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第424号 我慢

こんばんは。パピーいしがみです。

今日のタイトルは「我慢」ですが、それと一緒に「包む」についてのお話しをさせて頂こうと思います。

「認める」「褒める」は、分かるけど、「包む」って難しい!ってよく言われます(^^)

私は「安心できる環境を整えること」と言っていますが、これも漠然としていますよね。

なかなかお伝えするのが難しいのですが、「認める」とか「褒める」というのは、その子のやる気を高めること。

イメージとしては、下から押し上げる・・・っていう感じ。

「包む」というのは、落ち込んでしまったその子の気持ちを、それ以上落ち込まないように、上から、引っ張り上げる・・・って感じかな?

それも分かりにくい??ですよね。(^^)

私たちって、誰かに褒められたり、認められたりすると、喜びを感じるじゃないですか?

でも、相当落ち込んでいる時って、どうですか?褒められたり、認められたりしても、「ちょっと放って置いてくれる?」って思いませんか?

音楽でも、ちょっと疲れたときには、ポップな曲や、明るい曲を聞くと元気が出てきますが、相当、疲れたときや、落胆している時って、あんまり元気な曲は、反って「うるさい」って感じます。

そう、ある一定のレベルより低下してしまった場合、元気にさせる前に、下がっているレベルを食い止める。その為に必要な言葉・・・それが「包む」。

そんな感じです。

子供達にも必ずある、失敗・失望・挫折・落胆・・・・

そんな時、欲しいのは、「認める」でもなく、「褒める」でもありません。安心できる言葉、ホッとする雰囲気。

それがほしいんですよね。それが「包む」なんです。

今日、ご紹介するのは、アメリカに住んでいらっしゃるブルースターさん。「包む」と「我慢」がどのように繋がるのでしょうか?

ココから・・・

先日サンクスギビングで、義父母の家を訪れたとき、トラブルがありました。

9歳の娘が、5歳のいとこの女の子に嫌気がさしてしまって、食事のときになって、ぷいっと二階に上がってしまったのです。

そのいとこの女の子は、甘やかされて育てられているので、わがままで・・・。

娘に対しても命令口調だったので、それに対する怒りが、ちょっとしたことで爆発してしまった様子。

家族の他にお客様も来ていたし、私も手伝ったりしていたので、「しばらくは、もうそのままにしておくしかないな」と思ったのですが、

そのとき「もし私が子どもだったら」が頭をよぎったんです。

注)「もし私が子供だったら」は、悩んだ時にはそう考えてみて、とお願いしていることです。

私だったら、“もう、タイミングを逃してしまって一人で下には下りてこれないだろうな”と思い、迎えに行きました。

そして、娘に何がいやだったのか聞くと、

“その子の隣に座りたくないのに、別の子が席を代わってというので隣になってしまった”「どうして私だけ我慢しなくちゃいけないの?」ということでした。

「そうか、あの子のわがままにずっと付き合ってきてもういやになっちゃったんだね。 」「でも、考えてみて。今、あなたがここでふくれてたら、他の人はみんなあなたが問題児だと思っちゃうよ。それは嫌でしょう?」

私がそう言うと「それもそうだ」と納得した様子。そこで、娘に言いました。

「だから、今、下に行こうよ。席のことは何とかするから。ママと一緒に行こう。」すると娘はいやいやながらも一段づつ階段を下り始めました。

途中止まってしまったときも、「大丈夫、ママと一緒に行こう。」と手を引き、食事の席で、このことが大事になる前に、娘を連れて行くことができました。

私は娘のために席を替えようとしましたが、娘は、「ここでいい。」と座ってくれました。

その後も、たいした問題もなくいとこと過ごして帰ってこれました。

もし、そのとき私が彼女を放っておいたら、彼女はどんなに心細い思いをしただろう?私は娘を包んであげられて、いいお母さんになったなー、と自画自賛してしまいました。

それもこれも、パピーさんのおかげです。包まれたことのある人は、包み方を自然と覚えるんですね。

講座を始めたばかりのときは、自分に自信がなく、自分の存在価値を見出せず、子どもたちにも、「どうしてうまくいかないの?」というイライラをぶつけてしまっていた気がします。

