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第1270号 ふざけ過ぎて困る

こんばんは。パピーいしがみです。

今日のメルマガのタイトルは「ふざけ過ぎて困る」です。特に『子供がふざけて言う事を聞かなくて困る!』なんて事はどのお母さんも経験していると思います。

でも私はこれを「子供らしくて(天真爛漫で)いいな~」って思っています。ただお母さんとしては「いつまでもこれじゃあ手が掛かってしょうがない」ですよね(^^)

もし「もうそろそろちゃんとして」とお考えでしたら、良い方法があります。それを、えーさんにご紹介したところ、とても良い結果になったので、今日はその内容をあなたにもご紹介しますね。

えーさんからはこんなご相談を頂いていました。

ココから・・・

おはようございます。パピーさん、よろしくお願いします。えーと申します。

年中さん(5歳)の息子のおふざけが過ぎることについて、相談させて頂きたいです。いつもではないのですが、楽しいスイッチが入ると、とことんふざけてしまうんです。

一昨日、幼稚園の延長保育にお迎えに行った時です。

保護者のお迎え後は遊ばずにすぐに帰宅するルールで、その事は幼稚園からも子どもたちに伝えてあるのですが、息子は楽しそうに満面の笑みで30分間も園内を走って逃げたり、

「捕まえてごらんベロベロベーっだ!戦いだー!」と捕獲しようとするママや先生にパンチキック(手加減あり)をしていて収拾が尽きません。

先生もノリ良くこちょこちょしたり「負けないぞー」と付き合ってくれます。私は「パンチ・キックは痛いよ、いけないよ」と手足をロックし注意します。

嫌な事があってこうなっている雰囲気はなく、ふざけまくってる状況です。

その間、他の先生方にも「まだやってるのー?そろそろさよならしようね」等声を掛けてもらったりしますが、声掛けだけでは息子の耳に入らず笑いながら逃げています。

この日、宅配の時間指定で夕方から在宅していなくてはならず、「郵便物が届くから早く帰らなければいけないよ」と話しても、この様子で息子の耳に届かない。

しかも、子どもが鼻風邪を引いていて前日の夜も鼻詰まりで寝苦しそうだった為、配達が来る前に病院にも連れて行きたいとも思っていて「夜、苦しそうだったからお薬もらいに行こう、ほら鼻水が・・・」と話しても、ふざけてばかりです。

物事の善悪はわかっているけれど、ふざけ続け、ママが「いけないことだよ」と注意しているのを見て、また楽しそうに笑いふざける感じです。

その日何とか息子を抱えて病院に連れて行き、そこそこ混んでいる病院の中でも楽しそうに椅子に寝転がったりしているので「ここは遊ぶところではないよ、ちゃんと座ろう」と諭し、頭を使わせようと小声でしりとりをしたり過ごしました。

診察が終わり薬局で薬をもらって外へ出る時は「一緒に歩くよ」と予め話しておいているのに、隣にいたはずの息子は、すでに扉の前でもう外に出ようとしています。

こちらを振り返り、笑顔を見せながら駐車場まで走り出す息子を慌てて追いかけて、怖い顔で「危ない!1人で行かない!」と叱りました。

内心「時間に余裕がないこんな時位、ママの言う事を聞いてよ!」と幼稚園のお迎え時からの流れで疲れてしまいました。

私は帰りの車内で嫌味と文句が止まらなくなってしまい「早く大人になって1人で自由に暮らせるといいね、もうママに何も言われないでいいからその方がいいでしょ、ママも怒りたくないし」と言い、息子は「そんなことない、ママと一緒にいる」と泣いてしまいました。

それでも私は「今は子どもなんだから、ママのお話聞いてくれないと困るよ。子どもを育てるのは産んだママの仕事だから、大人になった時困らないようにR君に危ないことやルールを教えてるんだよ。ママは頑張ってやってるのに、全然言うこと聞いてくれなくて育てるの大変過ぎる」と、真顔で言ってしまいました。

