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教材の紹介

第515号 叩く・蹴る・・


こんばんは。パピーいしがみです。



ここ数日、急に寒くなりましたね。

各地で大雪が降った(今も降っている?)そうです。

体調は崩されていませんか?もうすぐ年末です。

お体に気を付けて、新しい年を迎える準備をしてくださいね♪



さて、今日のメルマガは「叩く・蹴る」としました。

これは、もうすぐにお分かりになる?かもしれませんが、

子供が誰かを「叩く・蹴る」乱暴したり、当たり散らしたり・・・。

それを何度注意したって治らない・・・。



こんなご相談についてお話しします。

ご紹介下さるのは、毎日笑顔で☆さん。

ちなみに娘さんは3歳で、

毎日笑顔☆さんはフルタイムで仕事をされています。



そのご相談は今から4ヶ月ほど前に、こんな風に頂いたのです。



ここから・・・



( 前 略 )

・・・とてもとても気になる事に気がついたんです。

“叩く”んです。



少し前から、口調がキツくなっていたり

(強い大阪弁なせいもありますが)

怒ったときの目が、とても怖い目つきに

なっていたのが気にはなっていたのですが、

(本当にエ?!と思うほどキツイのでこれも心配です)




この連休で何度も、お友達や、小さな子や従兄妹を叩きました。 

蹴る事も何度か・・・ 。

小さな気に入らないことでもあると、すぐに叩いたり押したり・・・。

機嫌の悪いときには、少し前は理解・納得出来ていた内容でも

泣いて、怒って聞けません。一般的に言うワガママに見えます。




その都度、話を聞いてから「でも叩いたらアカンよね?」と話し、

相手に一緒にごめんね、を言うようにはしています。

( 中 略 )



ちなみに、友人家族とお食事にさっき行ったときにも、

合計3時間中、3回程叩きました。

帰りに主人が寝ている娘を見ながら、

「1回、叩いて厳しく言わな、

 優しく言うだけじゃ理解してないんちゃうか?」と、言い、




私が(それは違うな~)と考えていると

「パピーさんは何て言ってるんや」と、聞かれました。

旦那さんは地元の方対象の接客業をしていて、とても気が利き、

一瞬パピーさん?と、思うような考えも持っている、

とても理解ある人です。




「叩くのは意味が無い、って、パピーさんなら言うと思う・・・

 でも、どうしたら良いのかはわからんねん・・・」

と、話していたのです。




本当に出来の悪い私ですみません。

ちゃんと、2年前からしっかりお勉強していたら、

こんなご相談しなくても良かったのかもしれない・・・

と、反省もしつつ、でも、もしかしたら

娘が急に叩くようになったのには、何か意味があるのかも・・・

と、思いました。



どうぞ、宜しくお願いいたします。



ここまで・・・



私はこんなふうにお返事しました。



ここから・・・



毎日笑顔で☆さん、こんにちは。パピーいしがみです。

( 中 略 )

さてさて、ご相談がありましたね。




> 少し前から、口調がキツくなっていたり

> (強い大阪弁なせいもありますが)

> 怒ったときの目が、とても怖い目つきに

> なっていたのが気にはなっていたのですが、

> (本当に・・・エ?!と思うほどキツイのでこれも心配です)




