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第724号 歓迎されなかった帰省

こんばんは。パピーいしがみです。夏休み、ご家族で楽しまれましたか?金曜日ぐらいからUターン渋滞が連日報道されていましたね。

ラッシュや渋滞に巻き込まれた方、お疲れ様でした。明日から仕事!と言われる方も多いと思います。気持ちを入れ替えて頑張って下さいね♪

さて、今日は、その夏休みをご実家で過ごされた、レモンティーさんからのメールをご紹介したいと思います。レモンティーさんは、5歳、3歳の男の子のママです。

昨年の夏休みにご実家に帰った時、上の子のわがままや荒れている状態に手を焼き、お父さん、お母さんから、「お前が甘えさせたからこうなった」「もっと厳しくしないと将来が心配だ」と言われて切なくて泣いてしまったのだそうです。

その後、家に帰って来てから努めて厳しく接すると、どんどんわがままや荒れ方が酷くなっていく・・・

ご主人にも「厳しすぎるんじゃないの?」と言われ、「もう、どうしたらいいかわらかない」という状態だったそうです。でも、今年は違ったみたいですよ♪レモンティーさんからのご報告です。

ココから・・・

パピーさん、お久しぶりです。レモンティーです。

あれだけ頻繁にご相談をしていたので、ここ数ヶ月メールもせず、自分自身でも「久しぶりだな~」って感じです。今、私は長野の実家から自宅に戻ってメールを書いています。

子供たちも、元気です。そして、そして今年はおじいちゃん、おばあちゃんが、とっても子供たちを褒めてくれました。

去年とは180度違う、両親の姿に、「勉強の成果かな~?」って嬉しくてメールしてしまいました。

思えば昨年の8月。長男は酷く荒れていました。
子供を連れて実家に帰った時の事。弟に意地悪をしたり、寄ると触るとケンカして、それを注意すると、不機嫌になってキーキー大声を出し、そこらじゅうを蹴ったり、掴んで投げたり壊したり。

おじいちゃんの大事にしていた盆栽を壊し、丹精込めて育てていたトマトやスイカをわざと踏んづけました。

最初は「しょうがないな~」「だめだぞ~」なんて、優しく接してくれた父も(父はとても温厚で怒ることはあまりないのです)何度言っても聞かない長男に「いい加減にしろ!」とキレてしまって。

「○○はおかしいんじゃないか?」「お前が甘やかせすぎなんじゃないか?」「大体“子供に○○くん”なんて言っている事が甘い」「俺達が子供の頃はもっと厳しく育てられたもんだ」と小言が始まりました。

最初は黙っていた母もしだいに同調し始めて、「○○はデパートに連れて行っても、すぐにあれ買って、これ買って、って言うけど、物を買い与えてばかりいるんじゃないの?」

「物欲が強い、というのは、愛情不足かもしれないよ?」のように、2人して私を責めるので、なんだか悲しくなって泣いてしまいました。

それから、長男に対して憎しみのような気持ちが生まれてしまい、「なぜ、あなたのせいで、私が責められなくちゃいけないの?」「なぜ、何度注意しても言うことを聞かないの?」

「あれだけ可愛がって上げているのに!!」とだんだんきつく接するようになってしまいました。主人からも「ちょっと厳しすぎないか?」と言われるほどでした。

イライラした私は「じゃあ、どうすればいいのよ!」と主人に食ってかかり、結局、手綱を緩めることはしませんでした。すると・・・(あたりまえですよね)

長男はさらに荒れて行き、顔つきが変わり、朝はガンとして「保育園に行かない」と玄関にで大声で泣き叫び、保育園に行ったら行ったで、小さい子をいじめる。

お友達とケンカはする。先生のお説教は聞こうとしない。ついに私は保育園の園長先生から「ちょっとお時間を頂けますか?」と呼び出しを受けました。

その時も「また長男か?」「また、あいつのせいで私が怒られる」という憎しみの気持ちを持っていました。ですがその時、園長先生にこう言われました。

「○○さん、長男くんは、とても優しい子ですね」私はビックリしました。「優しい子?」そんなそぶりは私の前では見せた事がありません。

狐につままれたような顔で聞いている私に気付いたのか?「あれ、家ではそういう面はお気づきになりません?」と言われたのです。

この時、私はとても恥ずかしかったです。私は、長男の汚点ばかりを見ていました。そして、いつもその汚点をしつこく叱っていました。良い所があるなんて見ようともしていなかったのです。

