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第1013号 カンニング

こんばんは。パピーいしがみです。

いよいよ3月に入りました。少しずつ暖かくなっているのを感じますが、このごろとても目がかゆい。

キーボードを叩いていると、鼻からツーッと水滴も流れたりして、春がやってきたことを感じています(笑)

又、この時期は、私立(中学・高校・大学)の試験・合格発表がほとんど終わり、公立高校や国立大学を目指す方は、最後の追い込みの時期かと思います。

100%の力が発揮できるように、体調を万全にして本番に臨んでほしいと思います。

さてそんな中、今日は「カンニング」についてお話しさせて頂きたいと思います。

もう1年以上前になりますが、トイプーママさんから、塾で息子さんがカンニングをした。今後、どう対処したら良いだろうか?とご相談を頂きました。

ココから・・・

パピーさん、夜分にすみません。動揺・混乱してしまってどうしたらよいか分からずメールさせて頂きました。

実は、先ほど、子供の行っている塾の先生から電話をもらい、今日の模試で息子が隣の子の回答を見るカンニングがあった、と連絡がありました。

試験は最後まで受けさせてもらえたのですが、試験の後、先生と話し合い、息子本人もカンニングを認め、先生からも厳しく注意を受けたそうです。(本人は泣いていたそうです)

息子は、どちらかと言えば真面目な子で、おとなしく、決して不正行為をするような子供ではないと信じていた私にとっては、青天の霹靂で「カンニングをした」と聞いた後は、頭が真っ白になって足が震えてしまいました。今も震える手でメールを打っています。

こんな時、どう叱ったらよいでしょうか?又、今後カンニングをしないようにする為にはどういう対処をしたら良いか教えて頂けますでしょうか?

今、私自身パニックで、目の前真っ暗です。よろしくお願いします。

ココまで・・・

この時、トイプーママさんの息子さんは、まだ小学5年生でした。とても勉強のできる子らしく翌年は有名私立中学の受験を考えておられていました。

中学受験の為に塾に通っていて、そこでの出来事だったんですね。

親子で中学受験の目標に向かって頑張っている時に発覚した子供のカンニング。親としては目の前真っ暗になってしまう気持は良くわかります。

でも、こんな時ほど落ち着いてほしい。私はこのようにお返事しました。

ココから・・・

トイプーママさん、こんにちは。メール拝見しました。

息子さんがカンニングをされたとの事。とても不安になってしまったようですが、あまりナーバスにならないでくださいね。

トイプーママさんからすると『目指していた中学の為の大事な試験』とお考えになるかもしれませんが、

本試験当日にカンニングをして退室させられた訳ではないのですし、それまでにこういう失敗を経験して「やったらダメなんだ!」って心にしっかり刻めた、とプラスにお考えになってよいと思いますよ。

それに不正行為と言っても、万引きや恐喝の様に『罪』になるものではなく、試験を受ける上でのルールを破った、という事に過ぎず、人生を大きく踏み外したわけでもありません。

又、カンニングにも、カンニングペーパーを仕込んだりする計画的なものではなく、隣の人の回答を見た、というほんの出来心的なものです。

それらを総合的に見て、今、この段階で小さな不正の芽を見つけてもらい、そして注意をして頂いた・・・と考えて、あまり子供を叱ったり、責めたりしないでほしいと思うのですね。

熱心な進学塾での出来事だからこそ、先生はそれを大きな問題と捉え「絶対にいけない事」と厳しく叱責されたのだとは思うのですが、世間一般からすると「ちょっと失敗しちゃったね」ぐらいの事なのですね。

カンニングは確かに正しい事ではありません。ですがそのレベルは「ゲームの時間を守らない」とか「脱いだ靴を片づけない」程度で、そんな大問題ではないのです。少々やんちゃな子なら誰でもやってるとお考え頂いてもよいと思います。

ですから、まず落ち着いて「そんなに大問題ではない」とご理解を頂きたいです。

もし塾をやめさせられることになっても、塾なんていくらでもありますから心配する必要もありませんからね(^^)

それより、私が気になるのは、その後の息子さんの様子です。

先生に叱られ、本人も泣いていた、という事ですから、本人もかなり反省しているでしょうし、先生の対処からすると本人が「取り返しのつかない事をしてしまった」とまで思い詰めてしまっている事も考えられます。

優秀なお子さんのようですから「カンニング」に対して過剰に受け止めてしまい「もう塾へは行けない」と考えてしまったり、「カンニングをした自分なんて最低な人間だ!」などと、自分を責めすぎてしまう事もあります。

