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第149号 なぜ自分で生きていくのか?

こんにちは。パピーいしがみです。

今日は、ちょっと私事(わたくしごと)をお話してもよろしいでしょうか?

この講座を始めてから、又、ホームページを覧になっても「子供が自分で生き抜いていくこと」とか「子供の命が終わったとしたら……」とか「自分自身で乗り越える力」とか……。

フツウの子育て本には、そんな事、書いていない。と、衝撃を受けた方も多いと聞いています。

今日は、なぜ私がこんなことを考えていたのか?という事について、お話したいと思うのです。

先日、私は人間ドックを受けてきました。

皆さんから、「体は大事にしてくださいね」とか「倒れると日本中のお母さんが困りますので、ムリはなさらないように」とか、

「お願いですから休んでください」などと言われるたびに「あ~。どうしよう? 嘘も言えないし・・・」と思っていたからです。

そして、「今回はきちんと精密検査をしましょう。又、必要でしたら手術も考えておいてください」

と言われ、ドック以外に2日掛けて精密検査もしてきました。

結論から言いますと、「まあ、手術をするほどではないので様子を見ましょう。一年に一度は検査をした方がいいですね」と言われ、今は通常通りの生活をしています。

「え~!どこか悪いの?」って思われましたか?すみません。

実は、私は心臓に疾患があるのです。

12歳の時、中学校の健康診断で始めて心電図の検査を受けました。

何日かした時、授業中に呼ばれ、保健室の先生と病院に向かいました。

「特に何も変わったことは無いですか?」病院の先生に言われました。

「息苦しいことはたまにあるけど・・・」病院で私は「心臓疾患がある」と説明されました。

その説明はこうでした。

「心臓はポンプの形になっていて、その2つのポンプがタイミングをずらして、交互に収縮することによって血液が流れる。

君の場合、このポンプのタイミングがずれる。というか、一緒に収縮してしまう病気なのだ」

と言うのです。

「だからと言って、すぐに何かあるという訳ではなく、もし、急に心臓がフツウの何倍もドキドキし出したらすぐに病院に行きなさい」という説明だったのです。

まあ。そのころはいたって健康で、部活でも激しい練習をして、全然問題が無かったし、しばらく忘れていましたが、

その後、受ける健康診断では必ず心電図で「精密検査」と診断されたのでした。

大人になるにつれ、徹夜の翌日や飲みすぎの次の日など、心臓がリズミカルでないことに気がつくようになりました。

ドキ・ドキ・・・・ドキ・ドキ・ドキ・・ドキ・・・

一拍、二拍、時々止まるようなのですね。

この「ドキ」が打たない時のなんとも嫌な感じ。「あ。これが先生がかつて言っていたことかな?」と思いながら、

まあ、不具合も無いですし、「そろそろ来るな~。来るぞ。あ。来た」って自分でも分かっていたので、それほど問題があるとも思わずにいました。

もちろん、ウチの奥様もそれを承知で結婚したのですが、もしかして、「突然何かあること」もありうる。いつもそれだけは頭にありました。

40を越えたある日、突然、それは起こりました。

ドキ・ドキ・・あ。来る来る。

ドキ・・・ドキ・・・トトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトト

中学生の時に先生が言われていた「脈が急に速くなったとき」が突然訪れたのです。

常に1分間に60を切る、私の脈が、なんと1分間に200以上も叩くのです。

「あ。これで死ぬのかな」そう思いましたが、それは約15分で終わりました。

言われたように病院に行き、色々調べた結果、中学の時の診断と同じでした。

そして「以前も同じ事を言われたな~」と過去の記憶がよみがえってきたのです。

人の心臓というのは、心室と心房が2つづつありますね。

血液を肺に送ってきれいにして、きれいな血液を今度は体全体に送るのですね。

もちろん、そこには弁があって逆流しないつくりになっているのですが、心房と心室が1つでセットとなり、

人の心臓はそれを2つ持っていて、肺に送る側、体全体に送る側になっています。

そして、その心房と心室は、ほんの少し、タイミングをずらして収縮しているのだそうですね。

そのタイミングとは、心臓の一部で電気が作られ、その電気が各心房と心室に届いた時点で刺激を受けて筋肉が縮んだり、伸びたりしてドキ・ドキとなるのだそうです。

伝わるのが電気ですから、配線コードが必要ですよね。

その配線コードとなる伝達経路もちゃんとあって、電気はその伝達経路を通ってそれぞれに届けられるのですが、私の場合、そのコードが何本かあるような状態で、

電気を作る場所 → 心室 → 心房 → 元の場所

となるべきところが 心室 → 心房 → 心室 → 心房 とグルグル回ってしまうことがあるのだそうです。

そうなると、脈は速いながらも、効率の良い血液の運搬がなされずに、「脳に酸素が届かない」という状態になる可能性が高い。

という事なのだそうです。

死亡例はいくつもあるのだ!とコンコンと説明されました。

昔は「直す方法が無い」と言われていたのですが、今は、何とかなるそうで、検査でそれが如実に現れるようなら、

「余分なコード(伝達経路)を切る手術をしましょう」ということだったのです。

さて、もし手術となったら大変です。会員さんからの相談メールにお返事ができなくなります。

しばらくお休みしなくてはならないかも知れません。

復活しても、病院にはネットの回線を引けないので、パソコンはノートにして、病院まで持ってきてもらって、PHSで繋がる無線の契約をしなくちゃならないな。

申込があった時、配送をする為には、誰かに依頼するしか方法は無いだろうな。

もしもの時があったら、最低メルマガでお知らせしなくちゃならないし、これも誰かにお願いできる体制を整えなくっちゃな。

なんて奥様に話していましたら、

「あ~。やっぱりそう考えていたんだ。まったく。胸を開いたらそんな事をしている暇なんて無いよ!」と叱られました。

そうこう言っている間に時間は経ちまして、精密検査が終了し

「まあ、手術をするほどではないので、様子をみましょう。一年に一度は検査をした方がいいですね」となったのです。

その言葉を聞いて、

「あ、まだダイジョブそうだな。約束破らなくてもいいみたい」と「ほっ」とはしました、・・・が、安心はしませんでした。

「必要にして善」であることを考えると、多分、私が必要な間は生かされることでしょう。

でも、それは保証されているわけではありません。又、いつ訪れても不思議は無いわけです。

私は、かなり前から、そういう思いを持っていました。

だからこそ、自分がいなくても子供は困らないようになっていて欲しい。

だからこそ、自分がいなくても、自分の力で強く生き抜いて欲しい。

だからこそ、

「今、自分が生きている事」「子供達が生きている事」を「あたりまえ」だと思って欲しくない!

そして、だからこそ、後悔しないように「自分の出来る最善を尽くしたい」

そういう気持ちでこの講座、ホームページを作ったのでした。

講座のテキストは52章ですが、その後に3人の子供達に向けたメッセージがあります。

それをお読みになると「ああ。そういうことだったのね!」ってお分かり頂けると思います。

でも、心配しないでくださいね。いたって元気ですし、ムリは極力避けています。(いえ。避けるように努力しています(笑))

今回、ちゃんと結果が出て、「大丈夫でしたよ」というご報告もしたく、このような形にさせて頂きました。

今まで、黙っておりましてすみません。

そしてご心配くださった皆さん。ありがとうございました。

★★★ 通信講座「幸せなお母さんになる為の子育て」★★★

パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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