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第512号 考え方は違っていい

こんばんは。パピーいしがみです。

今日の題名は「考え方は違っていい」としました。

突然ですが、あなたはこんなお悩みを持ったことはないでしょうか?

・夫婦で子供への接し方が違ったら子供が混乱するのでは?

・夫婦で同じ考え方にしたいのに、ご主人が理解してくれない。

のように・・・。

もちろん、親の考え方、子供に対する接し方は、

統一していた方が最高ですが、それが絶対ではないんです。

ですから私は「違ってもいいんですよ♪」とお話しています。

今日はそんなお話をさせて頂こうと思います。

まずは、SUMIEさんの相談内容からご紹介します。

ココから・・・

( 前 略 )

子育てについて、私も沢山の本を読んで、

最後にパピーさんにたどり着きました。

パピーさんの子育てが私にとって最もぴったり来るもので、

「あ、私もこんな子育てがしたい!」と、とても共感したのです。

勉強する中でとてもためになる事が沢山あって、

主人にテキストの内容を転送したり、メルマガを送ったり、

我が家の子供達に当てはめて主人と一緒に「こうしたい、ああしよう♪」

と、上手にやってきたつもりでした。

そして、子供達もとても明るくなってきたのです。

ところがいつの頃からか、主人の反応が変わってきたのです。

転送したメルマガも読んでいないようですし、

私が話しかけているのに、生返事をしたり、

なんかその態度にイライラしてきて、

「あなたは育児に関心がないの?!」

「父親の自覚が無いんじゃないの?!」などと言ってしまい、

(ちょっと言いすぎだとは思います)けんかになってしまいました。

それ以来、パピーさんの話をすると機嫌が悪いのです。

やきもちを焼いているのでしょうか?

すぐにムキになって「俺には俺のやり方があるんだ!」と言い、

私がしたい子育てとは正反対の事をするようになりました。

子供にできない事があると、

「どうせお前は、やっても無駄なんだから」

のような言い方をしたり、

泣き虫の長男がちょっとメソメソしただけで、

「男の癖に泣くな!」って頭ごなしに怒鳴ったり・・・、

否定・否定のオンパレードです。

私が「なんでそんな言い方するの?」

「自分だってそう言われたら嫌な気持ちするでしょう!」

と言うと「うるせえ!」「俺に指図するな!」と、

もう、私の言葉など聞く耳を持たない状態です。

パピーさん、このままでは、子供が混乱して、

不安になってしまうだろうと心配です。

どうしたら、

主人が協力してくれるようになってくれるでしょうか?

今は、夫婦関係も最悪で、これも子供に悪影響だと心配です。

お返事、よろしくお願いします。

ココまで・・・

実は、こういう事ってよくあるんです。

私達も自分の考えを否定されると気分が悪いですよね。

それがどんなに正しい事であっても、

「従わされている」と感じ始めると、

「強制・命令」になってしまうのですね。

特にご主人の場合、気心が知れている間柄、と言う事もあり、

どうしてもストレートに言ってしまいがちで、

最初はそれを受け入れていたご主人も、だんだん・・・

という事はよくある事なんです。

このご相談に対して、私はこんな風にお返事しました。

ココから・・・

SUMIEさん、こんにちは。パピーいしがみです。

メール、拝見しました。

まず、結論から申しますと、

ご主人の子育ての考え方、奥様の子育ての考え方、

もちろん同じ考えで、同じ方向を向いているのは最高ですが、

同じにしなければならない、という事でもないんです。

というのは、人はいろんな考え方を持っているからです。

ちょっと広い範囲で考えてみますと、

学校や幼稚園の先生の考えや言動と、

親の考えや言動が違っても良いですよね。

例えば学校や幼稚園では

「みんな仲良く、やられてもやりかえさない。我慢しましょう」

って言いますよね。

決して「自分の主張を通しなさい、必要なら喧嘩しなさい」

とは言いません。

ですが「我慢」することが【からかい】をエスカレートさせます。

子供がそんな【イジメ】や【からかい】など、

自分を守る為には「嫌なものは嫌!」とはっきり言える事は必要です。

自分の意思をしっかり持てば、

それぞれの意思がぶつかって喧嘩になる事もあるでしょう。

それは「みんな仲良く、やられても我慢する」とは間逆になります。

このように、親が自分の考えを持っていれば、

いたるところで他の人と「違う」部分も出てくるんですね。

でも、考え方ってその人その人のものなので、

それがしっかりとした理由に基づいていて、

(ルールを乱したり、犯罪に繋がるような事でなければ)

私は、いろんな考え方があって良いと思うのです。

同じようにお父さんもお母さんも、違う考え方を持っているでしょう。

ですから「お父さんは、こういう考え方を持っているこういう人」

「お母さんは、こういう考え方を持っているこういう人」

と、子供が分かれば、それで良いんですね。

もちろん、親の考え方が、

「こう言ったり、ああ言ったり・・・いつもころころ変わる」

では、子供は混乱します(^^)

