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教材の紹介

第877号 常に子供を見ること


こんばんは。パピーいしがみです。



いよいよ7月終盤、夏休みに入ったところもあるようですね。

巷では“ポケモンGO”が配信されて、

いろいろ話題になっているみたいです。



今までの“家にこもって”のゲームではなく、

家から出て歩き回るところが画期的なようですが、

「歩きスマホ」がさらに多くなりそうで、

ちょっと心配です。



さて・・・それでは早速、

今日のメルマガ、本題に入ります(^^)



昨年の6月ごろ、保育園の複数の先生から、

年少の娘さんの様子がおかしい・・・と、

ご指摘を受けたお母さんがおられました。



その内容は、

1、正面で話をしたり質問しても、反応がない。

2、行動がとてもゆっくりで、やる事が分かっていても、

  他の事に気を取られると手が動かない。

3、先生が全体にやり方を指示して周りが始めても、

  一人だけ座ってぼーっとしている。

4、指示の内容が、分かっていない。

  他の子供達より理解する力が弱い。

5、同年代の女の子に比べて、言葉数が少ない。

  自分の気持ちを言わない。何事にも消極的。



総合的に・・・

> 療育などで調べてもらったらどうか?

> 訓練を受ければ、何か変化が出るかもしれない。

> このままのペースで、小学校に上がると、

> 勉強や他の子のペースに付いて行けなくなるリスクは高い。

と言われたのです。



私はその旨、ご相談を頂いて、

生まれてからの詳しい内容をお聞きすると、

先天的な障害があるとは感じられませんでした。



そのお母さんは、ご自分では気付いておらず、

保育園からの指摘で気付き、とても驚かれたのですね。



ただ、弟さんが生まれたばかりでもあり、

娘さんは、環境の変化やお母さんの変化に、

敏感になっていたのかもしれません。



その後、お母さんの長女さんに対する接し方や、

姿勢、言葉などを振り返ってもらったら、

無意識に長女さんにダメだしをしていた・・・

という事が分かりました。



その原因が分かれば、やる事は明確です。

「お母さんと子供の関係を良好にしてもらう事」

そして「子供の良いところを見つけて肯定する事」です。

すると、長女さんは、みるみる改善していきました。



まる1年たった時、私にご報告を下さいました。

今日は、そのご報告を紹介させていただきます。



ここから・・・



パピーさんお久しぶりです。

今日は、報告のメールです。

去年の6月、

長女の保育参観で娘の異変に気付く ⇒

保育園の先生かの厳しいダメだし ⇒

パピーさん、臨床心理士さんへ相談 ⇒ 改善

という流れで、私達家族にとって変化の大きな一年でした。



ついに、今年の6月も保育参観があり、見て来ました。

全く心配なく、保育園を楽しんでいる娘がいました。

心底安心しました!!



普段の様子から大丈夫とは思っていたけれど、

実際の様子を見ると本当に安心するものですね(笑)

すごーくイキイキしていて、とっても嬉しかったです。



一年前は、

先生の話が聞こえて無いか?の様に周りから行動が遅れ、

私から離れられず集団行動が出来なかった娘とは全く違いました。



その日は、娘がめちゃくちゃ張り切っていて、

「ママ絶対1番に来てよ!!」

「私、頑張りたいから!!」

と言われていたので20分前に行きました。



約束通り1番に教室に入りました。

子供達は、先生の絵本を聞いていました。



子供達が、お母さんの存在に気付いて絵本に集中しなくなる中、

娘は絵本が終わるまで一度も絵本から目を離さず、

私に気付いたのは絵本が終わった後でした。



先生の話が聞けなかった子が、

こんなに集中してお話を聞けるなんて!!と、

とーっても嬉しかったです!



その後、ダンスの発表がありました。

その時、髪飾りを付けたのですが、目にかかってしまい、

直せなくて困っていました。

どうするのかな?と見ていたら、

ちゃんと大きい声で先生を呼んで直してもらっていました。



また、室内から園庭に移動する前に、

全員で水筒のお水を飲むのですが、誰かが水をこぼしていました。

娘はそれに気付き、大きな声で先生に伝えていました。

自分で考えて、先生に助けを呼んだり報告したり成長を感じました。



去年、園庭で遊んだ後は私から離れられず、

無理やり引き離して集団にもどしたので、

園庭遊びの後を心配していました。



しかし、今年は園庭遊びの後、

一緒に給食を食べるのが分かっていたため、

「ママ一緒にご飯食べに行こう!!」と走って来ましたが、

子供達だけは一旦教室に戻る事になっていたので、

それを伝えると『分かった!』と言って、すぐに集団に戻って行きました。



もう、大丈夫だなっ!!本当に安心出来ました!!



