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第1026号 怒鳴ることが止められない

こんばんは。パピーいしがみです。

いよいよ6月になりましたね。蒸し暑く雨続きの日が訪れるか?と思うと少し憂鬱ですが、6月は紫陽花が美しく咲き誇る季節でもあります。

いよいよ夏に向けて緑が濃くなって、だんだん暑くなると思いますが、お体に気を付けて毎日をお過ごしくださいね♪

さて今日のメルマガは「怒鳴ることが止められない」としました。

怒る事は何も改善には向かわない、という事はこのメルマガでもお話をしていますが、無理して「怒らないようにしよう」とすると、どうしても親の我慢が積もり積もってしまいます。

もちろん「怒る」を減らして「褒める」を増やしてもらう事はとても良い事なのですが、無理をし過ぎの“我慢”は返って逆効果にもなります。

頑張っておられる方の中には、無理した“我慢”が結果的に怒りを爆発させる結果になってしまっている方もおられるので、今日はそんなお話をさせて頂こうと思います。

FAZさんからはこんなメールを頂いていました。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。いつもありがとうございます。

実は今、息子の事、というより私の気持が整理できず、どうしたらいいか?お話を聞いていただきたいと思ってメールしました。

パピーさんの「否定よりも肯定を増やす」「良い関係を作ることで家庭は安定する」「褒められる事が増えれば、子供はもっと褒められることを探し出す」と言われている事。理解はしています。

とはいえ「良い関係を作ることで家庭は安定する」「褒められる事が増えれば、子供はもっと褒められることを探し出す」は、まだ経験もしていないし、

「否定よりも肯定を増やす」がちゃんとできれば、きっとそこからいろんな変化があるだろうな・・・とは思うのですが、

「否定をやめよう」「肯定を増やそう」と思っても、どうして私ばっかり我慢しなくちゃいけないの!と思ってしまいます。

息子だけの時は、そんなに子育てが大変だとは思ってもいなかったのですが、娘が生まれてから上の子に怒ってばっかりです。

言うことは聞かないし、邪魔ばっかりするし、家は汚すし、おもちゃは壊すし、乱暴だし、ぐずるし、拗ねるし、ふざけて騒ぐ。

「我慢しよう」「我慢しよう」と思うのですが、どうしても怒らずにはいられないし、怒っていると旦那から「そんなに怒るな」と言われて、さらにイライラして、その怒りの矛先を息子に向けてしまいます。

これではいけない、この状態が息子をさらに悪化させているんだ!と思うのですが、その度にもう一人の私が「どうして私ばっかり我慢しなくちゃいけないの!」とも思ってしまうのです。

息子との関係を良くしよう、もっといいところを見つけなくちゃ、怒ってしまう事を減らさなくちゃ、と思うのですが、

すぐにそれを打ち消すような気持ちが生まれて、結果的に輪をかけて怒ってしまう。自分の気持ちをコントロールできない事がすごく辛いです。

過去のメルマガを読むと、そんな風に感じていたお母さんも、改善されていったご報告がありましたが、私はいまだに改善されていく兆しが見えません。

何か自分が変われる方法ってあるのでしょうか?今の私は何をしたらこのイライラが減り、息子との良い関係ができるのでしょうか?

何か、良いアドバイスがあれば頂きたいです。よろしくお願いします。

ココまで・・・

「怒るのはやめたい」そう思って我慢しても、結果的に輪をかけて怒ってしまう。自分をコントロールできない・・・。

このようなお悩み、実は多くの方が抱いています。

でもなかなか人の考え方って変わらないし「私って駄目だ!」って思ってしまう事が、ご本人の成長の妨げにもなってしまいます。

ですからFAZさんには、こんな風にお返事してみました。

ココから・・・

FAZさん、こんにちは。パピーいしがみです。

メール拝見しました。お兄ちゃん、とてもヤンチャで手がかかるのかな?FAZさんとしては「怒らずにはいられない」という毎日みたいですね(^^)

