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第619号 一人っ子の対応?

こんばんは。パピーいしがみです。

今日は8月14日。ちょうど夏休みの真っただ中で「今、帰省中です」と言われる方も多いかもしれませんね。

震災で生活拠点を変えざるを得なかった方が、まとまった夏休みで一時、故郷にお戻りになる・・・という映像がテレビで流れていました。

「ただいま~」「これお土産~」と言って上がるお孫さん。

「おかえり~」と言って笑顔で迎えるお爺さん、おばあさん。

故郷に帰ったご夫婦が見せた、ホッとされた表情や、子供や孫の元気な顔を見て顔をほころばせるお爺さん、おばあさんの姿を見て、

一日も早く、又みんなで、安心して暮らせる日がきてくれるといいな~、と強く思いました。

今年は「どうせお金を使うのなら」と、旅行先を東北に決めて、沢山の方が観光に行かれたようです。

おかげで東北自動車道は連日渋滞だったそうですが、それでも、沢山の方々がそうやって応援して下さっている、という事を知って、私も心が温かくなりました。

又、夏休みを利用されてご家族で旅行されている方も、ゆっくりリフレッシュされている方がたもおられるでしょう。

どうぞ、日ごろの疲れを癒してくださいね。

さて、今日の題名は「一人っ子の対応?」としました。

ご相談の内容が、二人以上のお子さんがいらっしゃる方が多いので、このメルマガでお話しする内容はどうしても、兄弟がいらっしゃるお子さんの例が多いのですが、

お子さんが一人だから悩みが少ないか?というとそんな事はありません。

一人っ子の場合も、同じ様にご相談を頂いていますし、同じ様にお返事をしています。

今日はそんな「一人っ子」を持つ、よーそろーさんのご相談について紹介させて頂きますね。

ココから・・・

パピーさん、おはようございます。よーそろーです。

いつもフォローメールをありがとうございます。

おかげで、三日坊主の私もきちんと続けられています。(今までいろんな通信教育を受けましたが、ちゃんと続けられているのは初めての事です・笑)

今日は1つ、教えてほしい事があって、メールしました。

といいますのは、私の子どもは一人っ子(4歳半)で、ものすごくわがままなんです。素直じゃないんです。

パピーさんが言われる「お姉ちゃんをお姉ちゃんとして褒める」も実際に下の子がいないので使えないし、(一度言ってみたら「私はお姉ちゃんじゃない」と反発されました)

まだ4歳なのに、本当に口が達者で「ああ言えばこう言う」がぴったりで、親の言葉を一度で聞いたことが有りません。

こだわりが強く、一緒にいるだけでイライラして、ついついどうでもいい事まで叱ってしまいます。

一人っ子の場合って、どんな風にしたらいいのでしょう?

ココまで・・・

という内容でした。

ですが、一人っ子でも、兄弟がいても、基本的に人格、というのは一人一人にあるし、一人一人に感情があります。

ですから、一人っ子だから・・・とか、兄弟がいるから・・・で対応を変える必要は全く無く、

そこに問題が発生しているとしたら、何らかの原因が『他に有る』のであって、それは「一人っ子」のせいではない、と私は考えているんですね。

ですので、こんな風にお返事をしてみました。

ココから・・・

よーそろーさん、こんにちは。パピーいしがみです。

メール拝見しました。4歳半の娘さんがおひとり、いらっしゃるのですね♪

ちょうどかわいい盛り・・・のはずなのに、どうも「わがまま」とお感じのようです。

よーそろーさんとしては「一人っ子だから」というお気持ちが有るようですが、私は一人っ子だから、特別わがままになる、とか、一人っ子だから云々・・・のようには考えた事はないんです。

なぜなら、一人一人、人格があって、一人一人感情を持っているのは、一人っ子も、兄弟がいても同じだからです。

ですから、今回のように、娘さんが反発したり、素直じゃなかったり、わがままが酷かったりには「一人っ子」という以外に、それなりの理由があるのでは?と私には感じるのです。

ですからまず「一人っ子だから」という考えを持つ前に、よーそろーさんには、二つの面から、少し考えてみてほしいと思うのです。

1つは、娘さんが、反発する、素直じゃない、わがままが酷い、と感じる今、『ご自分の都合に子供を合わそうとしている』という事は無いかな?という事です。

子供さんよりも優先して何かをしている、という事は無いでしょうか?

