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教材の紹介

第573号 できるところから、できる範囲で


こんばんは。パピーいしがみです。



暑さもずいぶんと和らいで、朝晩は、少し肌寒いぐらいです。

昼間も吹く風はさわやかで、とても良い季節になりましたね。



私の住んでいる場所は、富士山の近くで、

駿河湾に面しているのですが、

一昨日、たまたま通った道で、海を見て、

あまりにきれいで思わず見入ってしまいました。



左手には伊豆半島。静かに波打つ海岸線。

空には一片の雲もなく、透き通って真っ青で、

海は濃紺で深く碧く、そこに白い船が止まっていて・・・。

絵葉書のような光景に、心が洗われるような時間でした(^^)




今日は3連休の中日ですね~♪

全国的にも、いい天気のようです。

さてさて、今日のメルマガは、

「できるところから、できる範囲で」としました。



私のところには沢山のご相談を頂きます。

苦しみや辛さから早く解放されたい、

というお気持ちがあるのでしょう。

早い結果をお求めになって、無理をなさる方がとても多いです。



でも、無理をする、という事は決して効果的ではありません。

「急がば回れ」という言葉もありますが、

無理をすればするほど、焦れば焦るほど、

良い結果は遠ざかっていくんですね。




なので「ゆっくりゆっくり」が一番早いんですよ♪

という、とてもよい事例として、

今日はyokkoさんからの御報告を紹介させて頂こうと思います。



それでは、早速紹介しますね。


ココから・・・


パピーさん、こんにちは。yokkoです。



パピーさんからメールを頂いて、約2カ月たちました。

この頃すごくいい感じなので、聞いてほしくてメールしました。

お忙しい事は分かっておりますので、

お時間のあるときにでも目を通して頂ければ、と思います。




前回、私は

「もっと厳しく叱るべきだと思うのですが、できない」

「どうやって叱ったらいいのでしょう?」

というメールをお送りしたのですが、

そのお返事は、とても意外でした。




私は、パピーさんの言われる

「強制」「命令」「指摘」「批判」「拒否」

などはしていない、と思っていました。

だから子供の問題行動は、メルマガやテキストで見るような

「否定」が原因で起きていることではなく、

私がきちんと叱れない事がいけないんだ、とばかり思っていました。




お友達への娘の乱暴なところ、物を投げる事、

すぐにふてくされて物に当たることをお話しして、

主人や実母から、もう耳にたこができるほど

「あなたが甘やかせるから、叱らないから、つけ上がっている」

と言われていたし、私自身もびしっと叱ることができていない。

それをどうしたら直せるか?という悩みがありました。




ところがパピーさんからのお返事の、

「口で言わなくても“態度に出ている”という事はないでしょうか?」

という文章を見た瞬間、言葉につまりました。

本当に本当にその通りだったからです。 




私は、小さいころにいじめをうけてから、

人に嫌われるのが怖くて、

「自分の気持ちを相手に言えない事」でずっと悩んできました。

それは、子供に対しても同じで、

それを言って(自分の子供にさえ)嫌われるのが怖かった。




だから、自分の子供なのに、きちんと言えない、

叱ることもできない、という事がとても大きな悩みでした。



いつもそうやって不満を持ち続けるためでしょうか?

口では言わないけど、それを相手に分からせようとする態度が、

とても強くなっていたようです。 



これは、私の主人にも、又、私の姉にも、母にも・・・

「不満があったら、態度に出さずに口で言いなさい」

と言われていました。

今回の娘の件でも、パピーさんに

「口で言わなくても“態度に出ている”という事はないでしょうか?」

と聞かれて・・・絶句でした・・・。



まるでそばでご覧になっているかのように、

書かれている内容がそのまま、その通りで本当に驚きました。



・横目で見ながら、大きくため息をついたり

・子供が見ている前でがっくり肩を落としたり

・子供からの話に、つまらなそうに応対したり

・謙遜して(子供の前で)悪口を言っていたり・・・



これ・・・すべてしていました。

いえ、もう癖のように毎日そうしていました。

パピーさんって、そういう力があるんですか?

もしかして、見えるんでしょうか?

