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第193号 友情?トラブル?アドバイス?

こんばんは、パピーいしがみです。

子供さんの友達については、いろいろ悩む事がありませんか?

すごく仲が良いと思っていたら、いつの間にか険悪な状態になったり、友達だと思っていたのに、嫌がらせをされるようになったり、

3人グループが2人対1人になって、なんか、のけ者にされてしまったり。

寂しそうにしているわが子を見ると、何とかしてあげなきゃ!って心配になったり、不安になったして、

子供さんに根掘り葉掘り聞いたり、事細かくアドバイスしたりって、してあげたくなりませんか?

そしてそのアドバイスが又、裏目に出てしまったり・・・私はどうしたら良いんだろう???っていう事。

今日は、そんな友達とのトラブルについてのお話です。

今回はご相談のやり取りが、かなり細かく長かったので、2回に分けてのご紹介とさせて頂きます。

ココから・・・

パピーさんへ

はじめまして。ゆずはるすけのママと申します。5才の息子と1才8か月の双子の娘がいます。

双子が1才を過ぎるまではほとんど記憶が飛んでいるくらい必死の日々でした。

このところようやく本当にようやく・・・1日の中でほんの数分ですが,コーヒーを飲んだり、新聞を開けたりする時間ができてきました。

そんな中、パピーさんの本に出会いました。はっきりいって目からウロコ・・・でした。

我が家は夫がとても家庭を大切にしてくれている人で、家事はもちろん(特に双子が生まれてからというもの!)子育てにも非常に協力的で、どんなささいなことでも相談し合ってきました。

長男が生まれてから数多くの育児書を読みました。もちろん夫も同じように。

なかでも佐々木正美さんという方の「こどもへのまなざし」という本は我が家の指針となっており、行き詰まったときは繰り返し読み直してきました。

でも読んだときは「ああ、そうなんだよな~」と反省し見つめ直すのですが、日々のあわただしさにすぐ吹き飛んでしまい、また数ヶ月経って読み直し反省し・・・ の繰り返しでした。

それが・・・パピーさんの本は・・・なんだかとっても実用的じゃない?!・・・と、読みながらわくわくしてきました。

とっても具体的で、わかりやすいし、納得できることばかり。今までの育児書とまったく違うタイプのものでした。

一気に読み終わり、すぐホームページをあけさせてもらい、熟読させてもらいました。

そのまま講座を申し込んではあまりに挙突猛進過ぎるので1週間ほど寝かした後・・・「やはり」申し込みました。

講座はまだはじめたばかりですが夫とともに、ゆっくりと吸収しつつ進んで行けたらと楽しんで取り組んでいます。

どうぞよろしくお願いいたします・・・!

いつか私もメールで相談させてもらうときがあるんだろうな~・・と思っていたのですが・・・!

さっそく相談させてもらってよろしいでしょうか?!

