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それってどうやって見つけたの?

結婚前のことです。

私は高校の先輩の起業した外食チェーンの会社を手伝って欲しいと言われ、

朝から晩まで休日も無く、一心不乱に働く毎日でした。

幸いにも1号店は大変な繁盛振りで会社はすぐに軌道に乗り、

これから会社を大きくしていこう!という頃でした。

ちょうど、時はバブルの少し前。

その頃はどこの会社でも人材不足で、

優秀な人材を確保するのが非常に難しい状況でした。

しかし、会社は「人ありき」です。

特にサービス業の場合は、
人に魅力の無い事業は伸びないとさえ言われておりました。

当時、私に与えられた新たな仕事は「人材育成」でした。

優秀な人材を採用するのは非常に難しい時代でしたから、

普通の人を優秀に育てるしか方法は無かった訳です。

さまざまな本を読みました。

さまざまな偉い先生の講演を聴きました。

どうやって人を育てたら良いのか?

子供も育てたことがない私が、
従業員を教育するなんて全く自信がありませんでした。

かといって、出来ないとばかり言ってはいられません。

店だけはどんどん出来るのに、人が補充されないのですから、

劣悪な労働環境は改善されないのです。

私に出来ることといったら、本に書いてあることをまねたり、

セミナーで聞く偉い先生のアドバイスをそのまま実践するしかなかったわけです。

人を教育するといっても、何から手を付けて良いのか分かりません。

すでに従業員がいてその人たちに教えるのではなく、

従業員を採用して教育して一人前にしなければならないのですから、

全てゼロからのスタートなわけです。

何十人も採用しました。何十人も教育しました。

何十人も失敗しました。

サービス業というのは、さまざまな要素が必要になります。

お客さま相手ですから、そそうがあってはいけません。

食べるものですから、衛生にも気を使わなければなりません。

身だしなみ、言葉遣い、笑顔、応対、機敏性、協調性、時間管理。

求めるものはたくさんあります。当然、指導も厳しくなるわけです。

でもこれって、子育てと似ていると思いませんか?

初めての教育、初めての子育て。

伝えたいこと、教えなければならないことは山ほどあるのに、
どうやっていいかわからない。

まさに子供を育てることとそっくりなのです。

そこで私は
『社員教育がきちんとできれば、子育てに必ず応用できるだろう』
と思ったのです。

何人も採用し何人も教育する中で、ほとんどの人はやめていきました。

採用した人の中には、採用手続きをした日、

ユニフォームを渡されたその日の昼にいなくなってしまった人もいました。

10人採用した中で残るのは1人か2人という状況でした。

店に派遣したとたん、労働状況が劣悪で

「こんなところで仕事は出来ません」とやめてしまったり、

厳しい店長とぶつかって大喧嘩してやめてしまう者もおりました。

又、店長からは「今度入ったあいつは使えない!」
とクレームを受けることもありました。

もう散々な状態で、
「俺には能力が無い」「人を育てる才能が無いんだ」
と落ち込み、
どうして良いか分からない時に1人の男性が入社したのです。

名前を鈴木君としておきましょう。年令は20歳でした。

鈴木君は、見るからに気が弱く、オドオドして見えました。

少し脅かすとすぐにやめてしまいそうな印象です。

仕事にも初めて就いたといいますし、自信も無いと言う鈴木君でしたから、

私は「我慢できっこない」「こいつもだめだろう」私は無意識のうちにそう思い、

全く期待しておりませんでした。

本当は衛生や接客態度、お客様に対する態度や言葉遣いなどを説明する、

オリエンテーリングを止め、製造や清掃などよりきつい作業を
教えることとしたのです。

 

そうです。

私には「適当にやってどんどん止めてもらおう」という気持ちがあったのです。

ところが、鈴木君は手先が器用で、

初めての仕事、初めて包丁を触ったといいながらも、

思ったよりも製造も手際よく、盛り付けも上手でした。

その時、私は、「おおッ。うまいね」とほんの一瞬、褒めたのです。

冷静に考えると、それほど飛びぬけて抜群にうまいわけではありませんでしたが、

鈴木君の印象が余りにも悪かったので、

その余りに低い期待を裏切った事による私の驚きだったのです。

ところが、本人はそうは感じなかったようでした。

「おおッ」「うまいね」そんな私の言葉に、

顔を紅潮させ「はいッ」「ありがとうございますっ!」と返事をしてくれたのです。

その後も私の印象は変わりませんでしたので、『早く止めたい』と言ってくれ!

