゃんパンツにうんちをしていたんですが、「座ってね」と主人が声かけして、しばらくすると、カラカラカラとトイレットペーパーを引き出す音がして、ガチャ。

なんと!トイレの便器の中に立派なバナナウンチとたくさんのトイレットペーパーが!!びっくり、びっくりです。

主人と二人で「できたね!」「すごいね!」と声を掛け、遠くに住んでいる私の母に娘が電話しました。その嬉しげな表情。

あれからは、まだウンチが出ていないのですが、今朝おしっこをしていた娘が、「次も、次もトイレでウンチする」と笑顔で言ってくれました。

「そうか~この前できたから、きっと出来るね」と私も笑顔で返事をしました。これまでにも奇跡のように単発でトイレでウンチができたことがあったのですが、今回は何か違う気がします。

毎日快便な娘ではないので、次はまたお姉ちゃんパンツにしてしまうかもしれないけど、今、私の中には「トイレでできるかもしれない」という思いの方が大きいです。

過度な期待はかけず、でも娘には「できるよ。みてるよ。」と伝え続けてみます。

眼科の検査室での話を寝る前にも布団の中でしました。娘から「(離れていたから)淋しかった?」と聞かれたので、「一番近くから頑張ってるところをずっと見てた。応援してたよ。」と話ながらいっぱいハグしました。

パピーさんのメルマガやブログで、他のお母様方の素敵な声かけをいつも「素敵だなぁ」と思って見ています。今回は私も少しできたように思っています。

ここまで・・・

どうでしょう?今まで、何をしても「ウンチ」が上手に出来なかった娘さん。何とかできるようにさせようと、あの手この手を試してみたけど、うまく行かなかった・・・。

それを、一人で診察を受けた事に、「すごいね~♪一人で出来たんだね(^^)」と、お母さんが喜びを現わして下さった後・・・どうしてもできなかった「ウンチ」がさらっと、

まさに「あっけなく」できてしまったのです。あれだけ苦労してもダメだったのに・・・あれだけ「やらせよう」としてうまく行かなかった事が・・・。

そう。それはスイッチが入ったんですね♪その後、こんな風にもメールを頂きました。

ここから・・・

先日パピーさんにメールをした夜に、娘が「ウンチの練習してくるね」とトイレへ行きました。

便秘気味なので、出ないだろうと主人と話していたら、「出たよ~!」とトイレから嬉しそうな声が聞こえました。

見に行くと、ちゃんと便器の中にウンチが・・・(涙)主人と私はめちゃくちゃ褒めました。「練習だったのに、出たなんてすごいね!父ちゃんも母ちゃんもびっくりだ。」と。

娘はめちゃくちゃ照れていましたが、顔には嬉しさが溢れでていました。

ここまで・・・

良いですね~(^^)umiさんの「今回は何か違う気がします」は、的中したみたいです♪

本当にこのまま「あっさりと」できるようになっちゃう事もありますし、もしかしたら、失敗する事もあるかもしれません。

でも「失敗しても大丈夫♪」と、笑顔で対応してくだされば、きっと、挫折することなく「できる」ようになると思います。

でも、この始まりって、「一人で診察できた」ってことだったんですね。最初のお母さんの「喜びを現わす」は、視力検査でした。※ウンチとは全く“関係ない事”だったのが重要です※

お母さんと離れても、怖がりもせず、暴れもせず、淡々と検査を受ける事ができて、umiさんは言われます。「すごいね!1人でできたね!」その後、娘さんは一人で診察を受けます。

“すぐに診察室に呼ばれ、今度は1人で診察椅子に座ります。看護師さんに頭を押さえてもらいましたが、1人で診察を受けられました。”

そして診察室を出る時には「ありがとうございました」と言えました。私は、これってすごい事だと思うのです。だって、4月に4歳になったばかりの子です。

大人だって、医者を目の前にすると緊張します。4歳の子が親と離れて、怖がらず一人で診察を受け、そして「ありがとうございました」まで言うなんて・・・。

お母さんに「すごいね!1人でできたね!」と言われたことが、本当に嬉しく「私、1人でできるもん」と勇気を持てたのだと思います。

そして・・・“帰りの車の中、帰りに寄ったおばちゃん家、帰宅してきた主人にも話しました。”とありましたから、おばちゃんや、ご主人も、その病院での立派だった姿を褒めてくれたんでしょうね。

娘さんは、みんなの「喜び」を感じてくれたのでしょう。その結果が、トイレでのウンチをチャレンジする“勇気”に繋がったんだと思います。

さあ、ここでもう一度、今日のテーマに戻ってみましょう。

今日のテーマは、私達は「喜んでもらうと嬉しい」でしたね。そして、「嬉しい」と感じた人は、自らスイッチを入れ、行動し始めるのでした。

ですからお母さんたちには是非、「喜びを現わす」ことをやってみて欲しいのです。

それもリアクションの上手な子供達を相手に練習をして、あなた自身が「喜び上手」になってくださると、子育てだけでなく、家庭生活も、ご近所づきあいも、職場や、お爺ちゃんお婆ちゃんとの関係も、良い形に変化していくんですね。

そう、「幸せなお母さん」になって頂く為に、今の子育てで充分に練習して欲しいのです(^^)子育てをされているお母さんにとって、今が、最高のチャンス♪なんですね(^^)
umiさん、ステキなご報告とメルマガ掲載へのご許可、ありがとうございました(^^)
 
 
 

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