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第1101号 性教育の準備2

こんんばんは。パピーいしがみです。

ハロウィンが終わったら、なんか急に寒くなりましたね。

北海道では雪も降ったようで、いきなり冬に向かっている雰囲気です。

同時にコロナ感染も活発化してきているみたいで、こちらも心配です。寒いけど換気をして、暖かくしてお過ごしくださいね。

さて、今日は以前、お話した「性教育の準備」のメルマガを読まれた方からのご報告を頂きましたので、ご紹介したいと思います。

まず1つめは、ちくわさんから頂いたご報告です。

このように頂きました。

ココから・・・

パピーさん、いつも様々な情報をありがとうございます。

今回の『性教育の準備』もとても参考になりました。

メルマガを読ませて頂いて、子供たちの為に、親もきちんと勉強して教えられるようになっておくことがとても大事だな、と思い知らされました。

でもそれとは別にもう一つ、長女には、女性の体の変化や初潮の時の対処を教えておきたいな、と思っていました。

というのは私自身が小学校で突然始まって、とても怖くて泣いてしまい、保健の先生に教えてもらった事があったからです。

私の時代も、10歳~14歳ぐらいから始まるのが一般的で、その前に学校で教えてくれるのですが、私はそれよりもかなり早く、全く知識がなかったのでした。

だから大人になったら、子供が生理を経験する前に、教えておいてあげたいと思っていたのです。

長女はまだ8歳で、もう少し先ではあると思いますが、体は大きい方ですし、今は低年齢化しているとも聞いています。

いつか話をしなくちゃ・・・と思い出すこともあったのですが、毎日の忙しさで、ほぼ忘れていました。

ですが、今回のパピーさんからのメルマガで、紹介して頂いたサイトを読んですぐ『性の絵本3』を注文しました。

届いてすぐに「女の子は大人になると必ず体に変化が起きる。ママは9歳だったけど、今はその変化も早いらしいよ」と届いた本を娘と一緒に読みました。

いつもふざけてばかりの娘も、とても真剣に聞いてくれました。

「必ず自分にも起きる事」と理解できた事が大きかったと思います。

そして「血が出る」についてはものすごく怖がって「私もそうなるの?」「死んじゃうなんて事ない?」って、とても不安そうでした。

なので「どんな女の人にもあるんだよ」「ママも1ヵ月に1度あるんよ」「でも大丈夫、準備をしておけば怖くないし、それで死んじゃうこともない」

「初めての時には、ものすごく不安だろうから、先にこういう事が有る、って知っておくと安心だし、その時の為に準備をしておけば大丈夫」と話すと、ほっと安心してくれたようでした。

そして「その時に困らないように、体に変化があったらママに相談してね」と伝えておきました。

いつもふざけてばかりの娘も、この時ばかりはほんとうに真剣で、話が終わってからも「あの絵本見せて」と言ってきたり、

「赤ちゃんってどうやってできるの?」と聞いてきたりします。

とても自然な形で疑問が生まれ、とても素直に聞いてくれます。パピーさんが言われたように「今がチャンス」だと思って、その都度真剣に答えています。

ココまで・・・

ちくわさんの場合は、ご自分の経験から、まずは体の変化や、生理について伝えたいという思いがあったそうですが、

そこから自然に「性」について教えることができたみたいです。

もう一人、高校生のお子さんがいらっしゃるキーママさんからもご報告を頂いていますので、ご紹介しますね。

ココから・・・

パピーさん、先日頂いたメルマガ「性教育の準備」を読ませて頂きました。

いつも物事をはっきり言われるパピーさんですが、すごい表現もあって驚きでした。

でもそのおかげで、子供と(高校2年の女子です)本音の話ができて、子供との距離感が近くなった気がしています。

性については私の年代でも子供に話すのは躊躇しますし、もちろん面と向かって話すことはありませんでした。

子供は私が「幸せなお母さん」の勉強をしている事も知っていますし、メルマガを愛読している事も知っています。

なので娘に「今度のメルマガは『性教育の準備』っていう内容だったんだけど読んでみる?」と言いましたら、

「うん。いいよ」と言って、真剣に読んでくれました。

そして娘の第一声は「実際、あるもんね」でした。

私は心の中で(えっ?実際にあるの?)とドキドキしましたが知ってるふりをして「あ、やっぱり?」と言いましたら、娘の学校での噂を教えてくれました。

娘の高校では卒業をせずに退学する女生徒が毎年、何人かいるそうです。

それは妊娠や出産が原因の場合もあるらしく「あの子は中絶をしたらしい」という噂も入ってくるようです。

中学・高校で、妊娠・出産なんてドラマの話だと思っていましたが、現実にあって、それもこんなに身近に起きていると知って、私も衝撃でした。

ショッキングな言葉ですが「童貞を卒業したい男の子、処女を捨てたい女の子は多いんだよ。大人になった気持ちになるじゃん」との事でした。

単刀直入に「あなたも処女を捨てたいと思ってるの?」と聞いてみると、

しばらくの沈黙の後・・・「ん・・・でも、大丈夫だよ。私にはそんな彼もいないし、なんか怖いじゃん・・・」と。

「怖い」という気持ちを持ってくれている、という事がホッとしましたが、

「経験が自分の価値を上げる風潮がある」と多くの高校生が思っている事。

そして「大人になった気持ちになる」という、とても簡単な思いが、性行為に走らせてしまうとしたら、それはパピーさんが言われていたように、とても危険な事だと思いました。

私はパピーさんが紹介してくださった「性の絵本」のホームページを「こんな本が有るんだって」と見せました。

私がこの子たちに性を教えることは難しい、と思っていましたので、

「お母さん、この『性の絵本』を買って、トイレとかに置いておこうと思うけど、読みたいと思う?」と聞いてみると、

「うん、良いと思う。弟も知っておいた方がいい内容があるし、私が知らない事も書かれているし私も読みたいな」と言ってくれました。

「私たちの情報って、雑誌や友達からが多くて、恋愛への憧れとか、少女漫画の延長のように考えているけど、本当はそんなキラキラしたものとは違うんだよね」

「もし赤ちゃんができたら、育てていかなくちゃらないし、その為には働かなきゃだもんね。もし高校生だったら育てられないよね」

「でも、そんな事考えた事なかったな・・・」と。

あっという間に2時間も過ぎていましたが、テレビも消して、娘と二人だけでこうやって真剣に話すなんて何年か振りでした。

娘にとっても私にとっても、とても貴重でした。こんな機会をありがとうございました。

ココまで・・・

キーママさんのお子さんは高校2年生。

なのでとてもリアルに感じますが、娘さんの「実際、あるもんね」は、今の、高校生の現実なのだと思います。

ユーチューブなどでも高校生カップルの楽しそうな動画などがあったり、かつては「憧れ」だったり、遠い世界の話が、誰でも手が届く日常になってしまっているようです。

ですが、親と子がこうやって真剣に話ができる、という事が本当に大切だと思います。

性についてだけでなく、困った時や不安な時、一番近くにいる親に相談できる事で、1人で悩ませずに済みますからね。

今回は『性教育の準備2』としましたが、この前のメルマガをお読みでない方は過去のメルマガ

『性教育の準備』 https://www.age18.jp/back1095.html

を是非、お読みくださいね♪

※このメルマガ「幸せなお母さんになる為の子育て」では、会員さんの喜びの声、子供たちの成長、家庭内のうれしい変化などを募集しています。よろしかったらご報告くださいね♪

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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