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第1207号 自主性と過干渉

こんばんは。パピーいしがみです。

サッカーワールドカップの対ドイツ戦。驚きましたね。もちろんプレーもすごかったけど、その後の注目度の変化がすごい!!(笑)

私は1対0で、後半を迎えた時「あ~。やっぱり無理だったか」と思って寝てしまいましたが、朝起きたら「ドイツに勝ったよ!知ってる?」の妻の言葉。

「え~!!」とテレビを点けたそれからは、朝から晩までずっ~とサッカーの話題で持ちきりでした。翌日も、その次の日も。

(テレビでは紹介していないようでしたが)新聞のテレビ欄の番組紹介(ラテ欄)が、“縦読みで「ドーハを歓喜の場に」となってる!”とツイッターで話題になっていました。

29年前には同じ、カタールのドーハで、日本は初のワールドカップ進出をかけてイラクと戦い、

試合終了間際まで2-1でリードしながらも、終了直前にゴールを決められ、得失点差で予選3位になって、夢が絶たれたことがありました。

それを「ドーハの悲劇」と言われ、ラモス瑠偉、キングカズ、ゴン中山、武田など、今でも有名なメンバー達がショックで座り込んだり茫然自失とする風景と一緒に、当時は大きな話題になりました。

その時のメンバー達の中に、なんと今の全日本の監督、森保一(もりやす・はじめ)さんも、おられたのでした。

その因縁のドーハで、選手だった守保さんが、今度は若いメンバーを連れて強豪ドイツに挑む。

とても太刀打ちできる相手ではない(だろう)けれど、そこに「ドーハを歓喜の場に」と縦読みで記した、一担当者の粋な計らいと、それが現実になった驚きで、私もなんかすごく興奮してしまいました。

もちろん、まだ一次リーグを通ったわけではありませんが、このグループを突破して決勝トーナメント進出・・・となったら、初のベスト8もあるかもしれません。

守保さん、試合前の国歌斉唱でもう目が真っ赤でした。森保さんの気持ちを考えると、思わず私もウルッと。

と、サッカーのお話はこのくらいにして、今日のメルマガは「自主性と過干渉」としました。

まあ、比較するとしたら「自主性を重んじる」のと「干渉」と対比になるのですが、あなたでしたら、どちらが重要で、どちらが不要だと思うでしょうか?

はい。一般的には「自主性を重んじる」が重要で「過干渉」は不要だと思いますよね。

これ、結論から言ってしまうと、「その子の成長によって変えていく必要がある」ものなのです。

例えば、極端な例ですが、赤ちゃんは自分では何もできませんよね。ですから泣き声からお母さんが「おむつかな?」「ごはんかな?」「熱いのかな?」「体調悪いのかな?」っていろいろ探らねばなりません。

この時って、間違いなく「過干渉」ですよね。でも必要な事であり、そうしてあげることがとても大事です。

逆に小学校6年生の子の横にぴったりくっついて、宿題を見てあげたり、服の脱ぎ着を手伝ったり・・・そうなると「それはちょっと」となりますよね。

そう。きっと皆さん、そうお考えです。正しいと思います。

でもこの「自主性を重んじる」が『良いこと』としてちょっと今、傾き過ぎているように感じるな、と私は気になっています。

実は過去に、ゆーゆさんから、こんなご相談を頂いていました。(今までに同様の例が数件あります)

ココから・・・

今回、相談したいのは、幼稚園の事です。

我が家にはまだ1歳の次男と、今年幼稚園に入った4歳の長男がいます。

長男は、人を笑わせることが大好きで、お調子者のところはありますが、元気で明るくて我が家のムードメーカーでした。

ところが今は、口数も少なく、すぐにすねたり怒ったり、泣いたり叫んだりして情緒不安定になってしまいました。それは長男を幼稚園に入れてからです。

長男を入れた幼稚園は、今、注目されている自主性を重んじたところで、ネットでもとても評判がよく、抽選でやっと入れるような苦労して入園した幼稚園です。

縦割り保育をしているのも特徴で、お兄さん、お姉さんが教えてくれたり、面倒を見てくれる・・・と聞いていました。

ところが入園して半年。子供が「幼稚園行きたくない」と言い始め、毎朝めそめそ泣くようになりました。詳しく聞くとどうやら上の子達からいじわる?嫌がらせをされているようなのです。

