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第649号 あなたのお母さんに

こんばんは。パピーいしがみです。

今日は、テレビ各局でも報道されていましたが、

東日本大震災からちょうど1年になるんですね。

犠牲になった方々のご冥福をお祈りするとともに、

被災地の復興を心より願います。

さて、今日のメルマガは「あなたのお母さんに」としました。

今日、ご紹介するみけネコさんは、学校の先生です。

とても熱心な先生だったのですが、

娘さんとの関係の変化にはなかなか気付けなかったそうです。

ある時、驚きの形でお子さんとの溝に気づかれます。

それでは頂いたメールをご紹介しますね。

ココから・・・

パピーいしがみ様

初めてメールをさせて頂きます。

あまりパソコンでメールを打つ機会がないので、

失礼があったら申し訳ありません。

実は今までも何度か相談したいと思い、

パソコンに向かった事があったのですが、

その度に、自分の恥をさらしているようで、

又、上手く書く事ができず断念していました。

ですがパピー様のテキスト、毎週送って下さるメルマガ、

フォローメールのおかげで私の悩みがほとんど解決でき、

今日はそのお礼を含め、ご報告をさせて頂こうと思います。

私は(現在休職中ですが)小学校教諭です。

パピー様の事を知ったのは、約3年ほど前。

生徒さんのお母さんからの紹介でした。

私はその時、1年生の担任になり、

その生徒さん達が2年生になるまで受け持ちました。

その中に、K君という男の子がいました。

K君はとても元気なのですが、落ち着けない子で、

授業中なのに無駄話ばかりしていたり、

他の子にちょっかいを出したり、

何度注意しても治らない、ちょっと困った子でした。

ですが、そのK君が、夏休みを終えた位から、

とてもしっかりしてきて、授業中もしっかりこちらを見て、

手を挙げて発表したり、図画工作にも集中して取り組んだり、

授業と遊びの切り替えができるようになりました。

バザーの時に、K君のお母さんとお会いして、

「この頃、K君とても落ち着いて来ましたが、

何かありましたか?」と伺ったところ、

K君のお母さんははにかみながら・・・

「お母さんの勉強を始めたんです」

「無料のメルマガがとてもいいので是非ご覧になって下さい。」

とご紹介頂いたのが、パピー様のメールマガジン、

「幸せなお母さんになる為の子育て」でした。

素敵なネーミングと内容の濃さに、すぐに登録をして

毎号、楽しみに読むようになりました。

ですがその頃はまだ、

こんな事が起きるとは思っていませんでした。

私は父も母も教師の家庭に生まれ、

母が好きだった二十四の瞳の映画を見てから、

「私も絶対に先生になるんだ!」と

小学校の頃からの憧れの職業に就きました。

先生になりたかった私からすると、父も母も尊敬の対象で、

もちろん厳しく育てれらましたが、そのおかげで、

恥ずかしくない躾もしてもらったと思っていました。

人から後ろ指を指されるような事をしてはいけない!

と子供ながらに思っていましたし、

「叱るべきはきちんと叱る」というのが、

教育に最も大切なものと考えていました。

職場結婚をし(主人も教師です)、娘が生まれました。

私は1年間の育児休暇を頂きましたが、

その後は母に協力をしてもらいながら、

仕事と育児の両立をしてきたつもりでした。

特に問題もなく、順調に育っていたと思っていた娘ですが、

2年生ぐらいから違和感を感じるようになりました。

学校の事をあまり話さなくなり、自分の部屋に鍵をかけたい、

と言ったり、いろんな事を秘密にするようになりました。

その時は、単純に成長の表れだろうと考えていましたが、

3年生になったばかりの頃、何気なく入った娘の部屋に、

見た事のない、新品のシャープペンや消しゴム、

キャラクターの下敷きなどがある事に気づきました。

娘に「これどうしたの?」と聞くと、目を合わそうとしません。

問い詰めると「もらった」とか「拾った」とか二転三転します。

「絶対に怒らないから本当の事を言いなさい」と問い詰めると、

泣き出して「友達と一緒に万引きした」と白状しました。

それを聞いた時には、頭の中が真っ白になってしまって、

手足の震えが止まらず・・・その後の事は覚えていません。

「怒らない」と言ったはずなのに、相当怒ったと思います。

でも、最後の娘の捨て台詞だけは鮮明に覚えています。

「お母さんは、私の事なんて何もわかってないじゃない!」

その後、娘は大声で泣き、食事もとらず、

部屋に引きこもり、翌日も起きてきませんでした。

娘がこんな風に自分の感情をあらわにして、

怒りをぶつけたのは初めてでした。

「お母さんは、何も分かっていない」

これが娘の本心なんだろうな・・・

私の子育ては間違っていたんだ・・・と気が付きました。

私は、自分の娘をちゃんと育てられないぐらいなら、

教師なんてやる資格は無い、と退職願を出しましたが、

校長先生、教頭先生に引きとめられて、

休職と言う形にさせて頂く事になりました。

そしてパピー様の講座を勉強しようと決意したのでした。

(すみません。「様」ですと堅くなってしまうので、

今後は親愛の気持を込めて、パピーさんと呼ばせて頂きます)

