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第1113号 ひいきをする先生

こんばんは。パピーいしがみです。

2021年が始まって、早くも1月が終わりますね。

コロナの感染者が増え、再度、緊急事態宣言も出されましたが、

外国でもワクチンの接種が始まり、又、新たな薬の開発も進んでいるというニュースもちらほら耳に入るようになって、

「これから少しずつ不安が減ってくのかな?そうなったらいいな~」と希望が見えてきたように感じます。

完全に元通りに戻るのは少し先かもしれませんが、それでも良い方向に向かってくれたらうれしく思います。

そんな中、今日は「ひいき」についてお話させて頂こうと思います。

どうでしょう?あなたは先生の「ひいき」を感じた事はありましたか?

ひいきされることもあったかもしれませんし、同じクラスの誰かがひいきされて、不満を感じた事があったかもしれません。

私の場合、ひいきされることはあまりなくて、誰かがひいきされて「え~、この先生、こんなに差をつけるんだ。残念」と思ったことは何度かありました。

まあ、もともと「おかしい」と思うことは、はっきり言う子でもあったので先生からは「めんどくさいやつ」と思われていたかもしれませんが、

皆さんは、ご自分のお子さんが「先生がひいきするんだ」と言い出したら、どんな対処をなさるでしょうか?

今日はそんな「ひいき」についてのご相談についてお話しさせて頂きたいと思います。

ご相談は葵さん。頂いた内容はこうでした。

ココから・・・

(前略)

今、私が悩んでいるのは、娘の担任の先生のひいきにどう対処すればいいか、又、娘に何と言ってあげたらいいんだろう?ということです。

娘は小学校3年生、一人っ子です。

今までの担任の先生で、あからさまなひいきをする先生はいなかったのですが、

今年受け持ちになった担任の先生(男性・30代)は、特定のお子さんだけを褒めたり、露骨に可愛がる事があるようです。

そんな「ひいきグループ」のメンバーは3人(男の子1人、女の子2人)いて、

授業中も大勢の子が手を挙げるなかで、指してもらえない子もいるのに、その子達は絶対に外すことはなく、

休み時間も楽しそうに、ひいきしている生徒達と雑談している、と言うのですね。

又、他の(ひいきされていない)生徒が話しかけても仏頂面なのに、ひいきグループのメンバーだと対応が全然違う事もあるようです。

そのひいきされている子供たちは、勉強も運動できて、活発で、積極性もあるような優秀なお子さん達です。

その3人がクラスのリーダー的な存在でもあるので面と向かって言う子はおらず、娘も学校では我慢しているようですが、

学校から帰ってくると「あの先生、今日はこんなひいきをしたんだよ」と口をとがらして不満を口にします。

私としては毎日不満を聞かされることがとても嫌ですし、(ひいきされている)人をうらやんだり、嫌悪感をあらわにして文句を言い続けている娘を見るのも辛いです。

クラス内でも「あの先生、ひいきしてイヤだ」という声もあるようですが、先生には伝わっていないように感じます。

やはり先生としては平等であるべきだと思いますし、差をつけてはならないと思うのです。

こういう時、子供に何と話をし、先生にはどう対処をすればいいのでしょうか?

子供の言葉だけで学校に抗議をして、モンスターペアレントだと思われたくもありませんし、悶々として悩んでいます。

よろしくお願いします。

ココまで・・・

とこのような内容でした。

ひいきをする先生・・・いますよね。

そして娘さんがずっと不満ばかり言っていたら、その姿を見る親も辛いですし、何とかしてあげたいと思います。

でも先生を変える事はとても難しいです。なので私はこんな風に話してみたら?とお返事しました。

ココから・・・

葵さん、こんにちは。メール拝見しました。

先生のひいき。これは困りますよね。娘さんが不満に思うのも理解できます。

ですがどうでしょう?葵さんもそんな先生に当たったことはなかったですか?

