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教材の紹介

第422号  厳しい言葉 2


こんばんは。パピーいしがみです。



前回の、お送りしたメルマガ“421号 厳しい言葉”は、

沢山の方々に共感を頂いたようです。

メールもたくさん頂きました。ありがとうございました。




今日は、前回の続きをお話しするんでしたね。

かなり厳しいその内容をご紹介するのでした。

今読み返すと、やっぱり厳しいな~(^^)と思います。

ちょっと厳しすぎるかも・・・と実は、ちょっと感じてもいます。




前回のメルマガをお読みでない方は、

http://www.age18.jp/back421をお読み頂きたいのですが、

ちょっと簡単に説明します。




前回、あこさんのメールは、

「最近、行き詰まってます。最悪です。」

から始まっていましたね。



男の子が8歳、女の子が4歳の時、新たに女の子が生まれ約1年半。

長女さんにひどいアトピーが出ると共に、聞き分けが悪くなり、

何を言っても「イヤ!」と・・・。



あこさんは、ご実家からもご協力をいただけず、

たった一人での家事と育児でほとほと疲れてしまって、

毎日イライラ・・・。



子供達を怒鳴りつけ、強制的に何でもやらせて、

いう事を聞かないと、外に出しておしおき。

子供は泣き叫んで「言うこと聞くから入れて!!」

とドアを叩き、お兄ちゃんは部屋の隅で怯えている・・・。



実は、この時、あこさんは、

この講座を勉強し始めて2ヶ月が過ぎていたころでした。



長女さんの様子がとても、問題があるように見えますが、

私が最も気になっていたのは、お兄ちゃんの様子でした。



一番下の子は、当然手が掛かる。

お母さんを取られたと感じるお姉ちゃんは、

荒れ始めアトピーを発症・・・。

お母さんは、お姉ちゃんに「どうして・・・」と悩み苦しむ・・・。



とすると、元来、生真面目で優しいお兄ちゃんに

そのしわ寄せが行っていたんでしょうね。

こんな風にあったのです。




> 子供は泣き叫び「言うこと聞くから入れて!!」と、

> ドアを叩き、お兄ちゃんは部屋の隅で怯えています。




> お兄ちゃんも生真面目で頭が良くて、

> 優しくて私にはもったいない息子なのに、

> 否定的なことばかり言って育ててしまいました。

> 最近のお兄ちゃんは、その日の出来事も言わなくなってしまいました。




> 先日、野球の当番で練習を見に行った時も、

> 休憩中に友達と過ごさず、離れたところに独りでポツンといたのです。




この時、お兄ちゃんはすでに10歳。

「あ、これは早く対処しないとまずいぞ・・・」

と思った私は、あこさんに対して、こんなお返事をしたのです。

かなり厳しい内容です。



ココから・・・



あこさん、こんにちは。パピーいしがみです。



あこさん、単刀直入に質問します。

あなたが決めた目標・決意、覚えていますか?

私と約束した内容、覚えていますか?

そして、毎日、いえ、週に1度でもいいです。

テキストをキチンと読んでいますか?

学ぶ時間をとっていますか?それぞれ章の感想を書いていますか?




私達は非常に弱いです。だから、常に過去に引き戻されます。

だから常に自分を律する事が必要なのです。

その為の決意、その為の約束だったはずです。




この講座は突然の変化を求めていません。

毎日、ほんのちょっとでいい、ほんのちょっと努力し、

その努力を自分自身で褒めていただく。その作業をして欲しいのです。




いくら子供達の事を思っていても、いくらそれを口にしても、

子供達から見て「僕達は愛されている」って思わなければ、

言えば言うほどその言葉は「うそ」になります。

うそを重ねれば重ねるほど信頼は、失ってしまうんです。




それはすべて、すべて、あこさん、

貴方に返ってくるのですよ。




お兄ちゃんの事、はっきり言って危険です。

誰の責任だとか誰が悪い、のではなく、

できるところから始めなければなりません。

完璧じゃなくてもいい。失敗してもいいから毎日。

一歩一歩、歩かなくちゃ。




もう一度、私との約束のメールを読み直して下さい。

そして、それが今、難しいのならば、出来る内容に変えてください。

(例えば、一日1つ、子供達の良いところを見つける)とか・・・。

そしてそれをノートに付けてください。




子供達は、多少の辛さには負けないように生まれています。

ですから、まだトラウマになったり過去を引きずらないと思います。

ですから、もうすぐに始めて欲しく思います。

お母さんさえ強くなれば、解決する問題ですよ。

ココでもう一度、決意を新たにするんです。




厳しい言い方ですが、今の時点で、私にメールを下さったこと。

これは必要だから起きたのだと思います。

自分の負の感情に負けないで!

ココで踏ん張る事があなたを大きく成長させますよ!



