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第1342号 秩序(パパが変わった)

パピー いしがみです。

あっという間に梅雨が終わって7月になり、どっかり暑くなりましたね。

救急車の音を聞かない日はありませんが、熱中症には気をつけてくださいね。

そして九州の方は地震、心配ですよね。悪石島では震度5や震度6の地震が頻繁に起きていて、もう夜も眠れないと思います。早く収まってくれることを願います。

今日は2つお話があるのですが、1つは「嘘の上塗り」についてです。
そしてもう一つはひさびさの会員さんからのご報告「秩序(パパが変わった)です。

1、嘘の上塗り

私は、子供たちが嘘をつくことって「悪いことではない」と思ってます。

というのは、本人が大人になるまでに、嘘をついた後苦しくなったりして、「嘘をつくのはあんまりプラスじゃないよな」って思ってくれれば、それで嘘をつく気持ちも減ってくるからです。

「嘘をつかない」というより「間違ってしまった時」にはそれが故意であってもなくても、「ごめんなさい」って言ってしまった方が、傷が浅く、人を怒らせ信用を失うというリスクも少ないです。

子供時代にそれを学ぶのであれば、嘘をつくことだって、やってみて「失敗」を経験すればいいんですね。

よく「嘘をつく子は家庭内に問題がある」だとか、「精神的にうんぬん」とか言う人もいますが、そんなもん全く関係なくて、自分を守りたいから、もしくは何らかの理由があって嘘をつくってことは自然なことなんです。

でもそれは本人のためにはプラスにはならないので、それを自分で感じて「知れ」ばいいんです。

そこで、今静岡県伊東市の市長が炎上してるのをご存知ですか?

内容は「経歴詐称」で、本来卒業していない東洋大学を「卒業した」と言っている市長に対して、「それは違うんじゃない?」という疑惑が市民から寄せられたのです。

私は大学を出ていようがいまいが「市長として市民の為に頑張るんだったらそれでいいじゃんか?」って思うんですけど、問題はその後の対応でした。

この方は市議会議員を長く務められて、その後、今年の5月に市長になったばかりなんです。

市議会議員の時には「東洋大学卒」という肩書きはなかったんですね。

ところが市長になった途端に、「東洋大学卒」の肩書きが増えて、あらゆる自己紹介のときには、「東洋大学卒」と記載していたんです。

それを告発する文書が市議会議員の方々に届いて、議会では「それについての事実を明確にしてください」という質問が出たんです。

その時、市長は「私は東洋大学を卒業しています!」とも言わず、うやむやにしただけでなく、市議会議員に届いた文書は「卑怯な怪文書だ!」「名誉棄損も視野に入れている!」と切って捨てたのです。

ですが市議会では「口頭だけでなく、証明するものを見せてください」ということになって、市長は議長と副議長にだけ、市長室で卒業証書(らしきもの)をチラッと見せて、すぐにしまった・・・というのです。

その一連の様子がおかしいのと、そこにあった卒業証書が、「偽物では無いか?」という疑惑が浮上し、市長への疑いはますます強くなったんです。

そこで市議会議員や市民から、市長の態度や説明の不自然さにどんどん疑惑が高まって、テレビでも取り上げ、全国ネットで放映されることになりました。

そうなって市長は大学に赴き、卒業の確認をしたところ「卒業はしていません」「除籍されています」との回答を受けて、それをあたかも「今知った」かのように、

「大変申し訳ありません。学生時代はとても奔放だったので、卒業はしておらず、除籍であることが判明しました」という報告をしました。

加えて「でも、肩書きで仕事をしているわけではないし、選挙中は大学卒などとは言っていないので、公職選挙法違反ではありません!」と断言したのです。

でも今まで、告発文を「怪文書だ!」「卑怯なやり方だ!」「名誉棄損!」だと切り捨て、偽の卒業証書まで見せて、ねじ伏せようとしていた、あれは何だったんだ!ということになったのです。

