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第318号 みんな「お母さん」に好かれていたい!

こんばんは。パピーいしがみです。

以前から、2人兄弟の上の子の不安についてお話をしてきました。

その不安から、乱暴になったり、人に迷惑を掛けたり、

何をするにもやる気が無かったり、引っ込み思案だったり、

わがままやグズリがひどかったり・・・。

さまざまな形となって現れるというお話です。

それらは、自分の下に弟や妹が生まれることで、

自分の環境が変わり、又は、

「もうお兄ちゃん、お姉ちゃんなんだから」と言われ、

叱られたり、怒られる事が多くなった、

そういう環境の変化の為に起る『不安』な気持ちから起るんです。

というお話でしたね。

2人兄弟の上の子の場合にそういう事が起きてくるのであれば、

3人兄弟、4人兄弟の2番目、3番目の子にはどうなんだろう?

って思いませんか?

今日、ご紹介させて頂くのは4人のお子さんを持つ、クスクスさん。

クスクスさんのお子さんは、

小4(女の子)小2(女の子)年長(男の子)2歳(女の子)です。

中でも2番目のお子さんにほとほと手を焼いていたんです。

目つきが変わる。乱暴で兄弟に怪我をさせる。言う事は聞かない。

わがまま、ぐずりがひどい、けんか腰の言葉、反抗、暴れる・・・。

お母さんはもちろん、お父さんも、おばあちゃんも・・・、

なぜ?どうして?って本当に悩んでおられたんです。

その頃、頂いたメールにはこうありました。

ココから・・・・・・・・・・・・

また今日も、次女に手をあげてしまいました。

次女の機嫌が悪く、一方的に姉に当たったからです。

いままでも、すぐにたたいたり、ひっかいたりしていますが

(これも凄い傷がつくくらい)

