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第1024号 子供に嫌われたくない

こんばんは。パピーいしがみです。

今日のメルマガは「子供に嫌われたくない」としました。

どのお母さんも「子供に嫌われたい」などと思っている方はいないと思いますが、「嫌われたくない」という思いが強すぎて、それがマイナスに向かってしまう場合があります。

今回、ご紹介させて頂く内容は、大切な子供に「嫌われたくない」という思いから、つい譲歩してしまったり、親が折れてしまったり。

その結果、子供が主導権を握り、生活が思うようにならなくなってしまった・・・そんなご相談でした。

ココから・・・

パピーさん、初めまして。QPと申します。

私が今、悩んでいる事は、3歳の娘が「じゃあ、ママのこと嫌いになるからね」とか「ママ、もう遊んであげない」などの言葉を言い、私の言い分を聞こうとしない事です。

例えば、テレビを見ていてそろそろお風呂に入ってほしい、と思って「もうテレビは終わりにしてお風呂に入ろう」と言うと不機嫌な顔をして「まだテレビ見たいの、そんな事言うと、ママの事嫌いになるよ」と言って私を横目でにらんだりします。

保育園に迎えに行った時「そろそろ遊びを終えて帰ろうよ」と言えば「もうちょっと」「もうちょっと」と言って、どんどん帰る時間が長くなり、

もう帰らなければ夕飯が遅くなる→その後の予定が詰まる、と思って「もう終わり、帰ろうよ」と無理して終わらせれば「もっと遊びたいのに!ママ嫌い!」と言い、その後はずっと不機嫌です。

私はこの「そんな事を言うと、ママの事嫌いになるよ」と脅しのような言葉がとても気になりますし「こんなに譲歩してるのにどうしてそんなこと言うの!」と怒りよりも悲しくなります。

この「ママ嫌いになるよ!」は言うようになって半年ぐらい経ちますが、主人に対しては言うことはなく、私だけに言っています。

主人に話をすると「甘やかしているからじゃないの?」と言いますが、厳しくしても不機嫌になるだけで「ママの事嫌いだから」「もうお話ししてあげない」とさらにエスカレートするので、どうしたらよいか?と悩んでいます。

ココまで・・・

なるほど・・・お子さんが自分の遊びをお母さんに止められたり、都合が悪い事を言われると「お母さんの事、嫌いになるよ」と脅迫するように言うようです。

これってとても大事に育てられたお子さんや、お母さんご自身が「子供に嫌われる事が怖い」とお考えの方によくあるケースでもあるのですね。

なので、私はこんな風にお返事してみました。

ココから・・・

QPさん、こんにちは。パピーいしがみです。

娘さんが「ママの事、嫌いになるよ」と言い、自分の都合を通そうとするみたいですね。又QPさんに「こんなに譲歩しているのに?!」というお気持ちもあるみたいです。

ここで単刀直入にお伺いしたいのですが、QPさんは娘さんに嫌われることを「怖い」と思っていないでしょうか?

もちろん一人娘のお子さんですから仲良く過ごしたいのは分かりますが「嫌われる」事に対して過剰に反応してしまっているのではないかな?と思うのですがどうでしょうね?

まず、そこを教えてくださいますか?

ココまで・・・

私がそんな風にお返事したところ、QPさんは、小学校・中学校で、クラスメートから無視をされた経験があり、娘さんに「嫌われたくない」と思う気持が強くあって、やはり「嫌われることが怖い」との事でした。

そのせいで娘さんから「嫌いになる」や「遊んであげない」と言われるたびに不安になり、できるだけ機嫌を損ねないような言い方に努めたり、要望をできるだけ受け入れてあげてきたのだ、とお返事頂きました。

その理由をお聞きして私はこんな風にお返事しました。

ココから・・・

QPさん、メール拝見しました。なるほどお辛い過去があったんですね。過去、苦しんだ思いから、大好きな娘さんに嫌われなくない、という気持が強かったようです。

では、どうして娘さんが「ママの事、嫌いになるよ」と言ったり「もう遊んであげない」と言うのかお分かりになりますか?

それは、娘さんは「ママの事、嫌いになるよ」と言ったり「もう遊んであげない」と言うことで、お母さんがそこに反応している、と気付いているからなのです。

(この言葉を言えば)「自分の思い通りになる」と感じているからなんですね。

きっと「嫌いになるよ」や「もう遊んであげない」は、保育園で他の子から言われた言葉なのだと思います。たまたまそんな風に言われた言葉をお母さんに言ってみたら、お母さんはその言葉に反応して自分の思い通りになることがあった・・・。

そんな経験から(これは使えると)「ママの事、嫌いになるよ」や「もう遊んであげない」などの言葉を連発したり、さらなる要求をするようになったのでは?と思うのです。

ですがどうでしょう?これって立場が逆転していると思いませんか?

