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第1278号 子供のチャレンジ

パピーいしがみです。

いきなりですが、先週はYouTubeを3本上げました。

パピーいしがみって誰?
https://youtu.be/tPuYShFBzd0
発達障害・前編
https://youtu.be/3S20rGS2Xz4
発達障害・後編
https://youtu.be/zs-l0LtXHKM
です。

だんだん喋る事も面白くなってきて、今、平日は毎日撮っています。(ただアップまでの細かい作業が大変で・・・すみません)

今、撮り終えたけどまだアップできていない動画は、【不登校】【幼稚園に行きたくない】【兄弟喧嘩】【いじめ】そして「子育ての常識、それってウソですよ!シリーズ」として【みんな仲良く】【上の子優先】と7本あります。

特に【いじめ】は前編・後編と作って、子供さんが見ても参考にしてもらえるように、けっこう分かり易い内容になっている(と思う)ので、楽しみになさってくださいね♪

又、コメントを頂いた方には、全員に返すようにしていますので、よろしかったらコメントも書いてみてください♪YouTubeでの返信の仕方はマスターしました(笑)

それと「Xや他のSNSでお知らせしてもいいですか?」というお問い合わせも頂きました。ありがとうございます。

私への許可は全然いらないので、どうぞ自由にコピー・添付してお知えてあげてください。一人でも多くの方に見て頂けたら嬉しいです。

ちなみにスマホでYouTubeをご覧の方は、全画面表示(横にして大きく見る)で、画面をタップして頂くと、画面下にいろんなマークが現れますので、

そのマークの中にある『曲がった矢印?』みたいなものをタップすると、「共有」という小窓が出てきて、Facebook・X(元ツイッター)メール・メッセージ・LINEなどで送る事ができます。

すごく簡単なので、試してみてくださいね♪

(まだご覧になっておられない方は、YouTubeへの直接登録や、インスタグラム登録をして頂くと、投稿直後ただちに連絡が入るようですので、この2つを記載しておきます)

【YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/@shiawasenaokaasan

【Instagram】https://www.instagram.com/papy_ishigami/

さて、今日、ご紹介するのは「子供のチャレンジ」です。

新年度になって、子供に何かチャレンジしてほしい!と思っておられるお母さん。

又、子供に新たなチャレンジを誘っているけど、行動しようとしてくれなくて悩んでおられる方もいらっしゃると思います。

実はそこに面白い心理効果があるのです。今日はそれをお話ししますね。

まずはシータさんからのご相談内容からです。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。シータです。いつも為になるお話をありがとうございます。

パピーさんのメルマガは子育ての事だけじゃないので読んでいて、面白いし、どんどん新しい知識も積み重なり、賢くなったように感じています(笑)

ですが今日は、そんないろいろなアイデアを頂いているのに、それが生かせない私なので、パピーさんに何かいい方法があったら教えて頂きたいのですが・・・

私は子供にチャレンジをさせたくて「これをやってみたら?」「あれをやってみたら?」といろいろ誘うのですが、その度に「ムリ!」とか「え~?いい!」などのように、頭っから「自分には出来ない」と思っているようなのです。

運動に興味が無いのなら、プログラミングやパソコン教室だっていいと思うのですが、「ゲームは面白いと思うけど、別に作りたい訳じゃない」と言って、全く食いついてきません。

2年生の時から言っているのに、私の提案はすべて拒否されて、もうすぐ1年になろうとしています。

私は家に帰ってきてもずっとゴロゴロしている姿を見るとすごくイライラしますし、他の子はこの時間、習い事をしたり塾に行っていると思うと、本当にもったいない時間の使い方をしていると思います。

なにしろぶくぶく太ってきているのがイヤだし、グダグダしているくせに「暇だ~」とか「お菓子ない?」なんて言ってくるので「暇なら運動しろ!」「動け!」なんて怒ってしまいます。

(勉強しろ!・・・は言わないようにしていますが・・・涙)

本人だって、走るのが遅くなって、体育もできない事が多く、友達にも笑われたりして、他の子から完全に後れを取っているのに、どうしてこんなにも「やる気」が無いのか・・・。

パピーさんは今、ピアノと水泳もされているんですよね?仕事もお忙しいのに、すごく本も読まれているようですし、ご年齢からしてもそれだけアクティブなのは珍しいと思いますが、そのモチベーションはどこから来るんでしょうか?