今日は遊んでいたダンボールを長女に向かって投げつけました。

次女は何でも自分が一番でないと気がすまない。

皆が自分の言うことを聞かないと気がすまない。

そして「お母さんは私が嫌いなんだ!」とわめきます。

いいときはすごくいい子なのに、

一度気に入らないことがあると豹変します。

うちは、自営業で1階が店です。

それにもかかわらず、カッとなると子供達は、

『ドンドンッ』と力強く足踏みします。

わざと、下に聞こえるようにやります。

今日も次女がこれをやりだし、私のイライラは爆発しました。

お客さんに迷惑だし、ほんと下にドスンドスン丸聞こえなんです。

店にいて子供が2階で走り回る音も気になって仕方がない。

そういうマナーは守って欲しいといつも言い聞かせていますが

いっこうに聞きません。

他の子供達もわざと嫌なところを付いたことを言い合ったり

たたいたりつねったり、押し倒したり。

それを、見ている・聞いているだけでストレスがたまるんです。

特に2番目が特にすぐカッとなって人相が変わり

ちょっとしたことで、姉弟を傷だらけにします。

そんな時、こちらも『見ている』というだけではおれず

カッとなってしまうのです。

旦那に言っても、

「店番(1階)をしていて2階の様子がわから無いので叱れない」

と言うし・・・。

2番目は宿題も全然やりたがらないし、

それでいて宿題やってないから学校行かないという日があったり、

(だだこね)しかも何もかもお母さんのせいだと言う。

学校の宿題が出来ないのも、

用意が出来ないのもなにもかもお母さんのせいだと。

とにかく上3人とも片付けが出来なくて、

散らかった部屋でイライラするのは私だけ。

それを主人は平気な感じで、

自分の畳んである洗濯物ですら片付けない。

子供達に、部屋を片付けるように言っても、

言ってる自分がむなしくなってくるし・・・。

ほっておこうかと思っても、

結自分がやる羽目になるからほっておけないし・・・。

夜は子供の世話をしてお風呂へ入れて、

洋服を着てまた仕事をするような生活。

家にいるとやらなければならないことばかり頭に浮かんで

気が休まることがありません。

パピーさんには申し訳ないですが、

私ばっかり努力しようとしてもダメで、

損している気になってしまっています。

主人にこの講座を受けているということを伝えなければならないと

思っていますが、きっとバカにするだろうと思います。

子供が本に書いてあるようには育たないと思っているからです。

だから、このテキストは違うと説明して分ってもらえるかどうか・・・。

変わらなくてもいいというCDの章。

「そうなんだ」と思いつつも、風船を膨らませることが出来るのか

不安です。1年経ったときに穏やかに過ごしていられるだろうか。

主人のお母さんまで『カッカするな、怒るな、叩くな』と、

私を叱ります。

ほんとは、パピーさんに褒めてもらったように

主人に褒めてもらいたいのに、全くそういう言葉はありません。

くやしいです。

ココまで・・・・・・・・・・・・

このころ、クスクスさんは、

『何とかしなきゃ』という思いが強いものの、

どうしたらいいのか分からない。

又、頑張っているのにご主人からも、同居のおばあちゃんからも

認めてもらえない。

『私一人じゃどうしようも無いじゃない』という

自暴自棄にも似た思いもあったんですね。

でも、私は、この次女さんの荒れの根本は、

『間違いなくココにある』と思ったのです。

それは、「私は、お母さんに嫌われている!」という思いです。

それが払拭できれば、この子は安心できるな~。

と思ったのです。

ただ、兄弟が多く、又、仕事が忙しい等、時間に余裕がないと、

どうしても最も手が掛かる一番小さい子に手を掛けざるを得ません。

3人お子さんがいれば、3番目に、4人お子さんがいれば4番目に。

となると、上のお子さん達はどうしても、

手の掛け方が不足しがちになってしまうのです。

そして、上のお子さんには「協力してよ」という気持ちになり、

協力してくれない場合は感情をぶつけたくなってしまいます。

又、ご主人やご主人のお母さんにもあまり協力してもらえず、

一人で抱えるような気持ちになってしまったクスクスさんは、

どうしても、上の子たちに、『叱ったり、怒ったり』

が多くなってしまったのだと思います。

でも、クスクスさんは諦めず、CDを聞いたり、テキストを読んだり、

「自分にできる事はなんだろう?」と考えてくださいました。

そして数ヵ月後、ある転機が訪れたのです。

ココから・・・・・・・・・・・・

今日、少し自分の中がもしかしたら変わるかもしれないという

出来事がありましたので、お知らせします。

長女の小学校で音楽会がありました。

戦争の前から続いている伝統ある音楽会です。

市内の4年生が3日間に分かれて合奏・合唱を披露します。

保護者は入場できないのですが、役員である為、

楽器運びについていく事になり、

ラッキーなことに見ることが出来ました。

最初の学校が、盲学校の生徒さんの発表で・・・。

大きい生徒さん2人と小さな生徒さん2人で

合奏(といっても先生のピアノに合わせて太鼓と鈴)と

合唱(といっても大きい生徒さん2人が歌う程度)でした。

ステージ中央まで一人ずつ先生が付き添い、そこからは

弱視であろう大きい子2人が小さい子2人の手をとり

演奏が始まりました。(小さな子2人がじっとしていないので)

