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第1136号 うぬぼれ

パピーいしがみです。

「うぬぼれ」と聞いた時、あなたはどんな感情を抱くでしょうか?

きっとほとんどの方が良くない印象をお持ちだと思います。

今日、ご紹介させて頂くshinshinさんも、子供さんがうぬぼれるようになってほしくないと思っていたのですが、

それを子供に注意していたら、積極性まで失ってしまったそうです。

こんなご相談を頂いていました。

ココから・・・

パピーさん、はじめまして。私には5歳と1歳半の女の子がいます。shinshinと申します。

パピーさんのサイトはまだ下の子が生まれる前から読ませていただいていました。

すごく参考にさせて頂いていましたが、一点、「ほめ過ぎてうぬぼれる子になってしまうことはないのかな?」とそれだけが心配でした。

私の親は「普通が一番」といつも言っていて、母は姉が生まれる少し前に退職して、専業主婦になりました。

姉も私も「人と違ったことをしなくていい。出る杭は打たれるからね」と言われて育ちました。

それは「勉強しなさい」とか「もっと頑張りなさい」と言われないだけ楽だったのかもしれませんが、

そうやって育った私にはこれと言った特技もなく、勉強もそれほどでもなく。運動も苦手。ですから自分に自信なんかありません。

自信の代わりに身に付いたのは、人の顔色ばかりうかがったり、周りの空気を読む、そんな性格でした。

いつも周りに流されて、高校も冒険をせずに受かりそうなレベルの学校を受験し、地元の短大を卒業した・・・という感じです。

今振り返っても「楽しい」という思い出が特になく、達成感や満足感などをあまり感じずに育ってきて「どうせ私なんて・・・」と今でも自己肯定感が低いです。

もちろん自分の子供が生まれてきたのはうれしく思いましたが、毎日が必死で振り返る余裕もありませんでした。

ですが今、とても悔やんでいる事があります。

それは、上の子に常々言ってきた「調子に乗らないんだよ」「天狗になってはダメ」という言葉です。

幼少期の子供は「〇〇できた~♪」と嬉しそうに言いますよね。それはそれで私も笑顔で「そう~良かったね♪」と答えてはいたのですが、

「一番早くできた」とか「〇〇ちゃんより上手にできた」などの言葉があると、どうしてもうぬぼれている様子が気になり叱ってしまっていたのです。

私は、何か秀でるものがあっても、それで威張ったり人をけなしたりする子にはなってほしくありません。それでどうしても小言が先に出てしまいます。

年少の頃は、楽しく幼稚園に通い、幼稚園であったことをいろいろ話をしてくれていたのに、

年中になって幼稚園の話もしてくれなくなり、うぬぼれの言葉は無くなりましたが、一緒に積極性もなくしてしまったように感じます。

そして今、秀でるものどころか、何においても他の子に劣ってる。そんな子にしてしまいました。

一番子供らしさを発揮してほしい時期に、こんな風にしてしまい、今からでも修正することはできるのでしょうか?