我が家の5才の長男は、この4月より2年保育の幼稚園に通っています。長男は妹思いのやさしくゆかいで明るい子です。

でもかなり負けず嫌いなところもあり、少しでも自分のさげすまれることを言われると本気で怒ります。

私がいるとそんなときは大泣きします。

入園前からの近所のお友達2人とたまたま同じクラスになりました。Aくん・Bくんとさせていただきます。

Aくんは2才くらいから公園やサークルなどでよく一緒に遊んでいました。

とっても活発で運動神経もずばぬけてよく頭もよい子で同年代の子からはあこがれの的です。

Bくんは同じマンションに去年引っ越してきて、入園前は毎日のように公園や互いの家で遊んでいました。

その3人が同じクラスになり、はじめは3人とも大喜びしてはしゃいでいたのですが・・・

AくんBくんは2人とも4月生まれで(うちの子は7月生まれ)誕生会があった日から急速に2人は親近感を持つようになり、べったりくっついているように。

送り迎えの時の様子では長男には「4才はあっち行け~」とよく言うようになり、そのたびに長男が大泣きすることもしばしば・・・。

でもどうやら幼稚園では泣いてはいないようでした。

最初がハイテンションで3人くっついてはしゃぎまわっていたので、その疎外感は長男にはとっても大きかったようで、

5月のある日担任の先生から「○○くん(長男の名前)テンションめっちゃさがってる!なにかあったか知ってます?」と言われました。

もちろん気がついていたのでその様子をお話したのですが。

そんなある日,Bくんが幼稚園をお休みしました。

その帰りは長男はにこにこしていました。家に帰ってからもいつになく幼稚園の話をよくしてくれました。

お風呂での話。

「今日はいつもよりにこにこしてるね~幼稚園楽しかった?」

「楽しかった!Aくんがいっぱいあそんでくれた!いっぱい手もつないできてくれた!」

Bくんが休んでるからか~・・・と私は内心複雑でしたが

笑顔で「よかったね~」というやいなや「Bくんのかわりやでって言ってた」とにこにこ顔のまま言う長男。

私は顔色がみるみる変わっていくのが自分でもわかりました。

そして思わず言ってしまったのです。「そんなひどいこと言われていいの?!」・・・ と。

そのわたしの形相を見て長男もにこにこ顔から表情を引き締めました。

そして私はさらに「そんなんひどいやん!じゃあ,Bくんがきたら○○はどうなると思う?!」とかなりの剣幕で聞いてしまいました。

すると長男はちょっと考えてから「・・・(Aくんは)Bくんと遊ぶと思う。」

「じゃあ○○はどうするの?」

「・・・・いいねんいいねん!またそのときになったら、そんなん(言われたこと)忘れるから。」・・・と。

驚きました。

私の方がなだめられてしまったのです。こういうのははじめてのことでした。

次の日から長男はあきらかに、その2人にひくようになってしまいました。

どちらか1人がいるときはいいのですが,2人そろうともう自分から離れていくのです。

その姿を見て私はとても悲しくなりました。

私の発言によってきっと長男は気づいていなかったことに気づいてしまったんだなあ・・と。

とっても後悔しました。

私が何事もないようにはねのけていたら、こんなひいたりすることもなかったのでは・・・と。

でも子どもは強いですね。

少しづつですがクラスの他の子とも遊んだりするようになり、1学期の終わり頃にはかなりふっきれてきていました。

そして夏休み。家族で旅行に行ったり海や山へ行ったり。それはそれは楽しい日々でした。

そんな中、いつもの公園ではよくAくんと出会い遊びました。

公園で一緒に遊んだ後ひょんなことからAくんの家にお泊まりさせてもらうことになりました。

それがよっぽど楽しかったようで、その1週間後はAくんが我が家へ泊まりに。

そんなこんなで長男とAくんはより親近感を持つようになりました。

そして夏休み明け。

やはり長男とAくんはとっても仲良くなり、今度はBくんが少し距離をおくように・・・。

そんな中、長男が「このごろよくAくんとBくんけんかするねん。ほんで、けんかしたらAくん“○○とあそぼ”ってきてくれるねん。」と言います。

そしてますますBくんが離れ気味に・・・。

長男はAくんと仲良くできるのがうれしくて水を得た魚のように元気いっぱい。

少々調子に乗りすぎているところもありましたが、1学期一時期私の言葉によって、ひいてしまったことを深く後悔していることもあり、今は見守っておこうと思っていました。

そんなときBくんのお母さんからこんな話を聞きました。

「1学期の終わり頃にBが幼稚園の話をどば~っと夜寝るときしたことがあって、私は楽しんでるものとばかり思っていたら、けっこう辛い思いとか,がまんとかいろいろしているようで・・・。

それで

『Aくんについていくのはもうやめなさい!』『Aくんのまねばかりするのはやめなさい』って言ったの。

先日も先生から

『うちの子と○○くんは必死でAくんについて行ってる』って聞いてね・・・」

ということです。

やはり必死で長男もついて行ってるんやな~と思いました。

それでもやはり長男がそうしたくてしていることだし、私は口出ししないでおこう・・・と思っていたところ・・・

今日の降園時、担任の先生に呼び止められ・・・

「実は今日○○くん、大泣きしたんです。お弁当の時Aくんの隣に椅子を持ってきて座ろうとしたら,横からBくんがぱっときてその席をとったんです。それで・・・。」

「あまりに泣くのでAくんの前の席の子が、席かわってあげるといってくれたんですが、Bくんのところがいいと聞かなくて。

Bくんもまた席を譲れなくて結局、3人ばらばらに座らせました。」

「それから今日は特に1日○○くんとBくんがAくんをおいかけまわしていて、みんなでするリズム遊びもなかなかできずにまわりも怒り出す始末で・・・。」

「Aくんもあまりに2人が取り合いのように追いかけるからだんだんイヤな顔にもなってきて・・・。」

「女の子の3人などでもめることはよくあっても男の子でっていうのは私もはじめてのことです。」

と言われました。

Bくんがお母さんの意図するところもあって、このごろ離れ気味で、さらに隣のクラスの男の子ととっても仲良くなっていたんですが、

その男の子が今日はお休みだったということもあって、BくんがAくんを追いかけだし、○○はAくんをとられまいといと必死だったんだろうと思います。

そんな幼稚園の様子を聞いて・・・正直、親としてどうしたらいいの?????と、とっても悩んでおります。

パピーさんはよく「子どもの身になって考えてあげて」とおっしゃっています。

それについても考えてみるのですが、わからなくなってきてしまって。

長男はどうしたいんだろう???しんどいけどやっぱりAくんについていきたいの?それともまわりに目を向けるようアドバイスしてあげた方がいいの?