> この連休で何度も、お友達や、小さな子や従兄妹を叩きました。

> 蹴る事も何度か・・・

> 小さな気に入らないことでもあると、すぐに叩いたり押したり・・

> 機嫌の悪いときには、少し前は理解・納得出来ていた内容でも

> 泣いて、怒って聞けません。一般的に言うワガママに見えます。




私は、この「叩く」という事。

もし、それが無差別であるのなら、

それほど問題ではない、と思っているのです。

というより、あっていいことだと思うのですね。




やりたいように出来ない、自分の思い通りにならない、

こんな時は癇癪を起こしますよね。

そしてわがままを言いたくなります。

今の「叩く・蹴る」はその中での行動だと思うのです。




だとしたら、その気持ち、押さえ込むのではなく、

発散させてあげればいいと思うんです。




子供が駄々をこねて泣く。

今まで乳幼児だった時は「泣く」しかできませんでした。

ですから、何でも「泣いて」要求します。

ですが、泣いたからといってNOをYESには出来ません。




その時は、泣き止むまで泣かせて、

「泣いたって自分の思い通りになることばかりじゃない」

って教えてあげなければならないんですね。




今回の「叩く・蹴る」もそれをする理由があったはずです。

メールには「小さな気に入らないことでもあると・・・」

とありましたが「気に入らないから、泣いてアピール」が、

「気に入らないから、癇癪を起こし、叩く・蹴る」に、

替わっただけだと思うのですね。




もちろん、これは「叩く」だけでなく、

「おもちゃを投げる」とか「悪口を言う」などに

替わることもあります。




メールにこうありましたね。

> すぐに、泣くので「涙を拭いてごらん」

> 「お母さんは○○のニコニコが好き」

> 「泣き止んだら話しよう」などと、言って

> 無理矢理泣き止ませる様にすることが、多いです。




と・・・。という事は、


 泣き止むまで泣かせて、

 “泣いたって自分の思い通りになることばかりじゃない”と教える


という事はあまりされていないのかな?

とも感じました。




人は、叱ったり、無理やり止めさせようとしても止めません。

特にまだ幼少期は

「叱られた=その行為はいけない=止めよう」

という理解は出来ません。




なので、

『問題がある「その行為」が、良くなったら褒める』

をしてほしいのです。



(注:叱られても、「これはいけない事」という理解、

 「いけない事は止めなくてはならない」という理解はできません。

  ・・・が、

  これをしたら「褒めてもらえた」

  これをしたら「喜んでくれた」という理解はできるのです)




例えば、すぐに泣く子の場合、

どんなにうるさくても泣くだけ泣かせるんです。

泣いたからって、親のがNOと言ってい事をYESに変えてしまったり、

気をはぐらかしたり、おだてたり・・・などはしないで、

どんなに泣き喚こうが、泣くだけ泣かせるんです。




ですが子供は必ず自ら泣き止みます。

その時に「偉かったね。自分で泣き止めたね」とか、

「泣いてもどうにもならないって分かったんだね」

という言葉を伝えてあげるんです。




すると、子供は(もし言葉が分からなかったとしても)

泣き止むとお母さんが褒めてくれる。喜んでくれる、笑ってくれる。

と理解します。雰囲気を感じます。

それを繰り返すことで、泣く時間が短くなり、

頻度が減ってくるんですね。




毎日笑顔で☆さんの場合、叩く・蹴る・・・

より、まず、ここから始めた方がいいかもしれません。

そしてあまり「叩く・蹴る」が、気になるのでしたら、

まずは、そういう環境におかないようにされるといいと思います。 




「叩く・蹴る」シチュエーションをなるべく減らして、

NOはNO!として徹底する。

そして、それが出来たら褒める・・・です。

ちょっとやってみていただけますか?



ここまで・・・



そして、それから4か月。

12月の初旬にこんなお便りを頂きました。



ここから・・・



パピーさん♪こんにちは。

毎日笑顔で☆です。




お元気でいらっしゃいますか?

今朝の大阪は雨のせいか、またまた寒かったです。

私の地域はインフルエンザがひと段落?の様です。

ちなみに、少し前のメルマガを参考に

ダイニングテーブルの消毒拭き始めました。

(と、言っても既に娘と私は新型から復活した組です)




今日は途中報告でメールさせて頂きました。

本当はもっと、結果が出せたら・・・と欲張りな私なのですが・・・。




8月にお返事頂いた時、ハッ!!としました。

わたし、本当に娘の鳴き声が嫌いだったんです。

お恥ずかしいのですが娘の泣き声が大嫌いだったんです。




メチャメチャ大きな声なので、

その泣き声を聞くだけで意味無くイライラしてしまっていました。

だから、ご相談したとおり、泣き止むように導いていました。

「泣きやんだら話ししよう。」

「泣く気持ちポイ出来たら抱っこしよう。」 

などなど・・・早く泣きやませたかったんです。




ただただ、うるさくてうるさくて、聞くだけでイライラ・・・




お返事頂いてすぐから、

パピーさんに言われたとおり、泣きやむまで泣かせました。

変なのですが、それまで、

聞くだけで“イラっ!!”としてしまっていた大きな泣き声に、

イライラせずに落ち着いて聞けるようになり、




「あ~これで、この子は成長出来るんだ」

なんて考える余裕すら(笑)出てきていました。

(ちょうどこの頃のメルマガで、

 おばあちゃんの前で泣くお子様と向き合う。。)

