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第1226号 勉強は習慣化?

こんばんは。パピーいしがみです。

いよいよ新学期が始まりますね。

この時期は入学式もあり、フォーマルなスタイルで希望に満ちた顔をしている親子を見ると嬉しくなっちゃいます。微笑えましくて自然と口角が上がります(^^)。

前回のメールで「入学式まで桜が持ってくれるかかどうか心配」とお話をしましたら

「我が家も新1年生がいますが、パピーさんのご心配通り、桜が散ってしまいそうなので、満開の一番いい日に、親も子も入学式用の服を着て、ランドセルを背負って桜の木の下で写真を撮りました!」というご報告を頂きました♪

「なるほど~、そういうやり方があったか!!」と目からうろこです。

何も撮影タイミングは入学式だけじゃないですものね。青天の満開の桜の下で、いい写真が撮れたと思います(^^)。

今年はもう遅いかもしれませんが、もし来年以降に新入学を迎える方は参考にしてみてくださいね。

さて、新一年生になる、または、進級して新2年生になる、3年生になる・・・という方に是非、知っておいてほしいお話をします。

それは「勉強」の事です。

本来、私は勉強についてはあんまりやり過ぎなくていい!と思っていますが、全くせずに学校に入ったらこれは大変です。

今でも幼稚園、保育園では「勉強は小学校に入ってからでいいんです」なんて言っているところがあります。正論ですが現実的ではありません。

というのは、多くの家庭(多分9割以上)では、自主学習をしているからです。

なので小学校に入って「さあ、勉強始めよう」と思って蓋を開けた時、他の子供達ははるか先に行っている、と言うことは本当に多いのです。

そうなると他の子との歴然とした差を感じて、子供はいきなり「勉強なんかしたくない。勉強嫌い」と言い出したりします。・・・でもそうなりますよね。

はるか先に行っている子と肩を並べる必要はありませんが、数字の概念、ひらがなは読める、書ける・・・ぐらいは入学前にやっておいてほしいのですね。

このお話はすでに以前のメルマガでお伝えしておりますが、前年度はしていなかったように記憶しています。

この季節になって、半年前や3か月前にも定期的にお話ししておけばよかったな~と、ちょっと後悔しています。

なので、この先は後悔なさらないように、子供が勉強をしてくれるにはどうしたらいいか?という事をお話ししたいのですが、

私は「親が一緒に勉強するといいんですよ」と言っていますよね。(それはご存じだと思います)でも「それって結構ハードルも高くて・・・」と思っておられる方も少なくありません。

そりゃそうです。毎日忙しいですものね。でもね。最初は10分でも15分でも良いんですよ。

なのに学習塾などでは「親が一緒に」なんてことは絶対に言わず「小さいころから習慣にしておけば大丈夫!」「習慣化できればそれを続けるようになりますから!」なんておっしゃいます。