優秀であればあるほど、真面目であればあるほど、ほんの小さな出来事なのに、自分を責めすぎて勉強どころではなくなってしまう場合もあるのですね。

ですが、何度も言うようですが、カンニングなんて大問題でもなんでもない。「もうやめよう」と思えばそれで良い事なんです。

ですから、もし家で落ち込んでいたり、ふさぎ込んでいる様子であれば、励ましてほしいし、できるだけ早くいつもの息子さんに戻れるように接してあげて欲しいと思うのです。

そして、ちょっと考えてほしいのが、『学校では勉強ができる子で、どちらかというとまじめな子が、どうしてカンニングをしてしまったのか?』という事です。

カンニングをする・・・という行為は、問題が分かっていればしないのですね。(人の回答を見るより、自分で解いた方が早いからです)

でも、そこでしてしまったのは、もしかしたらそこにあった問題のほとんどが難しくて回答が導き出せなかったのかもしれませんし、

結果の点数が悪いのが予想できて「これじゃあ、親に叱られる」と思ったかもしれません。

どちらにしても、カンニングをするその裏には「やむにやまれず」の気持ちがあったと思うのです。

有名私立中学を目指されている、とお聞きしていましたので、多分、その為のかなりレベルの高い勉強もされているでしょうし、

もしかしたら子供にとって塾の進みが早すぎて、理解する前に進んでしまっていたり、親の期待がプレッシャーになっている場合もあるんですね。

ですから「今後、カンニングをさせない、止めさせる為に」よりも、そちらの「どうしてカンニングをしなければならなかったのか?」を考えてあげることが大事な事のように思いますが、いかがでしょうか?

ちなみに、もし私の子供がカンニングが見つかって叱られて落ち込んでいたら、私ならこんな風に話すと思います。

「あ~、俺もカンニングやったな~。周りの奴らもみんなやってた。でもある時、頭の良いはずの隣の奴の答え見たら、間違っているのが分かって、それから“間違った答を写してもバカバカしい”ってやめたんだよ(笑)」って。

試験会場では、その1問で合否が変わる事もあって、厳正に監視されるとは思いますが「試験を受ける為のルール」というだけでそれが人生に影を落とすものではありません。

「カンニングしたって何もいい事ない」それが分かるだけで良いのではないかな?と思いますよ(^^)

ココまで・・・

上記のようにお返事をしたら、トイプーママさんからメールを頂きました。

ココから・・・

パピーさん、すぐのお返事をありがとうございました。

頂いたメールを読んで「そうか・・・そうだよね。人生を左右するような大問題ではないよね」と緊張していた気持ちがとても楽になりました。

息子の事も心配してくださって、ありがとうございます。本人も元気はなかったのですが、自分からは何も言わないし、平静を装っているように感じたので見守る事を続けています。

私の悪いところで、いつも人からどう見られているか?ばかりが気になり、すぐ周りの声に左右されてしまいます。そして自分の感情が治まるまで子供を叱ってしまうのです。

今回も、突然、塾の先生から電話があったこともあり「とんでもない事が起きてしまった」と過剰に反応してしまっていました。

パピーさんに“カンニングなんて「ゲームの時間を守らない」とか「脱いだ靴を片づけない」ぐらいのレベル!”と言ってもらえて、落ち着くことができました。

もし子供が落ち込んでいたらこう話します・・・とあった、パピーさんの「俺もカンニングやったな~」のくだりでは、ホッとして、「包む」ってこういう事だよ、と教えて頂いたような気がしました。

それまでは「なんでそんな事を(怒)」「カンニングなんて情けない・恥ずかしい」「金輪際、絶対にさせない為には、どう叱ったらいいんだろう?」と頭はそればかりでしたが、

“「カンニングしても何も良い事なんてない」それが分かるだけで良いのでは?”と言われて「そうだな、その通りだな・・・」と嵐の海のように波打っていた心がスーッと穏やかになりました。

そしてパピーさんが言われていた「どうしてカンニングをしてしまったのか?」ですが、じっくり考え・・・私のせいだと思いました。

子供の塾を勝手に決めたのは私です。ちょっと子供の身の丈に合わないかもしれない、と思いながら、優秀な子達に揉まれた方が良いと考えていましたし、点数ばかりを追い求めてもいました。

今、通っている塾は、毎月のテストごとにクラス分けがあります。全部で3クラスあって息子は、何とかBクラスにいるけど、いつCクラスになってもおかしくない、という状態でした。

塾では「Aクラスにいないと希望中学合格は難しい」と先生にも言われていて、何とか頑張ってAクラスに入ってほしいと、無理して勉強をさせていました。強制もしていました。

パピーさんから“「どうしてカンニングをしなければならなかったのか?」を考えてあげることが大事”と言われ、振り返ってみて初めて、問題は私にあったのだと気が付きました。いまさらながら猛省しています。

