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第612号 空気を読む

こんばんは。パピーいしがみです。

大雨が降ったかと思うと、いきなり暑くなって、

「梅雨」と「真夏」が行ったり来たりのこの頃ですが、

いかがお過ごしでしょうか?

先日は、埼玉県で39.8度を記録したようですね。

いきなりの環境の変化に体の調子を壊しやすい時期です。

どうぞ、お気を付け下さいね♪

さて、今日のメルマガは「空気を読む」としました。

私達大人は「空気を読む」又は「場の雰囲気を察知する」

という事は自然にできると思うのですが、

でもそれは大人になって突然できるものではないですよね。

だとしたら、いつ頃からそういう事ができるのでしょう?

今日はそんなお話をさせて頂こうと思います。

ご紹介させて頂くのはビッツさんのご家庭であった内容です。

ビッツさんからこんなご質問が届きました。

ココから・・・

パピーさん、おはようございます。ビッツです。

私は長男(4歳)長女(2歳)次女(1歳)の母です。

パピーさんのメルマガは長男が1歳の頃から読み始め、

そろそろ3年、講座の勉強を始めて約半年が経ちました。

私はパピーさんのお考えがとても好きで、

「叱ったって子供は理解しない」とか、

「いい嫁をやめてみる」とか

「できなくてもいい、できればもっといい」とか、

「全ての事象は必要にして善である」とか・・・。

毎日の生活に役立つことを教えて頂いて、

問題の多かった長男の様子はもちろん、

上手く行っていなかった主人や義父母との関係。

ママ友さんとの違和感やトラブルなど、

沢山の事が改善しています。

最も私の中での変化は何か?というと、

自分の考えがしっかりとして、

多少の事ではぐらつかなくなったこと。

「私は私のやり方で良い」と思えるようになった事です。

それまでは、他のママ友さんの言葉に翻弄されて、

「こうした方がいい」と言われればグラグラ・・・

「ああした方がいい」と言われればユラユラ・・・。

育児書やテレビでの特集を見ては方針を変えたり、

それでは、長男も不安定になりますよね。

常に定まらない私を深く反省しました。

ですが今は、もう全く育児書は読まなくなりましたし、

テレビで自分の考えと違う事を言っていても

「そういう考えもあるのね」ぐらいで聞けるようになりましたし、

私自身も、間違ったらパピーさんに聞けばいい♪って、

なんだか「良い加減」で

(「いいかげん」ではなく「良い塩梅」という意味です)

子育てできているような気がします。

ママ友さんからは「余裕が出てきたね」って言われます(^^)。

以前パピーさんから「悩みが悩みを連れてくる」

「悩みが大きくなると恐怖にまで感じる」と

お返事をもらって、その時は、

「だって悩まずにはいられない・・・」と思っていたのですが、

今思い返すと「あの頃は意味のない悩みで、

自分で自分を不安に陥れていたんだな~」と感じます。

自分の姿勢を決めて貫く、をすると、

ものすごく楽になりました。ありがとうございます。

もっともっとお話ししたい事、

お礼を伝えたい事はたくさんありまるのですが、

少し、心配事がありましてアドバイスを頂けますでしょうか?

それは長男の事なんですが、勉強を始める前、

私がイライラして長男に当たったり、強く叱ったりして、

長男がだんだん無表情になってきて、私に甘えなくなったり、

積極性が無くなった事が心配でパピーさんにご相談させて頂きました。

その時、長男の気持ちを教えて頂き、

「上の子にはこうやって話してあげると良いですよ♪」

と例をあげて教えて頂いた内容を

少しアレンジして話しをしてからというもの、

長男の目の輝きが変わってきて、甘える事も増えました。

今は、明るく元気になって笑う事も増えとてもいい雰囲気です♪

メルマガで他のママさんが言われていた

『パピーマジック』を思い出し、

主人と一緒にとても驚いたのを覚えています。

その長男なのですが、ここのところ、

テレビの戦隊物にはまっていて、

言葉づかいが荒くなっているように思うのです。

幼稚園でも戦いごっこをする事が多いようで、

友達と「俺」とか「お前」のような言葉や、

「てめえ」「このやろう」など、

家では使わない言葉をつかいだし、

「ごっこ」がだんだんエスカレートして

喧嘩になったりすることもあるようです。

家では変わらず、明るく元気でいてくれて、

今のところ、妹たちにはそんな言葉を使う事も無いのですが、

つい半年前まではいじけていた、どちらかと言うと優しい、

大人しい雰囲気だった長男が荒れていっているように感じて、

これは「良くない」傾向ではないかな?と心配です。

お忙しいところ申し訳ありませんが、

お時間のある時にアドバイス頂けたら幸いです。

ココまで・・・

ビッツさんの息子さんは、妹さん達が生まれたことで、

どうしてもお母さんが忙しく、

又、この時ビッツさんが少し体も心も大変だった事が重なり、

長男さんとしてはかなり辛い思いをしていたようです。

それで、甘えたいのに甘えられない、

受け入れてほしいのに受け入れてもらえない、

という状態だったようでした。

息子さんの様子をうかがったところ、

自分の存在価値をとても低く思っているように感じたので、

「あなたはこんなに大事な存在なんだよ」と言う事を、

長男さんに伝えてくださいね♪

とビッツさんにお願いしたのですが、

どうやら上手くいったみたいです。

でもビッツさんには、その反動が表れたように感じたのかな?