まだ年少の子供が声を上げるのは難しいと思いましたし、担任の先生に「上級生から集団でいじわるをされているようで、幼稚園に行きたくないと言っています」と伝えたのですが、

「なんとか幼稚園に連れてきてください。あとはこちらで対処しますから」と言われ、きっとちゃんと見てくださって、今後はこんなことは起きないだろうと安心していたのですが、

1週間たっても子供に変化はありませんし、幼稚園からのご報告や、連絡などもいただけません。子供はさらに「行きたくない」と激しく嫌がり泣き叫ぶようになりました。

私は幼稚園できちんと指導してくれているはず、と思っていたのですが、幼稚園の対処でもいう事を聞かないほどの問題児がいるのか?それとも隠れての意地悪が続いているのか?

とにかく詳細を知りたいと思い、再度、「集団で意地悪をされている件、どうなりましたでしょうか?」「子供はさらに行きたくないって前より嫌がり泣いているんですが・・・」と聞いてみたところ、

「〇〇君ですね。あ~、本人にも言っているんですが、自分から“やめて”とも言わないし、されるがままになっているんです」というのです。

それを聞いて「え、意地悪をする側を叱るのではなく、意地悪されている方に声を上げろということですか?」と聞くと、

「はい。こちらの園の方針は『自主性を重んじる』なので、先生が手を出して仲裁したり、間に入るってことはありません」と言われました。

私は唖然として開いた口がふさがらなかったのですが、「じゃあ、なんとか幼稚園に連れてくるように。あとはこちらで対処します、は何だったのか?」「対処も指導もせず、ただ見ていただけなのか?」と愕然としました。

今は、このままこの園にいたら、子供が壊れてしまう、と思ってしばらくお休みしています。

そこでパピーさんにお尋ねしたいのですが、幼稚園で集団でいじめを受けていて、それを「自主性を重んじるから」という理由で、先生は指導もしない、仲裁もしないって、今の幼稚園の方針はこれが主流なのでしょうか?

私の幼稚園時代、小学校時代では、先生は弱い子の味方になってくれて助けてくれたし、私は今でも(喧嘩は見守りますが)兄が理不尽に弟に嫌がらせをした時は叱っています。

幼稚園が間違っているのか、私が古いのか、何が正解で何が間違いなのかわからなくなっています。そして今後私はどうしたらいいのか、教えていただきたいです。

ココまで・・・

と言う内容でした。これ、多くの方には正解がわかると思います。

そう。幼稚園がおかしいですよね。でもその幼稚園は有名幼稚園で、非常に評判が高く、いわゆる「小学校お受験のための幼稚園としては最適」だと思われています。

そうなると「え?私が間違ってるの?」と不安になったゆーゆさんのお気持ちもわかります。

そして私はこのようにお返事しました。

ココから・・・

ゆーゆさん、こんにちは。メール拝見しました。

今、混乱されているようですが、今回の件、正しいのはゆーゆさんで、幼稚園はすべき対処をしていなかった、と思います。

ただ、これはちょっと知っておいてほしいのですが、ゆーゆさんが選ばれた幼稚園、日本全国にその名前をつけた幼稚園がありますが、同様のご相談や問題をいくつも頂いています。

「自主性」や「縦割り」など、日本にはあまりないスタイルをテレビなどで紹介したり、また、有名人がその幼稚園を卒業していることなどから、「とても良い」という評判になったと思いますが、