そうしたら息子は「んじゃ子ども産まなきゃ良かったじゃん」と。

家に帰って「仕方なく子育てしてる」という感じに話してしまった自分と、息子に「産まなきゃ良かったじゃん」と言わせてしまったことに落ち込み、子どもの前でポロポロ泣いてしまいました。

子どもとここまでの話になったのは初めての事でした。

今パピーさんに相談させて頂いて文章化してみると「あなたが心配だから道路は走らないよ」とか言いようがあったなと反省しています。

禁断のワードが出てしまったことに焦る気持ちもありました。

これで子どもの気持ちの中に『生まれてこなきゃ良かったんだ』と思わせてしまっていたらどうしよう。

子どもは「ごめんね、僕悪い子で」としゅんとした様子で言い、その後ティッシュを持ってきて涙を拭いてくれて、ベランダに出てジャンプして洗濯物を取り込もうとしてくれました。

その後「今作るからね」と、レンジで温めココアを作ってくれました。

私が「ありがとう、助かるよ、ごめんね」と言うと、息子は「大丈夫だよ、ほらもうニコニコだよ」と手を広げて笑って見せます。

この子は子どもらしくふざけてるだけだし、ママを元気付けようとこんなに一生懸命してくれて優しいところもあるんだ、と冷静になり嬉しい反面、、、

「悪い子供だとこの子に思わせるような、改善に向かわない注意の仕方をしてしまっているんだ、、、どうしたら伝わるの?」と思い、今回思い切ってパピーさんに相談させて頂きました。

長くてまとまりのない文章ですが、すみません、状況が伝わると嬉しいです。

お調子者でマイペースな息子に対して、つい厳しめの口調で言ってしまうことも多いここ最近です。

本当はそんな事言ってはいけないし根本的な解決にならないし、余計反発されて状況が悪くなるのに。

分かっていても、何度も優しく言ってもダメ、待ってもダメな時、機転も利かず、そこから褒める気持ちが湧いてこないです。

そして、嫌味を言って怒っている自分にも自己嫌悪です。

今までせっかくダメなワードは言わないようにして、幼い頃から褒めて何でもとりあえずさせてあげて見守り、のびのびとした育児を目指してきたのに、ここにきて子どもとの関係が悪くなってしまうようで怖いです。

パピーさんの『幸せなお母さんになる為の子育て』を受講し始めてからは、たくさんの心構えや対処法を知り、実践出来た事で喜びが倍になった出来事もあり、一緒に乗り越え、一生物の思い出が出来ました。

とても良い流れだと思っていたんです。

これから「褒める・包む」の割合を増やす為に、もっと上手に「叱る・教える」を出来るようになりたいです。こんな場合はどう教えて言い聞かせたらいいか、教えて頂きたいです。

担任の先生にさらっとお話した時は、「自分の好きなことへの集中力はすごいし、お話も達者で発達障害とかではないと思います。徐々に切り替えも出来るようになっていますし、男の子にはよくあるので大丈夫ですよ。」と言われました。

パピーさんの力を貸して欲しいです。
よろしくお願いします。

ココまで・・・

えーさん、かなり落ち込んでいますよね。

確かに「産まなければよかったじゃん」なんて、子供から言われたら、そりゃあショックです。そしてそれを言わせてしまったのがご自分の言動だとすると、自責の念も強いと思います。

先生の言葉に「発達障害とかではないと思います」とあったので、えーさんも「発達障害なのでしょうか?」とお聞きになったのだと思います。

でも私がこのえーさんからのメールを拝読した時は、悪い風には感じておらず、ただ、ちょっと接し方の工夫はいるかな?という気持ちでした。

そこでえーさんにはこんな風にお返事しました。

ココから・・・

えーさん、こんにちは。メール拝読しました。

子供の「ふざける」ですが、これはあっていいというか、それが子供の特権で、そんな姿が「天真爛漫」といい意味で使われます。

が、親からすると「いつまでも付き合っていられないよ」とか「もういい加減にして!」と思う事もあり、そうなると「どう対処したらいいんだろう?」とふざける事が悪いように考えてしまうのですが、基本的に私は「メリハリが付けばいい」と思っています。