私は「素直じゃない」という事は決して悪いことではない、と思っています。というのは、それは自分の意見を持っているという証拠だからです。

子供が「私はこうしたい」と言う気持ちがあれば、自分の意思を言うでしょう。

自分の意見を持つ、というのはとても大事なことで、今後、問題が起きた時でも、自分で考えて解決したり、頭を使って工夫をしたり、アイデアをひねりだしたり、もちろん、自分を守る為にも必要です。

自分の考え方を持つようになれば、人に指図されてばかりいる事に抵抗を感じます。

もちろん、それが口に出る事もありますし、態度に表れる事もあるんですね。

でも、もし、そうであれば、これは困ったことではなく、きちんと成長している、という『喜ばしい事』なんです。

でも、親からすると、思い通りにならなかったり、スムーズに事が進まなかったりしてイライラしますし、「素直に“はい”って言う事を聞けばいいのに・・・」って思ってしまいます。

『ご自分の都合に子供を合わそうとしている』という事は無いかな?って振り返ってみる。

これが、考えてほしい1つめです。

そして、もう1つの面は、反発させる、酷いわがままを起させる、その理由がどこかにないだろうか?と考えてみる事です。

テキストにも書いてありますが、子供の問題は、特に「不安」から発生することが多いです。

頂いたメールに「お姉ちゃんをお姉ちゃんとして褒める」の事が書かれていましたが、

これは、下の子が生まれた時に、今まで与えられていた、お母さんから受ける愛情の減少に、子供が不安になっている事が理由の場合、その不安を取り除くためにはとても有効です。

ですが、お子さんが増えていない、よーそろーさんの場合は、「今まで与えられていた愛情の減少」の原因が、弟や妹ができた事ではないので、同じ様な不安がどこかに発生している可能性がある、と考える方が自然だと思います。

子供が不安になる要因をどこかで作っていて、それが自尊心を大きく傷つけていたとしたら、

お母さんの愛情を確認したくて、わざとわがままを言ったり、わざとお母さんを困らせようとする、という傾向が強くなっていく場合は確かにあります。

とすると方法として「お姉ちゃんをお姉ちゃんとして褒める」をするよりも、まず、その原因を探し出すことが先に必要になるわけです。

もし、すぐに思いつかなければ、いつ頃から、わがままになってきたのか、素直で無くなってきたのはいつ頃からか?を思い返して、

それと同時期に、何か家庭内で変化は無かったか?ご自分の姿勢や態度に変化を起すような要因は無かったか?と思い返してみてほしいのです。

多分、その二つの面から探してみて下さると、思い当たることがあるかと思います。

(もし、思い当たることがあれば「一人っ子」という理由は関係ない、と言える事ができますよね♪)

一度お考えになって、もう一度メールを下さいますか?改めて、お返事させていただきます。

ココまで・・・

このようにお返事をしたら、すぐにメールを頂きました。

そこにはこんな風に書かれていました。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。よーそろーです。

すぐのお返事をありがとうございます。

メールを読んでびっくりしました。まるで、ここ数年の我が家の変化を見られていたように感じました。

「たった数行の短い文面から、読めちゃうのかしら?」「パピーさんって、超能力者?」って思ったほどです。

お返事頂いた二つの面。びっくりです。両方とも全くその通りです。

まず、

“いつ頃から、わがままになってきたのか、素直で無くなってきたのかを思い返して、それと同時期に、何か家庭内で変化は無かったか?ご自分の姿勢や態度に変化を起すような要因は無かったか?”

ですが、ありました。子供が3歳になった時です。

以前、働いていた会社から(臨月まで働き、出産を機に退職しました)仕事が忙しいので手伝ってくれないか?というお誘いを頂きました。

私は「子供もいるので以前のようには働けない」と、お断りをしたのですが、

「自宅でパソコンを使ってメールでやり取りをしてくれればいい、多かったら調整をするから、少しでも手伝ってほしい」と言われ、

それだけ認めて下さっている事が嬉しかったし、お世話になった方からの依頼だったので、お受けしました。

娘が、わがままになってきたように感じたり、反発するようになってきたのは、その頃からです。

パピーさんの仰る通り、ぴったり一致します。

そして、もう一つの面。

“『ご自分の都合に子供を合わそうとしている』という事は無いかな?という事です。子供さんよりも優先して何かをしている、という事は無いでしょうか?