うっとおしいと思っていた娘を、素直にかわいいと思えるようになり、包んであげられるようになったことで、娘との間に信頼が生まれていると思います。

これからティーンエイジャーになって、もっと複雑な問題が出てくると思いますが、そのときは子どもたちは、きっと私たちに素直に悩みを打ち明けてくれるんじゃないかな?と思っています。

今後「私が子どもだったら」を「私がこの人だったら」に置き換えて周りの人に接していきたいと思っています。

パピーさん、本当にありがとうございます。これからもたくさん幸せなお母さんを増やしていってくださいね。

ブルースター

ココまで・・・

いかがでしょう?

ブルースターさんは、説得をしたのでも、命令をしたのでもなく、「そうだよね、あなたの気持ち、分かるよ」と言ってくれたんですね。

「もし、私が子供だったら、なんと言って欲しいか」「もし、私が子供だったら、何をして欲しいか」純粋にそれを考えて、行動してくださったのです。

この時に、

「あんたの方が年上なんだから、ちゃんとしなさい!」なんて言われようものなら、どうだったでしょうね?

多分、二度と一階に下りてはこず、又、次にこういう機会があったとしても、心から楽しむ事はなかなか出来なかったと思うのです。

ですが、ブルースターさんがこうして、キッカケを作ってくれたことで、娘さんは、嫌な時間でも、我慢してやり過ごせたのです。

私は、成長するにおいて「我慢」ってとても大切だと思います。

でも、その我慢って、親が強制させたり、命令したりして、形だけが出来ても(不満を持った我慢だったとしたら)“「我慢」って嫌な事を耐え忍ぶだけ”としか思えません。

誰だって嫌なことはしたくありませんよね。

でも、周りの人が嫌な思いをしないように、自分の我を抑えよう、と、自分の気持ちを、TPOによってコントロールできるとしたら、これほどすばらしいことはありません。

もう、大人ですよね (^^)

又、自分からそれを選び、我慢ができた時、「私も、我慢できるじゃん!」「大人ジャン」って思えるんですね。そう、自尊心が又、高まるんです。

ブルースターさんが、「包む」をする事で、娘さんは、「我慢」する事を経験し、ちゃんと自分の気持ちをコントロールできたのです。

9歳の女の子。よく頑張ったと思いますよ(^^)

そして、もう1つ、お伝えしたいことがあります。それは、ココです。

“もし、そのとき私が彼女を放っておいたら、彼女はどんなに心細い思いをしただろう、私は娘を包んであげられて、いいお母さんになったなー、と自画自賛してしまいました。”

“自画自賛”これがとっても良いんです♪

私たちは、自画自賛をすることってなかなか出来ませんよね。

反省は得意ですが、自分を褒めるってとても苦手です。でも、是非、自画自賛、沢山して欲しいんです。

「私って頑張ってるな」とか「あ、結構いいじゃない、私」って。

恥ずかしい?ですか?でも、誰もあなたの心の中は読めません。

さっき言いましたね。

“でも、自分からそれを選び、〇〇ができた時、「私も、〇〇できるじゃん!」って思えるんですね。そう、自尊心が又、高まるんです。”って。

自画自賛って、ご自分の自尊心を高める為の、最高のチャンスなんです。

「自分に自信が無い」と言われる方!もしかして、自画自賛が少なくないですか?(^^)

ブルースターさん、

本当に上手に「包む」をなさいましたね。

“私は娘を包んであげられて、いいお母さんになったなー、と自画自賛してしまいました。”

はい。いいお母さん、まっしぐらです!♪楽しいご報告、ありがとうございました(^^)

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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