私は「お~い!本当にそうか?責任とれんのか?」って言いたいです。

ネットなどで調べても「親が学ぶ姿を見せる」なんて書いてあるページは見たことがありません。

みんな「子供が自発的に勉強するには」とか「勉強のやる気を出させるには」なんてものばっかりです。

ちなみにその為にどんな方法があったか?というと・・・

・スマホやおもちゃなど、気が散るものはなくす

・褒めてあげて、やる気を出させる

・すぐに聞けるように環境作りをしてあげる

・リビングで勉強する習慣づくり・・・

これで自発的に勉強する?でしょうか・・・というか皆さん、このぐらいはされているのでは?と思うのですがどうでしょう?それでもしないから困ってるのに。

他にも『小学生の子供が勉強を習慣にする〇つの方法』とかもありました。

「小学生のうちから家庭学習を習慣にすることで、自ら学ぶ力をつけることができます」って。

「あちゃ~」ですよね。もう「勉強は家庭学習の習慣で」って「習慣にすれば勉強する」が当たり前になっちゃっています。

も~。嘘はやめてほしい。
だから私は断言するのです。

「習慣化したって、勉強をするようにはなりません!」って。
「ならない!」んですよ。習慣にしたって。

その理由は明白なんです。

それは「子供は成長するから」。そして「誘惑も増えるから」です。

子供にだって子供の世界があります。その中で勉強はほんの一つの側面にしかすぎません。

他に楽しいことが起きれば、いやな事を減らすのが効率的です。「いやな事=勉強」だったら、簡単に勉強はリストラされます。

幼稚園の時の「字が書ける」とか「読める」。「手紙を書いた、返事をもらった」それはとても嬉しいし、そこに喜びとモチベーションが生まれます。

数字だって、数の概念ができることで、自分の年齢と人の年齢を比べて、どちらがお兄さんか、お姉さんなのか分かったり、

跳び箱4段まで飛べた!など、数で表すことで具体的かつ正確に成果を感じたり、という把握ができると、とても便利で、それを知ることの価値を知ります。

知る事、学ぶことが直接、毎日の生活に関わってきますし、友達がまだできていないことだったら優越感も感じるし、お爺ちゃんお婆ちゃんから褒められたり・・・と、学ぶことにたくさんの喜びがあります。

その喜びを知っている間(低年齢のうちなら)しばらくは「習慣化」も可能です。又、親の圧力で小学校高学年ぐらいまで「強制」で勉強させることもできます。

でもそのうち子供は思うのです。「これっておかしくない?」って。

文字や数字を覚えた時の感動はどんどん薄れます。

そして学ぶ内容は高度になり、一つの問題に正解が出るまでに時間がかかるようになります。頭をひねって考えていると疲れたりもします。

そして(下の子がいれば)弟や妹は遊んでいるし、苦労をしているのは自分だけだと知ります。その時ふと思うのです。

「なんで僕(私)ばっかりこんなことをしなけりゃならないの?」って。

そして「この時間がなければ友達と遊べるのにな~」「この時間がなければもっとゲームができるのにな~」「あ~、勉強なんてなければいいのに」って思います。

はい。この考え方、とても自然です。

それでも親は「習慣・習慣」と思って続けさせようとします(すると、そこに強制が入ってきます)から、どんどん「嫌い・なければいいのに」の気持ちが高まってしまい、

子供は「やらされている」「勉強はイヤな物」「やりたくない、したくない」とどんどんその思いは強くなります。

先ほど「小学校高学年ぐらいまでは【強制】で勉強させることもできます」と書きましたが、強制で小学校まで勉強させられた子は、中学に行って爆発します。

「なんで勉強なんてしなくちゃらないんだ!やりたくない!やる気にならない!」って。そしてボイコットしたり、暴れたり。「強制するな!」と騒いだり。壁に穴をあっけたり・・・それ以上になることもあります。

小学生低学年の頃は「抵抗」で済みますが、年齢が高くなると「爆発」になり、家庭内暴力や家庭崩壊にまでつながることは普通にあります。

だから早く気付いてほしいのです。
「習慣化したって、勉強をするようにはならない!」って。

これ、多分、習慣にしようとなさっているご家庭の子供たち(100%とは言いませんが)そのほとんどがそう感じていると思いますよ。

ちなみに高学年になるほどその比率は高まります。

そして・・・その結果・・・皆さん、おっしゃるのです。「小さいころから習慣化していたのに、勉強しようとしないんです。なぜなんでしょう?」って。

私は返事に困ります。だって私は「習慣化すれば勉強します」なんて一言も言っていないのですから。

そして言うのです。「習慣化したって勉強するようにはなりません」って。

え~、じゃあ、どうすれば子供が勉強するようになるのよ?!って思われるでしょ?。

簡単なんです。親も勉強をして、その姿を見せるのです。子供もその勉強に加わりたくなるような環境を作るのです。

子供が親が勉強する姿を見れば、「大人だって勉強するんだな」「そうか勉強って当たり前の事なんだな」って感じます。そして「当たり前」として予習や復習などをやっていたら、当然成績だって悪いはずがありません。