ずっとパピーさんは、メルマガでも教えてくださっていましたね。

「悪い所を見るのではなく、良いい所を見てください」って。私は“そんなの当たり前”と思っていました。パピーさんが丁寧に教えてくださるメルマガの内容も、他人事に感じていましたし、真剣ではありませんでした。

パピーさんの言っていることは“私は既に知っている”と思っていました(本当にすみません)。でも、一つもできていなかったのです。今考えると、穴があったら入りたい気持ちです。

そう言えば、長男は、小さい頃から、犬や猫が大好きで、幼稚園にいる(もうすでに老猫ですが)猫の事を、とても可愛がるのだそうです。

その猫も長男の顔を見ると寄ってくるようで、友達とケンカしたり、一人ぼっちでいる時に、猫に話しかけていたのだそうです。

その時、私は、(もしかしたら長男はだれからも相手にされず、その老猫だけが友達だったのかもしれない。先生は、それを心配して、それも、直接、私を指摘するのではなく、私が分かるように諭してくださったのかもしれない・・・)と思いました。

一人ぼっちで寂しくポツンと猫と会話をしている長男を思うと、知らず知らずにポロポロと涙が出てくるのでした。

先生は、私が泣いている間、なだめるでもなく、教えるでもなく、待ってくださいました。そしてなぜか私は「もう一度、長男との事、やり直してみます」と言っていました。

園長先生は、にっこりして、「何か思い当たることがあるみたいですね」と言ってくださったのですが、その時、以前から気になっていた講座を、勉強してみよう!と決意したのでした。

それからは、パピーさんには、しょっちゅうご相談をして、本当に手がかかる生徒だったと思います。

でも、何度も丁寧に状況を聞いてくださり、過去のメールを確認しながら、今までのプロセスを踏まえて、丁寧にお返事してくださる姿には、「本当に、こうやって1人1人にお返事なさるんだ・・・」と胸が熱くなりました。

パピーさんには、次男が生まれてからの長男の気持ち。不安がいろんなトラブルを起こすこと。「甘え不足」こそがマイナスに作用すること。叱っても叱っても直らない理由。癇癪を起した時の親の対処など・・・。細かく丁寧に教えて頂きました。

パピーさんのそんな真摯な姿勢と、テキストに載っていない様々なお話しをして頂いて、「そんな事は知っている」と、パピーさんのメルマガを斜に構えて読んでいた自分、傲慢な気持ちを心から恥じました。

なかなか上手くならない、改善できない私も、「できる所からできる範囲で」や、「できなくてもいい、できればもっといい」と言って頂き、常に認め「ゆっくりいこう」「それでいいんだよ」と、肯定してもらって、頑なな私も少し変わってきたように感じます。

前置きが長くなりましたが・・・そして、今年の夏休みです。父は、昨年の事がありましたから、家庭菜園の収穫は全て終え、盆栽は小屋に片付け、大事なものは全部しまってありましたし、

母からも「私も調子悪くなっちゃうから1日2日で帰ってくれる?」と釘を刺され、歓迎されない中での帰省でした。

ところがです。実家に帰った時に長男が次男の手を引いて明るい声で「おばあちゃん、おじいちゃん、こんにちは~」って(自分から)言ったのです。

おじいちゃんも、おばあちゃんも、目を丸くして「あら~○○くん、大きくなったね~」「しっかり挨拶もできて、偉いね~。立派なお兄ちゃんだね」って言ってくれて、長男もにこにこでした。

そうなんです。あれから1年もたっていないのですが、あれだけ荒れていた長男は、ものすごく変わりました。

それは、園長先生の「優しい所がある」から気付かせてもらい、パピーさんに相談したり、勉強する事で、「会話を増やすこと」「気持ちを聞く事」「親が気持ちを分かる事」そして「そうだよね♪」と常に肯定した事に有ると思います。