そう。本来はお母さんが子供に教えなければならないのに、お母さんが子供に誘導されてしまっている、という事になりますよね。

娘さんはまだ3歳との事でしたから、早い段階で気づけたことはとてもよかったと思いますが、今の状態がこのまま続いていったら、娘さんはどんどん自分に都合よく親を動かそうとしますし、

何よりも家庭内でそのように育ってしまうと、それが「当たり前」になり、いたるところで「嫌いになるよ」とか「遊んであげない」と相手を脅して自分に都合よく周りを動かそうとしてしまいます。

でも、そんな風に「自分の都合に合わせようと人を脅す」事をしていたら、友達はできるでしょうか?応援してくれたり力になったりしてくれる人は現れるでしょうか?

はい。きっとQPさんも「そんな風に育ったら娘さんにとってプラスにならない」とお気づきだと思います。

でも「じゃあ、どうしたら脅し言葉を使わなくなるの?」とお考えになるでしょう。

でもそれって実はとても簡単なんです(^^)。

それは“この子の為なら嫌われても良い”とQPさんご自身が決意なさる事なんです。

今まで「嫌われたくない」「家庭内でいざこざを起したくない」「不機嫌な態度でいられたくない」とお考えになっていて、できるだけ波風を立てないように努力されてきたQPさんからすると、とても難しい事に思われるかもしれませんが、

実はその「弱みを持っている事」が、子供に誘導されてしまう原因を作ってしまう事になるのです。

例えば刑事ドラマで「ばらされたくなかったら言うとおりにしろ」のようなセリフってよくありますよね。

それと同じで「嫌われたくなかったら言うことを聞け」や「遊んでもらいたかったら言う通りにしろ」は、幼少期の子供の常套句でもあるんですね。

それを言われた相手が「嫌われたくないから(嫌だけど)言うことを聞く」「遊んでもらいたいから(嫌だけど)言うとおりにする」と素直に従ったりすると、脅した側はその方法を何度も使い、脅し文句で人を動かそうとするのです。

ですから子供が脅し文句を言うようであれば「そんな脅しにはのらないよ」とはっきり態度を示すことで、子供が脅し文句を使う事はなくなるのですね。

具体的に言えば、「ママの事、嫌いになるよ」や「もう遊んであげない」と娘さんに言われても「嫌いで結構です」と表情を変えずに「ダメなものはダメ」「やるべきはやりなさい」と、毅然とした姿勢で子供に接することです。

それでどんなに不機嫌になっても、機嫌を取ろうとしたり、オロオロしたりしないで「あなたの態度で私の姿勢は変わりません」と芯のある姿勢を見せてほしいのですね。

「そんな事をして、本当に嫌われたらどうするの?」と思うかもしれませんが、子供は一人では生きていけない事は十分に分かっています。

又、年齢が低ければ低いほど、お母さんの存在がとても大事である事も分かっています。

ですから、きちんと筋の通ったことをしていれば、子供が親を嫌いになるという事はありません。

私たちは、子供が生まれて“親”となりました。そして子供は全くの0(ゼロ)の状態で、良いも悪いも分からずに誕生しました。

0(ゼロ)から成長していく中で「良い」や「悪い」は、“親”以外に教える人はいないんですね。

そこで“親”であるQPさんが「嫌われたくない」から、間違ったことを間違ってるって言えないとしたら、のちのち困るのは子供なんです。

だからQPさんは“親”として、ご自分が我慢するのではなく、言うべきは言い、教えるべきは教えなければならないのですね。

子どもへの態度をガラッと変えるのは、難しいと思いますから、まずはQPさんが“この子の為なら嫌われても良い”と決意する事。

そして決意できたら「言うべき事を我慢する」や「できるだけ譲歩する」事も止めてください。叱る必要がある時は、ビシッと叱っても良いのです。

もし、子供が不機嫌になったり癇癪を起したりするようであれば、過去のメルマガにもたくさん事例がありますのでご覧になってみてください。
(例;https://www.age18.jp/back983.html

お母さんの考え方と姿勢で、必ず娘さんに変化が訪れると思いますよ。頑張ってくださいね(^^)

ココまで・・・

このメールを送った後、割と早い段階でQPさんからご連絡を頂きました。そこにはこのようにありました。

ココから・・・

パピーさん、先日はとても詳しくお返事を頂いてありがとうございました。

なぜ娘が「ママの事、嫌いになるよ」や「もう遊んであげない」と言ったり、不機嫌な態度をするのか?それは、その言葉にお母さんが反応しており、この言葉を言えば「自分の思い通りになる」と感じているから・・・と言われて、

まるで、毎日のやり取りをご覧になったかのようなご指摘に「やっぱり自分の態度に理由があったんだ」と(薄々は気付いていましたが)はっきり教えて頂くことで「私が変わらなきゃ」と思う事ができました。

私は娘に嫌われることを怖がっていて、それが態度に出てしまっている、そして嫌われないように譲歩したり、叱るべき事も叱らずに飲み込んでしまっている。まさにその通りでした。

