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第925号 文字の覚え方

 
こんばんは。パピーいしがみです。今まであまり「勉強系」については、お話してこなかったのですが、

文字(読み書き)は、幼稚園の時期に

「小学校の入学前に、読み書きは、どのくらいできていればいいのでしょうか?」という質問を頂いたり、お子さんが小学校に入学されてから、「保育園では読み書きは学校で教えるから必要ない」と言われたのに、周りがとてもできるので、とても困っています・・・

などとご相談を頂くことがあって、私はあまり「早期教育」はお勧めしないのですが、小学校に入るまでの読み書きは、ある程度できていた方が良い、と私も考えています。

というのは、多くの子供達が、その時点でできているからなんです。今は、約8割の子供が字を読め、書ける状態で、入学しているんですね。

中にはすごく進んでいる子もいて、漢字が書けたり、掛け算、割り算ができちゃう子もいますが、そこまでは必要ないと思いますし、かえってそこまで進んでしまうと、学校の“授業のレベルが低い”と感じてしまって、つまらなくて集中できなくなってしまったり、「僕は出来る、分かる」と威張って授業の邪魔をしたり・・・

という事にもなりかねないので、“先取り”のしすぎは気をつけて欲しいのですが、ひらがなが「読める」、数字が「分かる」ぐらいは、やはり必要だと思うのです。

本当は、文字や数字は、小学校で習うので、「全く知らなくても良い」はずでなのですが、多くの子供達ができているのに、自分だけ「分からない」状態だと、そこで萎縮したり劣等感を感じてしまうのです。

子供達の中には、それを冷やかしたり、からかう子もいます。

幼稚園から小学校にあがって、ドキドキしている時に、周りから冷やかされたり、からかわれたりして、萎縮したり、劣等感を感じてしまう事で、「学校に行きたくない」となってしまう場合もあるんですね。

幼稚園や保育園でも、小学校に入る前の準備として、授業に取り入れたり、練習をさせてくれる所もありますが、元気に遊ぶ事を中心としている幼稚園・保育園では、「学校に入ってからやるから大丈夫ですよ」などとおっしゃる先生もおられ、その言葉を信じていたら、実際に学校が始まったらすごく大変だった・・・というご報告も少なくありません。

そこで今日は、文字や数字を始める順序や、その方法などについて、お話しさせていただこうと思います。

来年、小学校に入られるお子さんも、ちょうど今、スタートするには良いタイミングだと思います。

一番のお勧めは「興味のある事」から

まず・・・私がお勧めする一番よいと考える方法は、『興味のある題材から始める』です。

例えば、3歳ぐらいになると、電車が好き!とか、アンパンマンが好き!とか、戦隊物が好き!女の子であればプリキュアが好き!ディズニーが好き!のように、自分の「大好き」「すごく興味がある」ものが出てきますね。

そのように「大好き」「すごく興味がある」ものがあれば、それに関する絵本や子供用の本を買ってあげてほしいのですね。

ただ、いっぺんに沢山買うのではなく1冊、又、1冊、と増やしていってほしいのです。

大好きなものがあると子供は「読んで」「読んで」とせがんできます。又、そのぐらい「好き」な子は、読むたびに知識が蓄積されていきます。又、一冊、一冊、と増やしていく事で、供給過多にならず「大好き」なまま、自然に読めるようになって行くのですね。

「好きこそものの上手なれ」という諺はまさにその通りで、大好きなものは、本当に吸収が早いです。

最もお勧めしないのが「勉強」のようにすること

逆に、最も効率の悪いやり方が「勉強をさせよう」とすることです。

例えば、ドリルを買ってきて「あ」から書かせる・・・などというやり方をしてしまったりすると、まず「あ」を書くことがものすごく難しくて、そこで一編に興味を失います。

それに「読み書き」というぐらいで、「読む」のが先、で「書く」のは後なんですね。この順番は特に重要で、最初から「書く」をやらせると、興味を失うのは必至です。

興味を失えば、チャレンジする気持ちも失ってしまい、勉強なんて嫌なもの、つまらない、やりたくない・・・となってしまいます。(もちろん100%の子がそうだという訳ではなく、そうなってしまう可能性が高い、という意味です)

人は誰でもそうですが、強制されることが大嫌い、自分が「面白そう」「やってみたい」と感じれば、そこに興味を抱きますが、親が「覚えさせよう」「勉強させよう」とすると、強い強い抵抗を示します。

なので、子供が大好きなものがあれば、それを中心に広げていくのが最良なんです。

「大好き」こそが大事

大好きな事がある子は、いつもそれを眺めています。そこで親が時々読んだりしてあげることで、どんどん吸収してしまうのですね。

「大好き」なものがある子の場合、そこに文字があり、数字が出てくると、全く苦労なしに、字も覚え、数字の概念も理解してしまいます。

ですから、すでに興味のあること、「大好き」なものから始めるのがとても良いんですね。

文字を覚える定番「ひらがなポスター」

ただ、そんな「大好き」が無い場合もあります。そんな時は、いくつかのグッズを揃えておく事で、だんだん興味を持つようになります。

まず、1つ目のグッズは、ひらがなポスターです。

このひらがなポスターを、トイレやお風呂に貼っておくと、子供が「これってなんて書いてある?」って必ず聞きます。

特にお風呂などは、他に気が散りにくいので、目に留まるところに貼っておくだけで、「これは何だろう?」と興味を持ちやすいんですね。(防水性のポスターがあるから大丈夫です)