ココまで・・・



この講座では5章で、目標を作っていただき、

私と約束をして頂くようにしています。

もちろん、約束を考える、作って誰かに話す・・・。

それだけでもとてもいい効果があります。




又、目標だってガチガチに守ろう!とする必要はありません。

目標を持つことで、ほんの少しでも今の状態からプラスに傾けば、

もうそれで御の字なんです。




ですが、あこさんとのやり取りをしていて、私は、

目標はもちろんのこと、テキストの勉強も続けていないのでは?

と感じたのですね。




あこさんからのお返事は、私が心配したとおりでした。

講座を学び始めて2ヶ月ぐらいで、徐々に改善してきた為に、

油断をされてしまったのかな?

徐々にテキストを開く回数が減り、元に戻ってしまっている、

というお返事を頂きました。




でも、私は、とても嬉しかったんです。

というのは、「お返事があった」からです。

誰でも、厳しい言葉は好きではありません。

ふてくされて「バカヤロー、もう勉強なんかやるもんか!」

って思ったら、返事なんかしようと思いません。




でも、あこさんは、ちゃんと真摯に受け止めて下さいました。

その時、思ったんです。

「あ、あこさんは必ず、やり遂げることが出来る!」って。

私は、こんな風に返信しました。



ココから・・・



あこさん、こんにちは。パピーいしがみです。 

前回の私のメールでちょっとびっくりなさったかもしれません。




この勉強をして、避けて欲しい事が一つあります。 

それは、始めた事をやめる、という事です。 




子供さんの問題が発生して、ご自分を省みて、

これがいけなかったんだ、これをやめよう、改めよう。

そして、これをやってみよう!そう決意をし、始めます。




すると、(私はゆっくりゆっくりと言いますが)

本当に早く効果が現われます。 




これは当然なんです。

だって、子供達は、お母さんの喜ぶ事を探すのですから。




お母さんが、褒めてくれたり、喜んだりするのを見て、

自分がお母さんから愛されていることを知り、

その愛されているお母さんに、もっと愛されたい、

もっと喜んで欲しい・・・!って、 

何がお母さんを喜ばせるのか、

自分から探してそれをやり始めるからなのですね。




それが親から見ると、

「とてもいい傾向に向かっている」と見えるのです。

ですが、それを「子供が改善した」と錯覚するんです。

(本当に問題があるのは、私たち親なんです)




そして、安心してしまって、決めた事をやめる。

改めようとした事をやめる。継続する事をやめてしまう。

すると、必ず、私たちは、以前の問題があった頃に戻るのです。

その時、子供達はどう思うでしょうか?




その時、子供達は「だまされた」と思うのです。

「裏切られた」「やっぱりお母さんは・・・」と思うのです。

不信感を抱いてしまうのですね。




そうなると、今度はそれを修復するのは、

とてつもなく難しくなります。

だから、私は厳しく言うのです。

子供達に嘘をつくことになってしまうのですね。




実は、前回メール頂いた時に、

これは、相当まずいぞ、と思ったのです。

復活できないかもしれない、とまで思いました。

その位「親の裏切り」を感じさせると傷が深いんです。




私は、失敗はしてもいいんですよ。と言っています。

失敗はします。親もします、だから子供だってします。

親が失敗してもいいんですから、子供だって失敗していいんです。

でも、止めてしまってはいけません。継続してほしいんですね。




今、確かに大変だと思います。でもどうでしょう。

おにいちゃんや、お姉ちゃんにも、

手伝ってもらう事は何も無いですか?そんな事はないですよね。

きっと何か力になってもらえることはあるはずです。




「おかあさん、大変だから助けて欲しい」

と言えば、きっと手伝ってくれると思いますよ。

そして、その時に「ありがとう、あなたがいてくれてうれしいな」

と一言、言うだけで、子供達の自尊心は高まります。




特におねえちゃんは、

自分の価値感を高めてあげなければなりません。

その為には、お母さんのお手伝いをして、

お母さんに喜んでもらう、褒めてもらう事が

とってもその助けになると思うのです。




もちろん最初からは上手くできないでしょう。

でも、それも含めて教えていく、上手になっていく・・・。

それをお母さんが褒めてあげる・・・

そういう形でやっていくと全部ご自分で背負う事がなくなり、

ずいぶん楽になると思います。




子供が増えると、上の子達が手伝ってくれるから楽になるんですね。

全部自分でやろうとしなくていいと思いますよ。




手伝ってくれる事を喜んであげることで、

今のお気持ちがかなり変わってくると思いますよ。



ココまで・・・



これからも、あこさんにはいろんな試練がありましたが、

講座を再開なさって、苦しみながらも、決して諦めず、

私にご報告をくださったり、

子供達の様子などを教えてくださいました。




そして、長女さんの怪我をキッカケに、

あこさんの子供さんに対する思いに変化が生じ、

どんどん良いことが起き始めます。




私が心配したお兄ちゃんは、反抗が始まったそうです。

そう。ちゃんと自分の意見を言えるようにまでなったんです。

これなら、大丈夫。私はホッとしました。

そのころ頂いたお便りを、ちょっと紹介しますね。



ココから・・・



ケガがあって、初めてこの子(長女さん)の

大切さを身にしみる思いをしました。

そう思うと、このケガもパピーさんのおっしゃる必然だったのか?!