ですが、そうでなければ、

それぞれの考え方って違っていいんですね。

例えば、お父さんの考え方、お母さんの考え方が違うと、

こんな風な事が起きてきます。

「お父さんにこんな風に言われて凹んじゃった・・・。

でもお母さんに、こう言われて

「よ~し、頑張るぞ!」と又、やる気になった。」

これで良いんですね(^^)。

ですから、今回の事は、ちょっとSUMIEさん、

頑張りすぎちゃったかもしれないですよ♪

例えば、もし私が、ご主人と同じ立場で、

私の妻が「ウチの子育てはこうするんだ!」と決め、

私に対して「こうして」「ああして」と言われたとしら、

やっぱり私は面白くないですし、私自身も

「俺の考えは無視か?」と感じると思うからです。

そうなるといちいち感情的になって反発したくなると思います。

多分、ご主人の

> 「どうせお前は、やっても無駄なんだから」

> 「男の癖に泣くな!」って怒鳴ったり・・・、

> 否定・否定のオンパレードです。

も、ご主人の本当の「考え方」ではないと思うのですね。

憤りをこんな形に表してしまった、という事だと思います。

もしかしたら、自分も子育てに参加したいのに、

「自分の考え方を聞いてもらえない」

とお感じになったかも知れませんし、

ご自分を否定されたように感じてしまったのかも知れません。

冒頭にもお話しましたが、ご夫婦が、

同じ考えで同じ方向を向いている事はとてもよいのですが、

それが「絶対に必要」なことではないので、

それを求めるが為にお父さんとお母さんが、

言い争いをしてしまったら、

その方が子供にとっては返ってマイナスなんですね。

たとえて言うと、難しい試験で最高点を取るが為に、

睡眠時間を削り、極限まで頑張って・・・。

でも、体を壊してしまってその試験を受けられなかった・・・

のようなものです。

ちょっと例えが極端(^^)かもしれませんが、

『最高・最善』を目指さなくとも『良』に傾いているだけで、

子供達にはとても良い環境なんですね。

ですから、

> 主人が協力してくれるようになってくれるでしょうか?

とありましたが、今は、協力して頂く事を優先するのではなく、

ご主人との関係を修復する事を第一に考えて欲しいのです。

是非、ご主人の考え方も【肯定】してほしいんですね。

具体的に言いますと、

まず、ご主人への細かいお願いやメールの転送などは止めましょう。

これは、私達が子供に対して「指示・命令をやめましょう」

というのと同じで、それがたとえ「お願い」であっても、

ご主人としては「指示・命令」に感じちゃうんですね♪

「勉強したい!」という意欲を持って学んでいる

SUMIEさんと、受動的に学んでいるご主人とでは、

時間の経過と共に、その考え方についても差が生まれます。

そうすると、ご主人としては、どうしても

「上から言われている」ように感じてしまいがちなんです。

そうなると、ご主人からすると、

自分の考えが【否定】されているように感じるんですね。

ですから、ご主人のやり方はご主人のやり方として、

【肯定】をするようにしてください。

【肯定】と言っても「そのやり方が良い」とするのではなく、

「そういうやり方でどうなるのか見てみよう」

という気持ちで受け止める(肯定)をして欲しいんです。

お父さんとお母さんの考え方が違っても、

子供が迷うわけではありません。

子供は「どちらかを選択する」ように、

自分の判断で“選ぶ”をするだけです。

ですからSUMIEさんは、ご自分の正しいと思う事を続けて頂いて、

まずは、ご自分の姿勢を確立して欲しいのです。

SUMIEさんが今の姿勢を貫けば、

子供達はちゃんとSUMIEさんを選ぶでしょう。

ご主人が、SUMIEさんと子供達の関係が

どんどん良くなっていくのを見ると、

「俺も子供達と良い関係になりたいな」

と感じてくださると思いますよ。

きっとその時には、ご自分から

「学びたい」と考えてくださると思います。

その時が最高のチャンス♪なんですね。

ココまで・・・

このお返事をしてすぐに、

SUMIEさんからはこんなお返事を頂きました。

ココから・・・

パピーさん、お返事、ありがとうございました。

お返事の内容、まさにその通りでした。

(どこかで御覧になっていたかのようで驚きました)