「そんなの最初からわかっていたことでしょ。じゃあ、あの卒業証書はどうしたの?」と誰もが思いますよね。

それを追求されても「あの書類は卒業を証明するものではなくなったので・・・」とか、まあのらりくらりと逃げているその姿勢も市民の怒りに火をつけ、

7月7日の本会議で「百条委員会」が可決することになりそうだ・・・ということになっているのです。

百条委員会って、厳しい追及をされるので、市長はとても嫌がっていた・・・という情報もあり、さあどうなるか?というのが今の状況なのですが、

結末として、市長から本会議の前に記者会見がある、ということなので、そこで辞意を表明すると私は思っています。

で、今回、このメルマガにこの件についてお話ししようと思ったのは、「嘘をついて、さらに嘘で上塗りしようとすると、こうなるよ」と教えるには、非常に良いサンプルだと思ったからです。

嘘をつくことは誰でもあります。

でも、それが発覚した場合には「すぐに謝ったほうがいいよね」ということを子供たちに教えるには最適なモデルケースだなと。

「嘘はいけない!」では子供達にはなかなか伝わりませんが、嘘をついて嘘の上塗りまでして貫こうとすると、

自分の信用はもちろん、仕事まで、また人生まで失ってしまうということを、この市長はまざまざと見せてくれているんですね。

こういう大人の「悪い見本」を「子供に見せるのはどうか?」と言う人も少なくないのですが、こういうわかりやすい嘘をついて、わかりやすくバッシングを受けて、

(多分この市長は信用を失い、職を失うと思いますが)その結末まで見れるっていうのはなかなかないので、ぜひ皆さんに知っておいて欲しいなと思ったのですね。

YouTubeでも炎上していますし、もちろん全国区のテレビで放映されています。そこでは当然コメンテーターが一斉にこの市長の姿勢を非難してます。

かわいそうな気もしますが、これが嘘を突き通そうとし、人を騙そうとした成れの果ての姿なんですね

これを子供たちに教えるか否かはお任せしますが、私だったら「ほら見てごらん、嘘で嘘を上塗りして、突き通そうとするとこんなふうになるよ」と正直に見せるだろうと思いました。

もちろん公人が経歴詐称をしてはいけないのですが、それでも、わかった時点で「ごめんなさい。私は大学に入学はしましたが卒業できていませんでした」と言っておけば、ここまでにはならなかったと思うんです。

でも権力と力わざで自分の嘘を通そうとした。

またそれが発覚して、全国民に晒されることとなった、これはこの人の人生にとって大きな汚点になりますよね。このデジタルタトゥーはずっと消えないでしょう。

こういうのを見せて「嘘をついても、それが間違いだってわかったなら、正直に言っちゃったほうが絶対いいんだよ」って教えることは、大事な教育の1つになるのでは?と感じたので、今日お伝えさせていただきました。

多分明日、会議の前に記者会見があるとの事なので、そこで辞職を表明するのではないかなと思っています。

本人は「市政を放り投げて逃げることはしない!」と言ってましたが、百条委員会を非常に嫌がっていたようなので、百条委員会をする前に辞職して、逃亡するという形になると思っています。

嘘をつき通してみんなに疑われ、非難されるのもかっこ悪いけど、結局自分が言ったことができなくて、恥をさらすのはもっとかっこ悪いなぁって・・・。

そんな風に私は思いますが、みなさんはどうお感じになるでしょうか?

2、秩序(パパが変わった)

今回ご報告をいただいた会員さんは、ミッチーさん。

「秩序についてこんなことがありました♪」と言うご連絡をくださいました。とても興味深いので、ぜひ皆さんにお知らせしたいと思いました。

まずご報告内容をご紹介しますね。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。いつも大変お世話になっています。

パピーさんがずっと言われてこられた「秩序の重要性」について、それをなかなか理解してくれなかったパパが、やっと理解をしてくれたそのお話をさせてください。

今年、娘は中学生になりました。

小学生時代はとても明るく活発で元気な子だったのですが、中学に入って自分専用のスマホを与えることになりました。

そのスマホを与えるときに「みんな新型のiPhoneを買ってもらってるんだから、私も新型のiPhoneが欲しい!」と言ったんですね。

(iPhoneの新品を買うと20万円位します)

娘の友達が皆、iPhoneの新型を買ってもらったらしく、娘もどうしてもそれが良いと言って聞かないのです。

家では、私がパピーさんの講座を勉強しているので、秩序の重要性については理解していたつもりです。

ですが、パパはとても子供たちに甘く、私が娘を叱ったりしていても「そのくらいいいじゃん」とか、「ママは厳しすぎるよ」と言っていつも子供の味方についていたんです。

私は面白くなかったのですが、それでもまぁ子供はパパが大好きですし、友達親子でもいいのかな?