という内容のメルマガを頂いていたので、

それもとても参考になっていました。




それから続けました。

泣きやんだら褒めて。泣かせて褒めて。

これはとても簡単に出来て、しかも効果がすぐに出て驚きました(^^)

本当に本当に驚きました。もちろん、またすぐ褒めます☆

褒めたときの娘の嬉しそうな顔ったら、見て頂きたいほどです。




自分から「今は何秒で泣く気持ちポイしてた?」と、

聞いてくるのもまた可愛く♪

今ではほとんど泣く事もなく、

【私の大好きなニコニコ顔で】話しかけてきます。

たまに泣きますがすぐに自分でなぜ泣いたのか、

考えられるようになっている感じです。




そして、当初は泣いてる理由の違いが、分からなかったんです。

うまく説明しづらいのですが・・・分からなかったんです。

娘が甘えて泣いているのか、寂しいから泣いているのか、

ただのワガママなのか・・・

泣かせるのか、受け止めてあげるのか・・・

何かあって泣いているのか・・・




それが、続けているうちに何となく

娘の気持ちの雰囲気が読めてきた気がするんです。

今もまだ、はっきりと分かっていないように思うのですが。

ただのワガママだから、泣かせて→泣きやむ→褒める、と、

理由があっての悲しい甘えての、泣く→抱っこ→聞いてあげる、 

の違いが何となく見えてきたように思います。




それに並行して引っ越しの関係で、

半年に2回の転園を繰り返してしまっているにも関わらず、

8月から通っている保育園の先生が言って下さいました♪




11月から始まっていた発表会の練習で、

「○○ちゃんがニコニコで大きな声を出すから、

 イチゴ組が一番楽しそうに劇が出来てるんですよ~」

「○○ちゃんのお母さん余裕あるね~♪」って。




そして、引っ越し先のファミリーサポートの登録に行った際に

担当の方に

「○○ちゃんこんなに可愛い笑顔振りまいてたら

 保育園でも人気者やろ~」

「お母さん、穏やかやね~ホンマに朝から夕方遅くまで働いてるん~?

 バタバタした感じが無いね~」って。




嬉しくって♪嬉しくって♪

保育園なんて夜7時の最後のお迎えに、いつも7時ギリギリなんです。

150人の保育園でもいつも残りの3・4人(もしくは最後です(笑))

本当は、帰る準備を『早くっ早くっ』と言いたいです。

でも、そんな気持ちをポイっと捨てました。

それが、先生にそんな風に言って頂けたんです♪




今日の発表会も、本当に先生が言って下さっていた通り、

娘が常に大きな声で、楽しそうにしていたんです♪嬉しかったです。

本当に嬉しくって♪主人もとっても嬉しそうでした。




7月にご相談した時は、毎晩、涙が止まらなかったのがウソみたいです。

平日は仕事でゆっくり遊べませんが

ご飯とお風呂の時間を大切にしていきます。

そして土日のお休みがとっても待ち遠しいんです♪

なんだか、良い雰囲気になってきました。 




これからも、あせらず、少しづつ毎日を楽しみたいです。

長い長い御報告なのにお付き合い頂きありがとうございました。

パピーさんも寒い季節が始まりましたがどうか、

どうかご自愛くださいね(^^)