例えば、病院の時に「小声でしりとりをした」と書かれていましたね。これってとても良いやり方で、「小声で」がすごく特別感があって、子供からするとその「しりとり」が何倍も楽しくなるのです。

でも幼稚園の後でなかなか帰ろうとしない、というのは困りますよね。

“保護者のお迎え後は遊ばずにすぐに帰宅するルールで、その事は幼稚園からも子どもたちに伝えてあるのですが、息子は楽しそうに満面の笑みで30分間も園内を走って逃げたり、

「捕まえてごらんベロベロベーっだ!戦いだー!」と捕獲しようとするママや先生にパンチキック(手加減あり)をしていて収拾が尽きません”

ともありましたね。この「捕まえようとする親や先生から逃げる」のがまさに鬼ごっこの様で面白いのですね。

いつも30分もかかってしまうのでしたら「じゃあ、今日は5分付き合うよ」と言って、先生のように「さ~、捕まえるぞ~」と言ってちょっと遊んでみたらどうでしょう?(ここでもし先生に注意されたら「すみません」と謝ればいいです)

ですがその時に、タイマーを入れておいてほしいのです。

できるだけ大きな音で鳴るようにセットしておいて、5分遊んだらタイマーを鳴らす。そしてお母さんは、できるだけ大きな音で【パン】と手を鳴らして「はい。5分経ちました。もう遊びは終わり。帰ります」と言ってください。

と言っても、子供はすぐにはおとなしくならないでしょうが、だからと言って又追いかけ始めたら鬼ごっこが始まります。「もう終わりです」と言ったら、急に真面目になって何も言わずに、子供が落ち着くのを待ってください。(挑発にも乗らないでください)

先生が捕まえようとしていたら、先生にも「ちょっと相手にしないで置いてくださいますか」とお願いして、一人でどうするか見ておいてください。

みんながシラーッとして、子供を見ていると、子供は「あ、なんか変な雰囲気」と感じて、片付けを始めると思います。

ここで注意ですが、片付けを始めたり、素直に帰ろうとした時に褒めないでくださいね。まだきちんと帰れていないのですから。(その間、顔をほころばせることなく真面目な顔でいてください)

お母さんのいつもと違う雰囲気を感じて「あれ、僕は悪いことしたのかな?お母さん、怒ってるのかな?」といろいろ考えますが、考えさせてください。

そして、家に着いたら「今日は早く帰ってこれたね。〇君が協力してくれたからだよ~!」と褒めてください。そこでやっと子供は安心します。「ほっとして、あ~、よかった」と安堵します。

でもこれを今後も続けてください。

もしサッと帰れるのが日常になったら「真面目な顔を続ける」は少しづつ緩めても良いですが、「ダメな時はダメ」をしっかり分けることで、子供はそれを察知するようになります。

これを「メリハリ」と言います。

「メリハリ」が理解できていない子は、それを分からせる練習が必要なんですね。

だから「パン」と音を出して、『今まで』と『これから』は違いますよ!という事を印象付けるわけです。

是非、試してみてください。上手く行かなかったらご連絡下さい。お話を聞いて、問題が無いかどうか確認したいと思います。

ココまで・・・

このようにお返事をして、えーさんは早速試してくださいました。

さあ、どうなったでしょう?(^^)ご報告を頂きました。

ココから・・・

前回パピーさんに「メリハリ」について具体策を教えて頂き、翌日から実行した結果を、是非聞いてください♪

翌日お迎え時に、いつものようにふざけて帰らない息子。

「困っちゃいましたね」と気遣って下さる先生へ、私はニヤリ「今日は秘策があります。ジャン!試しに5分やらせてください」と、スマホのタイマーを取り出しました。

息子へ「よし、5分付き合うよ。5分経ったら帰るよ。タイマーセット」と、大音量セットし一緒に遊びました。

そして5分後タイマーが鳴り、私はパンッと手を叩き「はい5分経ったよ。遊びは終わり、帰るよ。」と言いました。

ここで上手くいかなくても毅然とした態度でいようと心に決めていたので、「えー、もうちょっとー」と言われましたが、もう遊ぶことなく、何も言わず、真面目な顔でいれました。