そうすれば自分が楽になる!と思いながらもいつもより厳しく教えていました。

やがて、その日のカリキュラムが終わり、

最後に今日のレポートを書いて帰るように指示をしました。

1時間ほどかかってレポートを書き上げ、鈴木君は部屋を後にしました。

 

私は「ずいぶん時間が掛かったな。まあ、明日は来ないだろう」と思いながら、
そのレポートにチラッと目を通したのです。

そこには、汚いながら、
本人としては最大限丁寧に書いたであろう字が並んでいました。

そこにあった文面は、こうでした。

 

僕は、小学校の1年生からずっといじめられていました。

運動もだめ、勉強もだめ、何をやっても何一つ、

自信の持てることがありませんでした。

中学に入ってもそれは同じで、友達も1人もいませんでした。

高校在学中も学校が怖くなって途中で退学をしました。

 

・・・中略

 

でも勇気を出して働いてみて本当に良かったです。

初めての仕事、初めての職場で緊張してどきどきしていた僕に先生は

 

「おおっ! うまいね!」ととても優しい笑顔で褒めてくれました。

 

僕は祖母以外にこんなに褒められたのは初めてでした。

その後の授業も決して楽ではなかったけれども、

僕にとってはものすごく楽しく感じました。

 

仕事ってこんなに楽しいものか?と思ったほどです。

今日一日ありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

とそんな文面でした。

その時、私は『何気ないたった一言の褒め言葉がこれほど人に影響があるのか!』と

大変な衝撃を受けたのです。

そして、その翌日に鈴木君のご両親が会社に見えました。

私に会いたいというのです。

鈴木君も一緒でしたので、鈴木君にはテキストを渡し、

昨日やらなかったオリエンテーリングの予習をやらせ、
ご両親とは別室でお話をしました。

普通、職場までご両親が来られるというのは、

クレームや文句ですから、

『ご両親が見えた』と聞いてある程度の覚悟をしていたのですが、

お見えになった理由は全く違っていました。

ご両親はまず、私に頭を下げられました。

「先生、昨日、うちの息子が仕事から帰ってきたら、人が違っていました。

今までは何をいっても「別に」とか「ふつう」としか言いませんし、

すぐ部屋にこもってヘッドホンで一日中音楽を聴いているような子だったんです。

 

本人も人と会うことが嫌いらしく、

昼間などはほとんど家を出ることがありませんでした。

 

時々年老いた母(おばあちゃん)と話をするようですが、

私達親とは会話らしい会話などほとんど無いような子だったんです。

 

ところが、昨日は私を「お母さん」と呼びとめ、

「今日ね、俺、すごい褒められたよ」

と今日あった事を興奮しながら1時間近くも話をしてくれたのです。

 

私は話を聞きながら何度もうなずき、涙を我慢するのがやっとでした。

 

「おなかすいた」「ご飯早くして」なんていう言葉は

幼稚園依頼初めて聞いたような気がします。

 

遅く帰ってきた主人にその話をして、私たちは心から喜び、

手を取り合って泣きました。

ほんとうにありがとうございます。

 

と大変に感謝されてしまったのです。

どうやら鈴木君のお父さんは実業家で、

鈴木君はなんでも自由になる裕福な家庭に育っていたようです。

ところが、両親はいつも忙しく、話相手はおばあちゃんだけという家庭環境で、

やはりいじめにずいぶん悩んだとのことでした。


 

このことがあってから、私は「褒める」事、自信をつける」事が

人を育てる上で最も重要なのではないか?と思うようになったのです。

そしてこの2点についてさまざまな資料を参考に、
社員教育にも応用していったのです。

結果は、やはり目覚しいものがありました。

自信をつけることで人は変わります。

積極的になります。

明るくなります。

笑顔になります。

謙虚になります。

自らチャレンジします。

失敗や挫折に簡単にはへこたれません。

自ら目標を持ちます。

達成の喜びを感じます。

そして又自信を深めます。

なんらかのきっかけで自信を付けてあげる事ができれば、

それはどんどん善循環していくのです。

そして自信が自信を生み、自ら自発的に行動しだし、

更に、更に、能力は高まっていくのです。

この状態を幼少の頃から環境付けていったら、すごいことになる!

それが私が持った、最初の“仮説”だったのです。

ちょっと考えてみてください。

もし、あなたが自分の子供たちを「やる気」にさせて、

自発的に吸収する力を付けさせたとしたら、どうでしょうか?

結果はおのずと見えてきますよね。

普通の人はひとつひとつ、がみがみ言いながら教えているでしょうから、

精神的にいらいらしてるでしょう。

「まだできないの!」「何回言ったらわかるの?!」

なんて言っちゃうかもしれません。

子供もおびえるかもしれませんし、

「お母さんは怖い」というイメージが心に刷り込まれるかもしれません。

まさに悪循環です。

でも“このノウハウを習得したあなた”の子供さんは違います。

子供たちは積極的にあなたの言葉を吸収しようとするのですから、

覚えるスピードは格段に違うでしょうね。

そしてあなたは何度も何度も同じことを言わなくても良いのですから、

精神的にも楽なはずです。

余裕がありますから、笑顔が出るでしょう。

子供たちにも暖かく接することができるでしょう。

そして子供たちはより自分の能力を高めていく。

そうです。これが善循環です。

これが、毎日、毎週、毎月、毎年、そして数年間つみかさなったらどうでしょうか?

すごい違いがあると思いませんか?

私がこの方法を子育てに応用しようと考えたとき、

私は新婚で妻のおなかはだいぶ大きな状態でした。

その時に私は妻に言いました。

「子供が親元を離れるまでの18年間でこのノウハウを実証したい」

妻は元同僚でもありましたので、私の仕事振りも実績も知っていました。

「きっといい子になるよ・・・。」
その言葉が私の気持ちを後押ししてくれたのです。

これが、このノウハウのスタートです。

大人への教育方法を子供に応用するのですから、

本来は『子育て』といえないのかもしれませんね。

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732号らせん階段のその後に

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