親からすると、思い通りにならなかったり、スムーズに事が進まなかったりしてイライラしますし、「素直に“はい”って言う事を聞けばいいのに・・・」って思ってしまいます”

ですが、これも恥ずかしながらその通りです。

仕事を頂くようになってからは、出産前と同様に、仕事をするのなら、中途半端にできないし、期待にこたえたい、という気持ちもあり、私は仕事を最優先していました。

子供が「ねえ、お母さん・・・」「○○して・・・」と来た時も、あ、後でね・・・今忙しいから・・・と言って、そのまま、忘れてしまう事も多々ありました・・・。

その頃から、わがままが目立つようになってきても、私は「どうしてそんなに聞きわけが悪いの?」とか、イライラしてかなり叱ったり怒ったりするようになりました。

それまでは「認める」「褒める」「包む」も意識していたのに、その頃は全く頭から消えていました。

家庭はギスギスし始めて、主人とも口喧嘩が増えたり、子供が安心できるような家庭ではなくなっていた、と思います。

でも、私はそれを自らを省みるのではなく、「一人っ子だからわがままになる」という根拠も無く、どこにでもあるような理由でごまかしていたんですね。

本当に恥ずかしいです。パピーさん、どうしたらいいでしょうか?

もちろん、仕事優先を改めて、娘と家庭を優先するつもりではいますが、娘の自尊心は傷ついていますよね。

私はやり直すことができますか?悲しくって涙が出てきてしまいます・・・。

ココまで・・・

子供さんの変化の時期が明確で、その原因がはっきり分かったのなら、何も困ることはありません。

原因を意識して減らせばいいだけですからね♪

よ―そろーさんにはそんな風にお返事し、こんな事も付け加えておきました。

“それと、子供が自分の意見を言える、と言う事はとても貴重な事です。

親としては少々めんどくさいかもしれませんが、「自分の意思・考えを持っている」「自分の意見を言える」と言う事については、マイナスイメージを持たないで下さい。

自分なりの考えを持っている、というのはすごく大事なことで、『成長する』に於いて、無くてはならない事、絶対に必要な事、だと認識してくださいね。

今、その大事な資質が育ちつつあるんだ、と思ってください。

娘さんと意見が異なった時には、子供の意見を否定するのではなく「どうしてそう思うの?」のように、子供の気持ちを聞くようにしてみてください。

きっと子供は子供なりに理由を持っていると思います。

子供が考えるその理由までを聞いて、それでも正さなければならないのなら、解るように説明してあげればいいですからね♪(^^)

ちょっと手がかかるかもしれませんが、やってみて下さいね♪”

そして、先日、こんなご報告を頂いたのでした。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。よーそろーです。

先日は、私の相談に親身になってお答え頂きまして、ありがとうございました。

「二つの面から見てください」と書いてくださったメールを何度も読みました。

主人にもそれとなく話しをしてみたら、「なんだかこの頃、すごくイライラしていて、なぜ、そんなに棘のある言い方するんだろう?って思っていた」と言われました。

知らず知らずのうちに、子供や主人を、自分の都合に合わせようとしていたんだな、と解りました。

私は1つの事に集中すると他が見えなくなってしまうので、何が優先なのか、常に確認することは、とても大事だな・・・って思っています。

でも、早いうちにパピーさんに教えて頂けて本当に良かったです。今は、とてもいい感じです。

それで、パピーさんに「自分の意見を持っている」って素晴らしい事。それをマイナスと捉えないように、というアドバイスを頂きました。

私は、親の言葉に従うように厳しく育てられたので、いちいち文句を言う娘にイライラしていたのですが、「自分の意見を持っているって素晴らしい事」って考えるようにしたら、あまり気にならなくなりました。

それどころか、子供が言う言葉を「文句」ではなく、そこには子供なりの理由があるかもしれない、と、

パピーさんが言われたように、「なぜ、そう思うの?」と聞いてみると、本当に理路整然とした返事があったりして、驚きました。

例えば、先日「○○君、って大っ嫌い」のように言うので、今までの私なら「そういう言い方やめなさい!」と、頭っから否定していたのですが、

「なぜそう思うの?」と聞いてみたら、「○○君は、何度注意しても滑り台を下から登るんだよ。みんな順番を守っているのに、自分だけ滑り台を掛け上がって、何度もやるんだよ。」