そうなると「いつも普通にやっていただけなのに、授業はよくわかるし、先生には褒められるし、点数はいい点ばっかり」ってことになります。

これで勉強が面白くないはずがありません。

だから授業もよく聞くようになりますし、宿題以外に+αで塾に行かなくても、そこそこできちゃうのです。

キーポイントは「親が学ぶ姿を見せる」「子供が参加しやすい環境を作る」それだけです。

で、現実的な話をしますと、社会人でも優秀な人は、大人でも勉強をしているんですよ。

それが証拠にビジネス書は今でもしっかり売れていますし、資格や講座、英会話などは今でも人気ですよね。

中田敦彦さんの勉強系のYouTubeだって、登録者が500万人を超えています。

「大人になれば勉強なんかしなくていい」と思っていたらそれは大間違いで、

大人になった時の勉強の選択は『自由だからこそ差が出る』のです。学び続けている人は力を発揮するし、昇進が早く、給与も多くなるのです。

そう言っている私も子供が生まれるまでは「大人になれば勉強なんかしなくていい」と思っていた人でした。高校時代も、卒業してからも遊び惚けていました。

ところが「仕事を手伝ってくれ」と言われて転職した先の社長(私の一つ上の高校の先輩)が大変な勉強家で、1か月に20冊ぐらいの本を読む人でした。

ですから知識量は人並み外れてすごかったし、「こりゃあ、うかうかしてられない!」と私も本を読み勉強をするようになったのです。

ところがそうやって自分が本を読んだり、勉強をし始めたら、今まで話もできなかったような方々(例えば、東大を卒業して三井物産に勤めている方)とか、

海外に長くおられて日本で起業した方とかとの会話に加われるようになって「お~、あの本読んだの?勉強してるね~」なんて言われるようになったのです。

そこで知ったのです。「優秀な人たちは『みんな』大人になっても勉強している」って。勉強しているんですよ。優秀な人たちは『みんな』。

それから私は1か月10冊のノルマを作り、資格試験を受けるようになり、通勤の車の中では英会話のカセットを聞くようになっていったのです。

※ただし、私が勉強を子供に見せ始めたのは、長男が小学校2年生の時です。(できれば高学年になる前に始めてほしいと思います)

でも私は自分が勉強することで、自分の周りが変化していくことが「面白い」と思っていました。

高校はほとんどビリで卒業した私がです。

私の子供たちは、私が勉強しているところをずっと見て育ちました。結果私は子供に「勉強しなさい」とは一度も言ったことがないのに、彼らは自発的にやっていました。

謹慎・停学を繰り返し、ビリで高校を卒業した私。妻も高校では勉強したことがない、という夫婦です。

その子供達が自発的に勉強をするとは思えませんよね?

人と違ったのは、「習慣にさせた」のではなく「勉強している親の姿を見せていた」だけなのです。だから私はこれが真実だと思っていますし、実際にご報告を頂くと結果は間違いなく出ています。

なんでもいいんですよ。机に向かって本を読む、それだけだっていいんです。

そこにノートを持ってきて、「これはいいな」と思ったことを書く・・・そうなれば形はできあがります。その様子を見せるだけで子供は「何やってるんだろう?」って興味を持ちます。

ですから私はこの講座を作った時から「子供が勉強できるようにしたかったら、親が勉強する姿を見せて」と言い続けてきました。

そして、そのようにお話しして、保育士や税理士など資格を取った方が何十人もいますし、その結果子供達も勉強では困らなかった、学ぶことが自然になっていった、とご報告いただいています。

資格を得たお母さんたちは、より良い職場に転職したり、その資格を使って起業した方もおられます。

親の姿を見せることがどれほど効果がある事かは、もう現実が証明してくれているのですね。

でも気負わなくていいのです。一日何時間もやる必要はありません。最初は10分でも15分でもいいです。「自分が勉強する時間を作る」ところから始めてください。

そしてテレビを消して「協力してね」と子供に言ってください。親が真剣に学ぶ姿を見て、子供もそのテーブルに参加しますから。

その姿を数年、親が見せ続けたら、子供に「勉強は当たり前」という考え方が定着します。そうなれば・・・子供は「当たり前」の勉強を続けます。

習慣・勉強については下記でもお話ししています。よろしかったらご覧ください。

「習慣化したって勉強するようにはなりません」について
第1173号 習慣とは?
https://www.age18.jp/back1173.html

私がどうやって環境を作ったか?について
第565号 夏休みの勉強
https://www.age18.jp/back565.html

通信講座「幸せなお母さんになる為の子育て」

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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