そんな風にさえ感じたのです。




その時、私は子供を「叱っていない」(叱れない)んだから、

否定なんてしていない、と思っていたのですが、

口には出していなくても、態度で、

今まで否定しっぱなしだったんだ、って分かりました。



「今更、なにを言ってるんだ!」って怒られるかもしれませんが、

これは、私にとっては本当に目からうろこで衝撃でした。

そして「これこそが原因だったんだ」って

変な言い方ですが、とてもすっきりしたのです。



今まで、メルマガやテキストなどで

「方法ではないですよ、テクニックではないですよ」

と言われてきて、そんな事分かってる!と思っていたのに、

私は全く分かっていなかったんです。

すべて「方法」「テクニック」だったのですね。

はっきり分かりました。




もちろん、癖になっている事はすぐには直らないでしょう。

ですが、パピーさんが言われているように、

「できるところから、できる範囲で」と意識し始めたら、

それから娘の態度が全然違うんです。



私の「できるところ」って、あまりなかったのですが、まず、

>・子供からの話に、つまらなそうに応対したり

これをやめるようにしました。




子供から話しかけてきたら、

どんな時でも、振り返って、正面で話を聞こう。



たったこれだけしかできなかったのですが、

まず、これをやってみました。

子供が話をし始めたら、自分の手を止めて、

子供の方を向いて話を聞くと・・・

子供が身振り手振りを交えて

一生懸命話をしているのが分かりました。




その姿を見ていると、しだいに可愛く思えてきて・・・

かわいいな~と思った時に娘が、

「お母さん、笑った♪」と言って抱きついてきました。

こんな事はじめてでした。

私は、子供の前で笑う事もなかったんですね。




「できるところから、できる範囲で」

からすると、私のできる事って

“本当にちょっと”だと思っていましたが、

その“本当にちょっと”が、

今までの自分を大きく動かしてくれています。




実は、このメールを書く数日前、

幼稚園で父母会があって、その時に、

「○○ちゃん、いつも元気で明るくていい子ね~」

「しっかりしてるから、お手伝いもしてくれそうね」

と言われたんです。そばに娘もいました。




今まで、こういう場面では、私が言う言葉はたった一つ。

「そんなことないのよ、家では××で××で・・・」

でした。

これもパピーさんが言われていた

>・謙遜して(子供の前で)悪口を言っていたり・・・

です。



私自身、子供を傷つけるつもりなど全くなくて、

“社交辞令なんだから”という意識と、

“良識ある大人として「謙遜」が当たり前”

だと思っていました。




でも、子供からしたら

「そんなことないのよ、家では××で××で・・・」

と言われたら気分は悪いですよね。

もし私なら、たとえそれが事実だったとしても

「わざわざ暴露することないでしょ!」って思います(笑)




なので「あ、今がチャンス♪」と思って、

いつもなら「そんなことないのよ、家では××で××で・・・」

と言うところを、ちらっと娘の顔を見て、

「はい、ありがとうございます。

 お手伝いも一生懸命やってくれて、助かってます♪」

って言ってみました。




娘はにっこりしてつないだ手を絡ませてきて、

嬉しそうに、私の顔をのぞき込みます。

こんなことも初めてでした。




「できるところから、できる範囲で」を始めてきて、

数週間で娘の表情が変わり、笑顔が増えて、

それがしだいに加速しています。

乱暴に物にあたったり、友達をどついたり・・・

という事が激減しました。

一緒に、何でも「いや」「やらない」の言葉も減ってきています。




もう、びっくりです。

もちろん、私もすごくうれしいし、毎日が楽しいです。

子育てしていてこんな気持ちになったのは、

いつ以来でしょう?ずいぶんとご無沙汰だったと思います。

パピーさん、ありがとうございます♪




パピーさんが言われたように

「叱る」が上手にできない、という事が原因じゃなかったんだ、

というのがよくわかりました。

まだまだ、私には「上手に叱る」は難しそうですが、

「叱る」前に「認める」「褒める」をマスターしなくちゃ、ですね。




これからも勉強を続けていきたいと思います。

「できるところから、できる範囲で」をしながら、

頑張っていきます(^^)



以上、お礼とご報告でした。



                       yokko


ココまで・・・



yokkoさん、貴重なお話をありがとうございます。

メルマガへの掲載の御許可も、ありがとうございました。



yokkoさんもそうだったようですが、

私たちって、「否定の言葉」だけでなく、

態度でもかなり「否定」を表している事が多いんですね。



でも、それって無意識にやっていたりするので、

なかなか気がつきません。



特に

・横目で見ながら、大きくため息をついたり

・子供が見ている前でがっくり肩を落としたり

この二つは、ついやってしまう、何気ないしぐさだと思います。

実は「心配な顔を見せる」事も、

子供にとっては不安にさせてしまう事でもあるんですね。




ですが、それをすべて取り除く、と言う事は考えてほしくないんです。

というのは、「これもダメ」「これも注意しなきゃ」と考えたら、

常に常に(今度は)自分を否定してしまう事になるからです。

だから、yokkoさんには、無理をせず、

「できるところから、できる範囲で」をしつこくお願いしたんです。




私たちは、早い変化を求めます。

できる限り沢山の対策を同時に進めて、

すぐの結果を求めてしまいます。




ところが・・・そのすぐの結果が出ないと・・・

又、態度に表れるんですね。

なので、悪循環って簡単に脱却できないんです。

だから私は「ゆっくりゆっくり、一歩一歩」とお話しするんですが、

「できるところから、できる範囲で」も同じこと。




今、できることだけで結構、それだけをやってみる。

時間をかけてやってみる。

そこからスタートしてほしいんです。



yokkoさんのメールにもありましたね。



> 「できるところから、できる範囲で」を始めてきて、

> 数週間で娘の表情が変わり、笑顔が増えて、

> それがしだいに加速しています。



> もう、びっくりです。

> もちろん、私もすごくうれしいし、毎日が楽しいです。

> 子育てしていてこんな気持ちになったのは、

> いつ以来でしょう?ずいぶんとご無沙汰だったと思います。




yokkoさんご自身が

「私には沢山の事はできないから」とおっしゃっていましたが、

だからこそ、一つに集中できたんですね。

だからこそ、結果が表れやすかったのだと思います。



> それがしだいに加速しています。



なんて、嬉しいな~♪

これからも、焦らずにゆっくりゆっくりいきましょうね。

「叱る」についても、だんだんできるようになりますよ。

でもまずは・・・



> 「叱る」前に「認める」「褒める」をマスターしなくちゃ、

> ですね。



はい、その通りです。

これからも、頑張ってお続け下さいね♪

今の「楽しい、うれしい」はもっともっと続きますから(^^)







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