ですが、今後、どうしていくのがよいのか自信がありません。

本当は「自分で考えるべき」とは思うのですが、私では良い方向性が見いだせないので、ご指示頂けましたら幸いです。よろしくお願いします。

ココまで・・・

まずはトイプーママさんが、落ち着いて下さって「とんでもない事」とお考えだったらカンニングがそんなに大問題ではない、と分かってもらえたことにホッとしました。

過剰に責めれば、子供が強く自己否定をし過ぎてしまいかねませんからね。

又、「どうしてカンニングをしなければならなかったのか?」については、私が心配したとおりだったので、こんな風にお返事をしました。

ココから・・・

カンニングがそれほどの大問題ではない、と分かって頂けてよかったです。

お母さんが、ドーンと構えてくださって「そんなこと良くある事さ、大丈夫」という姿勢を見せてくれたら子供も安心できると思います。

それと「どうしてカンニングをしてしまったか?」ですが、どうやら塾での授業内容が高過ぎたり、お母さんの期待がとても大きくて試験結果だけに目を奪われてしまった・・・という事もあったみたいですね(^^)

「今後どうしていくのがよいか?」との事だったのですが、まずは試験の点数や成績だけではなく、頑張っている姿や姿勢なども見てあげて欲しいです。

家や学校で褒められるところがあったら、ちゃんとそれを見てあげて「(成績だけがあなたの魅力なのではなく)こういう所、こんな所もお母さんは評価しているよ」と子供の良さや、本人の長所を見つけ伝えるようにしてほしいと思います。

又、中学受験ですが、「お母さんの希望」よりも「本人の希望」を聞くようにしてみたら?と思いますがどうでしょう?子供自身の「この学校に行きたい」という気持こそがやる気の元になりますからね。

そして今の塾のクラス編成ですが、クラス分けがされているとどうしても上位クラスにいた方が良いように感じます。

ですが、下位クラスの方が丁寧に教えて貰えたり、質問ができたり、最終的な目的(受験成功)の為にはそちらの方がメリットが多い場合もあるんですね。

今回の事で、ちょっとトイプーママさんが先走ってしまったかな?という事をお感じになったみたいですし、成績だけを見てしまっていた事も解りました。

でもまだ5年生。時間は十分にありますから、今回の事を「良い教訓」と思って、「親主導ではなく子供の希望を優先する」「テストは点数だけを見るのではなく、理解度を確認するためのもの」と捉えるようにされたら?と思います。

それと・・・子供の勉強している内容には目を通されていますか?

親が先走ってしまう場合、親が問題の難しさには気づかずに、子供にだけに勉強をさせてしまっている事がけっこうあるようです。

親が問題の内容を知らないのに、点数だけでは口を出す・・・ですと、当然子供も納得しないし、子供はそこに不満も現れてトラブルが起きたりします。(そうなると受験どころではありません)

ですからもし「勉強を頑張らせたい」とお考えであれば、一緒に勉強をしてみたり、同じ問題を解いてみたりするようにしてください。(中学受験の問題でしたら頑張れば親でも解けると思います)

又、点数だけを見ると叱りたくなるテストも、内容を見ると「こんなに難しい事をやってるの?」と問題のレベルの高さを感じて頂けると思いますし、時間を決めて一緒にテストをやってみると時間内に答える難しさも解ると思います。

子供の勉強を実際に自分もやってみて、その大変さが分かると「ただ叱る」という事ができなくなりますし、子供の理解できなかったところが解ったりします。

ご自分も同じ問題を一緒に解いてみて難しいと感じる様であれば「これどうやって解くの?教えて」と言った方が、子供とのコミュニケーションも取りやすいですし、子供が親に教えることで子供も解き方が定着しやすくなりますからね♪

息子さんも5年生(10歳を超えている)なのですから、親主導から少しずつ「子供の考えに沿う」ように接し方を変化させていく事が大事だと思います(^^)

ココまで・・・

こんなやり取りの1年後、今年の2月に息子さんは中学受験をし合格をされた♪と報告を頂きました。

その中学は、お母さんの希望とは違っていましたが、それでも本人が「ここにする」と決めて、最後まで勉強に取り組んだ結果で充実感もあり、本人も4月からの中学に胸を膨らませているそうです。

塾も「より理解を深める」事を目的としたところに変更したそうです。マンツーマンに近い形で教えてくれる形態が息子さんにあったようだ、とトイプーママさんも言われていました。

今回、高学年でのカンニングがあった一例をお伝えしましたが、不正行為をするには、必ずその理由があります。

なので「叱る」だけではなく、その不正行為をしてしまった背景や理由を考えてほしいのですね。追い込まれて「そうせざるを得なかった」という環境になっていたら、親にも子にもプラスにならないですから(^^)

トイプーママさん、貴重なご報告をありがとうございました。これからも子供さんへの応援、続けてくださいね♪

※ご興味がありましたら、ご覧ください。

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