もともと大人しかった長男さんが行動的になってきて、

今が荒れてきている・・・のようにお感じのようです。

でも、これって決して悪いことではないんです。

というより私は「そこまで元気になってくれたんだな」

って嬉しく感じたほどでした。

そして、ビッツさんにはこんな風にお返事しました。

ココから・・・

ビッツさん、こんにちは。パピーいしがみです。

メール拝見しました。

(中略)

さて・・・息子さんの言葉づかいが乱暴になったようだ、

エスカレートして喧嘩になってしまう・・・。

優しかった息子さんが荒れる方向に向かっているように感じる、

というご心配の件ですが、私は

「荒れている」のとは違う、と思いますよ(^^)。

そして、今の状態は「良くない」ではなく、

とても「良い」とも思っているのです。

その理由の一つには、喧嘩ができるということは、

自分の意思をしっかり持てている、という証拠でもあります。

以前の息子さんは自分の意思を表に出せない傾向にありましたよね。

それからすると、今の状態は、

とても良い成長ぶりだと私は思います(^^)。

そしてもう一つの理由は、成長の過程では、

様々な情報を仕入れて、使ってみようとする事が必ずあって、

たぶん、今、長男さんは、新しい言葉を取り入れて

使っているところだと感じるからです。

「俺」や「お前」などの言葉や、

乱暴な言葉を友達が使っていると、

「自分もそれを使ってみたい」と思います。

又、友達を含む子供の世界の中での言葉なら、

それを使った方が他の子とのコミュニケーションが取りやすい、

という事もあるんですね。

よく「空気が読めない」と言われますよね。

空気のKと読めないのYで「KY」などと揶揄されますが、

子供たちは自分の世界、友達とのコミュニケーションの中で、

この「空気」を読むことを学びます。

その世界観(空気)の中で上手に立ち回る為には、

言葉ってとても大事で、仲間どおしの共通語なのです。

友達との会話の中で、自分一人かしこまった言葉だったり

変に丁寧だったら浮いてしまいますよね♪

みんなに溶け込むためには

周りの雰囲気に自分を合わせる必要があります。

長男さんが、友達関係の中で、

そういう言葉を使いだした、ということは、

この「空気を読む」事もし始めている、

という事でもあるんですね。

(これってすごく大切な能力なんですよ♪)

ビッツさんは、幸いにも、まだ、

叱ったりやめさせようとはされていないようですね。

> 家では明るく元気で、

> 今のところ、妹たちにはそんな言葉を使う事も無い

とありましたものね♪

だとしたら、見守って下されば結構です。

ただ、家の中で使うようになったら、

「お母さんは、その言葉、好きじゃないな」

とだけ言って下さい。

決して強制的にやめさせるのではなく、

「好きじゃない」という情報だけ与えればいいです。

後は自分で判断するはずだからです。

余談ですがそれについて少し補足しますね。

私達はどうしても、子供の状態を

「良い事」「良くない事」

と二つに分けようとしがちです。

そして子供が「良くない状態」に感じた時、

それを直そう、させないようにしよう、とします。

ですが、私は

「良い事」も「良くない事」も知るべきだと思っています。

よく私は「失敗をたくさんさせてください」

って言いますよね。

それも同じで、失敗をすることで成功の楽しさを知るんです。

失敗をすることで「こうした方がうまくいく」

という事が分かるんですね。

失敗をするから、成功の方法がわかるのです。

同じ様に「良い事」を子供が選択する為には、

「良くない事」も経験する、知っておく必要がある、

ってことなんですね。

ただ「良くない事」がスタンダードになってしまっては困ります。

ですから、もしそういう傾向が見られたら

(家庭で使うようになったら)

「お母さんはそれは好きじゃない」と伝えれば、

子供は「この言葉は友達同士だけで使う言葉なんだな」

って理解して、

家庭で使う言葉、友達どうして使う言葉。

と空気に合わせて使い分けるようになって行くのです。

子供に選択をさせる、

今はその選択肢を増やしているんだな、

とお考えくださればいいと思いますよ♪

ココまで・・・

ビッツさんへのお返事にも書きましたが、

私達は子供たちに現れる現象を「良い事」「良くない事」

と二つに分けてとらえることがとても多いです。

そして、できればその「良くない事」はできるだけ減らしたい、

無い方が望ましい、と思ってしまいます。

でも、私は一見「良くない事」と思える事も、

子供の成長にとってはとても大事なことだと考えているんです。

例えば・・・

病気で入院をされたり、大病をされた方なら分かると思いますが、

病気が直って元気になると、心から

「健康って本当に素晴らしい。有り難い」と感じますよね。

又、キツイ坂道を頑張って登って、

山の頂上にたどり着いた時には、達成感や満足感。

そこで見る景色の素晴らしさに感動します。

このように「喜びや楽しみ」って、

「苦しみや辛さ」が有るからこそ、

感じる事ができるのですね。

同じように、

子供たちが「良い事」をするようになる為には、

「良くない事」も知っている必要があるんです。

そう「良くない事」も必要!って事なんです。

ですから、私達がやってしまいがちになる

“「良くない」事を子供がすると

力づくで「やめさせよう」としてしまう”

