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第774号 「叱られる」ことのストレス

こんばんは。パピーいしがみです。

今日は8月10日。一足早いお盆休みを取られている方もいらっしゃるかも知れません。

でも、各地で台風の被害が報じられていますね。風による事故や、波による事故、そして雨による被害が増えているようです。どうぞお気をつけ下さいね。

さて、今日のメルマガは“「叱られる」ことのストレス”としました。

このストレス、実は私が感じたことではなく、私の母に起きたことなのです。当事者である私は、とても大変でしたが、是非、あなたにも知っていただきたいと、シェアさせていただ きます。

7月下旬、蒸し暑い日が続いていましたね。私の母は、クーラーが嫌い、扇風機が嫌いです。(年齢の高い方は、多くの場合、そのようです)

母は実家に未婚の兄と一緒に住んでおりまして、私は、その実家の隣に家を建てて住んでいます。母の事は以前のメルマガでちょっとお話しましたが、数年前から物忘れがひどくなり、日常、出来ることが少なくなってきていました。

特に、食材の日付管理は難しくなっており、私は、毎日、朝夕、実家に顔を出し、母の様子と食材の日付や、痛んでいるものは無いか確認をしていました。

骨粗しょう症もあるので、「腰が痛い」と言って、寝ている時も多いのですが「今日は調子が良い」と言う時は、買物に行ったり、調理をしたりすることも有りました。

でも数日間、暑い日が続き、どうやら食事も取らずにいたようです。兄が買ってきてくれるお弁当も、ほとんど手付かずの様子に、

毎日「ご飯、食べている?」「水、飲んでる?」と聞くのですが、「うん、大丈夫、食べてるよ」「飲んでるよ」との返事。でも、声に張りがなくなり、横になっていることが多くなったので、「もしかして、熱中症かもしれない」と、病院に行くことにしました。

(点滴など、緊急な措置があるか?と思っていました)母は、骨折などの整形外科には行きつけの病院が ありますが、83歳の今もまでも、内科に掛かったことがほとんどありません。

なので「主治医」といわれる方もいなかったので、近所の(それでも評判の良い)お医者さんに伺い、診てもらう事にしました。

診断はやはり「熱中症」で、涼しい部屋で、経口保水液を取り、栄養価の高いものをしっかり取るように、と言われました。

「熱中症」それは、決して楽観視してはなりません。私も自分自身が経験しているので、重々感じています。

先生もそれを伝えたかったのでしょう。母に、大きな声で、威圧的に、厳しい言い方をし始めたのです。

「おばあさん、あんた、死にたいの?」「死にたいんだったら、死んでいいんだよ!」「今ね。テレビでも毎日、言ってるでしょ、水を沢山取りなさいって」

「これだけ暑い日が続いて、クーラーも扇風機もつけず、水も取らなかったら、この夏、もたないよ、死んじゃうよ!」「それでいいの?いいんだったら放っておくけど」

「生きたくないの?」「死にたいんだね?」何度も何度も、しつこく繰り返します。でも母は、厳しい態度の医師の質問に答えることができません。

緊迫した雰囲気に顔をこわばらせ、目をそらしうつむいています。その姿は、完全に萎縮しているように見えました。それでも先生は手を緩めません。

私は、何度も繰り 返す、その厳しい叱責に我慢できず、「先生、そいう言われても、多分、分からないと思います」と言いましたら、その矛先は私に向けられました。

「あんたも、おばあさんをこのまま放っておいたら、殺したのと同じだよ!殺人だよ」「遺産金が目当てか?保険金が欲しいのか?」

「クーラーや扇風機が嫌いだからって、鵜呑みにしていたら、あんた、それは自殺幇助(じさつほうじょ)だよ」「子供が、高いビルから飛び降りたいって言っているのに、止めない親はいないでしょ」

「クーラーや扇風機が嫌いだからって付けないのは、それと同じだよ」「あんただって熱中症の危険は分かるでしょう?」「もし、おばあさんが死んで、警察が僕のところに来たら、僕は、あなたがおばあさんを故意に殺したって言うよ、証言もする」

「そうなったらあなたは殺人罪だよ」「あなたにも子供がいるでしょう?親が殺人をすれば、子供の将来真っ暗だよ、それでいいの?」

私も、この年になると、これだけののしられる事は少なく、いささか「カッチーン」ときましたが、でも、あまりにも飛躍しすぎている話と、あまりのくどさに・・・

「多分、この医師も、毎日、同じ様な患者が沢山来て、いい加減、頭にきているんだろうな」と感じながらも、不安と恐怖で縛ろうとするやり方に、『コ ツ、医師としてどうなんだろう?』と疑問を感じました。

(もちろん今後、母をこの医師に診てもらいたくない!と思いました)

とりあえず、食欲が出る漢方薬を処方していただいて、家に帰り、水分を十分に取り、栄養素をしっかり取ってもらうべく、兄の家から、私の家に移動してもらい、しばらくはエアコンの下、ゆっくりしてもらおうと思いました。