でも以前のように長男がひいてしまうようなことには決してしたくない・・・。

いろいろな思いが交錯する中、メールで相談させてもらおう・・・!と思いきって書かせて頂きました。

長々と読みにくい文章になって申し訳ありません。

もしなにか一言でもアドバイスいただければ、たいへんありがたいです。。。

ゆずはるすけのママより

ココまで・・・

そして私はこんなお返事をしたのです。

ココから・・・

こんにちは。パピーいしがみです。

メール、拝見しました。

そうですか・・・?

本をお読みくださっているんですね。ありがとうございます。

とすると、このお返事はご理解いただきやすいと思います。

「私達は、さまざまな失敗をし、悩み、苦労をして、でも、諦めず努力をして、失敗や苦労から乗り越えたとき、喜びと満足と自信を持ちます。」とありましたよね(^^)

そう。私達が、喜びや感動、達成感ややる気、耐える力、継続、努力・・・などなどを身につける為には、『失敗や苦労は絶対に無くてはならない』のですね。

でも、子供だから・・・とか、まだ小さいから・・・・と親が何でもやってあげたり、

「あなたは○○が苦手だから△△を頑張りなさい」など放棄すること、諦めることを教えると『乗り越える力や喜びを得るチャンスを失ってしまう』事になるんですね。

ですから、私は「失敗は大切ですよ」「失敗できるチャンスをあげて下さいね」と言うのです。

今回のお話、きっとお母さんとしては初めての経験で「どうしたら良いんだろう?」ってとってもお悩みで、頭を抱えておられることでしょう。

又、ご自分の言葉で「子供の心を傷つけてしまったかも・・・?」と後悔もされているようですね。

でも、考えてみてください。

いつまでもA君、B君と仲良くて、他の子と遊ぶことが無く育ってしまったとしたら、

小学校へ行ったり、A君やB君が引越しなどで一人になったらどうなのでしょう?

その時の方が心配?ですよね。

だからお母さんの言葉を、お母さん自身は「まずかった」とお思いだったのかもしれませんが、本人にとっては『良いこと』だったのですよ。

こういう文面もありましたね。

“でも子どもは強いですね。少しづつですがクラスの他の子とも遊んだりするようになり、1学期の終わり頃にはかなりふっきれてきていました。

そう。こういう展開は『辛い思い』が無ければ得ることが無かったチャンスなんです。

言い方を返れば、お母さんの言葉があったからこそ、子供はそのチャンスを得ることが出来たのです。

私達と同じように子供にも感情があります。又、その友達にも感情があります。

急速に接近することもあるでしょうし、ほんの些細な事で絶縁状態になる事もあります。

子供達は、毎日、学んでいるのですね。

「B君の代わりに遊んでもらっている」そう感じたとしても良いんです。

時が早いか遅いかで、どちらにしてもそれに気付き、そして、ショックを受けたはずです。

そして、そのショックも1つの経験として残ります。

それが、

“「遊んでもらう」という受身ではなく「遊んで欲しい」と言われるような僕になろう!”と感じるか、

“僕はB君の代わりなんだ。A君にとってはB君の代わりなんだ・・・「僕ってなさけない・・・」”って思うか、

その違いをつくるのが、その後のお母さんの声掛けであったり、態度だったりすると思うのですね。

幼稚園での一件も、幼稚園という場所での出来事であって『先生がそのように対処した』というだけで、

それに対して「どうしたらいいんだろう?」って思い悩む必要もないと思います。

それも貴重な経験です。

ご質問に、子供がどうしたいのか?親はどうすればいいのか?分からなくなってしまった、とありましたが、

親は子供がしたいようにお膳立てをするのではなく、したいように出来なかった事で、『何でも思い通りにならない』事を知り、

例え、挫折や失敗に落ち込んでしまっても、努力と勇気で、『それを乗り越える事ができるんだ!』という事を教えてあげたいですよね。

そう。挫折や失敗は「僕は辛いことも乗り越える事ができるんだ」と『 知る“チャンス”』 なんです。

「よし、ぼく頑張ろう!新しいチャレンジをしよう!」

と元気になってそのハードルを乗り越えようという気持ちを自らが持てるようにしてあげることが必要なのです。

それが、「認める」事であり「褒める」事なのですね。

アドバイスをするのではなく、子供の話を聞く。共感する。

そして「でも、あなたは立派だね・・・」とか「頑張っているあなたの姿がお母さんは好きだよ」

と常に「お母さんは僕の傍にいて、応援してくれる」そう思わせて上げて欲しいのですね。

子供には、問題を乗り越える力があります。考える力もあります。それを引き出すのが「認める」「褒める」なのですね。

子供さんの良いところ、お母さんが好きなところ、それらを子供さんに話してあげてください。

子供は満たされて、明るくなり、元気になり、新しい友達作りなどのチャレンジもできるようになりますよ。
 

「認める」「褒める」についてもっと学びたいと思われる方は

コチラをご覧ください。

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