は、極力やめてほしいのです。

親が「良い事」だけを与えていれば、

子供は「良い事」をする、のではなく、

子供には子供ながらの意思があり考えが有って、

何を選ぶのかは自分自身なんですね。

ですから、子供が「良い事」を自分から選べるように、

「良い事」も「良くない事」も知っている必要がある、

という事なんです。

1か月ぐらいたったある日、

ビッツさんからお返事をいただきました。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。ビッツです。

先日はアドバイス、ありがとうございました。

「少し様子を見て、ご報告をさせて頂こう」

と思って様子を見てみました。

結果は・・・パピーさんの仰ったとおりでした。

長男は、友達との間では乱暴な言葉づかいをしますが、

家庭内ではそんなことは無く、

家庭での言葉づかい、友達との言葉づかい、

使い分けている事にびっくりしました。

まだ4歳なのに、そんな事ができるんですね♪

又、ケンカの方も、多少はすりむいたり泣いたりしますが、

翌日にはケロッとして又一緒に遊んだりしてます。

パピーさんから

> 喧嘩ができるということは、

> 自分の意思をしっかり持てている、という証拠でもあります。

> 以前の息子さんは自分の意思を表に出せない傾向にありましたよね。

> それからすると、今の状態は、

> とても良い成長ぶりだと私は思います。

と言って頂いて、とても安心したのと、

> 長男さんが、友達関係の中で、

> そういう言葉を使いだした、ということは、

> この「空気を読む」事もし始めるている、

> という事でもあるんですね。

という所をよんで、目からうろこでした。

友達との交わりの中で「空気を読む」事もしていたんだ~♪

ってびっくりしました。

本当は、子供が家庭でも乱暴な言葉を使うまで、

「ママはその乱暴な言葉づかいは好きじゃない」

は言う必要は無かったのですが、

子供が使いわけをしているのが分かった時、

黙っていられなくて、

「Kくんはすごいね~、友達との言葉と、

Sちゃん達(妹達)との言葉を使い分けているんだね」

「偉いな~。ママ、感心しちゃったよ~♪」

と言ってしまいました(笑)。

そうしたら長男は、

「男どうしの言葉と、

女の子や小さい子への言葉は違って当然だよ」

って言っていましたよ~(^^)

まだ4歳、と思っていましたが、

本人はお兄ちゃんという自覚も育ち、

こんなに成長しているんだな~と驚きました。

帰ってきた主人に話しをして、

「なまいき~(笑)」なんて一緒に大笑いしました。

長男はその後も、とても明るく元気で幼稚園に通っていますし、

妹達の面倒も良く見てくれるんですよ。

その姿を見ていると、ついつい褒めたくなっちゃいます♪

主人とも話しをしたのですが、

主人の同僚の方も、家庭内が上手く行っていなかったり、

子供さんのことで悩んでおられる上司の方とか、

たくさんおられるそうです。

我が家も以前はそうだったけど、今は、毎日が楽しいし、

主人も「家に帰ってくるのが待ち遠しい」と言ってくれています。

夫婦そろってパピーさんには感謝しているんですよ♪

いつもありがとうございます。

ココまで・・・

ビッツさん、ご報告ありがとうございました。

> 「男どうしの言葉と、

>  女の子や小さい子への言葉は違って当然だよ」

と長男さんが言われたんですね♪

私も思わずニッコリしちゃいました(^^)

そうか~、良い仲間ができていたんですね。

以前、ビッツさんから頂いたメールに

> 問題の多かった長男の様子はもちろん、

> 上手く行っていなかった主人や義父母との関係。

> ママ友さんとの違和感やトラブルなど、

> 沢山の事が改善しています。

とありましたが、今回頂いたメールの中に、

こんな一幕がありましたね。

> 帰ってきた主人に話しをして、

> 「なまいき~(笑)」なんて一緒に大笑いしました。

> 長男はその後も、とても明るく元気で幼稚園に通っていますし、

> 下の子達の面倒も良く見てくれるんですよ。

> その姿を見ていると、ついつい褒めたくなっちゃいます♪

これを拝見して、

「あ~、ほんとに、上手く行っているんだな~」

と感じましたよ~(^^)。

特に「家に帰ってくるのが待ち遠しい」と

ご主人様が言って下さるなんて、これも本当に嬉しいですね♪

是非、この感じがこれからも続くように、

どうぞ勉強をお続け下さいね♪

今回はご報告、ありがとうございました(^^)

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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