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第993号 あなたがいてくれてよかった

こんばんは。パピーいしがみです。

昨日・今日は日中も涼しく、運動会を楽しまれたところも多かったみたいです(^^)

さて、今日は又、久しぶりに頂いたご報告を紹介したいと思います。

メールを下さったのはメルモさん。メルモさんが勉強を始められたのは、約4年前でした。

その時は、長女さんが5歳、次女さんは生まれて半年ぐらいで、長女さんには急にできた妹と、お母さんが妹につきっきりになり急に孤独を感じて不安低になっていたようです。

長女さんは、既にできるようになっていた着替えも歯磨きも「一人じゃできない~」と言ったり、甘えたくて拗ねて泣いたり・・・という事も多く、

「赤ちゃん返りかな?」と思って甘えを受け入れてあげていたメルモさんも、いつまでも治らない長女さんにイライラして、つい怒ってしまい、さらに長女さんが泣き喚く・・・という悪循環に頭を悩ませていた、との事でした。

でも、今の長女さんは、本当にしっかりして、まだ3年生ですが将来のビジョンをしっかり持って頑張っているそうです。

では、さっそくご紹介しますね。

ココから・・・

こんにちは。ご無沙汰しています。

パピーさんにメールをさせて頂くのは、とても久しぶりなのですが、私もご報告をさせて頂きたい、と思いまして今までの事をまとめてみました。

お時間があったらお読みいただけると嬉しいです。

パピーさんの講座を学ぼうと思ったのは、長女が年中、次女がまだ6ヵ月ぐらいの頃でした。

下の子が生まれることで、上の子は、激しい赤ちゃん返りがあり「ママは赤ちゃんばっかりで、私の事を何もしてくれない!」と号泣することも多く、又、一回泣き出したらなかなか泣き止まず、どうしたらいいか本当に悩んでいました。

パピーさんからは「お姉ちゃんをお姉ちゃんとして褒める」を教えてもらい、長女が少しでも赤ちゃんをあやしてくれたり、世話をしてくれたら褒めて、

「自分が役に立っている」という新たな喜びを感じさせてあげて・・・とアドバイスを頂きました。

私も長女として生まれてきて、いつも「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」とか「お姉ちゃんなんだから自分でできるでしょ」とか言われてきて、

「お姉ちゃんなんだから」と言われる嫌な気持ちもすごく分かっていたし「お姉ちゃんだから・・・」という言葉は使いたくない!とずっと思っていたので、

「お姉ちゃんである事に喜びを感じさせる」考え方は、全く逆の発想で目からうろこでした。

それまでは、自分と妹を比べて、怒ったり泣いたりしていた長女ですが「○ちゃん(妹)を見てくれたんだね。ありがとう」とか

「お姉ちゃんが遊んでくれると○ちゃんが笑うね」などのように言っていたら、本人もそこに自分の価値を感じてきた様で、

「ママ、オムツってどうやって替えるの?」とか「だっこの仕方教えて」など、『お姉ちゃんなんだから』という意識と『役に立ちたい』という気持が芽生えてきたように思います。

お手伝いは興味が湧いてきた証拠で、最初は教えるのが大変かもしれないけど、めんどくさがらずに教えることで、どんどん上手になり自信を持つ・・・と聞いていたので、

一緒にミルクを作ったり、オムツの替え方を教えたり、長女の「やってみたい」気持ちを壊さないように丁寧に教え「ありがとう」「助かるよ」と褒め続けました。

すると、それまでは親の愛情を奪い取る事に必死?だった長女の態度がとても柔らかく変わっていくのがわかりました。

長女の様子が穏やかになってくると、私もイライラすることは減りますし、長女のワガママも、時々は受け入れてあげようとも思えたりして、

2人の子育てもうまく回るようになり、叱ったり怒ったりすることが本当に減りました。

子供の自尊心を高める事。自己肯定感を高める事ってこんなに変化があるんだな・・・と感じた出来事でした。

それからは、さらにテキストを読み込み、パピーさんの仰るように「否定」を減らし「肯定」を増やす事や、親が「こうしなさい」とか「ああしなさい」とか言わず、

できるだけ自分で考えさせ、子供の考えた事は否定せず失敗すると分かっていてもやらせてみるように意識する事で、とても積極的で頑張る子に育っていったと思います。

娘が年長の頃、幼稚園にお迎えに行ったある日、全く知らないお母さんから声を掛けられました。

「○ちゃんのお母さんですか?いつもウチの子がお世話になっているようでありがとうございます。とても○ちゃんに良くしてもらっているようで、家ではいつも○ちゃんの話ばかりしているんですよ♪」と。

どうやら縦割りの時のグループで一緒になるらしく、人見知りのその娘さんの手を引いて遊んであげたり、廊下で会っても抱っこやおんぶをしてくれたり、とても良いお姉さんなのだそうです。

今まで「幼稚園に行きたくない!」と言っていたその娘さんも「○ちゃん(長女)に会いたいから幼稚園に行く!」に変わった・・・とそのお母さんからも感謝されました。

幼稚園の先生からも「同年代の子供達とも楽しく遊べますが、特に年下の女の子から人気があって、面倒見が良いので小さい先生みたいです(^^)」などとも褒めて頂きました。