そして「夫婦で考え方が違っても良い」というのは、

【目からうろこ】でした。

仰るように、私は主人のやり方を否定して、

自分のやり方を押しつけようとしていました。

パピーさんから

>> 「どうせお前は、やっても無駄なんだから」

>> 「男の癖に泣くな!」って怒鳴ったり・・・、

>> 否定・否定のオンパレードです。

> も、ご主人の本当の「考え方」ではないと思うのですね。

と頂いたように、これは私への反発だと思います。

もともと主人は、育児に協力的な人でしたが、

それを良い事に私は、もっともっと!と接していたようです。

主人が仕事を終えて帰ってきても、感謝もねぎらう事もせず、

「育児は二人でするもの、私と同じようにするのが当たり前」

という意識でいたと思います。

そうですよね・・・。

押し付けられたら嫌になりますよね。反発したくなりますよね。

テキストで学んでいたはずなのに・・・、

子供では意識している事も、主人には意識できていませんでした。

「この悪循環、私が起していたんだ」と思ったら、

“主人が協力してくれない”と、

パピーさんにメールした自分が恥ずかしくなりました・・・。

でも、教えて頂いて本当に感謝しています。

自分本位になってしまう傾向のある私、

これから気を付けて主人にも接していきます。

そういえば、この頃、

主人に「おはよう」も「おかえり」も言わずにいました。

今日は、笑顔で迎える事ができそうです♪

又、結果をご報告させていただきます。

ココまで・・・

それから約半年後、こんなお返事が届きました。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。

以前、私の押し付けで、主人との関係が最悪になってしまった、

とご相談させて頂いたSUMIEです。

最近、皆さんが改善されたご報告をされているのをメルマガで読み、

私も、報告したくなりました。聞いてください。

パピーさんにお返事を頂いたように

「主人を肯定する!」これを意識してやってきました。

私がそうやって意識し始めたら、主人の機嫌も次第に収まり

(これで、やっぱり悪循環は私が起していたことが分かりました)

子育てについても、いろいろ話をするようになりました。

そうすると、主人はちゃんと考えてくれていたようで、

主人は「強い子」「負けない子」「乗り越える子」になってほしい、

という考えが強いようでした。

これって、ある意味パピーさんと同じで、

わたしはそれを知ってすごくうれしくなったのですが、

「それってパピーさんと同じ!」なんて言おうものなら、

きっと又押し付けになってしまうだろう!と思って、

「その考え、すごく良いと思う」

「私も子供達に強くなってほしい、って思ってる」

と伝えたところ、主人の顔がパァ~ッと明るくなって、

「そうだろ♪」って言ってくれたのです。

その時「あ、パピーさんが言っていた【肯定】ってこういう事か?」

って分かったような気がしました。

それからは、主人との間にあった亀裂も徐々に修復されて、

私は主人のやり方にあえて文句も苦言も言わず、

お互いの考え方で子供に接するようにしていました。

そんな時、主人が時々私の本を読んでいるのを発見しました。

その本・・・というのが、パピーさんの

「くじけない子に育てる本」と

「イライラ・ガミガミがなくなる本」でした。

(どうやらテキストも時々読んでいるようです)

私が押し付けている時には、読もうとすらしなかったのですが、

主人の考え方を認め、肯定したら、自分から・・・。

パピーさんが仰るようになりました。

これには本当に驚きでした。

そこで、私はこんな風に言いました。

「その本に書いてある事、パパがいつもやってくれている事だよね」

「この頃、子供達もすごく元気になってきたもの・・・」

主人はまんざらでもない、っていう顔をしていました。

でも、実際このごろの主人は、とっても上手です。

教える時も頭ごなしに命令するのではなく、

必ず良いところを見つけてくれます。

それは、私では気がつかないことだったりします。

主人はちゃんと、できる範囲でやってくれていたのでした。

私の考えをを押しつけるのではなく【肯定】を増やす。

おかげで善循環が始まっているように感じます。

先日、幼稚園での発表会がありました。

内容は音楽だったり、劇だったり・・・。

ちょうど土曜日だったので、主人と見てきました。

以前は、落ち着かずやったりやらなかったりの長男でしたが、

今年の発表会は、とてもしっかりしていて、成長を感じました。

出番を待ってみんなで椅子に座っている時に、

他の子供達はぐらぐら、ざわざわしているのに、

長男だけはしっかり前を見て、集中していたのも驚きでした。

(以前は、こんなに集中力の有る子ではなかったんです)

帰りに園長先生にあいさつしたら、

「○○君、この頃、とってもしっかりしてきましたね。

クラスでもリーダー的な存在なんですよ。

いつでも担任の先生をしっかり見て、話を聞けています。

片付けも早いし、遅い子の手伝いもしてくれて、

とっても助かっているんです」

って教えてくださいました。

そしたら、主人がこう言ったんです。

「ありがとうございます。

ウチでは妻が、いろいろ勉強して頑張ってくれていますんで・・・。

それと、やっぱり幼稚園の先生方のおかげです」って。

思いもよらない言葉に、驚き、そして目頭が熱くなりました。

私は、パピーさんに巡り合えてよかった。

これからも勉強、続けますね(^^)

( 後 略 )

ココまで・・・

SUMIEさん、ご報告、ありがとうございます。

メルマガ紹介へのご許可も、ありがとうございました。

ご主人さまが、時々、私の本を読んでくださっていた、

というのは、私も予想しない展開でした(^^)。

でも・・・

> 「ありがとうございます。

>  ウチでは妻が、いろいろ勉強して頑張ってくれていますんで」

これは、感動!!ですよね~。

ご主人さまはちゃんと見ていて下さったんですね。

そして素晴らしいタイミングで「認める」「褒める」をされて。

これは、かなり熟読されていますよ~(^^)

「思わず目頭が熱くなった・・・」その気持ち。

すご~く、分かります♪良かったですね~♪

今、善循環が始まっている、とありました。

是非、この調子で続けてくださいね。

そして、楽しい出来事、うれしい発見があったら、

是非、又、教えてください。

楽しみに待ってま~す♪

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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