子育ての悩み、育児の悩みなら「幸せなお母さんになる為の子育て」

幸せなお母さんになるための子育て支援サイト

友だち追加
重要 フリマサイト トラブルの件
毎週1回更新 無料 メルマガ会員登録
その子育ての悩みは解決できるかもしれません

ブログ

第1116号 子育ての方針

こんばんは。パピーいしがみです。

今日は子育ての方針は夫婦で合わせなければいけないか?という事をお話ししたいと思います。

ご相談を頂いたのはポポさん。

ポポさんからはこのようにご相談を頂いていました。

ココから・・・

ご相談したいのは、夫の長男に対する言葉や態度がきつすぎること、また夫婦の育児に対する考えかたをどうやって共有するかということについてです。

夫は育児家事にとても協力的で、普段はとても穏やかな人です。子どもを公園に連れて行ったり、

保育園の送迎や平日は自分のお弁当まで作って出掛けるので、本当に毎日助かっています。

ただ、長男に対して(時には私に対しても。下の女の子2人に対してはあまりありません)かなり言葉や態度がきつく、

また私がパピーさんから学んだ育児において気を付けていることを受け入れてくれないというか、話を聞いてくれません。

長男が下の子と喧嘩して攻撃していたり、また夫自身を叩いてきたりすると、夫もすぐ手が出ます(痛いことを教えてるんだと言います)。

足を踏んだり、突き飛ばしたりもします。暗い部屋に置き去りにすることもあります。

「悪い子だ」という怒り方をします(私が再三注意して最近はあまり言わなくなりました)。

長男が話しかけると「うーるーさい!」「邪魔!」と言ってなにも聞いてくれないことも多いです(特に夫がゲームしている最中)。

2週間くらい前、長男がもたもたしてるからと、夫が長男の頭をドライヤーで叩き、大泣きさせました。

私は怒って「物で叩くのだけはいけない」と夫を注意したら、「あーうるさい!うるさい!」と聞き入れてくれませんでした。

その数日後、今度は長男に「いつも嫌なことばかりする」と言ったので、「人格否定はやめてほしい」「自分が言われたら嫌な言い方は子供にもしないでほしい」と伝えました。

すると「ちょっと育児の勉強してるからって上からものを言うな」「そんなに言うなら長男なんとかして」「(私に対して)最近面倒くさくて嫌だ」と言い、その日は口を聞いてくれなくなりました。

「上からものを言うな」と言われてから、何も言えなくなりました。もうどうやって伝えたらいいのかわからなくなりました。

私の入浴中など、私が不在のときに長男が泣いていないか心配でなりません。長男が夫に怒られて泣いている姿を思い出すだけで、心がぎゅっとなります。

人を変えることはできないですよね。だから、私も夫に「やってみせ」て教えようと思っていました。でも、もうここ数日、なんだか心が本当に苦しいです。

家事などたくさんやってもらっていて、とても感謝しているんです。

でも、育児についても一緒に勉強したい・・・。

それが出来ないなら、せめて勉強している私の話を聞いてほしい。

そんなことも言えないのが情けないですが、また反発されて無視されるかと思うとこわくて言えなくなります。

ココまで・・・

このお悩み、とてもよく頂きます。

でも私は「夫婦の育児方針は違ってよい。ご主人に同じ方向を向いてもらおうとしないでください」とお願いしています。

というのは、ご主人に同じ方向に向いてもらおうとすると、必ずご主人への否定をしてしまい、ご主人のやる気を失わせたり、夫婦の関係がギスギスしたりしてしまうからです。

そうすると「言われた通りにやってみるよ」となるどころか

「じゃあ、自分で好きなようにやってみたら?、俺は何もしないから」とへそを曲げてしまったり、

「いちいちうるさいな、俺には俺のやり方がある!」と返って頑なになってしまうことが多いからなんですね。

ポポさんの場合も「ちょっと育児の勉強してるからって上からものを言うな」とか

「そんなに言うなら長男なんとかして」とか。

そして「(私に対して)最近面倒くさくて嫌だ」と言い、その日は口を聞いてくれなくなりました、とあったように、すでにギスギスの方向に向かい始めています。

これって熱心に子育ての勉強をしている人に多い「あるある」で、

勉強をしている方は、していない方よりも当然情報が多くなるので、その情報を知らないご主人に教えてあげようとします。(もちろん善意として)

