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第983号 癇癪の対処で分かったこと

こんばんは。パピーいしがみです。

いよいよ8月になり、毎日暑いですね。子供たちは夏休みを満喫しているでしょうか?今年の夏は暑すぎてプールに入っていても熱中症になることがあるようなので、お気を付け下さいね。

さて、今日は、子供が癇癪を起している時の対応についてご報告を頂いたので、ご紹介したいと思います。

私は子供が癇癪を起して泣き喚いている時には、親は子供の癇癪におろおろしたり、子供が泣き止むような対策を取ろうとしないで「どうぞ好きなだけ泣いてください」「あなたがどんなに泣いても何も変わりませんよ」と親の姿勢や態度を変えないようにお願いしています。

というのは、子供が癇癪を起すことで、親がおろおろしたり、なんとか癇癪を治めようとご機嫌を取ったり、または怒って無理やりに制止したりしていると、いつまでたっても癇癪を終わらせることができないからなんですね。

又、癇癪を起す事は、子供の成長にとって避けては通れない事でもあるのです。

なぜなら赤ちゃんの時には、自分の要望や不満や不具合を、何でも泣いて要求していて、泣き声を聞けばお母さんが対処してくれたので、基本的に「泣くことで、お母さんが何とかしてくれる」という思いが子供の根底にしっかり残っているからです。

だから、自分の思い通りにならなかったり、不満があったりすると、まず泣いて「私は面白くないんだよ」「僕はそれじゃいやなんだよ」と訴え、それでも聞き入れてもらえないとさらに大声で訴え、それでもだめだと床に寝転がって足をバタバタさせたり、体全身で自分の不満を訴えるのですね。

もちろん、子供がまだ言葉も喋れず、空腹や眠い、ウンチやおしっこで気持ち悪いなど、自分で対処できない、生理的な欲求の場合は誰かが対処してあげなければなりませんが、

年齢が上がり子供もできる事が増えてきた中でのワガママや理不尽な要求をし始めた時には、癇癪を起してでも「それはできません」と毅然とした親の姿勢を見せないと子供のワガママや理不尽な要求はどんどんエスカレートしていきます。

トミーママさんのお子さんは、そろそろ3歳になる男の子さんですが、ワガママからの癇癪が酷くて、かなりお悩みでした。

そして「どうぞ好きなだけ泣いてください」「あなたがどんなに泣いても何も変わりませんよ」をやってみた結果をこんな風にご報告頂きました。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。トミーママです。

ずっと悩んでいた息子の癇癪。パピーさんが仰るように「泣きたいだけ泣きなさい」「でもママの姿勢は変わりません」をやってみたところ、驚くような変化があったので、ご報告させてください。

その日はとても暑く、どうも保育園から帰る段階からぐずぐずしている感じがしていたのですが、急いで夕飯を作って「さあ食べましょう」となった時、子供が「ご飯じゃなくてパンが良かった~」と言い出しました。

私は正直・・・又、始まった・・・メンドクサイ・・・と思いました。

私は「パンは朝食べたでしょ。夕飯はご飯。明日の朝はパンだからね」と言うのですが、子供は「パンがいい~」「今、パンが食べたい~」と完全に不機嫌状態に。

私はいつものように「カチン」と来てしまっていましたが、今回は冷静に「いつも夕飯はご飯でしょ?どうして今日は嫌なのかな?おかしいよ」とだけ言って、

「さあ“頂きます”するよ。○くんは食べないのかな?」と言いつつ、待っていてもテーブルに着く様子もないので、先に食べ始めました。

子供は、自分の要求を聞いてもらえないだけでなく、私が一人で食べ始めてしまったことで、さらに泣き方が激しくなり、床に転がって、パニック状態で泣いています。

いつもはこうなると「いい加減にしなさい」と私と息子のバトルが始まるのですが、

パピーさんから「無理やりやらせるのではなく、親の態度を変えずにいて、子供が落ち着くのを待ってみて」と言われていたので、私はできるだけ平静を装って(心の中はイライラ、ムカムカでした)いつものように無理やりテーブルに着かせるのはやめました。

私が夕食を食べている間、子供はずっと泣きっぱなしでしたが、私の様子をちらちら見ている事は感じました。

私が夕食を食べ終わってもまだ泣いているので、私は自分の食器だけ片付けをし、それが終わると洗濯物を取り込んで畳み始める為に場所を移動しました。(子供のご飯はテーブルに残っています)

私が子供の癇癪に動じない事が分かったのか、次第に泣き声が小さくなりました。子供が泣き始めて30分以上が経過したころだと思います。

私が息子に近づき「お腹減ったでしょう?」「ご飯食べようか?」と言うと・・・なんと素直に「うん」とうなずきテーブルに着きました。

私はびっくりしましたが、冷えたご飯を温め「今日はあなたの好きなコーンの入ったハンバーグだからおいしいよ~」と言って、一緒にテーブルについて、子供が食べ終わるまで付き合ってあげました。

