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第880号 教える→できる♪の過程

こんばんは。パピーいしがみです。夏休み、楽しんでおられますか?

さて、今日のメルマガは「教える→できる♪の過程」としました。教えるって、すごく大切なことなんですが、実際難しくもありますね。親にとって一番最初の「教える→できる♪」を経験するのは、トイレトレーニングだと思います。

子供によっては、あっさり出来てしまう子もいますが、本当に苦労されるお母さんも多いです。でも、何でも「教える」にはステップがあって、段階を踏んで「できる」を経験させて、その都度、褒める事によって、とても自然にステップアップすることが出来ますし、比較的簡単に最後の「できた♪」に到達する事ができます。

なかなかうまく行かなかい場合は、もっとステップを細かくして、遊びを含めたり、楽しい雰囲気で、無理をせず進めていくのが効果的で、それを私は「難しかったら細分化」とお話しています。

ただ、今日、お話しするのは、トイレトレーニングではなく、プールでの顔付け~泳ぎです。幼稚園や、保育園などで、プールの顔付けがなかなかできない、というお子さんは多いですよね♪

たいようさんの長女さんもそうでした。たいようさんからは、スイミングを習わせたほうが良いか?とご相談も頂いていたのですが、娘さんは「スイミング(習い事)に行きたくない!」と言うし、たいようさんも「自分で教えられる事は、なるべく自分で教えたい」というお考えがある、という事だったので、

それは、とても良いことだから、是非、いっしょにプールに行って、お母さんも、楽しみながら、遊びながら、教えてあげてください♪
とお返事しました。

ちなみに、保育園での年長さんの課題は、1、壁につかまって顔をあげてばた足する。2、壁につかまって横移動する。3、歩いて行って、水の中に沈んでいるおもちゃをとる(ギリギリ顔を水につけなくてもいい深さ)だったそうです。その後の、たいようさんからのご報告です。

ここから・・

パピーさん、おはようございます。たいようです(^-^)

前に、長女に泳げるようになってほしいけど、スイミングに行くのを嫌がるので、自分で教えようか迷って相談しましたが、あの時は丁寧なお返事をありがとうございました。

あれから、長女ともスイミングの話をしましたが、「見学も体験も行きたくない」ということだったので、休みの日に私のリフレッシュにもいいと思って、子供達とプールに通うようになりました(^-^)♪子供達の体調もあるので、週1は難しいですが楽しく続けています♪

長女は、最初は顔を水につけるのが怖かったのですが、パピーさんのテキストで習った通り、細分化し、私が側でやってみて、長女にさせてみて、できていることを褒めました。

最初、長女は水に顔をつけるのを怖がっていましたが、水のかけあい→口だけ水につける →くちと鼻だけ水をつける→目はゴーグルをして顔をつける(水を入れたお風呂の桶で→お風呂の湯船で→プールで)→ゴーグルをつけずに水に顔をつける(水を入れたお風呂の桶で→お風呂の湯船で→プールで)と少しずつ練習をし、顔つけはだいぶできるようになりました。

もともと、長女は怖がりの方で、ゆっくり楽しくやろう♪と思っていたので、無理せず、少しできたら褒め、できない時は励まし、どうしてもやれない時は「今日は、もういっぱい頑張ったから、また今度やろう」と本人が嫌にならないよう気をつけてやりました。

そのせいか、次の日になると自分から、「よーし。顔つけやるぞ~!」と毎日お風呂で顔つけを頑張っていました(^-^)

そのやる気も嬉しくて褒め、少しずつできるたびに、「やったー!やれたね。○○が良かった」「今のおしかった!でも、どんどん上手になってるよ」と子供と喜びやってきました。

プールは深さがあるので、少し怖いようですが、顔つけも少しずつできるようになってきて、この間は「ママ、顔つけしようと思ったら、もぐっちゃったよー!」と、にこにこで話していました。

今はプールでもぐったり、ビートバンにつかまってばた足を少しずつ練習しています。長女が、自分の考えたやり方で練習したいと言ってくることもあり、「それいいねー!」と本人がやりやすいやり方を取り入れて練習しています。

教えていると、時々もっと先を教えたいと思う私がいて、焦る時もありますが「ゆっくり、楽しく♪」と自分に言い聞かせ、私もプールでもぐったり、泳いだり、遊んだりしていると、焦りの気持ちも消えて、長女のペースで楽しく練習できます。

細分化しても難しい時は、「今日は、ここまでにしよう」と切り上げて、長女も好きなことをします。顔つけやもぐる練習や、ビートバンもやりますが、滑り台や歩くプールや遊びもやりながら、少しずつ進めます。

そうすると、長女は思い切り遊んだ後、プールでも自分から練習しているんです。驚きでした!次女も一緒になって練習。今は鼻と口を水につけられるようになりました。

(とりあえず)ここまで・・・

この「できた♪」を経験する事は、子供にとって大きな自信とやる気を引き出します。特に、大きな変化をもたらす「できた♪」は、補助輪なし自転車や、逆上がり(鉄棒)、二重飛び(縄跳び)などがありますが、私達がよくやってしまう失敗は“教え過ぎてしまう事”なんです。

私達はどうしても「できるようにさせてあげよう」として、熱が入ってしまうのですね。そして、ついつい子供の望む以上を教えようとしてしまいます。結果、子供のやる気を失わせてしまうのです。

例えば、どんなにおいしい料理であっても、お腹一杯になったら「もう食べたくない」となりますよね。それでも「もっと食べろ、もっと食べろ」ってやられたり、口から詰め込まれたりしたら、どうでしょう?