私自身もひいきをする先生に当たったことがありますし、私の子供たちも経験しています。

そう。そんな「困るな」と思う先生って、少なからずおられるのですね。

葵さんは「先生のひいきにどう対処すればいいか」「娘さんに何と言ってあげたらか?」と悩まれているとありましたが、

今回、生徒である娘さんの気持ち。そしてその娘さんの親の気持ちからご相談を頂いたのですが、ちょっと先生の気持ちを考えてみましょう。

今年度、このコロナ禍で学校もしばらく閉鎖されました。

先生が年間で教えなければならない授業もたくさん残ってしまい、遅れている分を早く取り返さなければなりません。

そして感染予防の為に、今まで必要なかった消毒や換気、手洗いやマスク着用のチェックなど、先生もやらなければならない事がとても増えています。

今までも先生の業務は多岐にわたっていて、ブラック企業並みだと社会問題になるほどでした。

その上にこのコロナで、やらねばならない事が積み重なり、先生もかなり追い詰められていると思うのです。

そうなると、どうしてもご自分のペースで授業を進めたいと思われるでしょうし、進めて行くうえで都合のいい生徒さんを中心に授業を回すようにもなると思うのです。

いえ、だからと言って私が先生のひいきを肯定しているわけではありません。

もちろんひいきなどない方がいいですし、先生は生徒一人一人を平等に見てあげてほしいです。

でも、この環境下で、どうしても余裕がなくなってしまう場合もある、ということはご理解いただきたいのですね。

そして「ひいき」についてもう少し深く考えてみると、実はこの「ひいき」って誰もが持っている感情なんですね。

それが顕著に表れているのがオリンピックなどのスポーツです。

日本人である私たちは、日本人を応援しますよね。それはやはり「私たちの仲間である」という心理が働くからだそうです。

他にもお気に入りのチームがあれば、そのチームを応援しますし、相手チームが負ける事、失敗する事、反則を取られることを望んだりしてしまうこともあります。

これってもう、私たちの心の中に「ひいき」が起きていて、「ひいきの選手」「ひいきのチーム」を特別視してしまっているのですね。

そう。この「ひいき」って誰にでもある感情で、どの国でも、どこの社会でも、どんな組織でもあるのです。

そしてこの感情って、家庭での子育てでもとても多いんです。

このメルマガでもよく登場しますが「下の子はかわいいのに上の子が可愛くない」とか、兄弟なのにどうしても差をつけてしまう、という悩みを持っているお母さんは沢山います。

そのぐらい誰もが持っている感情で、学校の先生と言っても同じ人間なので、それが表れてしまう、漏れ出して他人にわかってしまう、ってことはあるんですね。

そこで今回頂いたご相談「娘に何と言ってあげたらいいか?」ですが、

私はまず「ひいきは誰にでもあるんだよ」と話してあげたらどうだろう?と思うのです。

娘さんは「先生はみんなに平等にすべき」という気持ちもあるでしょうし、多分、クラスメートの中でも不満を言う子と同調していると思うのです。

でも、今後もひいきをする先生には巡り合うでしょうし、社会に出てからもそれを感じる事があるはずです。(会社などでもよくあります)

とすると平等であることが当たり前なのではなく、こういった不公平はどこにでもあるんだ、ということを知ってほしいと私は思うのです。

もし、私だったらこんな風に言うかもしれません。

「そうか~。ひいきする先生って嫌だよね。先生はやっぱり平等であってほしいよね。

でもね。先生も人間だから、自分の好きなタイプの子っていると思うんだ。

それにね。私たちは誰でも特定の人をひいき目に見てしまうってことはあるんだよ。

例えば、お父さんだって(好きな野球チームなどがあれば)〇〇を応援しているでしょ?

高校野球では地元の高校を応援したくなるし、サッカーのワールドカップでも私たちは日本代表を応援するじゃない?

あなたも好きなアイドルがいたり、好きなユーチューバーさんがいるでしょ。

それと同じで先生にも“お気に入り”の生徒がいても何も不思議じゃないんだよね。

でも本当は、先生という立場の人は、みんな平等で、みんな公平にしなければいけないんだけど、余裕が無かったり「ついついみんなにばれちゃう」ってこともあるんだ。

もちろんその「ひいき」が「差別」になってしまって、一部の生徒をあからさまに嫌ったり、叩いたり、言葉で責めたり・・・ということがあったら、それは許すことはできないけど、

そうでなければ「あ~、この先生はあの子たちが“お気に入り”なんだね」「本当は生徒にわからないようにしなければならないのに漏れちゃってるよ」という気持ちで見てあげたらどうかな?

その方がずっと大人でカッコイイと思うよ♪

それに、私はいつだって、クラスの誰よりあなたをひいきしているからね。嫌な事があったらギューってしてあげるから!!(^^)」

のような感じでしょうか?

もちろんこれですぐに娘さんの不満がなくなるかどうかはわかりませんが、いままでと違った方面から見れるようになるかもしれません。(それが成長ですよね)

先生の汚点を見つけて指摘したり、親が出て行ってクレームを伝えるより、ずっとスマートだし、解決が早いと思います。

私はそんな風に考えますが、いかがでしょうか?

ココまで・・・

とこのようにお返事して、娘さんには変化があるかな?違った角度で見る事ができるかな?