勉強をさせて頂くと私の至らない事がよくわかりました。

私は「躾」と「教育」が人を育てると考えていましたが、

それは間違いである事が良くわかりました。

私は、幼少期に子供と一緒に遊んだり、

話を聞いて一緒に笑ったり・・・

と言う事がほとんどありません。

いつも忙しくしていて「後でね」と言って、

それっきりになっていたり、面倒になって、

「お婆ちゃんに頼んでくれる?」と言って母にお願したり・・・。

口にするのは「こうしなさい」「ああしなさい」と命令ばかり。

私の優先はいつも「仕事」であり、

自分の娘よりもクラスの子どもたちが先で、

それを娘も理解してくれていると思っていたのです。

でも、考えてみれば、そんな事が有るわけもなく、

娘がおかしくなっていったのも思えば当然でした。

私は娘に謝りました。

今まで寂しい思いをさせて申し訳なかった。

お母さんはあなたに甘えて自分の都合ばかり優先していた。

これからは「あなたのお母さん」になれるように頑張るから、

今までの私を許してほしい・・・。

私も涙・娘も涙・・・でした。

その後も、娘はなかなか心を開いてくれず、

私だけが明るくふるまったり、声を掛けても返事がなかったり、

それは辛く、苦しい毎日でしたが、

パピーさんの「継続ですよ」という心の声が、

いつも私を励まして下さいました。

でも「継続」をすることで、確かに変化を感じました。

少しづつ言葉を交わすようになり、笑う事も増えてきて、

娘から話しかけてきたり、少しだけですが甘える事も出てきました。

本当にゆっくり、氷が解けるように

娘の閉ざしていた心のドアが開いて行ったように感じます。

あれから、約1年半が過ぎました。

もちろん勉強は続けています。

今は、ぎくしゃくしていた関係もとても円満になり、

女同士、一緒にお風呂に入ったり、買い物に行ったり、

一緒にケーキを作ったり、学校での話、テレビ番組の話、

友達の事も、随分と話をしてくれるようになりましたし、

何と言っても掛けていた部屋の鍵が無くなりました。

正直、私が大好きだった仕事を止めなければならず、

「なぜ、こんな子に育ってしまったんだろう?」

と怒りを持った時もありましたが、

娘が万引きをしたからこそ、本当に大事なものが分かりましたし、

もし、あの時気がつかなかったとしたら・・・

今頃、どうなっていたのか考えると怖くなります。

今、気がつけて良かった。

早い段階で修正できて本当に良かったと思っています。

ありがとうございます。

パピーさんのおかげで沢山のお母さん達が救われているのだと思います。

きっと毎日がお忙しい事と思いますが、

是非これからも、お体に気を付けてお続け下さいね♪

心からの感謝をこめて・・・。

みけネコ

ココまで・・・

みけネコさん、メルマガ掲載のご許可、ありがとうございました。

先生というお仕事をしておられたと言う事で、

今回の件はとてもショッキングであり、

又、口外したくないものだったと思います。

快く承諾を頂きまして、ありがとうございました。

メールを頂いて、ちょっと私は感じた事があるんです。

それは、娘さんは、振り向いて欲しかったんじゃないかな?

と言う事です。

というのは、新品のシャープペンや消しゴム、下敷き・・・

これらは隠そうと思えばいくらでも隠せるからです。

それを部屋に入った時に分かったのは、

わざと分かるように置いていたからなのではないかな?と。

お母さんに見つけてもらう為。

自分の事を見てもらいたかったんじゃないかな?

と感じたんですね。

もしかしたら、そこに

娘さんとしての「願い」があったかもしれないな?

と思うのです。

そう「私のお母さん」でいてほしい♪って。

今、先生を休職されている、とお聞きしました。

今回のみけネコさんの経験は、保護者の皆さんにお話しする上でも、

とても良い体験になると思います。

休職期間はいつまで許されるのかは分かりませんが、

是非、いつか復職なさって、生徒さん達と一緒に、

お母さん達の力になって差し上げてほしいな~と思います。

今回の事、必ずみけネコさんにとって価値があるはずですから♪

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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