「前に、ひよこぐみの子(年少さん)とぶつかって、危ないからって、先生に怒られたのにまだやめないんだ。それっていけない事でしょう!!」

と言っていました。

私は話を聞いていて、確かに娘の言い分は正しい、と納得して「うん、そうだよね、いけない事だよね」としか言えませんでした。

又、こんな事もありました。

私は朝起きたらすぐに顔を洗い、歯を磨きます。これは、子供の頃からずっと変わらないのですが、娘は、それをすごく嫌がります。

今までは、すぐにそこでケンカでした。

「どんどんやりなさい!朝起きたらすぐに顔を洗って、歯を磨いて!!」「言う事を聞きなさい!!言われたらすぐにやりなさい!」

という調子で朝が始まり、それからずっと細かいことで注意し続ける・・・娘はふてくされたりぐずったり・・・という毎日だったのですが、

その日は、そこにも何か子供なりの理由があるかもしれない、と思い、落ち着いて「なぜ、嫌なの?」「気持ち悪くないの?」と言いましたら、

「だって、ご飯の前に歯を磨くと、ご飯がおいしくないんだもん」と一言。

それを聞いて私は「そうだったんだ~」でした。

「今までそんな事、娘に聞いたことが無かったな」「私のやり方に従わない娘をただ一方的に怒っていたんだ」「これじゃあ、気分良くないはずだな・・・」「他にもこういう事って沢山あったんだろうな・・・」と猛烈に反省しました。

確かにご飯の前に歯を磨くと、歯磨きの味がして、ご飯がおいしくありません。

娘が嫌がる理由もわかったので、「わかったよ、それならご飯を食べたら歯磨きしようね」と言ったら、その後は歯磨きも、したくも、着替えも、機嫌良く、自分からどんどんやっていました。

パピーさんの言われた、

“娘さんと意見が異なった時には、子供の意見を否定するのではなく、「どうしてそう思うの?」のように、子供の気持ちを聞くようにしてみてください。きっと子供は子供なりに理由を持っていると思います”

が、本当にその通りで驚きました。

そんな風に娘との対話を心がけて、2カ月ほどたちました。

そうしましたら、今までいちいち私に突っかかったり、わがままを言うような娘の状態がとても変わったと感じています。

この頃は、私が仕事をしていると気を使ってくれたり、「後でお話し聞いて」なんて言う事もあるんです。とても可愛いです。この娘の変化に驚いています。

自分の至らなさを棚にあげて、「一人っ子だから」って・・・関係なかったですね(恥かしいです)

「素直で無い」と娘を怒っていた時には、どんどん悪くなっていった関係が、娘の気持ちを聞くようになってからは、逆にどんどん素直になっていったような気がします。

皆さんも、同じ様に仰いますが、私も勉強を始めて本当に良かったと思います。

特に、人それぞれの状態によってピンポイントでアドバイスしてくれるパピーさんの存在は、私にとってとても有り難いです。

どうぞ、これからもお体を大事にされて、私を含め、沢山のお母さん達の味方でいてくださいね♪

これからもきっといろんなご相談をさせて頂くかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。今回はありがとうございました。

ココまで・・・

よーそろーさん、貴重なご報告をありがとうございました。

メルマガへの紹介のご許可も、ありがとうございます。

“「素直で無い」と娘を怒っていた時には、どんどん悪くなっていった関係が、娘の気持ちを聞くようになってからは、逆にどんどん素直になっていったような気がします”

とありましたね~(^^)。良かったです♪

でも、それは、よーそろーさんがちゃんと、原因をしっかり見つけることができたから、だと思いますよ。

やっぱり娘さんは、自分なりの理由が有ったんですね。

理由を聞いてみると、ちゃんとした考え方をしています。とっても頭のいい子だなと感じましたし、正しい事は正しい、間違っている事は間違っている、という善悪の判断もしっかり持ち合わせている、と感じました。

こうやって子供の考え方を聞いてあげる事ができる、というのは、もしかしたら「一人っ子」ならではの特権かもしれません。

兄弟・姉妹がいる子はそのメリットがありますし、一人っ子には一人っ子のメリットがあります。

これからもこのメリットを生かして、沢山、対話を重ねてくださいね♪

お母さんと子供との良い関係が作れていれば、子供は安心して、のびのび成長してくれますからね♪

よーそろーさんのこの言葉。

“とても可愛いです”

を聞けて、本当に嬉しく思いました(^^)

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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