この様子を先生も見守って下さっています。

すると、そのシラーっとした雰囲気に息子も気が付いて「あれ、もう本当に終わりなのかな?」という感じでテンションが落ち着いて来て、帰り支度をし始めました。

前回30~40分もかかっていたのが、なんと10分に短縮されました。

内心「うそー!10分で帰れる!やった!」とガッツポーズでしたが、ここで「あっ」と思い出し、顔をほころばせることなく、真面目な顔をキープしました。

子供へ考える時間を与える為…
まだちゃんと帰れてないし…

と自分に言い聞かせて、帰宅してから褒めました。「R君が協力してくれたおかげで、いつもよりうんと早く帰ってこれたよ~、助かるよ」すると、息子もとても嬉しそうに笑っていました。

更に驚いたのは次の日です。

また同じように「タイマーセットするよ、5分だよ」とすると、「よし!今日は5分で帰るぞー!」と、なんと、タイマーと競争し出したんです。

楽しそうに、ブロックの片付け、帰り支度を始めて「まだ5分経ってない?」と気にしながらスピーディーにやって、結果3分程で先生にさようならのご挨拶まですることが出来たんです。

息子は「よし!3分だ!勝ったー!」なんて喜んでいて、先生からも「早い!すごいね」と褒めてもらい、先生と私は喜びのアイコンタクトを交わしたのでした。

帰りの車内では、息子が「ふーちゃん(犬)待ってるから早く帰らないとね」なんて、ご機嫌で言っていました。

誰の注意も受けず、楽しそうに帰り支度が出来るなんて、予想外でした。

今やパピーさんの仰っていた「メリハリ」が全てに効いてきていて、幼稚園以外の時でも遊び過ぎて帰れなくて30分掛かるなんて事はありません。

「ここまでね」「これ一つ終わったらね」と切り上げ、10分も掛からずその場から離れ次の行動へと移ることができています。

自分でも「僕、お兄さんだからちゃんとできるんだよ^_^ほらね」と嬉しそうに話してくれます。

この状態が続いていけば、徐々に真面目な顔キープも解除していっていいんですよね♪

パピーさんに良い報告と感謝を伝えたかったです。こんなにすぐ改善へと向かうなんて、助かりまくってます!本当にありがとうございます。

これからも、子どもらしい天真爛漫さは残しながら、メリハリを意識した関わりをしていきます。

聞いて頂きありがとうございます♪

ココまで・・・

ね~!!すばらしい!!

文中に「この状態が続いていけば、徐々に真面目な顔キープも解除していっていいんですよね♪」とありましたが、もちろんもちろん。

「できる」が普通にできるようになってきたらsmileで結構ですし、さらに良い事が起きているのなら、「この頃のR君、切り替えが早くてすごいね~♪」って褒めてあげてください。

(「それが良い事だ!」と自分に刻み込まれ、今以上に様々な場面で発揮してくれるはずです)

それにしても、次の日にはタイマーと競走するかのように、片づけだした・・・なんて私も予想していなかったですが、その後も

“「メリハリ」が全てに効いてきていて、「ここまでね」「これ一つ終わったらね」と切り上げ、10分も掛からずその場から離れ次の行動へと移ることができています。

自分でも、「僕、お兄さんだからちゃんとできるんだよ^_^ほらね」と嬉しそうに話してくれます”

のように、確かに『切り替えができる自分』に自信を持ってくれていますよね。

ピンチはチャンス!というフレーズはもう使い古された言葉かもしれませんが、やっぱり「困った」は「飛躍」のきっかけになるんですね♪

えーさん。素敵なご報告、ありがとうございました。

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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