保育参観の朝は、まだおかしな様子があったらどうしよう?

と少し不安になり、お腹が痛くなって、

トイレに駆け込んだ情けない母でしたが、

保育参観の後は嬉しくて私の母にも夫にもメールで即報告し、

娘の事はめちゃくちゃ褒めました!!

とっても嬉しそうでした。



今年の保育参観で、元気な娘を見られたのは

パピーさんと出会えたお陰だと思います。

本当にありがとうございました。



ここまで・・・



と上記の様にメールを頂きました。

実は、この様子、メルマガで今まで3回ほど、

途中経過をご紹介していました。

メルマガをよく読んでおられる方ならお気づきかもしれません。

そう。苺娘さんです。



苺娘さんの場合、保育園からのご指摘で気がついて、

私や、臨床心理の先生にご相談をしてくださり改善に結びつきました。

それは本当に良かった(^^)と胸をなでおろしたのですが、

もし保育園からの指摘が無かったら・・・

もし娘さんの変化に気付かなかったら・・・と考えると、

とても心配になります。



ですが・・・今、

この「変化に気付かない」ということが、

少なからずあるようです。



特に、今、「上の子が可愛くない」とか

「上の子にイライラする」のような親の気持ちを

“上の子可愛くない症候群”と呼んだりするようです。

私はそれをとても危惧しています。



なぜなら、

親は「上の子を可愛くなくなった」というご自分の感情だけを見て、

その原因や理由を細かく考えようとされていない、

改善や対処をなさらない方がとても多い、と感じるからです。



「上の子が可愛くない」「上の子にイライラする」

「でも、みんなそうらしい・・・」

「そうか・・・上の子可愛くない症候群だからしょうがないんだ・・・」

のように、原因や理由を探したり、改善しようとせず、

ご自分の感情のままに子供に接し続ける・・・

という傾向が多くの方にあるようなのです。




問題が起き始めても、それを無視して、

「可愛くない」「イライラする」と感情のまま接していたら・・・

どうなるんだろう?そう考えただけでも怖くなります。



私は、子供に何らかの変化があったとしたら、

そこには必ず原因がある、と考えています。

もちろん、それは「成長の一つ」という事もありえます。

ですが、親がその変化の一端を担っている、

と言うケースがとても多く、

でも多くの方が「気付かない」でおられるのですね。



苺娘さんに、ご自分の接し方を振り返っていただいて、

修正してもらってすぐに子供の変化は現れ、

数々の問題も改善に向かいました。

ご主人もその変化に驚いて、

“親の関わりでこんなに違うのか?!”とびっくりされていました。



私も、

「はい、親の関わりでこんなに違うんですよ♪」

とお返事したのですが、

親が気付いて、接し方を変えるだけで、

子供の成長に雲泥の差があるのだけれど、

そこに「気付かない」としたら・・・とてももったいないですよね。

いえ、もったいないどころか、その先を考えると「怖い」です。



特に、ご両親共に仕事をされていて、

子供と接する時間の少ない方は、どうしても、

子供の変化に気付きにくい、という事があります。



すでに苺娘さんは、この1年、

本当に頑張ってくださって、長女さんとの関係を改善されました。

常に、長女さんの様子を見て、少しでも気がついたことがあれば、

ご自分を振り返り改善されてきました。



そして、今も、常に長女さんの様子を見て下さっています。

(今は、ほんの少しの変化でもすぐに気付くようになりました)