もしかしたらまだ難しいかな?と思っていましたが、頂いたお返事は私の予想とはちょっと違って、こんな内容でした。

ココから・・・

パピーさん。お返事ありがとうございます。

パピーさんからメールを頂いて問題は子供ではなく自分にあったんだ、と分かって驚きでした。

私も「ひいきする先生」に当たったことがあります。

その時は結構冷静で「あ~、今年ははずれ(の先生)だ」なんてみんなで笑っていました。

でも、なぜか自分の子供の事になると興奮してしまい「そんな先生許されない」「先生に改めさせなければ!」と思い、それが娘の気持ちを助長していたように感じます。

前回のメールでは書きませんでしたが、私が先生のひいきの様子を娘から聞き出している所があったかもしれません。いえありました。

パピーさんには「自分がモンスターペアレントにならず、先生のひいきを直すにはどうするのか聞きたい!」と思ってのご相談でしたが、今考えるとずるいですよね。

頂いたお返事には、先生の気持ちや、私たちだって「ひいき」の気持ちがある事が書かれていて、

そういえば、私がこんなに先生に抵抗を感じて「直すべき」と怒るのも、自分の娘を特別に思う「ひいき」が有る事なんだな、と気づいて

「そうだよな~。誰だってある気持ち。先生と言っても聖人君子ではない。きっと今後もそんな先生に当たるだろう。とすると今は先生を改めさせることではなく、ひいきは誰にでもあると教える事だな」と納得できました。

そしてパピーさんは「ひいき」ではなく「お気に入り」という風に言葉を変えてくださっていて、

“ひいき=優遇する人と冷遇される人がいて差をつける”という印象から

“お気に入り=ウマが合う・仲が良い”と自分の中の印象も随分変わったように感じました。

そして“ひいきする先生=教育者として最低。改めさせるべき!”から

“お気に入りが分かっちゃう先生=ちょっとガードが甘い残念な人”と、私の中での怒りのレベルがかなり下がりました。

そのように自分の中での意識が変わったので、娘にも話をしてみました。

ただ問題の多くは私にあったように感じたので、娘の考え方を正すというより、私がひいきについて嫌悪感を感じ過ぎていたみたいだ、という事を中心に話したつもりです。

まずは「今まで“ひいきする先生って許せない!”って思っていたけど、ある人に相談したら、ひいきする先生はどこにでもいるし、今後も当たる可能性もある。お母さんも経験あるでしょ?って言われたんだ」と伝えました。

そして娘はNiziUのミイヒが好きなので、「あなたがミイヒが好きなのと同じで、先生にもお気に入りの子がいるのは何の不思議もないんだって」

「でも先生だから、本当はみんなには平等にふるまわなければならないけど、隠さなければならないその気持ちが、態度やしぐさにあふれて、みんなにばれちゃうってこともあるらしいよ」

「もちろんこのひいきが差別になってしまったのなら、先生に直接抗議したり、教頭先生や校長先生に言わなければならないけど、まだその段階ではないのかな?って思う」

「お母さんは“ひいきする先生は絶対に許せない”って思っていたけど、“お気に入りの生徒が他の生徒にわかっちゃうって、ちょっと残念な先生だな”って考えたらお母さんの怒りはかなり収まったけどあなたはどうかな?」

とそのように話しましたら、娘もちょっと考えて・・・

「残念な先生・・・そうだね。好きな先生にはならないとは思うけど、そう考えるとちょっと嫌な気持ちが減ってきた」「〇ちゃんも言ってたけどはずれの先生ってことだね」と言い、

その後、パピーさんが言われたように「私はいつだって、クラスの誰よりあなたをひいきしているからね。嫌な事があったらギューってしてあげるから!!(^^)」と言って、ギューしたら娘も笑顔になってくれました。

その後は、先生のひいきについてあれこれ言ってくることは無くなりました。

今回ご相談をさせて頂くことで、言葉ひとつ、考え方ひとつで随分印象が変わることを経験させて頂きました。(言葉選びの重要さを痛感しました)

そして親の考えが子供の考えを作ることも。

パピーさんは「子供の成長」と言ってくださっていましたが、まだまだ私が成長してないな、と反省する事しきりです。

今後ともよろしくお願いします。

ココまで・・・

とこのようなご報告でした。

葵さんの気持ちにも変化が現れ、又、娘さんも分かってくれたようでほっとしました。

葵さんが最後に言われていた「親の考えが子供の考えを作る」は本当に重要で、親が先生を批判することで、子供も先生を批判する・・・という事は多いです。

「ひいき」から「お気に入り」と私が言葉を変えてお話したことも気づいてくださって、とてもうれしく思いました。

先生のひいき、決して褒められることではありませんが、それが差別になっていなければ「誰にでもあるよな」とおおらかな気持ちで見て頂くことも、上手に乗り切る一つの手段だと思います。

もしあなたの参考になったらうれしく思います。
   
   

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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