子育ての悩み、育児の悩みなら「幸せなお母さんになる為の子育て」

幸せなお母さんになるための子育て支援サイト

友だち追加
毎週1回更新 無料 メルマガ会員登録
その子育ての悩みは解決できるかもしれません

ブログ

第1025号 転勤と転校

こんばんは。パピーいしがみです。

ちょうど今、あちこちで運動会が行われているようですね。以前は秋に行う事が多かった運動会ですが、台風による影響で梅雨前の5月に変更される学校が増えてきました。

そこで今日は、ジーンさんから頂いていたご報告を紹介したいな・・・と思います。

今日のメルマガのタイトルは「転勤と転校」としましたが、ジーンさんの娘さんは、転校によって登校しぶりが始まってしまい、でも運動会がきっかけで復帰できたご報告を頂いていたのですね。

転勤は、会社の都合によってどうしても避けられない事なのですが、引っ越しをすることで、子供も転校をすることになって、一人も友達がいない場所に飛び込んでいく事になります。

でも、ご主人の転勤に合わせて家族で移動しないと、お父さんだけ単身赴任をする、という事になって、どちらを選んだらよいか、頭を抱えてしまう問題かと思います。

私もこの「転勤に伴い、家族で転居するかどうか?」については、お返事するのにとても悩むのですが、ジーンさんからこんなご報告を頂きました。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。ジーンです。

娘は小学校4年生になりました。今はとても明るく元気で友達もたくさんできて2年前に「学校に行きたくない」とべそをかいていた娘とは別人のように毎日を楽しんでいます。

思えば小学校2年生になったばかりの時、主人の人事異動で今の場所に引っ越してきて、娘もしばらく「学校に行きたくない」と言っており、このまま不登校になってしまうのか?転校はすべきではなかったのか?とずいぶん悩みました。

主人の会社は転勤が多く、結婚してすぐと、子供がまだ2歳の時、そして幼稚園の年中さんの時と、小学校2年生の時に引っ越しをして、すでに4回目でした。

娘は自分から人の輪の中に入っていける性格ではない事もあり、幼稚園に入った時の引っ越しでも登園しぶりが強く、なかなか慣れることができませんでした。

それでもやっと友達ができたところで、又引っ越す事になって、子供にとって(もちろん私もそうですが)知らない土地で友達作りを一からやらなければならず、かなりのストレスだったと思います。

2年生の時の引っ越しも、子供はとても嫌がったのですが「家族で一緒にいたい」との主人の希望もあってなんとか子供を納得させ引っ越し。

でも引っ越ししてからの娘の落胆はとても酷く、私も主人も毎朝娘の顔を見るのが辛かったです。

もともと転勤は多いと知っていて就職した会社でもありますし、会社の命令には背けないし、かといって子供に大きなストレスを感じさせるとしたら、今後異動の辞令が出たら、転職か、単身赴任か・・・と、夫婦で悩みました。

どうしようもない悩みなのかな?と思ってパピーさんに相談した時、とても親身になって考えて下さり、お返事を頂いて「とりあえず、あと2年は転勤はないのだから、それまでは娘のケアに努めよう」と覚悟が決まりました。

朝、メソメソしながら「学校に行きたくない」と言う娘に付き添って学校まで一緒に歩く事もしましたし、教室に入れない時には園庭で話をしたり、保健の先生が「保健室で勉強をしてもいいんだよ」と言ってくれて保健室で過ごしたりもしました。

そんな風に2カ月ぐらい過ごしたところで、運動会が行われました。

いつもは体育の授業も参加していない娘だったのですが、運動会での2年生の演目が縄跳びで、たまたま前にいた小学校では縄跳びがブームだった事もあり、

運動会で行う、前まわし、片足跳び、後ろ回し、あや跳び、二十跳びも全部できていて、保健の先生のはからいで「縄跳びだけ飛び入り参加しよう♪」という事になり、みんなの後ろでこっそり参加しました。

その後(運動会のカリキュラムには無かったのですが)「では自分の得意な跳び方で、誰が最後まで残るかやってみましょう」という事になり、なんと娘は最後の2人にまで残り、クラスのみんなから「○○ちゃん頑張れ!」と応援してもらいました。

その後もクラスのみんなから「すごいね~♪」と言ってもらったり、一緒に他の競技にも参加したりして、席も保健室から運動場に移してもらい運動会を終えることができました。
笑っている娘の顔を久しぶりに見たようでした。

その翌週から、保健室から教室に行けるようになり、休み時間も一緒に遊ぶ友達ができたり、2・3人で一緒に帰ってくるようになって、少しずつ一人で学校に行けるようにもなりました。