多分、そのスタイルを取り入れた幼稚園が、考え方まで理解されずに、〇〇風の指導をされているのだと思います。

なので同じ名前を使っている幼稚園で、「年上の子からいじめられる、先生が止めてくれない」という例が結構多いのです。

先に結論を言いますが、今の状態って、お子さんにとって良くないのは明白ですから、もし改善されないのであれば、転園を考えた方良いと思います。

他の幼稚園を選ぶ場合、ゆーゆさんが実際に園の様子を見て、また、園長先生と話をして、(できれば今の幼稚園ではこうだった)というご相談もしたうえで、

「この幼稚園なら大丈夫」と思えるところを選ばれた方が良いと思います。

年度がわりまで待たなくても、年度の途中で入れるところが多いですから、それは躊躇しないで、できるだけ早く子供さんに「こんな園もあるよ」と教えてあげてほしいです。

それで・・・今回の事について補足をさせていただきますが、みなさん「自主性を重んじる」という言葉をとても良いことのように考えておられるところがあるように感じます。

いえ、個人の問題でしたら、自主性、大いに結構です。自分の事ならいくら失敗をしても良いんです。

失敗の中でうまくいったやり方を覚えていって、それを自ら体験し成長していく「自主性」ならば大歓迎です。

でもその個人の自主性が「誰かを犠牲にする」となったら違います。

それは「自主性」とか「干渉」などを議論する前の段階で「正義」か「悪」かの判断ができなければならないと私は思うのですね。

子供たちが成長していくうえで、一番の基礎になるのは「生への肯定」だと思います。自分は望まれて生まれてきた。自分の存在は大事!と思えることです。

そしていろんなものを覚えて成長していきますが、そこで教えたい次の段階は「正義」だと思うのですね。

例えば、アンパンマンであるとか、戦隊ものであるとか、卑怯な悪者に対して正義が勝つ・・・みたいなストーリーって多いですよね。

幼稚園では「戦いごっこが起きるから見ちゃダメ」なんて言われているところもありますが、でもそれも子供たちが「正義」を学ぶにはとても適しています。

そして私たち親も、子供が砂場で友達に砂をかけてしまったら「いけないよ」「あやまりなさい」と教えますよね。ゆーゆさんも「(喧嘩は見守りますが)兄が弟に嫌がらせをしすぎた時は叱っています」と書かれていたように、

正義を教え、間違っていることは注意する、をして子供に教えていきます。

特に「ケンカに武器を使う」とか「一人を複数人で攻撃する」とか「相手が降参してもまだ攻撃し続ける」など、それらは「卑怯だ!」として、子供に教えていくものです。

それからすると、今回の幼稚園の対応は子供に「僕は数人に(それも上級生に)嫌がらせを受けているのに、先生は何も言ってくれない」って思いますよね。

明らかに卑怯な状況がそこにあるのに、公平な立場であるはずの先生も何もしてくれない。

これは絶対にまずいです。ゆーゆさんが「何が正解で何が間違いなのかわからない」と混乱されている以上に子供は、矛盾を感じ混乱しているのです。

それを考えると、息子さんの今の状況「口数も少なく、すぐにすねたり怒ったり、泣いたり叫んだりして情緒不安定」もすごく理解できます。

そして自暴自棄になったり、訴えられなくなる前に、そこから救い出してあげなければならないと思います。

ちなみにこの(聞こえのいい)「自主性」という言葉に惑わされて、失敗するケースが他にもあります。

それが「誘惑」です。今後、数々の誘惑が子供たちに襲い掛かります。

最初の誘惑は多分「ゲーム」ではないでしょうか。その時に一緒に「テレビ」もあるでしょう。大体小学生の低学年ですね。

「自主性に任せる」などと言い、のべつ幕なしにやらせる親もいます。子どもはせっかくの「誘惑と戦う」チャンスを失ない、その後は、訪れる誘惑に負け続けるのです。

小学生の3年生ぐらいになると「お金」にまつわる誘惑が訪れます。それと時期を同じくして「スマホ」。これは大人になっても続く場合もあります。

そしてその後に「性」の誘惑が訪れ、成人する頃には「アルコール」「ギャンブル」、そして(日本では禁止されていますが)「薬物」などに発展する事もあります。

自主性なんて誘惑の前では簡単に崩壊します。崩壊した時、それを助けてあげるのは近くにいる大人の力のはずです。

例えば、先ほどの「いじめ」について、もし「それは卑怯な事、やったらダメな事」と教えてもらえないで「自主性に任せる」をされたら、

次の誘惑のゲームや、テレビが訪れた時、どう対処するのでしょうね?