そんな長女が今は小学3年生になりました。やはり1年生や2年生に人気があるようです♪

将来は看護師さんになりたい!と、今は保健委員をしています(笑)。

保健委員と言っても、体調の悪くなった子に付き添って保健室に連れて行ったり、保健便りを壁に貼ったり・・・という程度のようですが、

保健の先生に「○ちゃんはみんなに優しいから看護師さんになるといいよ」と言われて、それから看護師さんに憧れをもったようです。

今では、妹との「ごっこ遊び」はいつも『看護師さんごっこ』で楽しんでいます。

先日、義父が入院していた病院にお見舞いに行ったとき、エレベーターで一緒になった看護師さんが「何階まで行かれますか?」と笑顔でボタンを押してくれて、

それを見た長女はさらに「看護師さんってかっこいい」「私もあんな綺麗な看護師さんになりたい!」って思ったみたいです。

私が小学校3年生ぐらいの時には「将来はケーキ屋さん」とか「花屋さん」などと、ぼやっとしたものしかなかったのですが、

長女は明確に看護師さんになった自分をイメージして、その為には勉強もできなくちゃ!って、頑張っています。

私にはなかった部分なので、我が子ながら「すごいな~」と感心しています。

もちろん、今から将来の職業を決める必要はないと思いますし、向かう方向が変わっても良いと思いますが、

目標を持っている長女はやはり毎日が充実しているように感じますし、妹もそんなお姉ちゃんに追い付こうと頑張っている姿を見ると嬉しくなります。

これも「お姉ちゃんをお姉ちゃんとして褒める」を教えて頂き、妹の面倒を見ることを褒めたり、

幼稚園時代、先生にも小さい子への優しさを褒めてもらって感じた喜びから来ているのかな~?と嬉しく思い「二人とも頑張れ~♪」と応援しています。

来週は、長女の小学校の運動会です。パパも早朝から席取りに並んで「いい席ゲットするぞ!」って張り切っています。

1年に1度しかない運動会、家族で楽しんできます(^^)

ココまで・・・

メルモさんの長女さん、看護師さんを目指しているんですね♪素晴らしいですね~(^^)

私も小学生の低学年の時には、将来のビジョンなんてなかったので、こうやって夢や目標を持って頑張れるって、本当に素晴らしいと思います。

メルモさんが書かれていた「お姉ちゃんをお姉ちゃんとして褒める」についてですが、初めて聞く方もいらっしゃると思いますので、ちょっと補足しますと、

お子さんが一人いらして、新たに赤ちゃんが生まれますと、上の子は、どうしても今までの様にお母さんと触れ合う機会が減ってしまいす。

今まで、たった一人で受けてきた親からの愛情や関心が、下の子が生まれる事でいきなり半分以下に減ってしまうので、上の子はとても不安になるのですね。

その結果、赤ちゃん返りをして、お母さんからの注目してもらおうとしたり、ワガママを言って甘えさせてもらおうとするのですが、

下の子が生まれたばかりのお母さんにとっては、赤ちゃん一人増えただけでも大変ですから、上の子の赤ちゃん返りや甘えに付き合ってあげられるほどの余裕がありません。

だから「赤ちゃん返り」だと分かっていても、ついイライラして怒ってしまったり「自分でできる事は自分でやって」ときつく言いたくなってしまいます。

が、不安になって甘えようとしている上の子にとっては、これらのお母さんの言葉が心に刺さり、上の子はさらに不安になったり「私の事が嫌いになったの?」と思うようになるのですね。

ですがこれらは「今まで与えられていた喜び」が減ったことで起きる事なので、与えられるだけじゃなく「与える喜び」を教えてあげる、という意味で、

「お姉ちゃんがいてくれたから、お母さんが役に立ったよ」という場面で、褒めてあげて、上のお子さんに、褒める機会を作ってあげてほしい・・・

自分がみんなの役に立っている(自分は必要な存在なんだ)って感じさせてあげて欲しい・・・

というのが「お姉ちゃんをお姉ちゃんとして褒める」なんですね。

どうやらメルモさんの長女さんは、それが上手くハマったようで、下の子の面倒を見ることで褒めてもらい、

又、幼稚園でも年下の子の面倒を見ることで先生や、他のお母さん達にも喜んでもらい、小さい子を可愛がったりお世話をしてあげることに力を発揮してくれたみたいです。

そして、それがもとになり「看護師さんに向いている」と言われて、本人にとっても“憧れの職業”になったのでしょうね♪

このメルマガを紹介するに当たり、メルモさんとメールのやり取りを何度かしたのですが、その時に、長女さんがこんな事を聞いたことがあったそうです。

「ママ、私がいてくれてうれしい?」って。

もちろんメルモさんは満面の笑顔で「うれしいよ♪ママ、あなたが生まれてきてくれて本当にうれしい(^^)」って答えて抱き締めたそうです。

その時の、長女さんの顔は、とても安心に満たされた良い笑顔だったそうです。そんな娘さんの顔を見て、ご自分も深い幸せを感じた・・・と言われていました。

今は、次女さんも大きくなって手がかからなくなり、長女さんとのふれあいタイムも増えていて、時々、2人でガールズトークもするそうです(^^)

一時は、険悪だった長女さんとメルモさん。

でも今は、とても良い関係を取り戻して楽しく過ごしてくださっているようで、私も安心しました♪

メルモさん、ステキなご報告と、メルマガ掲載のご許可、ありがとうございました(^^)

※ ご興味がありましたら、ご覧ください。

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