何か子供がやりたくなるような声掛けがありましたら、教えて欲しいです。

ココまで・・・

と言う内容でした。

子供のやる気が無い、時間を無駄にしていると感じる。なんとかしたい・・・。そうですよね。すごくよく判ります。

特にこの3年生~6年生ぐらいの間は、骨格の成長や筋肉もついてくるし(運動には最適で)脳も急激に発達するので「毎日ゴロゴロしている」のは本当にもったいないです。

なので私はこんな風にお返事しました。

ココから・・・

シータさん、こんにちは。メール拝読しました。

子供のやる気が無い、時間ばかりどんどん過ぎる。体はぶくぶく太ってくるし、他の子に遅れをとっているように感じる。

焦る気持ち。痛い程分かります(^^)。

シータさんの言葉に「勉強しろ!・・・は言わないようにしていますが・・・涙」や「子供がやりたくなるような声掛けがありましたら・・・」と書かれていたところを見ると、

きっと「自分で見つけさせなければ」「あまり細々言うべきではない」とお考えだと思います。

でも結論から言っちゃうと「私は1年待ったけど、あなたは自分から動こうとしない。だったらお母さんが運動の習い事を決めて入れちゃうけどいい?」と言っても良いんですよ。

まあ半強制みたいな言い方ですが、「なんでそんな事をするの?」のように言われたら、

「今の時期はね。どんどん体が大きくなるの。だから運動すれば筋肉が付くし、血液の循環が良くなれば、頭も働くようになる。でも今みたいにゴロゴロしていれば、ただ太るだけで、体は弱くなるし、どんどん「できない人」になっていくんだよ。

お母さんはそれを分かっていて、今のままにしておけないから、お母さんがあなたに嫌われたとしても、何かの運動は絶対にさせる!」

と言っちゃうのです。

でも「何かの運動は絶対させる」と言いながらも、「あと2週間時間を上げるから、やりたいことを見つけなさい」と自分で決める時間の猶予を与えておくのです。

実はこれ、私が全く運動をしていなかった娘(当時4年生になったばかり)の子になんとか運動をさせたくて、言った言葉なのですが(その時は半強制的に陸上競技を選ばせました)

入った当初は相当辛かったみたいですが、1年後は、学校の運動会でも100メートル走が1番になり、6年生の時には市の競技会でも表彰台に登るなど、めきめき早くなりました。

そして中学・高校でも陸上部に入って(部には女子一人でした)ずっと陸上を続け、自信もつけてくれたのです。

ですから私は「あの時はあれでよかったんだ」と思っています。

私は高校時代は陸上をやっていたし、大人になってから格闘技もやっていたので、娘には「陸上か格闘技か、どちらか選びなさい」と言って、本人が選んだものが陸上だったわけです。

でね。その後、本を読んで知ったことがあるのですが、私たちはなかなか行動しませんよね。

でも何かのきっかけで行動し始めると、そこに集中しやすいという「エメットの法則」と言うものがあります。(リタ・エメットさんが提唱されました)