私がきちんとした考え方を持って、白黒はっきり接していればいいのかな?と思っていました。

ところがそのスマホを買うときに、どうしても新型のiPhoneじゃないといやだ!と泣き叫び、それはそれは酷い暴れようでした。

もちろんうちはそんなに裕福なわけでもなく、私も夫も格安スマホを使っています。

なのに、娘は新型iPhoneにして、さらに「通信無制限の契約をしてほしい!」と言って譲らないんです。

その夜に私はパパと話し合いをしました。

「以前から私は『秩序が必要だ』と言ってるけれども、彼女の今の態度はおかしいでしょ?」
「パパはこれでもいいじゃないかって言うの?このまま娘の言いなりになっていいのかな?」

パパは今まで決して自分のスタイルを疑うことはありませんでしたが、今回初めて「俺の態度が悪かったのかな?」と言いました。

こんな事は子育てが始まってから初めてのことです。

そして今までパピーさんの講座を見ようともしなかったパパに、私は数年前からこういう勉強してて、子供を育てるには「秩序は必要だ」って言うことを前々から教えてもらっていたと話しました。

だから、今の娘の危険な状態がわかっているんだけど、パパに「勉強してほしい」とは言わないけど、今が危険な状態だ、ということは知っておいて欲しい!と言いました。

パパはとても真剣な表情で、パピーさんの講座や、YouTubeを見てくれて、「自分は間違ったことをしてしまっていた」と言ってくれました。

そしてパパは「これから改めると」言って、娘にパパからしっかり話してもらうことになりました。

今までのパパでは、ありえないような、はっきりきっちり「できないものはできない」と伝えられて、娘は相当ショックだったのでしょう。

しばらくはベッドに潜り込み、大声でわざと聞こえるように泣き叫んでいて、翌日も学校を休みました。

それでも「ここは絶対に耐えなきゃいけない」と夫婦で話し合って、パパも私も態度を変えることなく、

それでもいつもと同じように食事を作り(娘は食べませんでしたが)もし困ったらパピーさんに連絡しようと思って、数日が過ぎました。

そして私たちの態度は変わらない、とわかったからか、娘はポツリと「iPhoneじゃなくてもいいのでスマホを買ってください」と言ってきました。

初めてパパが娘の言葉を、娘の思いを覆したのです。今までそんなことは一度もありませんでした。

パパは娘に言われるがままの「常に娘にとって(都合の)良い人」だったんです。

その後の娘は、とても素直になりました。

「それは違うよね」と言えば、「そうだよね。わかった」とすぐに折れてくれて、こちらの話を聞くようになりました。

たった一度の、親の毅然とした態度の貫きで、こんなに変わるのか?と驚いています。

パパも、とても驚いていて「俺も講座を勉強してみたい!」と言ってくれました。すごくうれしかったです。

まだ、下の子が2人いますので、この子達にはとても良い教育ができるように感じます。

パパには「厳しい」だけじゃなくていいんだって。普段はアマアマでも、メリハリをつけることが大事なんだって、と言いましたら、

「そうなんだ。よかった」と言っていました。

今まで、講座に見向きもしなかったパパが勉強してくれて、きっと我が家はもっと素敵な家族になっていくと思います。

あまりに嬉しかったので、今回、ご報告させていただきました。

毎日暑い中、精力的に活動されているパピーさん。会員のみなさんのためにもご無理なさらず、暑い夏をのりきってくださいね♪

ココまで・・・

ミッチーさん。貴重なご報告、ありがとうございます。

そうですか。娘さん。今年中学生になられて・・・。この時期は親の姿勢が大事な時期でもありますよね。

でも、雨降って地固まる!ではありませんが、結論、ご主人も今までの「アマアマ」から、「メリハリ」を知っていただき、一緒に勉強をしてくださるとしたら、こんなに心強いことはないですね。

下のお子さん達ももちろん、価値がある学びができると思いますが、娘さんも必ずいい方向に向えると思います。

今日は以上です。最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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プロフィール写真 パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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