でも、その気持ち。とても良くわかります。

確か、FAZさんのお子さんは、お兄ちゃんが4歳で妹さんが生まれたんですね。今、妹さんが生後半年ぐらいだと思います。

4歳~5歳ぐらいの男の子でしたら、それはそれは活発で、毎日がエネルギッシュでしょうし、戦隊物が大好きだと以前も聞いていましたから、友達とごっこ遊びをしていてケンカになってしまう事もあるでしょう。

又、虫を捕まえてはポケットに入れたり、靴を脱げば靴下が砂まみれで家中砂だらけにしたり、妹にちょっかいを出して、わざと泣かしてみたり・・・

きっと毎日が目まぐるしく過ぎ、又、小さい妹さんも抱えて、FAZさんとしてはなかなか思い通りに行かないのだと思います。

その上、子供と一緒にいないご主人から「そんなに怒るな」と言われればカチンときますよね♪分かります。

そんな中でも「怒る事を減らさなきゃ」「褒める事を増やさなきゃ」って意識されているFAZさん、よく頑張っておられると思いますよ。

そして、今回のご相談として“「どうして私ばっかり我慢しなくちゃいけないの!」と思ってしまう”という事と“自分が変わる方法ってどうすればいいの?”との事だったのですが、

実はFAZさん、もうすでに今、変わりつつあるんですよ。

と言うのは、以前のFAZさんは「怒る事を減らさなきゃ」「褒めることを増やさなきゃ」とは思っておられなかったですよね。

でも、今はそれを意識されている。今までのご自分と違う自分を求めておられるから、そこに葛藤が生まれるんですね。

それって、以前から比べると3つ目のステージに来ている、という事でもあるんです。

怒りたい感情のまま、子供に怒りをぶつけていた時って、そこに何も感じなかったでしょうし、怒ることが「しつけ」だったり「教える」事になっていると思っていたかもしれません。(こういう親はたくさんいます)

でも、感情をそのままぶつけていても、それが子供にとってプラスにならない、と知って「このままじゃまずいな」と気づくことができたら、そこで1つステージが上がっているんです。

そして今のご自分がどれだけ怒っているか、または、褒めているかを把握されること。それが“現状把握”というとても大切な段階で、これが2番目のステージなんですね。

それから今「怒るを減らそう」「褒めるを増やそう」と新たな行動をしようと努力されています。

もちろん、それは簡単にできるようにはならないかもしれません。今までの思考パターンを変えようとすれば、そこには葛藤もうまれます。

その時は「分かってるけどできないんだよ!」と思う事だってありますし、FAZさんが言われていたように、怒る事をグッと我慢しなければならない場合もあると思います。

FAZさんが持っている「うまく行かない」という気持や「どうして私ばっかり・・・」という疑問は、FAZさんのステージが上がって新しい事を始めているからこそ感じる事なんですね。

今は「本当にこの先があるんだろうか?」とか「いつになったら脱却できるんだろう?」と不安になっているかもしれませんが、

続けて頂くことで必ずチャンスがやってきて、たまたま上手に褒めることができたり、親の言葉掛けで子供がとても嬉しそうな表情に変わったり、

子どもと心が通じ合えたような感触があったりして「あ、こういう事か!」という体験をなさる事が必ず起きてきます。

そんな体験をなさると、ご自分の中でも、手応えを感じて「もう少し頑張ってみよう」とか「次はこんな風にやってみようか?」と試行錯誤をするようになります。

そうやって「こういう事か!」の体験がどんどん積みあがってくるんですね。

そうなるといつの間にか「何で私ばっかり我慢しなくちゃいけないの?」のような気持ちが薄れてきて、肯定を増やす事、否定を減らす事への抵抗が無くなってきます。

そうなると、だんだん子供との関係が良くなりますし、子供も「もっと褒められたい」と思い始めますから、お母さんが褒めてくれるような事を自分から探し出す・・・という風になって行くんですね。