なんとか時期が過ぎて、ゲームやテレビを卒業できたとしても、「お金」「スマホ」「性」と次々と誘惑が襲い掛かり、重複して起きたら・・・どうしましょうね?きっと年齢も高くなり、一筋縄ではいかないのでしょうね。

また、その上に「アルコール」「ギャンブル」そして「薬物」となったら、もうまともな人生は送れないかもしれません。

だから「自主性を重んじる」は急がなくていいのです。まだ親が教えられるときに「それは違うよ!」と教えることが大事なのです。

これが時には子供にとっては「干渉」と感じることもあるかもしれません。

でも「自主性」だけを重んじると、我慢できない子になったり、自分の非を認められなかったり、誘惑に流されるだけになったり弊害は多いです。

「干渉」と「自主性」。実はどちらも大事なことです。

まだ年齢の低い幼少期は「干渉」を多く「自主性」を少なく、年齢が高くなってきたら「干渉」を減らし「自主性」を増やしていく。

でも「自主性を増やす」ためには、幼少期の「干渉」が絶対に必要なんですね。

是非、今後の子育ての中でも意識して行ってくださいね。

ココまで・・・

このようにお返事した後、ゆーゆさんは、早々に転園をされたそうです。

転園は今までいた友達との関係がぷっつり切れてしまい、また最初からやり直しなので、安易にお勧めはしないのですが、ゆーゆさんの息子さんにとっては、次に選ばれた幼稚園がとてもよかったらしくて、

数週間で、不安定さはなくなり、元の明るい元気な息子さんに戻ってくれたそうです。

今回、メルマガを書くにあたりゆーゆさんに「今はどうですか?」とお聞きしてみました。

こんな風にお返事をくださいました。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。メールをありがとうございます。

覚えてくださっていたんですね。とても嬉しいです。幼稚園の時は本当にお世話になりました。お返事の内容が決め手になって転園を決意しました。

実は夫からは「あの幼稚園は違うと思う」と言われていたのです。でもパピーさんがおっしゃるように評判がとてもよく、また、賢い子(有名私立に合格した子)も多かったし、

それこそ「自主性を重んじる」のワードが魅力的で、夫には「感覚だけで言わないで!」と反発してしていたのでした。

そんな私の気持ちもあり息子には「なんとか頑張って」という思いでいましたが、パピーさんから「自主性」も大事「干渉」も必要と聞いて、

他の幼稚園を見学させてもらい、園長先生と話をし、子供も「ここがいい」と選んだところに決めました。

そこの幼稚園はとても古く、園庭は砂で走ると砂ぼこりがまい、遊び道具も古ぼけ、絵本なども使い古されていましたが、子供たちはのんびりと、でも授業と遊びはちゃんとメリハリがあって、先生たちは楽しそうで笑い声が聞こえました。

少し体験もさせてもらえましたが、同じ年少さんから「今度ここに来るの?」「一緒に遊ぼうね」なんて言ってもらえて、その子から始まり何人も集まってきてくれて、まるで前からいたみたいに歓迎してもらえました。

そこで2年間を過ごし、今年1年生になりましたが、元の明るくて元気な長男に戻ってくれました。あの時は不安でたまらなかったですが、心からホッとしています。

パピーさんから頂いた、”「干渉」と「自主性」はどちらも大事。幼い時は干渉もしてきちんと教えて、誘惑にも勝てるようにしていく”の言葉は今でも心にとどめており、

そろそろゲームが欲しい、と言いだしまして、「ゲームは頑張ったご褒美だからね」と目標にし「ゲームをゲットしても、約束は守ってもらうからね」とこちらもこれから起きるであろう戦いに静かに準備しています。(参考になる記事が多いので助かります)

今後もご相談をするかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。

ココまで・・・

何より心配だった、不安定になってしまった長男さんの心が落ち着いて、また、明るく元気になってくれた、という事が本当にうれしかったです。

ゆーゆさんも言われていましたが、「これから起きるであろう戦いに静かに準備」ってこれが大事です。

きっと誘惑に負ける事もあるし、ペナルティをもらう事もあるでしょう。でも「それを乗り越えて誘惑との付き合い方も勉強していく」って最初から分かっていれば、何も怖いことはありません。

もちろん自主性に任せてなんでもOKより、絶対有効のはずですからね。

ゆーゆさんも言われていた、多くのお母さんたちが、子供のゲームと戦っていて、そのご報告も紹介しています。

間違いなく「必ず起きる」ことですから、是非、ご参考になさってくださいね。
一緒に「転園」についての記事も記載しておきます。

第109号 もしもゲームをねだられたら…?
https://www.age18.jp/back109.html

第682号 幼稚園の選び方
https://www.age18.jp/back682.html

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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