でも、それを求めていないご主人からすると「アドバイスと言う名の指摘」になってしまい、悪意として取れられてしまうのですね。

するとせっかくのやる気を削いでしまい、へそを曲げてしまったり、強い反発を持ったりしてしまいます。

せっかくよりよい子育てをしたい、と思っての事なのに、それが元で関係悪化に向かってしまうとしたら本末転倒ですよね。

ですから「ご主人に同じ方向を向いてもらおうとしないでください」なんです。

もちろん、夫婦で一緒の方向に向かい、方針を同じくして努力できたら最高です。

でも最高を求める事で、最悪に向かってしまっては元も子もありません。

確かにポポさんからするとご主人の行動には気になることが多かったのですが、

それでも通常のご主人は「育児家事にとても協力的で、普段はとても穏やかな人」

「子どもを公園に連れて行ったり、保育園の送迎や平日は自分のお弁当まで作って出掛けてくれる」

とあったぐらい子煩悩で、ご自分なりの子育ても持ってくれています。

でしたらあまり頻繁に指摘するよりも、今の状態を保ちながら長い時間を掛けて、ご自身に「この方がいいのかな?」と知ってもらった方がいいのですね。

そして本当に子供が嫌な思いをしているとしたら、子供がお父さんから離れていきます。

そのようなお返事をしたところ、ポポさんからはこのような返信がありました。

ココから・・・

おはようございます。ポポです。

昨日はご丁寧なお返事ありがとうございました。

夫婦で子どもへのアプローチの仕方は同じじゃなくていいんですね。

夫の態度について、言っても無駄だ。割り切ろうと思ったら、なんだか気持ちがすっきりしてきました。

でも、もう考えるのをやめました。

子どもに自信をつけてあげるのは私の仕事ということにします。(少し虚しさや寂しさは感じますが・・・)

昨日の夜、夫は子どもへのおみやげにと、かわいいクマの顔をしたパンを買って帰って来ました。

その後、長男とお風呂に入って、お風呂場で2人で大笑いしてました。

その様子を見て「夫は夫なりのやり方で子どもを愛してくれている、子どもも楽しそう、だからもういいや」そう思いました。

考えてみれば、夫も「〇〇ちゃんのお母さん、褒めるのが上手だったから真似しようと思った」と言っていたこともありました。

きっと夫としても、気づいたり考えたりすることもあるんだと思います。

でも、やっぱり人から指摘されるのはカチンときますよね。

だから、私ももう指摘はやめて、良いところを見つけて褒めて、自分で何か気付きを得てもらえたらいいな・・・と思います。

それに長男は確かに手がかかります。

今朝は鼻が詰まっているという理由で、朝から大泣き・・・。保育園に着くなり急に不機嫌になり、先生たちを威嚇・・・。私もちょっと嫌になりました(笑)

でも最近は本当によく頑張っていて、癇癪も減りましたし、妹のおもちゃを奪っても「交換しよう」と言うことも多くなってきました。

また、ちょっとしたことですが、ジャンパーのチャックの閉め方を毎日私が説明しながらやってみせることを続けていたら、先日自分でできるようになりました。

めちゃくちゃ褒めたら、ドヤ顔で一人で何回も開け閉めしています(笑)

こういう小さな成功体験が大事なのかなーと、分かった気がしました。

あとテキストで読んだ「お母さん、〇〇してくれて嬉しい」の言葉、すごいですね!

めちゃくちゃお片付けしてくれるようになりました(笑)

これからもパピーさんから学んだことを、実践し、経験して、積み重ねていきたいと思います。

いつも本当にありがとうございます。よいご報告ができるよう、これからも毎日頑張っていきたいと思います。

ココまで・・・

今までポポさんは「育児について検索したことすらないでしょ!少しは勉強してほしい」とか

「このままじゃ夫のせいで子どもが自信を失ってしまう!」とか、よく考えていたそうです。

ですが「割り切ろう」と思ってから、あまり気にならなくなったみたいです。

そして本来のご主人の行動を冷静にご覧になることができて・・・

「夫は夫なりのやり方で子どもを愛してくれている、子どもも楽しそう」

「〇〇ちゃんのお母さん、褒めるのが上手だったから真似しようと思った」と言っていた、と本来のご主人の姿勢がみえてきたようです。

でもよかった。

「一緒に良い方法を用いる」よりも「仲の良いお父さん・お母さん」の方が子供たちの成長には、絶対に良い環境ですからね♪

それに、お母さんのやり方で子供たちが変化してくると「オレも参考にしてみよう」と思ってくれます。

そうなったらチャンス到来。

言葉にしなくてもご主人はポポさんのやり方を真似してくれますから(^^)
   
   

※このメルマガ「幸せなお母さんになる為の子育て」では、会員さんの嬉しい報告や子供たちの成長、家庭内のうれしい変化などを募集しています。よろしかったらご報告くださいね♪

★★★ 通信講座「幸せなお母さんになる為の子育て」★★★

パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

関連記事

子供への贈り物

最近の投稿

ページ上部へ戻る