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第540号 きちんと話す2

こんばんは。パピーいしがみです。

3連休の中日でしたね。

ちょっとお天気がすぐれない地域もあったようですが、十分に満喫されていますか?(^^)

私は、父が亡くなって初めてのお彼岸で、子供たち(もうほとんど大人ですが)と一緒にお墓を掃除したり、花を飾ったりと・・・月日の経つのは早いな~と実感していました。

(自宅から歩いて数分の場所にお墓があるんです)

さてさて、本日は前回の続きです。

前回539号では「幼稚園に行きたくない!」と突然言いだした、メロンマロンさんの娘さんのお話しをさせて頂きました。

大好きな幼稚園だったのに、いきなり「行きたくない!」と言いだして、娘さんの理由は「Aくんが乱暴だから・・・」という事だったのですが、

お誕生会や園の行事が有る時は「行く」と言う。又、幼稚園に行ってしまえば「楽しくやっている」と先生も言われている。

そんな様子をうかがって、「行きたくない理由はAくんの乱暴ではないのでは?」と私は思ったのでした。

その所を、ちょっと重複しますが、もう一度読んで頂き、そして私はなんとお返事したのか?についてご紹介したいと思います。

ココから・・・

一つの結果(困った事や問題)は、その結果からだけでは、何が理由や原因なのかは分かりません。

ですから、どんな“問題・結果・お悩み”でも“こういう問題が起きた”=“それじゃあこうしなさい”という方程式は成り立ちません。

そこに至るプロセスや条件、環境、子供さんのもともとの傾向などを詳しくお聞きしてからでないと理由や原因がつかめないのですが、

メロンマロンさんからは今までも何度かメールやご相談を頂いていて、娘さんの今までの様子や今に至る経緯なども聞いておりました。

・・・そして、今回のメールでした。

ちょっと頂いたメールから、拾い出してみますね。

1、メロンマロンさんは「否定」を減らし「肯定」を増やす努力をされていた。

2、その結果、姉妹は仲良くなり、姉は良く妹のお世話をしてくれる。手をつないだり、好きなおかずを分けてあげたりもしてくれる。その姿を見ると“ほほえましさ”を感じるほどだった。

3、突然、大好きだったのに「幼稚園、行きたくない!」と言い出す。

4、先生に聞いてみると「幼稚園では楽しくやっている」という。

5、実際、幼稚園が嫌だと言いながらも、お誕生会や園の行事が有る時は「行く」という。

6、理由を聞いてみると、A君が乱暴で『やめて』と言ってるのにパンチしたり、蹴ったりした為だという。

7、2学期後半になると、実際に休ませる事も増えた。(表記には“ずる休みも多くなっていた”と有り)

8、でも、実際に幼稚園に行ってしまえば『楽しい』と先生にも言っている。

これらを見て、私は、

「あ、これは娘さん“楽すること”を覚えちゃったな?」と感じたんです。

というのは・・・

好きな人がいたら、誰だって一緒にいたいですよね。

お母さんの事が好きだったら、「お母さんと一緒にいたい~」と思うでしょう(^^)

「家でお母さんと一緒にいた方がいい~♪」と思っていたら、どうやったら幼稚園に行かなくて済むかな?って考えるんですね。

娘さんにとって、手に入れたその方法は、「A君が『やめて』と言ってるのにパンチしたり、蹴ったりした」とお母さんに伝える事だったのでは?と私は感じたんです。

それを言えば、お母さんは「休みなさい」って言ってくれる。そう学習してしまったのかな?って感じたんですね。

なので、メロンマロンさんの・・・

“私なりに悩み、本当の理由は、決してA君ではなく、 私が朝から「早くして」と急かし、怒ってばかりいたので、本人のやる気を無くさせ、ここまで悪化したのではないかと思いました。

思えば、前から「このままじゃいけない」「多分私のせいだと」感じていたはずなんですが、今すごく後悔しています。”

とあったのは、「それが理由では無いと思いますよ」とお返事したのでした。

ココまで・・・

私はこんな風にメールしました。

ココから・・・

メロンマロンさん、こんにちは。パピーいしがみです。

メール、ありがとうございます。

“12月から再開して、今年は「絶対幸せなお母さんになる!」と決意し、「幸せなお母さんになれました。感謝します!」と毎日言ってます。(笑)もちろん勉強も頑張りながらです。