その料理、嫌いになりますよね。でも私達は、それと同じことをやってしまうんです。そう。親の気がすむまで教えようとしてしまうのですね。それで、子供が「うんざり」「もうやりたくない」となってしまいます。

その点、今回のたいようさんのやり方はとても上手で、「これは、皆さんの参考になるな~」と思って、今回、紹介をさせていただいたのです。

最初に(親が)やってみせること、次に、子供にやらせてみること、そして、結果だけでなく、行動や姿勢、頑張りなどを、きちんと褒める事はもちろんですが、

“水のかけあい→口だけ水につける→口と鼻だけ水をつける→目はゴーグルをして顔をつける(水を入れたお風呂の桶で→お風呂の湯船で→プールで)→ゴーグルをつけずに水に顔をつける(水を入れたお風呂の桶で→お風呂の湯船で→プールで)”この細分化が、とても大事なのですね。

目標まで大股で上るのではなく、できるだけ小さな階段状にして、少しずつ「できる」を積み上げています。又、子供が「こういうやり方でやってみたい」のように、自分から言い出したら「あ、それいいね」と採用してみたり、とにかく「楽しい」を基本にして、他の遊びも含めながら「練習」や「訓練」にならないように進めていくのがコツです。

もちろん、小さなステップでも「気が乗らない」時や、「やりたくない」時もありますよね。そんな時は、無理にやらせず「今日は、ここまでにしよう」と切り上げて遊んでしまう。それは、もしかしたら「まどろっこしい」と思うかもしれません。

ですが「できない」事って、必ず理由があります。多くの場合は「恐怖」です。大人に取って「そんなもの怖くない」と思っても、子供にとってはとてつもなく怖い。だからゆっくり時間を掛けて乗り越えさせて欲しいのです。

でも「できない」「怖い」と思っていたものだからこそ、それを乗り越えると、自信が生まれます。勇気がわいてきます。「私、できた♪」「他の事もできるんじゃないかな?」って。

恐怖を乗り越えて、水に潜れるようになった長女さん、今、すごい勢いでいろんなものに興味がわいて、やる気が高まっているようです。たいようさんからのご報告です。

ここから・・・

また別の話ですが、先月保育園から帰ってきて、次女のコップ入れの巾着の糸がほつれているなあと思って、縫い直していたら、長女が「私もお裁縫やってみたい!」と興味を持ちました。

いつもなら「まだ針は危ないから」とやらせなかったのですが、私が側で見ながら一緒にやってみました。そうしたら(親バカですが)初めてなのにすごい上手だったんです。「初めてなのに、綺麗に縫えるねー」と褒めました。

そうしたら、長女が「もっとやる!」と言うので、白い名前用の布に黒のペンで名前をかき、それを保育園用のタオルに縫うのを長女とやってみました。

長女は、名前を書くのと縫うのはささっと終わらせて、「このへんにボタンをつけたら可愛いんじゃない?」と言うので、一緒になってボタンをつけ、完成したら、家族や先生に見せて褒められ喜んでいました(^-^)それから、親子で手芸にもはまっています♪

あと、長女は生き物が大好きで、今年はクワガタやカブトムシにはまっています(^-^)毎朝お世話をしながら、虫の体の作りや歩き方や飛び方を観察したり、図鑑を持ってきて見ていたり、すごい集中力です。

他にも、「星座を覚えてみたい」「カタカナを覚えたい」「自分で花の種をまいて、一人で育てて、おばあちゃんにプレゼントしたい」と色々なことにやる気で、キラキラしています(^-^)

この間、私の通勤の道が工事で、どうしても時間がかかるので、お姑さんに保育園へ子供達を送るのを頼みました。そうしたら、次女が大泣きだったのですが、長女は保育園の玄関に着くと「おばあちゃん、もう帰ってもいいよ。○ちゃん(次女)はクラスまで、私が送ってあげる」と言ったそうです。

お姑さんも、「あんなこと言うようになって、成長しているねー」と嬉しそうでした。他にも、長女のことで先生から『怪我をした子に「大丈夫?」と心配してすぐに寄っていって、すごく優しい子ですね』と褒められました。色んなことに興味を持って、のびのび元気に、
優しい子に育ってくれて幸せです(^-^)♪

ここまで・・・

うれしいですね~(^^)なんだか善循環が始まった~♪って感じです。こんな風に「できない」が「できる♪」になった時、又、強い恐怖を乗り越えた時、子供達はそこに達成感や満足感を感じ、「私ってすごいじゃん」「私ってなかなかやるじゃん」と、自分に対して自信が持てるようになります。この「自信」こそが、子供が伸びていく鍵なんですね。

先日、星一郎先生(小児向けのアドラー心理学第一人者)の本「アドラー心理学で子供のやる気を引き出す本」を読みました。そこにこう書かれていました。

「子供が自分に自信を持てさえすれば多くの問題が解決するのです」

はい、私もそう思います。非常に力強い言葉で、とても嬉しくなりました。是非、あなたも子供達に「自信」を持たせられるように、「できない」を「できる♪」にしてあげてくださいね♪きっと子供達は、さらに力を伸ばしてくれるはずですから(^^)。

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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号数 内容 オススメ度
200 難しかったら細分化 ★★★★★
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