これって「先送りをしてしまうのはなぜか?」という誰にでもあるその癖を説明したものなのですが、

その理由は2つあって、

1.タスクを行なうことへの不安は、タスクの実行そのものより、多くの時間とエネルギーを消耗する。

2.完璧主義こそ、先送りグセの原因である。

という事なんですね。だからなかなか行動を起こさないし、行動を起こす不安の方が、実行よりも時間がかかる(待っていても動かない)という事なんです。

ですから正当な理由を話して「自分で選ばないのなら、こっちで決めちゃうよ」で、早めの決断を迫るわけです。

もう一つ。面白いな~と思ったのは、アメリカの心理学者アトキンソンさんが提唱した「達成動機理論」です。

「達成動機」というのは、「目標を達成したい」という前向きな気持ちです。

達成動機が高い人は「努力すれば成し遂げられる」という思いが強くて、課題に対しても果敢に挑戦するのが特徴です。

(ちなみに先ほど半強制的に運動させた娘は今、完全に「努力すれば成し遂げられる」マインドでいます。私も舌を巻くほどの努力家になりました&けっこう稼いでいます・笑)

逆に人には「失敗を回避したい」という後ろ向きな気持ちもあって、それは「失敗回避動機」と言われます。

「失敗回避動機」を持っている人は、「自分には到底できないだろう」という気持ちが強く、なかなかチャレンジすることができないのですね。

又、この「達成動機」と「失敗回避動機」は誰もが両方持っていて、どちらを強くするか?は『育て方』でその子のやる気の傾向が変わっていく、という事です。

成功だけを求め、失敗を叱るように育てると「失敗回避動機」が強くなる、という事です。

逆に失敗も笑い飛ばし、姿勢や努力を褒め、そこに現れる小さな成功を一緒に喜んであげると「達成動機」が強まるわけです。

シータさんは、もうすでに子供が自分で選ぶのを「1年も待った」のですから、行動するように働きかけてもいいと思うのですね。

それとアトキンソンの実験で面白いものがあります。

アトキンソンは「どんな時に、一番やる気が高まるか?」を調べました。

そこで使ったのは「輪投げ」でした。

アトキンソンは子供達を集めて、輪投げで遊んでもらいました。輪投げは近くで投げると成功率は高いですが、簡単すぎてつまらない。

遠くから投げると難しく成功率は低いですが、入った時は大きな喜びがあります。

では子供たちが一番楽しそうに遊んだのは・・・?

遠くも近くもなく、成功率が50%の距離だった・・・という事が分かったのです。

そう。人は「できないかもしれない。でもできるかもしれない。その可能性が半々の時に、もっともやる気が出る」事がわかったのです。

これって面白いと思いませんか?だから息子さんにもできるかできないか?半々(だと自分が思うような物)を選ばせたら、やる気になる可能性が高いって事なんです。

最初は「えいやっ!」とやらせてみて、その後でも「こっちがやりたい」と言ったら方針転換しても良いと思うのです。

なので、まずは「やってみる(やらせてみる)」のはいかがでしょうか?

ココまで・・・

この後どうなったか?

シータさんは「え?半強制でいいの?」と思ったそうですが「あと2週間あげるから自分で選びなさい」と言ってみたそうです。

そうしたら子供はすごく不満そうだったけれど、友達に相談して、友達がやっている空手教室を選んだそうです。

シータさんは「空手なんて絶対無理!」と思っていたので、とても驚きましたが、でもまあ「自分で選んだから」と、胴着を買い、入会金を払い、通うようになったら・・・

今、すごく楽しそうに1時間ぐらい前から胴着に着替えて、「まだかな~」「まだかな~」って楽しみにしているんだって。

1週間に3回。90分の結構ハードなトレーニングのようですが、体もすっきりしてきて、動作も俊敏になって、とにかく「ゴロゴロ」している事がなくなりました、とご報告いただきました。

もちろん「空手着カッコイイね」とか「この頃顔つきがりりしくなってきた!」「もしかしたらモテ男になるかもね~?」なんて、沢山褒めてくれているとの事でした。

もし6年生まで続いたら、きっと大きな自信になるでしょうし「努力すれば成し遂げられる」と達成動機の高い人になると思います。

今後が楽しみです♪是非、又、ご報告くださいね♪

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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