不思議と最近は、テキストやメルマガを読み返してみると、深い意味で納得できる、というか・・・新たな気付きもあり、はまってます(^-^)”

良いですね~(^^)

さてさて、ご相談がありましたね。

“私なりに悩み、本当の理由は、決してA君ではなく、私が朝から「早くして」と急かし、怒ってばかりいたので、本人のやる気を無くさせ、ここまで悪化したのではないかと思いました。

思えば、前から「このままじゃいけない」「多分私のせいだと」感じていたはずなんですが、今すごく後悔しています。

こんな時にパピーさんは、子供に対して、そして先生に対しても、どうされますか?”というご質問でしたね。

まず、子供が幼稚園に行きたくない!というのは、誰にでもある事だと思うのです。

又、下の子が生まれてお母さんに可愛がられているのを見ると、「どうして私だけ幼稚園に行かなければならないの?」っていう気持ちも生まれてきます。

ですから、ウチもありましたよ。「幼稚園行きたくない!!」って。

娘さんの場合、その理由としてあった「A君が『やめて』と言ってるのにパンチしたり、蹴ったりした」のも、たぶん、

本当にそれがあって、それが嫌で嫌で・・・という事ではないのだと思うのですね。行かなくて済む、一つの「言いわけ」のように私は感じます。

そして、子供としてはそういう「行かなくても良い理由」を見つけて“行かなくて済む”という経験をすると、

『なんとかして行かなくて済む理由を考えよう』『絶対に行かないって貫こう』『そうすれば、お母さんは折れてくれる(私の思い通りになる)』って学習するんです。

そこで、私だったらどうするか・・・というより、私は実際に、どうしたか?という話をしますね。

私は、まず幼稚園に問題がない、という事を確認したら、子供に言いました。

「なぜ、幼稚園に行かなければならないか、分かる?

それはね、あなたが少しずつ大人になる為に、いろんな事をやってみてほしいからなんだよ。

例えば、家にはブランコはないでしょ。うんていもないし、シーソーも滑り台もない。

それに、家には、友達もいないし、先生もいない。

幼稚園には家にはない、沢山のものがあって、これから、あなたが大人になっていく為に大事なことが沢山できるようになっているんだよ。

もちろん、子供達がいっぱいいるから、喧嘩もあるかもしれないし、自分の思い通りになる事ばかりじゃないかもしれない。

だから、哀しいことや苦しい事もあるかもしれない。

だけど、いつもいつもそこから逃げていたら、これからもずっと逃げ続けなければならないんだよ。

それって、すごく嫌な気持ちがしない?

だからね。嫌なことがあったら、逃げるんじゃなくて、先生に相談したり、お母さんに相談したり、自分で頑張ってみるんだよ。

そうやって、自分でのりこえるの。

それに、お父さんは逃げている子よりも、そうやって頑張って立ちむかえる子の方が好きだな。」

という感じです。

そしてもし、今、幼稚園にいけていないとしたら、

「今、幼稚園に行かないって言っているけど、じゃあ、いつまでお休みして、いつになったらいけるか決めて」

「それまではお休みしよう。でも、その日から行くんだよ」

のように言います。

そして、その日が来たら、泣こうが喚こうが連れて行きます。

そして先生にお願いします。

もちろん、帰ってきた時には、十分に甘えさせて、褒めてあげます。

一見、乱暴に見えるかもしれませんが、親の姿勢ってすごく大事で「行きたくない」その理由が、幼稚園にあるのなら、それをしっかり把握して、必要であれば、幼稚園を変わる事もすべきです。