でも、実はこれが“ものすごく大事なこと”なんです。

なぜなら「気付けなかった」ら“そのまんま”だからです。



なので、忙しいお母さんほど、

意識して子供との時間を増やして欲しいし、

保育園や幼稚園との連絡を密にして欲しい。

子供達の様子を見て欲しい・・・。そんな風に願うのですね。



苺娘さんからのメールには続きがあります。



ここから・・・



今は、一年前問題が起きたのは、必要にして善だったと思っています。

1、ちょうど、育休で娘としっかり向き合う時間が取れた事

2、前向きな気持ちにさせてくれた臨床心理士さんに出会えた事

3、娘の事で、とても落ち込んだ私を包んでくれた夫と母がいてくれた事

4、娘の事を報告しても、明るく受け止めてくれた優しい義母の事

5、娘の異変を、厳しい言葉で私に伝えて、

  気付かせてくれた担任の先生の存在

6、娘が、このままじゃ苦しいよ・・・と私に教えてくれた事




たくさんの事に感謝出来る様になりました。

担任の先生は、今年も担任になったので、保育参観の後改めて、

「一年前は、

言いにくい事をちゃんと言ってくださってありがとうございました。」

とお礼が言えました。



五月から仕事復帰して、一ヶ月は娘も落ち着かなかったのですが、

一年間試行錯誤して来たお陰で、

基本的に娘との関係が良好に保たれています。



子供は2人になり、

下はまだ一歳でいきなりフルタイムで復帰だったのですが、

不思議と娘1人の時より楽で私が元気です。



仕事に対しても、前は周りに自分がどう思われるか!

が最優先になっていたと気付けました。



今は、患者さんにとって何をしてあげる事が1番いいか?

を考える様になった事と、「なる様になる!」

「流れに身を任せて様子を見るしか無い!」

と思える様になった事が自分の中では大きな変化で、

そのお陰で仕事に対する不安が随分減りました。

自分でも、肩の力抜けたなぁーと実感してます。



パピーさんが、

“子育てだけでなく仕事でも変化を感じる”

と言われていましたが、

「本当だなぁー」と実感しています。



以前から、一生働きたいと思っていたので、

この変化は、本当にありがたいです。



今、長女4歳10ヶ月、長男1歳3ヶ月、

2人で遊ぶ時間が増えて、とってもかわいいです。

お姉ちゃんとして、たくさんお世話もしてくれたり、

焼きもちをやいたり、とっても素直に気持ちを表現してくれています。



例えば、

「○ちゃん(弟)はご飯食べさせてもらっていいな。私も食べさせて!」

と言ってくるので、2~3口食べさせるとまた自分で食べ始めます。



親が喜ぶ事を探して行動もしてくれています。

例えば、

「買い物の後、ママは○ちゃん連れてるから大変でしょ!

 私が荷物持つから大丈夫だよ!」と言ってもってくれます。



自信がついてきたようで、時々保育園のお友達を家では、

呼び付けで呼んだり男の子の様な言葉を使ったりしていますが、

見守っています。



あまりに言葉がひどい時は、

「ママはその言い方好きじゃないよ」と伝えています。



この一年、「ありがたい」と心から思う事が増え、

自然と言葉にする様になりました。

今、私はとっても幸せです。



パピーさんに出会えた事。

本当に本当にありがとうございました!!



ここまで・・・



私が苺娘さんからのメールを読んで感じるのは、

「とてもよく子供を見ているな~」という部分です。



実は、子供達。

自分がどれだけお母さんの視界に入っているか?

時々、お母さんを振り返って見ているんですよ(^^)



自分がちゃんと見られているな・・・と感じる事は、

「大事にしてもらえている」と感じることでもあるのです。

子供が自分は大事にされている、と感じる事。

これが大きな安心となり、すべての自信の大元になります。



苺娘さんも、理学療法士と言う、責任が重く、

とても忙しい仕事に就いていても、

これだけ子供達の事を気にかけてくださっていれば、

大丈夫♪って思います(^^)



でも、ほんと。

1年前の事を思い出すと、

よくぞここまで回復してくれたな~(^^)って思います。



特に、ここはすごいですね♪


> 子供達は、先生の絵本を聞いていました。



> 子供達が、お母さんの存在に気付いて絵本に集中しなくなる中、

> 娘は絵本が終わるまで一度も絵本から目を離さず、

> 私に気付いたのは絵本が終わった後でした。



> 先生の話が聞けなかった子が、

> こんなに集中してお話を聞けるなんて!!と、

> とーっても嬉しかったです!



はい、本当におっしゃるとおりです。



私も、苺娘さんの文末にあったこの言葉。

“今、私はとっても幸せです”

を聞けて、本当に嬉しく思います(^^)



この1年、苺娘さんは、本当によく頑張ってくださいました。

その結果、今の“今、私はとっても幸せです”があるんですね。

是非、今のこの「とっても幸せ」が続くように、

これからもご継続下さいね♪



今回は、貴重なご報告、そしてメルマガ掲載後の許可、

ありがとうございました。







ご興味がありましたらどうぞ♪

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