その光景がとても温かく、4人(実質2人)の歌声が

決して大きくないのですが、心に突き刺さりました。

保護者でポロポロないていたのは私だけだったのですが・・・。

私は何で子供達に寄り添えないんだろうと。

ほんとは、何もいらないのになぁと。

子供がいるだけで幸せなのかもしれないのに。

少し、心が洗われた、洗い流された様です。

ココまで・・・・・・・・・・・・

この時のクスクスさんの気づき。

> 私は何で子供達に寄り添えないんだろうと。

> ほんとは、何もいらないのになぁ・・・と。

そして、その気づきから、クスクスさんは、新たな試みを始めます。

それは、手紙(連絡日記)を書くことでした。

クスクスさんのメールには、こうありました。

この日から次女と連絡日記を始めようと約束しました。

実は、この連絡日記、

年長の頃から小学校1年生の途中までほぼ毎日やっていました。

保育所であった事とか、今日は何が食べたいの?とか

なんでもない事を毎日書き合っていたんです。

それは、長女ともやっていました。

もう一度、始めようと思います。

そして数日後・・・・・・・・・・・・・・

あれから毎日、1日に5回くらい次女も書いてくるので

(しかも書いているところを見ている)続きを永遠書いていました。

主人も時々参加します。

お父さん書いて・・・と四角くスペースを囲ってあるので

返事を書いています。

年長の頃に書いていた自分の文面や私・主人とのやりとりを

読んでは「何じゃこれ~」と笑っています。

再始動した最初の日の日記だけで、

自分からお姉ちゃんのまねをして「やりたい」と言って始めた陸上、

すぐに「もう行きたくない」と言ってグズッていたのに、

「頑張るよ、心配しなくて大丈夫」とあっさり行きました。

2週続けて休んだスイミングも昨日、

「楽しみ」と言いながら行き、

「面白かった」と感想を言っていました。

来週からは心配要らないようです。

何がどう変わってきたかというのは、うまく言い表せませんが

カーッとなる度合いというか沸点が高くなったというか・・・。

テレビに見入っている子供達を見るだけで、

「宿題も手伝いもしないで何やってんの???」と

腹が立っていたのが、

「まぁいいか、時間が来ればやるだろうし」とか・・・。

そうやって少し外側から見るようになったといいますか・・・。

そうすると、テレビが終われば宿題もやり始めますし、

お風呂にも入る。

下の面倒も見てくれるし、私の怒る回数ももちろん減ります。

次女に関しては、日記の効果は絶大で、

毎日「~してくれてありがとうね」とか、

「宿題早くなったね~」とかを書いていると

どんどん、自分でやるようになってきました。

今日も、次女が夕飯を作っている私のところへ

サ~ッとやってきて「お手伝いしに来たよ~」と。

今までなら、食事の支度を手伝うのは好きだけど

他の事をやりたくないという感じでした。

「それを目的で来たのかな~」と思いましたが、

他の事もやって欲しかったので

「じゃぁ、お風呂洗ってきてくれる?」

って言ってみたら、「うん、いいよ」と・・・。

終わってから「次は?」と聞くので、

「じゃぁ、洗濯畳んでくれる?」と言うと、

「うん、いいよ」と・・・。

びっくりです。

次女が変わったので、長女にも、長男にも、

以前ほど怒らなくなっている私がいます・・・。

ココまで・・・・・・・・・・・・

クスクスさん、メルマガへの掲載のご許可、ありがとうございます。

今、家の中で笑顔があふれている、って感じます。

一番最初にメールを頂いた時から考えると、

本当に見違えるようですね(^^)。とても嬉しいです。

さて、ココまでお読みになった、あなたはどう思われたでしょうか?

「そうか~、交換日記がいいんだな?!」

って思われましたか?

いいえ。違うんです(^^)。

テクニックだけを真似てもだめですよ。

交換日記をしても、その内容に娘さんを安心させる、

「私はお母さんに好かれていたんだ」と感じる思いが無くては

この変化は無かったでしょう。

又、その為には、あの音楽会でのクスクスさんの気づき。

> 私は何で子供達に寄り添えないんだろう。

> ほんとは、何もいらないのになぁ・・・。

という気づきが無かったら難しかったと思うのですね。

「強制」「命令」「指摘」では、

「反発」「恨み」「不安」を感じさせるだけです。

そしてそれは必ず形に表れてきます。

だから、「認める」「褒める」「包む」が必要なんです。

言い聞かせたり、命令したり、「やらせよう」とする前に、

『私はお母さんに好かれているんだ』という『自分の存在価値』

を認識させてあげなければならないんです。

又、それを感じ始めた子は、『もっと感じたい』と思うのです。

『自分から、お母さんに好かれたい、喜んで欲しい』

と行動するのですね。

次女さんの変化は、「お母さんとのふれあい」が増え、

「お母さんは私の事が嫌いじゃなかったんだ!」

って理解できたからなんです。

でもね。クスクスさん、本当に立派だったのは、

あの大変な境遇の中でも、あなたが諦めず学び、行動した、

その姿勢ですよ。よく頑張りましたね。立派です。

そして、これからも・・・続けてくださいね(^^)

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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