これからも、どうぞ、宜しくお願い致します。



毎日笑顔で☆より



ここまで・・・



子供達の泣き声って、ある意味、親へのアピールですから、

それはそれは、大きくて、かん高くて、耳障りです。

だから、どうしても「泣くな!」って思っちゃいます。

それでも泣きやまない子供にだんだんイライラしてきて、

それが怒りになってきて・・・と言う事はとても多くあります。




でも、子供としては、乳幼児の時に通用した、

「お母さんへのお願い」の仕方を続けているに過ぎないのですね。




だから、成長して乳幼児でなくなってきたら、

「泣いても他の人は分かってくれないよ」という事や、

「自分の気持ちを人に伝える方法は他にもあるんだよ」という事。

又、将来的に「自分でどうすればいいのか、考えてみよう」

という事も覚えていかなければならないんですね。



でも、子供にとっては、それは未知の世界。

だから「教えてあげる」必要があるんです。

「教える」為には、怒ったって分かりませんよね。

教える時には、できた時に「そう!それだよ」って

言ってあげるのが1番なんです。




まず、その第一段階として、

「泣いても他の人は分かってくれないよ」を教えてあげる為に、

『泣いたら自分から泣きやめるまで泣かせてあげる』

そして『自分で泣きやむ事ができたら褒めてあげる』

をお願いしたいんですね。




そして、今回、もう1つ、

毎日笑顔で☆さんにお願いした事がありました。

それが、『そういう環境におかない』です。

「叩く・蹴る」シチュエーションをなるべく減らすこと。でした。




これは、なぜか?と言いますと、

私たちでも雰囲気の悪い環境にいると、イライラしやすいですよね。

例えば、夫婦喧嘩をしてお互い、口もきかなかったら、

その雰囲気ってギスギスしているでしょ?

そして、ちょっとした言葉に「カッチーン」と来たりしませんか?




これと全く同じで「叩く・蹴る」がしたくなるような・・・

例えば、子供が多かったり、自分の「こうしたい」が通らず、

思わず叩きくなったり蹴りたくなったりしてしまう、そういう

“「叩く・蹴る」をしてしまう可能性の高い集まりや環境”に

【子供を置かない】又は

【そういう場所になるべく行かない、頻度を減らす】

という事なんですね。

(もちろん、子供の気持ちが落ち着いて、安定してきたら大丈夫です)




「叩く・蹴る」をしてしまいがちになる環境を避けて、

「泣いても他の人は分かってくれないよ」を、

教えてあげるようにして頂いたんですね。



つい先日、毎日笑顔で☆さんから、こんなメールを頂きました。



ここから・・・



ご相談して以降、教えて頂いたとおり、

娘がご近所のお友達とひとつの物を取り合うような、

状況には行かない様にしました。 




自転車で皆で遊ぶ、とか、追いかけごっこするとか、

“叩く環境に置かないようにする”を、心がけました。

おかげさまで、今はおもちゃを貸してあげる事も出てきました。

もちろん嫌なときはイヤなようですが「叩く・蹴る」でなく

子供らしく?泣いたり取り合いのケンカをしています。




娘はその後もとっても良い調子で♪

家の中で善循環♪が始まっているように感じます。




寝る前には、ベッドで、とっても優しい包み込むような声で

「おかあさん、きょうもありがとう」

「あしたも、おしごとがんばってね」

などなど、毎晩言ってくれるんですよ。

この声と話し方は本当に涙が出そうなくらい嬉しいんです♪




もちろん、夏にご相談したような、

“するどい睨む様な目つき”や、“蹴ったり叩いたり・・・”

は、一切なくなりました。


( 後 略 )



ここまで・・・



毎日笑顔で☆さん、ご報告、ありがとうございました。

メルマガへの掲載のご許可もありがとうございます。



頂いたメールに、

> 7月にご相談した時は、

> 毎晩、涙が止まらなかったのがウソみたいです。



> もちろん、夏にご相談したような、

> “するどい睨む様な目つき”や、“蹴ったり叩いたり・・・”

> は、一切なくなりました。



とありました。

本当に良かったですね~♪

今、とってもいい感じ♪です。

「まだ、途中経過なので・・・」と言って下さった毎日笑顔で☆さん。




今後のご報告も、楽しみにしています♪

いい感じですよ~。このまま続けてくださいね(^^)







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