メルマガやテキストなどでいろいろご紹介しているので、最終形が予想できて、そこを目指して頑張っておられていますので、なかなか到達できないとお考えかもしれませんが、

少しずつ自分の中で蓄積をしながら到達に向かいますから、今は葛藤しながらで結構ですから「いいところ探し」を続けてみてほしく思うのです。

それと、今の4・5歳の男の子を考えると「言うことは聞かないし、邪魔ばっかりするし、家は汚すし、おもちゃは壊すし、乱暴だし、ぐずるし、拗ねるし、ふざけて騒ぐ」も、

順調に育っている証ではないかな?と私には感じたんですがどうでしょう?

「言うことは聞かない」は、きっと自己主張がしっかりできているのでしょう。「邪魔ばっかりする」のも、いろんなものに興味がある証拠だと思うのです。

もちろん男の子なので「家は汚すし、おもちゃは壊すし、乱暴・・・」なのは女の子よりも多少はあるとは思いますが、元気で活発なんだろうなと感じます。

「ふざけて騒ぐ」も明るい雰囲気を持っているのではないでしょうか?

そうやって考えてみると、ヤンチャで手がかかるかもしれないけれど、良いところもいっぱい持っていそうに感じます。

それに元気一杯だとしたら、何より健康である証拠です(^^)

今は、不安や葛藤もあると思いますが、焦らずご自分のできる範囲で続けてみてください。

無理して「怒らない」とか、無理して「褒めよう」とすると、ご自分に嘘をつくような気持が抵抗になりますから、無理のない程度にやってみてくださいね(^^)

ココまで・・・

この返事をした後、3か月後ぐらいにFAZさんからお返事を頂きました。ちょっとした変化があったようです。

ココから・・・

パピーさん、ご無沙汰しています。FAZと申します。

以前、ご相談をした時には、すぐのお返事をありがとうございました。

私は、全く変われずにいる『落ちこぼれの母親だ』とがっくりしていたのですが「ステージが上がっているから葛藤があるんだよ」と教えて頂いて、とても気持ちが楽になりました。

そして息子の事も、順調に育っている証。何より健康である証拠。と言って頂いて、確かにそうだな・・・と、気持ちも落ち着きました。

又、「怒らないように」と無理しなくていい。必ずチャンスは来る。と言って頂いたおかげで

「どうして私ばかり・・・」という気持ちは少し治まって、あの時、あんなにイライラしてばかりいたのに、息子にも冷静に対処できるようになりました。

当時、息子に抱いていた気持ちですが、何より腹立たしいのが、やっと眠ったと思った娘を起こしたり、無理やり抱っこしようとして娘を泣かす事でした。

「嫌がっているんだからやめなさい」と何度言っても聞き入れず、外で遊んできたまんまの汚い手で妹を触ろうとします。

叱ると癇癪を起しておもちゃを投げて壊す。「危ないからやめなさい!」と叱れば今度は私を叩きに来る。

娘を抱っこして違う部屋に避難すると、泣きながらドアをバンバン蹴る・・・私はさらに息子を怒鳴りつける・・・

もうほんとうに悪循環で「なんでこんなにうまく行かないんだろう?」と頭を抱えていました。

パピーさんからのお返事に、

「言うことは聞かない」は、自己主張ができているのでしょう。「邪魔ばっかりする」のも、いろんなものに興味があるってこと。「ふざけて騒ぐ」も明るい雰囲気を持っているのでは?

と、同じ様子でも私のように悪い面ばかりを見るのではなく、良い面を見ておられることを感じて、

「妹にちょっかいを出して困った兄」と考えるのではなく「妹をかわいがろうとしてくれている」と考えるようにしてみました。

そして今までは「触るな」「抱っこするな」「妹にかまうな」と妹から離そう離そうとしていたことを、

「上手に抱っこするにはこうするんだよ」「こうやってやってあげると喜ぶよ」のように、上手な抱き方、触れ合い方を教えるようにしてみました。

そうしたら息子は、言われたようにきちんと手を洗い、娘を大事そうに扱おうとするではありませんか?!