と思いました。




トイレへ行くのも抱っこで連れて行き、1週間学校を休みました。

その間、足に気を取られ夜中に痒がるのが治まり、

アトピーもすっかり綺麗に治りました。

やはり、お医者さんに言われたとおり、

心因性のものだったんだとわかりました。




ケガをしてから私と、かなり密着した生活を余儀なくされました。

食事の用意も一緒にし、洗濯物干して、たたむ、

時間が空いたら、はさみ将棋やトランプのスピードをしたり・・・

そうするうちに、顔がだいぶ穏やかになりました。




笑顔もでてきて、

昨夜デザートにアイスクリームを食べていたときに、

隣に妹を抱っこして椅子に座らせて、

「〇〇ちゃんアーンしてごらん」と言って、

わざわざスプーンのアイスを自分が半分食べ、

小さくして食べやすくしてから与えていました。




ヒナにエサを与えているみたいに嬉しそうに世話を焼いていました。

これが本来のお姉ちゃんの姿。

やっと我が家にお姉ちゃんがきた(できた)感じがしました。




お兄ちゃんも機嫌が良くなったり、悪くなったりしてますが、

私も宿題にとらわれず、

子供たちとトランプしたりして楽しんでいます。




先日、「出て行きたい!」

と言ってしまったときのようなイライラがやってきましたが、

台所に引っ込んでがまんしました。




何故かパピーさんの顔(本に載っている笑顔のまま)が

頭に浮かんできました。

ここで怒鳴ったら、パピーさんに報告できひん!

って念仏みたいに唱え、乗り切ることが出来ました!ヾ(^▽^)ノ

自分で自分をホッとして、初めて自分を褒めたくなりました。




勉強も復習予習を兼ねて3~4章、毎日読んでます。

目標も目立つように書き直しリビングに張り直しました。




私の目標は、

1、理性を保つ

2、話し方に気をつける

3、いつも笑顔で

4、神様から天使達をお預かりしているので大切に育てる

5、両親を大切にする・・・です。




だいぶ欲張った目標だなぁと思います。

でも、昔から自分で変えたい。変わりたいと思っていたことなので、

これを期にがんばりたいです。



ココまで・・・



実は、この後、あこさんから、

長文のお便りを2通、頂きました。

それをぜひ、ご紹介したいのですが、ちょっと長いので、

来週もう一度、ご紹介させてください。




今日は、気になっていたお兄ちゃんが今、どんな様子かだけ、

ピックアップして、お伝えします。

私はこんな風にお願いしましたよね。




> 今、確かに大変だと思います。でもどうでしょう。

> お兄ちゃんや、お姉ちゃんにも、

> 手伝ってもらう事は何も無いですか?そんな事はないですよね。

> きっと何か力になってもらえることはあるはずです。




> 「おかあさん、大変だから助けて欲しい」

> と言えば、きっと手伝ってくれると思いますよ。

> そして、その時に「ありがとう、あなたがいてくれてうれしいな」

> と一言言うだけで、子供達の自尊心は高まります。




> 特にお姉ちゃんは、

> 自分の価値感を高めてあげなければなりません。

> その為には、お母さんのお手伝いをして、

> お母さんに喜んでもらう、褒めてもらう事が

> とってもその助けになると思うのです。




> もちろん最初からは上手くできないでしょう。

> でも、それも含めて教えていく、上手になっていく・・・。

> それをお母さんが褒めてあげる・・・

> そういう形でやっていくと全部ご自分で背負う事がなくなり、

> ずいぶん楽になると思います。




そのようにお願いした、

その結果をお教えくださったのでした。



ココから・・・



どうも私は部屋が散らかっていると、イライラするようです。

でも、それが、普段から「手伝ってくれる?」と、

声かけができるようになりました。




一時は、「もう、怒鳴らないと動かないのでは?」

「もう遅かったのかな?」と心配になりましたが、

子供たちも洗濯物やテーブルの上など率先して(?)

片付けを手伝ってくれるようになりました。

兄ちゃんの家事力はかなり上がってます。




以前は、野球で一人たたずんでたりしましたが、

野球でもクラスでも新しい友達ができ、

その日のことを話してくれるようになりました。




初めての委員会にも5年生ながら、書記に立候補し、

意気込みをスピーチし、投票で6年生を差し置いて当選したり、

自然学校の班長に立候補したり、先生からも

「補佐役をしてもらってて気が利くので助かってます。」

と言われたり・・・。嬉しいことが続いています。



ここまで・・・



すごいすごい、どんどん新しいことにもチャレンジしてるし、

お母さんとの会話もたくさんあるみたい。

もちろん、自己主張(反抗?)もあるようですし・・・

これなら、大丈夫。




> 嬉しいことが続いています。

とあったように、とても“いい感じ♪”になってきました。(^^)







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