そんな風に興味を持ったら、(例えば)この絵は“はさみ”だね。ここには“はさみ”の“は”って書いてあるんだよ。のように教えてあげてください。

お子さんの名前をポスターから拾ってみたり、友達の名前、お父さん、お母さん、兄弟の名前など、結びつける題材はいくらでもあると思います。

積み木を使って言葉を作る

そして2つ目のグッズは、ひらがな積み木です。

これは、表にひらがなが書いてあり、裏に絵が書いてあります。例えば「ひ」であれば、裏に飛行機の絵と「ひこうき」と書いてあるようなものです。遊びながら積み木を組み合わせて「言葉」にします。

かるたでゲーム性を持たせながら

そして、案外知られていなくて、とてもお勧めなのが「かるた」なんです。ご存じのように「かるた」は日本古来のカードゲームです。

かるたって、読み手の声を聴き、数多くのカードから探し出すゲームです。

それにより、記憶力、集中力、見分ける力が育つ、と言われていますし、ルール(社会性)を覚えたり、人の話に耳を傾ける、というコミュニケーションの基礎を身に付ける事もできる、と見直されているんですね。

絵を見ながら判断もできるので、小さい子でも参加できますし、ゲーム性があるので、子供は楽しく、又、「勝ちたい」という気持ちも芽生えますから、集中して取り組み、驚くほど速く覚えます(^^)

ただ、最初は沢山広げずに、数枚から選べるようにしてくださいね。「読めたら札がもらえる」という喜びと、一枚、一枚ゲットして手持ちの札が増えていく事で、どんどん、興味や、やる気が高まっていきます。

かるたも今は沢山の種類があります。最初は本当に簡単なものから始めて欲しいですが、さらに子供の興味を引くように、ドラえもんのひみつ道具が書かれているものや、親として「できるようになってほしい」と思う、片づけや歯磨きなどが読み札になっている、ものもありますので、ステップアップして、徐々に高度なものにしていくのも良いかもしれません。

ポスターで興味を持たせ、かるたで楽しさを教えたら、積み木で、言葉を作ってみます。そこで積み木を使って「いぬ」とか「りんご」とか、子供自身が言葉を作れるようになったら、もう「読む」はオッケー♪ですね(^^)

読めるようになると「書く」もできる

そして、大体文字が読めるようになったら、次は「書く」ですが、実は「読める」ようになると、自然と書くようにもなります。

子供が「読む」に興味を持ってきたな・・・と感じた時に買ってきてほしいのはホワイトボードです。もちろん、絵だって描いて良いし、字だって書いていい。子供が興味を持ったことをどんどん書かせてください。

失敗しても簡単に消せる、それが面白くて、子供はどんどん「書く」ことをし始めます。又、遊びながらクイズを出しても良いですね。「あかいくだものはなんでしょう?」などと親が書いて子供に答えを書かせ、できたら大きな丸を付ける・・・

というやり方も楽しく遊びながら学べると思います。

せっかく文字に興味を持ってきた時にやってほしくない事

ただ、子供が書き始めた、その時、注意してほしいのが、書き順や、鏡文字、バランスなどに口を挟まない事です。

大事なのは「正しく書く」事ではなく、「読み書きに興味を持つ」事なんですね。子供が「楽しい」と思うこと。そして、もっと書きたい、と思う事が重要ですからね。

もちろん、文字や、言葉を書き始めたら、しっかり、それを褒めてあげて下さいね♪「○○○」って書けたね~♪すごいね~♪のようにです。

そして、最初はできるだけ大きな字で書かせてください。と言いますのは、小さな紙に書かせたり、線を引いて枠を作ったりすると、その枠の中に書き込むことがなかなか難しいからです。

鉛筆なども持ち方や、力加減、筆圧、動かし方、など、実は、意外と難しいのですね。なので、簡単に「書く」ができるホワイトボードは、子供にとっても都合が良いのです(^^)

“お手紙”が文字に親しみを加える

文字が書けるようになったら、次は、お手紙を書くようにするのも良い、と思います。おじいちゃん、おばあちゃんに手紙を書いたり、お父さんに手紙を書いたり・・・

「返事も書いてあげてね」とお願いできる方に、手紙を書いて、実際にポストに投函し、又、相手からも手紙が届く・・・という経験が、さらに文字を書くことを楽しくさせてくれます。

おじいちゃん、おばあちゃんも喜びますし、又、自分あてに手紙が届くってとても嬉しい事。手紙をもらう事で「もっと書きたい」と、興味が湧いてくると思います。

このぐらいになってくると、市販の練習帳を使っても良いかもしれません。

字を書くって楽しい♪それだけを目指して

が、気を付けてほしい事が、いくつかあります。それは間違い探しをしない事です。

練習帳を書き始めると、一気に「勉強」っぽくなってしまい、親も先生のようになってしまいます。そうすると子供の間違いを指摘したくなるんですね。

一字、一字、赤字で直されたりすると、子供のやる気は、一気になくなります。消しゴムを使ってやり直させるのも同じです。「この字は間違っているから消してやり直し」のようにされると、せっかくの向上心がしぼんでしまうのですね。

なので、まずは書けた事を褒めてあげてください。そして上手に書けた字にマルをつけてあげてください。

頑張って取り組んでいたのであれば、その取り組みを褒めるようにしてほしいのですね。

正しい字を書くのは、それこそ小学生になってから、で結構ですから、まずは、「字を書くって楽しいな~♪」って思えるように、子供との時間を作ってくださいね(^^)
 
 
 

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