親としては本当にありがたく、涙が出るほどうれしかったです。数えてみると転校初日から約3か月ぐらいかかったと思います。

あとあと聞いてみると、担任の先生が、転校前の担任の先生に連絡をしてくれて、娘が得意な事を聞いて下さったそうです。それを保健の先生にもお伝えになって娘が溶け込めるように配慮してくださったとのだとお聞きしました。

たった一人の生徒の為に、ここまで心配・配慮してくださる先生方に、心から感謝しました。

同時に、転校することが子供にとって非常に大きな環境の変化であり、そこに順応していくのは大変であることを身を持って体験しました。

今回、娘はなんとか転校を乗り越えることができたけれど、もし今後も転勤による引っ越しで不登校の引き金になったら申し訳ないと、

パピーさんのアドバイス通り、主人も上司に相談をしたり人事部に希望を出したりして(決定ではないですが)転勤を減らして頂く方向でお願いしています。

以前、ご相談をしたままで、お返事もしていなかったので、今回、ご報告という形でメールさせて頂きました。その節は、温かいお返事をありがとうございました。

ココまで・・・

ジーンさん、貴重なご報告、ありがとうございます。担任の先生も、保健の先生も、そして学校全体でも娘さんが早く慣れるように考えてくださっていて、娘さんもそこから少しずつ友達ができて学校にも馴染めたようで、本当に良かったです。

多くの方は「子供時代の転校は珍しくない、どこに行ってもそのうち慣れる」みたいな事を言いますが、実はそんなことはありません。

現実に、転校を期に不登校になってしまった、というお子さんも少なくないのです。

そしてご存じだったでしょうか?会社役員のような経営幹部でもない社員が会社からの指示で引っ越しをする仕組みって、世界中でもあまり例がなく日本独特のものなのだそうです。

そして転勤が多い会社は、新入社員が集まりにくく、又、転勤した先での社員の離職率も高くなっていて、効率が悪い事も分かってきました。

特に新卒者が大学を卒業してどんな会社を選ぶか?となった時、約7割が全国転勤を行わない会社を希望していると言われています。

子供が少なくなってきた現在、新入社員の確保が難しくなってきて、企業も今まであった体制を変えざるを得なくなってきているのですが、その一つに転勤もあるんですね。

過去「転勤は可能です」と就職した後でも、結婚をして家庭を持てば環境が変わりますし、ご夫婦で会社勤めだったのに、ご主人の異動で奥さんが仕事を続けられなくなったり、

ご両親の介護など、新たに出てくる問題を全部無視して会社の命令だけで社員を異動できていた過去とはかなり状況が変わってきているという事もあって、会社はかなり社員の希望や要望を聞き入れてくれるように変化しています。

ですからジーンさんにも、

「転勤が多い会社は、辞令が出れば転勤しないわけにはいきませんが、辞令が出る前にヒアリングもあると思います。その時にご家庭の事情(子供の事)をお伝えになっても良いと思いますし、

事前に人事部などに相談をする機会を設けて頂いて、子供が成長するまで(高校受験や大学受験ぐらい)までは、転勤があっても今の住まいから通える範囲にしてもらいたいなど、ご要望をお伝えになっても評価が下げられることは無いと思います。」

とお返事させて頂きました。

又、以前はあたりまえのようにあった単身赴任も、単身赴任をさせるのは会社としても負担が大きく、社員の精神衛生上好ましくないという考え方もありますし、

実際転勤をすることで人材を失う(やめてしまう)リスクもあって、社員の意思を無視して転勤させるケースはかなり減っているように感じます。

ちなみに私も、第二子が生まれてすぐに転勤を命じられ、単身赴任をしたことがありました。上の子が2歳、下の子が1歳の時でした。

ですが、食事をおろそかにしていた為に体調を崩し、わずか1ヵ月ほどで妻に来てもらった経験があります。

その時「自分は単身赴任はムリだな」と悟り、その後は転勤のない地元企業を選ぶことになりました。

結果的に私は「家族一緒にいる事」を優先、仕事はその次・・・という考え方でずっと来ましたが、それが正解だとは全く思っていません。

それぞれの家庭で、それぞれの考え方があるでしょうし、いろんな選択の中で最良の選択をしてくだされば・・・と思いますが、

転勤による引っ越しが、子供の成長に影を落とす事もある・・・という事実を知ってほしいな、と思って今回はご紹介させて頂きました。

もし、参考になったら嬉しく思います。

※ご興味がありましたら、ご覧ください。

★★★ 通信講座「幸せなお母さんになる為の子育て」★★★

パピーいしがみ 人材育成の現場からふと気づいたアイデアを自分の3人の子育てに応用。18年かけて実証し、「どうやって育てたの?教えてほしい。」と学校の先生から聞かれるほどの実績を残す。2003年あまりの少年犯罪、幼児虐待の事件の多さに自身も辛い幼少期を送った1人であることから心を痛め、その子育ての方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望でテキストを作成し、通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応える。

関連記事

ページ上部へ戻る