これってみんな・・・パピーさんから教えてもらったことで、これらがすべて「認める」なんですよね。

一番、印象に残っているのは、保育園でT君とケンカになった時のことです。T君もやんちゃな子で、よくケンカになる事があるのですが、T君に積み木を投げたことで、額が切れてしまったのです。

T君のお母さんにはすぐに謝罪をし、お許しを頂いて事なきを得たのですが、以前の私でしたら、きっと長男をきつく叱っていたと思います。

でも、その時パピーさんから「トラブルが起きるには理由があるんだよ~」と言葉が聞こえたように感じて、私の怒りはあったのですが、

「どうして、それをしちゃったのかな?」と聞くと、子供には子供なりの理由がありました。どうやら、その前からT君とはいざこざがあって、T君に「お前はその積み木で遊んでろ!」のように、積み木を投げてよこしたそうなのです。

長男はそれに頭に来て、その積み木を思いっきり投げたら、T君の額に命中してしまった・・・のだそうです。

それを聞いた私は「そういう理由があったんだね」「あなたの怒りたい気持ち、分かるよ」「お母さんもそうしたかもしれないもん」と言ったら、長男は、うつむいていた顔を上げて、私の首にだきつき、わんわん泣きました。

きっと「認められた、分かってもらえた」と感じたんだと思います。同時に私も「ああ、こうすれば良いんだな」「気持ちを分かるって、こういう事なんだな」と感じました。

長男が泣きやんでから、もう一度、一緒にT君の家にお邪魔して、ちゃんと謝る事もできました。私も「ちゃんと謝ることができて偉かったね♪」と褒めました。

長男の変化はその辺りから始まったように感じます。(最初は抵抗もありましたが)努めて会話を増やし肯定をして、トラブルがあっても頭ごなしに叱らず、理由を聞き、共感して、甘えを受け入れるようにしてきました。

そして今回の、帰省です。以前のようなわがままも言わないし、癇癪も起こさない、弟とも(じゃれることはあっても)ケンカは減ったし、何より私が「○○してほしいな♪」というと、「は~い」と素直に従うようになったのです。

弟も一緒に「は~い」というので可愛いかったです。帰る時、父も母も「もう少しいてくれても良いけど・・」と言ってくれたのですが「そうやって感じてくれただけで嬉しい」と、1泊2日の帰省で家に戻りました。

私は、子供たちをとっても褒めました。「兄弟仲良くしてくれるから、とっても嬉しい」「おじいちゃんもおばあちゃんも褒めてくれてよかったね」「お兄ちゃん、○くんの面倒を見てくれてありがとう」

子供たちも「ママも怒らないから、ありがとう♪」「ママも良い子だったよ(^^)」って言ってくれました。

サービス業の為に一緒に夏休みがとれない主人に、帰省中に有ったことをいろいろ話しをしていたら、「そんなに楽しかったのなら俺も一緒に行きたかったな~」と羨ましそうでした。

今、講座が3/4ほどが終わったところです。あと1/4で終わってしまうのがとても寂しく思いますが、この1年で、本当に多くの事を学ばせて頂きました。子供も変わりましたが、私にも変化が訪れています。

これからも勉強を続けさせて頂いて、もっともっと「幸せなお母さん」になりたいので、引き続き、よろしくお願いします。

ココまで・・・

レモンティーさん、貴重なご報告、ありがとうございました。

歓迎されない帰省だった・・・とありましたが、最後は名残惜しそうにしてもらえて、本当に良かったですね♪

今までレモンティーさんから頂いたメールや、お返事した内容を読み返すと、ちょっとボリュームが多かったかな?とも思いましたが、でも、それだけ、レモンティーさんご自身も、努力され、

そのたびに考えを改めてくださったり、頑張って行動してくださったおかげで今があると思います。きっと楽な1年ではなかったと思いますが、よく頑張って下さいました。

それでも「これからも勉強を続けさせて頂いて、もっともっと「幸せなお母さん」になりたい・・・」と書いてくださった事。私もうれしくなりました(^^)

後は、継続だと思いますよ♪転がり出すのは、大きなエネルギーが必要です。でも、転がり出したら小さなエネルギーですむんですね。“引き続き、よろしくお願いします。”はい、こちらこそ。引き続き、頑張って続けてくださいね♪
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