とても嬉しそうな顔をして、娘を覗き込む息子を見て、パピーさんの言われた「あ、こういう事か?!」が初めてわかりました。

「ダメ」とか「やめて」とか「××しないで!」と言っても、聞く耳を持たなかった息子ですが、「こうやってみてごらん」「こうすると上手にできるよ」と教えるだけで、その後が全然違いました。

それからはパピーさんが仰るように「こういう事か?!」と気付く事が増えていき、私自身のイライラして怒鳴ったり怒ったりすることはかなり減ってきて、良いところが見え始めたように感じます。

今の息子は、妹が泣くとあやしてくれたり、オムツのチェックをしてくれたりします。そんな時「お兄ちゃん、ありがとう」と言うと、その顔はとても嬉しそうで、誇らしげです。

私が違う部屋に避難することもなくなりましたし、息子が泣き喚いて暴れるようなこともなくなり、何しろ私自身のイライラがとても少なくなって

以前は「怒らないようにしよう」と我慢して理不尽さを感じていたことも「そんな事もあったなぁ」と過去の思い出のようになっています。

私が怒らないでいれば、家庭内はとても平和です。でも、今まではそれができなかった。分かっていてもできなかったのです。

パピーさんが公開してくださっているメルマガのバックナンバーを読ませて頂くのですが、その中に「変化球を投げてみる」という章がありました。

読んでいる時には、分かった気になっていましたが、実際に自分の身に起きて「ああ、これが変化球を投げる」ってことだったんだ、と理解しました。

自分の思い通りにしよう(妹から兄を離そうとする)と思ってばかりいましたが、そうではなく兄に上手な付き合い方を教えてあげる(変化球を投げれる)事をすればよかったんですね。

目指していたのは「穏やかな家庭」ですが、そこに到達するための道はあたかも一本であるかのように、兄と妹を離す事ばかりを考えていました。

でもそうではない(目的に到達する方法はたった一つじゃない)とやっとわかったところですが、その時は全く気付かなかったので、とても価値のある発見ができたと思います。

息子を怒ってばかりの時は、幼稚園でも「この頃、ちょっと荒れていますがご自宅ではどうですか?」などと聞かれることが頻繁にありましたが、

今は「○○君、とても落ち着きましたね」「前は怖い顔をして怒って絶対に謝らない事もありましたが、今はケンカを見る事もなくなりました」と以前はかなりのトラブルメーカーだったんだ・・・と苦笑しました。

あのまま息子を怒鳴り続けていたら、きっと息子も家庭も壊していただろうと考えるとゾッとします。

私のステージ、又、一つ上がれたでしょうか?私自身の変化が嬉しくて、メールさせて頂きました。長々と報告に付き合って頂きありがとうございました(^^)

ココまで・・・

「怒鳴ることが止められない」「我慢し続けるのが辛い」「自分の気持ちをコントロールできない」そんな時期って本当に辛いですよね。

FAZさんも「私のステージ、又、一つ上がれたでしょうか?」と書かれていましたが、一つ一つ登って行くステージの中でも、一番、難しく、又時間がかかる階段だったと思います。

でもとても良い気づきでしたね。

“「ダメ」とか「やめて」とか「××しないで!」と言っても、聞く耳を持たなかった息子ですが、「こうやってみてごらん」「こうすると上手にできるよ」と教えるだけで、その後が全然違いました。”

はい、すばらしい「変化球」で、そこが起点になってくれたみたいでとても嬉しく思います。文面を読んでみてもFAZさんがとても落ち着いて、穏やかに過ごされているのが感じられました。ご報告、ありがとうございました。

※ご興味がありましたら、ご覧ください。

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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