その後の子供はとても落ち着いて、お風呂もスムーズでしたし、布団に入ってからもスッと眠って、今までの荒れ放題に荒れていた毎日はなんだったの?と驚きです。

今までの私は、子供のワガママを叱りつけ、強制と命令で子供を動かすこともあれば、あまり癇癪が酷いと「勝手にしろ!」と言ってみたり、子供の機嫌が直るようにこちらが折れたり・・・とかなりブレブレでした。

ですが、今回の事を考えると、きつく叱ったり、強制で行動するより、『待つ』ことの方が大事なのかな?と感じています。

今までは、売り言葉に買い言葉で、私が子供に翻弄されて、翻弄された私がさらに子供を罵倒し悪循環に陥る・・・というパターンでした。

まだ、パピーさんの勉強を始めて短いですし、このような驚きの経験も少ないので、まだまだ私自身、勉強が必要だとは思いますが、少し、光が差してきた気がします。

ココまで・・・

実は上記のご報告を頂いたのが、約半年前で、先日その後の報告も頂きましたので、その後どうなったのか?もご紹介しますね。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。トミーママです。

前回、パピーさんに、息子の癇癪についての変化をご報告してから半年ぐらいになりますが、その後、癇癪はとても減って、それと一緒に保育園での様子もかなり変わってきたので一緒にご報告をさせて頂きたいと思ってメールしました。

前回から「泣きたいだけ泣きなさい」「でもママの姿勢は変わりません」をやり始め、強く叱ったり、強制的にやらせたりすることを辞めて、子供が癇癪を起しても、子供自身の気持ちが落ち着くまで待つ事をするように努めました。

それは私にとっては簡単ではありませんでしたが、今までの自分のやり方(ワガママを怒って、否定し、強制してやらせる)が、子供を興奮状態にさせ、さらに悪い状態にしている事が分かったので、

子供が泣き叫んでいる時には、泣きたいだけ泣かせて相手をせず、落ち着いた時を見計らって優しく対処するようにしてみたら、さらに子供が落ち着くのが早い事に気づき、子供の感情の起伏に自分がつられてしまわないように気を付けました。

すると、今まで癇癪が収まるまでに30分は掛かっていたのが、20分~15分~10分~5分と切り替えられるまでの時間が短くなって、今は、ほとんど癇癪を起さなくなりましたし、保育園でも頑固さが無くなって、落ち着きと積極性が出てきた、と言われました。

以前は、保育園でもおもちゃを独り占めしたり、自分の気に入らない事があるとお友達に噛みついたり、仲良く遊ぶ・・・という事もあまりできなかったようですが、そんなトラブルもほとんど起さなくなったそうです。

そして何より、今までは先生の話を聞いているか聞いていないか分からない様子だったのが、ちゃんと先生の方を向いて話を聞くようになった、と言われました。

今までは、毎日が本当にめまぐるしく、朝起きてから夜眠るまでがあっという間で、私はずっと子供に怒っていたと思います。

スムーズに行かない子育てにイライラし「早く、早く」と子供を急き立て、子供の癇癪が始まると「又、始まった・・・ほんとにこの子は・・・」と愚痴ばかり言っていました。

が、やはりそれらの否定の言葉は、ずっと子供を傷付けていたんだろうな、と思います。

そして癇癪持ちの息子に、この子はどこかおかしいのではないか?と思っていたところにパピーさんの「癇癪はあって良い」「子供の成長に必要な事」と教えて頂いてすごく安心できたこと。

親の接し方によって子供の態度が全く違う事を体験して、暗闇の中で手探りをするような気持ちだったのが、方向性を示して頂いたようでとても楽になりました。

私自身「褒める」がまだ上手にできずにいるのですが、そんな私でもこうやって手ごたえを感じられたことがうれしいです。

これからも勉強を続け、自分育てをしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

ココまで・・・

息子さんの癇癪がずいぶん落ち着いて、又、保育園での様子もかなり変化が現れてきたとの事。本当によかったです。

トミーママさんの場合、この癇癪への対応が、かなりご自分の育児に新たな発見を促してくれたみたいですが、いままでどう対処してよいか分からなかった・・・という事が、トミーママさん自身を不安にさせていたようです。

特に、興奮状態にある時の子供にあれこれ言うのではなく、“子供が泣き叫んでいる時には、泣きたいだけ泣かせて相手をせず、落ち着いた時を見計らって優しく対処するようにしてみた”という所がとても上手だったと思います。

そしてもう一つ。

トミーママさんは、「褒める」がまだ上手にできずにいる・・・と書かれていました。

もちろん「褒める」事はとても大事な事ですが「叱る」や「怒る」が多かった方の場合、いきなり「褒める」をしなくても過剰な「叱る」や「怒る」を減らすことで、子供の不安もかなり軽減します。

子供の接し方がマイナスに向いていたのなら、まずそのマイナスをゼロに戻し、それから少しずつプラスに向かわせることで、さらなる変化が期待できると思います。

特に今まであまり褒めたことが無い方が褒めてくださった時には、子供は大きな喜びを感じますからね(^^)急がなくて結構ですので、是非、少しずついいところを見つけ、褒める事もできるようにしてみてくださいね♪

又、嬉しい変化が起こりましたら是非、教えてください。楽しみにしています(^^)

※ ご興味がありましたら、ご覧ください。

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