又、もしうぬぼれない子にならず自信をつけられるような声掛けなどがありましたら、教えてほしいです。

ココまで・・・

「褒める事で子供がうぬぼれるのでは?」というご心配は、かつてはよく頂きました。

でも「褒める」=「うぬぼれる」というわけではありませんし、「自信が付く」=「人をけなす」という事もありません。

なのでこんな風にお返事しました。

ココから・・・

shinshinさん、こんにちは。メール拝見しました。

なるほどshinshinさんとしては「褒めるとうぬぼれてしまうのではないか?」というご不安があったんですね。

ご両親にどんな風に育てられたか?も書かれていましたが、それもあって「うぬぼれ」に対して過敏になっていたのかもしれません。

そして「うぬぼれない子にならず自信をつけられるような声掛けなどがありましたら・・・」と書かれていましたが、

まず自信が付くと「うぬぼれるようになる」わけではありません。

特に自信は、たくさんの行動の中で成功体験を積み重ねる事で高まるもので、決して褒めただけで自信が付くのではないのです。

褒める事で、積極的な行動が増えて、その中で失敗もしながら「上手くできた♪」という経験の積み重ねが自信になります。

なので「うぬぼれ」を気にするよりも、まずは行動が増えるように褒める事をしてほしいのですね。

そして「一番早くできた」とか「〇〇ちゃんより上手にできた」の言葉は、誰かをけなしたり、威張ったりしたものではなく、

「そう言うとお母さん、喜んでくれるかな?」の気持ちだったからだと思うのです。

幼稚園ぐらいだと「さあ、誰が一番かな?」のように、子供たちが興味を持つような言い方もしますよね。

もちろんそれは悪いことではなく、子供達からすると「一番」がとても良いことにように思えるし、また、人と比べると分かり易い。ただそれだけなんです。

もし、自信過剰でうぬぼれがあったとしても、その時は「それは違うよ」と教えてあげればいいと思うのです。

ですから「褒める」事と「うぬぼれ」とは関係ないこと、まずそれをお伝えしたいです。

そしてもしうぬぼれがあったとしても「一番でなくても丁寧にできればいいんだよ」とか「人と比べなくていいからね」と言うだけで十分だと思いますし、

叱らずとも、静かに「教える」ようにされたら印象はかなり違います。

それと「調子に乗らないんだよ」の言葉は、ちょっともったいなかったかな?と思っています。

というのは、調子に乗るのはうまく行ったことが続いているためで、それがどんどん能力の向上に結び付いていくからです。

これは子供が成長する、願ってもないチャンスで、もしそういったことが起きた場合は、それを気にするよりも、できれば調子に乗せてほしい、とさえ思っています。

「豚もおだてりゃ木に登る」と、面白がる言葉もありますが、私は「木に登るほどの能力が付いたらすばらしいこと!」だと考えます。

そして調子に乗っている時って、簡単に壁を越えてしまったり、大きな力を発揮したりするんですね♪

そんな時、子供は知らなかった自分の力を知って驚いたり、すごくうれしかったりするはずです。そんなチャンスはあんまりないので、本当に貴重なんですね(^^)

そして「調子に乗らないんだよ」「天狗になってはダメ」の言葉で、娘さんの積極性を失ってしまったとお感じのようですが、

今、下のお子さんが1歳半ぐらい、だとありましたね。

でしたらきっと下のお子さんができない事でも、上の子ができる事は沢山あると思います。

例えば、一緒にご飯を食べていて、下の子はまだ上手ではないでしょうから「お姉ちゃんはキレイに食べるね~」と言っても良いですし、

歯磨きだってお姉ちゃんの方が上手でしょうから「お姉ちゃんを真似してごらん、お姉ちゃん上手に歯磨きできるよ」などのように、

下の子に教えるようにしながら上の子の出来る事を賞賛してあげるようにしてください。自然にほめる事が増えていきます。

お姉ちゃんもまだ5歳、という事ですから十分に改善するチャンスはあると思います(^^)

ココまで・・・

こんな風にお返事した後、shinshinさんからは「うぬぼれる事を怖がる前に、まずは自分で行動できる事でした。小さいことも褒めて以前の積極的な長女になってもらえるように頑張ります」とお返事頂きました。

そして約1年ぐらいしたところで、こんなご報告を頂きました。

ココから・・・

パピーさん、1年間のカリキュラムが終わりましたので、ご報告をさせてください。

途中で、ちょっと休憩をはさみながらも、フォローメールのおかげで投げ出さずやり遂げられました。(今まで通信教育でやり遂げられたことはありません)

以前「調子に乗らないの」「うぬぼれないの」と注意していたことで長女の積極性がなくなってしまった、とご相談をさせて頂いたのですが、

パピーさんの「調子に乗っているのは、子供が成長する、願ってもないチャンス」とお返事を頂いて、

「やっぱりそうなんだ。私がこの子をこんなに引っ込み思案にさせてしまっていたんだ」としばらく落ち込みました。

でも落ち込んでいたって、いい方向には向かわないので「うぬぼれてもいいからいいところを褒めるようにしよう」

「もし調子に乗ることがあったら、調子に乗らせてあげよう!」と心を入れ替えて、接してきました。

あれから約1年経ちましたが、下の子はびっくりするほど積極的で、天真爛漫に成長しています。そしてあらゆる面で先生からもお褒めの言葉を頂きます。

そして私が気にしていたうぬぼれが下の子にあるか?と言ったら、全くそんな事はありません。改めて長女には悪いことをしたと思っています。

忠告・小言で育てた長女。肯定と賞賛で育てた次女。もともとの性格もあるとは思いますが、こんなに違うか?と思うほど違っています。

ですが、心配した長女の積極性も戻ってきました。

まだ遠慮がちだったり、躊躇することはありますが、それでも笑顔がふえて、以前は減っていた学校での出来事や、友達の話もしてくれるようになりました。

先生には「落ち着いていますね」と言ってもらえています。

今は、お姉ちゃんとして妹の面倒をよく見てくれますし、妹もお姉ちゃんが大好きでとても仲良しの姉妹です。

肯定の言葉は、本当に大事ですね。

いつの間にか小言が増えてしまう自分を抑えるように意識して、今後も、子供のやる気を失わせてしまわないように頑張ります。

又、報告させてください♪

ココまで・・・

まずは長女さんの積極性が戻ってきて、下の子がとても天真爛漫だと聞けて良かったです(^^)

shinshinさんのご相談を頂いて、すぐに私が思ったのが「中庸」という言葉でした。

この「中庸」とは「極端な行き方をせず穏当なこと。片寄らず中正なこと」と言う意味です。

例えば、「自信をつけてほしいけど、自信過剰になっては困る」とか

「元気でいては欲しいけど、乱暴者になってはほしくない」のように、多くの方はそうお考えだと思うのですね。

でもこの「ちょうどいい状態」を最初から求めると、子供にはそれがとても分かりにくく「いいの?」「わるいの?」と悩んでしまうのです。

shinshinさんの場合は「普通で良い」とのお考えのご両親に育てられた、ともあったので、目立つことは避けたかったのだと思いますが、

まだ問題も起きていない所で、注意が多かったことで、ちょっと影響がでてしまったようです。

> 忠告・小言で育てた長女。肯定と賞賛で育てた次女。もともとの性格もあるとは思いますが、こんなに違うか?と思うほど違っています。

とも書かれていましたが「それは違うよ」と教えるのは、間違ってから、失敗してからでいいんですね♪

間違いも失敗も大事ですから(^^)。

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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