が、そうでない場合、がとても多いです。

幼稚園で問題がない、としたら、子供に「こうすれば自分の思い通りになる」という経験をなるべくさせないようにお気を付けになると良いと思いますよ。

「こうすれば自分の思い通りになる」という事を学ぶと、あらゆる場面でそれを使おうとしますからね。

子供は親と離れる時には強い不安と恐怖を持ちます。だから、できるだけ離れたくない、という意識が働きます。

ですが、それを乗り越えさせるのも、やっぱり親の仕事だと思うのですね。

しばらくは、おつらいとは思いますが、頑張ってみてくださいね。

ココまで・・・

この後、メロンマロンさんは「きちんと」対応してくださいました。そして頂いたメールがこれです。

ココから・・・

イヤイヤ病の時を思い出して、メールしています。あの頃は毎朝娘との戦いでした。

でも私一人が焦っていて、娘の方が一枚上手だったような感じでした。

朝、娘を起こすことから一苦労で、やっと起こしても「何もしたくな~い」という状態でした。

でも、パピーさんからアドバイスいただいて「休む理由がないのに、ただ『行きたくないから行かない』というのはいけないよ!」とビシッと話してから激変したんです。

渋々でも幼稚園に行けたら「頑張ったね!」と褒め、帰ってきたら「すごいね!ママ頑張ってる〇〇が大好き」と、また褒めました。

すると、次の日から人が変わったようになって、今日まで1度も「行きたくない」と言いません。

最近では逆に、娘から「早く!」と急かされる日もあるほどです。あまりの変化にビックリです。

ちょっと前までは遅刻の常習犯だったのに・・・。

朝起きるのも、シャキッと起きられるようになって、自然と私も、朝からカリカリする事なく穏やかでいられます。

私が娘を「ダメな子」にしてたんだな・・・と、つくづく思います。

二月は、一度も休まなかったのでパパも一緒になって褒めたら、照れながらも「もう休まないもん!」と意欲満々な感じでした。

・・・すみません。一方的に書きたいことを書きましたが、娘の変わりようをお伝えしたくて・・・。

ココまで・・・

メロンマロンさん、メルマガ紹介へのご許可、ありがとうございます。

娘さん、元気に登園してくれるようになって良かったですね♪しぶしぶでも行くようになってからのフォローも、とても上手でしたよ♪

そして、このメルマガを御覧の方の中にも、たぶん、同じような悩みをお持ちの方がおられると思います。

でも・・・、くどくて申し訳ありませんが、結果として同じような「幼稚園に行かない!」というお悩みだったとしても、

「同じようにやればいいんだ」のようには考えないでくださいね。

何度も言いますが、一つの結果(困った事や問題)は、その結果からだけでは、何が理由や原因なのかは分かりません。

ですから、どんな“問題・結果・お悩み”でも“こういう問題が起きた”=“それじゃあこうしなさい”という方程式は成り立たないから、です。

特に、間違えてほしくないのは、問題が幼稚園自体に有る場合です。

幼稚園に相談すると「私達を信じて下さい」と言われる事があるかもしれませんが、

疑問があったら、納得できるまで聞いてください。子供を預かっている「プロである」幼稚園の先生方に、じっくり納得できるまで聞いて、教えてもらってほしいと思います。

(園を責めたり、問い詰めるのではなく、教えてもらう♪んです)

「信じて下さい」と言われると、それ以上聞けなくなってしまいがちですが、大事な子供を預けているのですから、

私達の疑問をそのままにしておいたり、あいまいな判断で行動を起してほしくない、と私は思います。

私も今まで、お話を伺って「それは幼稚園を替えるべきです」とお返事したご相談はかなりあります。

そして転園することで、ずっとくすぶっていた問題が、あっさり解決した、という事も実際にあるのです。

どんな問題でもそうですが、絶対に状況判断は必要です。

必ず、親が幼稚園の担任の先生、園長先生に相談をして、先生方の言葉に耳を傾けてくださいね。

先生方は、よ~く子供たちを見てくださっています。信頼できる園を選び、子供の様子をじっくり教えてもらう。そんな状況判断の把握が問題の改善に結びついていきます。

こうやって書いてきて、ふと思いました。

今回の娘さんの変化は、メロンマロンさんの、『きちんとした状況の把握があったからこそ』なんだな~って。

頂いたメールにもありましたものね。「本当の理由は、決してA君ではなく・・・」って。

ちゃ~んと冷静に見ておられますね♪

そんな姿勢が今の“良い感じ”を作っておられるのだと思います(^^)

是非、これからも、子供達、しっかり見てあげてくださいね♪

今回は、素敵なご報告、ありがとうございました。

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