“この子の為なら嫌われても良い”と決意することは、私にはとても難しい事でしたが、嫌われることを怖がったり「嫌いになるよ」と言われて態度を変えたりするのはやめよう!と覚悟を決めました。

覚悟を決めて初めての「ママの事、嫌いになるよ」はおやつの後の「もっとお菓子食べたい」と言った時でした。

「(母)もう終わりだよ」「(子)もっと食べたい」「(母)夕飯が食べられなくなるからダメ」「(子)ご飯食べれるもん」「(母)前も食べれなかったでしょ」「(子)食べるの!ママの事、嫌いになるよ!」

そこで毅然と「嫌いになってもいいよ。ママは親としてダメなことはダメと教えなければならないのよ」「今日のおやつは終わりです」と冷静に言ってみたところ、

娘は「えっ?」と驚いたような顔をしましたが、それ以上「もっと欲しい」と要求をすることはありませんでした。

いつもならしばらく「(子)食べれる」「(母)食べれない」が続き、「(子)あと1個で終わるから」「(母)じゃあ1個だけだよ」のように、こちらが根負けすることもよくあったのですが、

「今日はなんか違う」と思ったのでしょうか、「嫌いになってもいい」「ダメなものはダメ」「今日のおやつはおわりです」ですんなりと引き下がってくれました。

その後も、私から機嫌を取るような事は一切せず、娘がどんな風に振舞うかな?と観察していましたら、一人で遊びながらもチラチラこちらを見て、それ以上理不尽な事も言いませんでした。

私は、今までの娘との態度の違いに驚いて、親が毅然とした態度を取るってこういう事か、今まで自分の態度が娘を勘違いさせ、ワガママにさせていたんだな・・・と猛省しました。

そうやって少しずつ“毅然とした親の態度”が理解できて、娘がお風呂に入る時間を延ばそうとした時にも「もう、ママの事、嫌いになるよ」と言いましたが、

冷静な顔つきで「嫌いになってもいいです。それならママは一人でお風呂に入ります」とお風呂に入ろうとしたらすぐに遊びを止めて泣きそうな顔で「ママ好き。一緒に入る~」と言ってきました。

その日の夜、娘を寝かして付けている時に「ママ、私のこと嫌いになったの?」ととても不安そうな顔で聞いてきましたので、

「ママは○ちゃんの事が大好きだけど、○ちゃんに“嫌いになっちゃうよ”とか“遊んであげないよ”という言葉を使って欲しくないの」

「そうやって“嫌いになっちゃうよ”って言ってると本当に嫌われちゃうこともあるんだよ」と話したら、真剣な顔で「もう“嫌いになっちゃうよ”って言わないようにする」と言ってくれました。

その後“嫌いになっちゃうよ”という言葉は完全に無くなったわけではありませんが、真顔で「嫌いになってもいい」「でもダメなものはダメ」と言えば、切り替えができるようになりましたし、以前と比べると比較にならないほど減ったと思います。

今回の件で、子供は親をとてもよく見ていて、親の姿勢はとても大事だと学ぶとともに、親が子どものご機嫌取りをしてはいけない、という事も強く感じました。

私は家庭内で子供が不機嫌になることが嫌で、ご機嫌取りをしていたと思います。ですが結果的にそのご機嫌取りが子供に主導権を取らせることになっていたと思います。

パピーさんの仰る「秩序を乱していた」と解りました。

まだ3歳だから(4月で4歳になりました)十分に修正可能です、と言って頂いたことも心強かったです。貴重なアドバイス、ありがとうございました。

ココまで・・・

お悩みだった「ママの事嫌いになっちゃうよ」がかなり減ったみたいでよかったです。

QPさんも言われていましたが、子供は親の事をとてもよく見ています。態度だけじゃなくて表情や顔色の変化も感じているんですね。

実は今回の“この子の為なら嫌われても良い”は、どの親にとっても難しい事だと思うのです。だれだって自分の子は可愛いし、お互いに機嫌よく楽しく過ごしたいですからね(^^)

でもそれが「ご機嫌取り」になってしまうと、まるで子供が上で大人が下であるかのように子供に錯覚させ、秩序の乱れが起きてきます。

そこに気付けたQPさん。親としての姿勢、毅然とした態度の必要性も分かって頂いて、きっと娘さんも秩序を理解し、さらに素直になってくれるんじゃないかな?と思います。

※ご興味がありましたら、ご覧ください。

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パピーいしがみ 人材育成の現場からふと気づいたアイデアを自分の3人の子育てに応用。18年かけて実証し、「どうやって育てたの?教えてほしい。」と学校の先生から聞かれるほどの実績を残す。2003年あまりの少年犯罪、幼児虐待の事件の多さに自身も辛い幼少期を送った1人であることから心を痛め、その子育ての方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望でテキストを作成し、通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応える。

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