ところがです。その夜から、認知症の症状が出てきてしまいました。体調不良は、数日でよくなり、笑顔も戻り、声にも張りがでてきたのですが、

今、自分がどこにいるのか、なぜここにいるのか、病院に行った事も、数日間調子が悪かったことも、5年前に父が亡くなったことも分からなくなってしまいました。

「ここはどこ?」と言うので「明生(私)の家だよ」と言うと、「いつまでもお邪魔したら申し訳ない」と言ったり、「ご飯の支度をしなきゃ」とか「お父さんが帰ってくるから家に帰らなきゃ」と言い出しました。

私は「今日、病院に行ってきたでしょ?先生が涼しいところで、お水とご飯をちゃんと食べなさい、って言ってたでしょ。だから、しばらくはここにいてもらって、栄養価の高いものを食べるようにしようね」と言ったり、

「お父さんは、もう5年前に亡くなったよ。お父さんの仏壇もあるでしょ?」と言ったり・・・。でも・・・それを何度も何度も繰り返すのです。そして、ついには、家から出て行ってしまうようになりました。

そう。「徘徊」です。説得して連れ戻しても、又、数分後には、帰ろうとしはじめます。私は、離れていたら危険だと思い、すぐ横の部屋で休むことにしました。

何度も上記のやり取りを繰り返した、深夜(明け方)の4時、「がたん」という音で目が開いた私は、母の様子を見に行くと、そこに母の姿は有りません。なんと、ついには窓を開け、そこから外に出ていました。(部屋が一階だったことが、本当にラッキーでした)

今まで、総合病院の認知症の専門医 にも係り「年齢性の物忘れで、認知症ではない」と言われていたのですが、「これは、物忘れではなく認知症で間違いないだろう」と感じました。

私の家にいてもらうことが、本人の不安をあおるのであれば、今日は少々暑くても、母の家に帰ってもらい、すぐにエアコンを付けてくれる業者を探し、母が安心できる場所で、生活してもらおうと思いました。

そろそろ明るくなり始める時間に、布団を担ぎ寝床を移動し、母を背負って実家に戻しましたら、母は安心したように、眠りにつきました。

それから、すでに1週間が経過しています。介護保険を申請すべくケアマネージャーさんに連絡をし、認知症 と内科もあわせて診て頂ける先生をご紹介いただきました。

やはり認知症と診断され、その原因は、熱中症で診て頂いた医師の、厳しい叱責だったかもしれない、と言われました。

ただ、いきなり発症したのではなく、徐々に進んでいたものが、叱責がきっかけとなったのでは?という事でした。

今、母の部屋はエアコンで温度を均一に保ち、妻に、栄養価の高いバランスの取れた食事を作ってもらい、毎食、私が運んで、様子を見ています。(しっかり食べています)

でもやはり、父の死や、自分の部屋が分からないようで、「帰らなきゃ」「病院はいや」と言ったり、「赤ちゃん(私の子供)はどう してる?」と言ったりします。

そして毎日、夜中になると家を出ようとします。「もう、帰ろうと思って・・・」と。母の認知症、それを確信したとき、私は、(覚悟はしていたけど)やはりかなりショックでした。

でも、きっかけとなった医師を恨んではいません。なぜなら、その医師によって母の認知症がはっきりしたからです。認知症として認定されれば、介護保険も使えるようになります。

そうなれば、ディサービスを使ったり、訪問入浴を使えたり、又、介護用品を安価で使えたり、専門家のアドバイスをいただけます。

それに認知症は「死への恐怖を和らげる」とも言われていますよね。私が年々 、年を取るのと同じように、母も年々、その人生が短くなっていくのです。

私は、母には、残された人生を、笑顔で過ごしてほしいんですね。

今、母に「赤ちゃんはどうしてる?」と聞かれたら、「御機嫌よく眠っているよ」と答えたり、「帰らなきゃ」と言ったときには、「そうか~、じゃあ、明日送っていくね。今日は安心して眠ってね」と言ったりしています。

そうすると、不安そうな顔がほころび、「じゃあ、そうさせてもらうかな?」とニコッと笑う顔が、私の母でもありながら「かわいいな」とも感じます(^^)。

あ、すみません。未来の有る子供たちを育てるお母さん達に、ちょっと暗い話をしてしまったかもしれません。

でも、今回、私が是非、お伝えしたい、と思ったのは、「叱責」や「厳しい言葉」、「高圧的な態度」って、これだけ人に(特に脳に対して)強い影響を与えるんだな・・・って感じたからなのです。

ケアマネージャーさんや、認知の先生にも言われました。認知症の患者さんを抱えている御家族の方は、とても苦労されていると思います。でも、できるだけ怒らないで下さいね。

怒ったり、叱ったりすると、それが認知症を悪化させますから。「叱る」よりも「笑顔」で接してくださいね。感情的に怒る事は、決して「脳」のために良くないので す。・・・と。

私も「子育て」に係わることで、感情的に怒ることが、どれだけマイナスの影響があるかは分かっていました。が、これだけダイレクトに、強烈に、瞬時に、如実に影響が出ることを今回、初めて経験しました。

もし、あなたが今、子供たちをガンガン怒っているとしたら、できるだけ早く、その日常を変えてもらえたら・・・と思います。どうやら本当に・・・“感情的に怒る事は、決して「脳」のために良くない”ようですから(^^)
 
 
 

 

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776 ■ 叱られなければ何もできない子 ★★★★★

 

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